■ ゴールラッシュで9対0の大勝年が明けるとU-23アジア選手権が開幕する。日本は自国開催なのですでに東京五輪の出場権を得ているがU-23アジア選手権はチーム強化のための絶好の機会になる。1月9日(木)のサウジアラビア戦がU-23アジア選手権の初戦になるのであと10日ほどに迫ったがトランスコスモススタジアム長崎でU-22ジャマイカ代表と親善試合を行った。翌日の12月29日(日)にU-23アジア選手権の最終登録メンバーが発表される予定になっているので最後のアピールの機会になる。当落線上にいる選手にとってはチャンスになる。
試合は序盤から日本が圧倒する展開になった。前半5分にボランチのMF中山雄の鮮やかな直接FKが決まって先制に成功すると前半16分にはMF松本泰のクロスからMF旗手が決めて2点目を奪った。直後の前半17分にはMF長沼のクロスからFW前田大が決めて3点目を奪った。さらに前半19分にはMF東俊希のパスを受けたMF旗手が決めて4点目。前半28分にはMF安部裕が自ら得たPKを決めて5点目を奪った。すでに東京五輪の出場権獲得を逃しているジャマイカは攻撃の形を作れなかった。前半は5対0で折り返した。
迎えた後半6分には右サイドでFKを獲得するとMF東俊希が蹴ったボールがそのまま決まって6点目となった。その後は相手キーパーの頑張りもあってなかなか7点目を奪えなかったが後半37分にDF瀬古のクロスからFW一美が決めて7点目を奪うと後半43分にはMF岩崎のクロスからMF三笘が決めて8点目。後半50分にはMF岩崎が自ら得たPKを確実に決めて9点目を奪った。9対0で大勝した日本はU-23アジア選手権に向けて弾みの付く勝利となった。ジャマイカは試合を通してほとんどシュートチャンスを作れなかった。
ジャマイカの監督は21年前のフランスW杯のジャマイカ代表でGLの3戦目の日本戦で2ゴールを挙げたウィットモア監督だった。どちらも2連敗ですでにGL敗退が確定している状況で日本とジャマイカが対戦して1対2で敗れた試合は今でもサッカーファンの頭の中には苦い記憶として残っているが借りを返す形になった。この時期のナイトマッチなので日本の選手も大変だったと思うがジャマイカの選手はそれ以上に大変だっただろう。過酷なコンディションの中での試合になったがジャマイカにとっては厳しい試合になった。
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◆ まとめ #2415 【U-22日本代表】 U-22ジャマイカ戦の雑感 (2019/12/29)
・ゴールラッシュで9対0の大勝
・内容的にも優れた試合だった。
・アピールに成功した選手たち
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