31人目 : FW ベサルト・ベリーシャ (メルボルン→サンフレッチェ広島) ・・・ A-→ アルバニア代表とコソボ代表でプレーした経験のあるストライカー。32才なのでベテランと言えるがオーストラリアの1部リーグで通算171試合で106ゴール。レジェンド級の成績を残している。ボックス内で存在感を発揮できる選手で、裏への飛び出しも得意。ストライカーの系統としてはFW工藤壮やFW渡に近い。フォワードの枚数が多くなったので出場機会に恵まれない選手の放出がありそうな流れである。
32人目 : GK 志村滉 (ジュビロ磐田→水戸ホーリーホック) ・・・ C-→ 将来を期待されている若手キーパーの1人。水戸への育成型期限付き移籍が決まったのは6月11日(月)だった。この時期はGK松井が怪我で離脱中。GK本間にミスが続いて、高卒ルーキーのGK長谷川凌を先発で起用していた時期になる。なので、「GK志村がポジションを確保するのでは?」と思ったが、その後、GK松井が戦列に復帰。チームとして結果が出るようになったのでGK志村は厳しい立ち位置になる。
33人目 : DF ヨルディ・バイス (シドニーFC→V・ファーレン長崎) ・・・ A+→ オランダの年代別代表を経験している186センチの長身CB。SBやボランチでもプレー可能。右足のキックの精度が高くて直接FKを決めるシーンもあった。右利きでミドルパスの精度が高い。細かいテクニックはないので相手に囲まれる厳しくなると思うが、強引に縦に持ち運ぶ推進力を持っている。基本はCBになるだろう。カバーリング能力は相当に高い。J1残留に向けて非常に大きな補強になりそうだ。
34人目 : DF 北谷史孝 (V・ファーレン長崎→FC岐阜) ・・・ C+→ 長崎で出番を失ってFC岐阜に育成型期限付き移籍で加入した。2016年にはJ2昇格初年度の山口でレギュラーのCBとして活躍した。180センチと現代のCBとしては小柄。空中戦は弱点といえるがそれ以外は何でもそつなくこなす。フィード力も高いのでショートパス主体のFC岐阜のサッカーに合いそうな選手である。育成型期限付き移籍なのですでにベンチ入りを果たしているがまだプレー機会は得られていない。
35人目 : FW レアンドロ (ヴィッセル神戸→東京ヴェルディ) ・・・ A-→ スペイン代表のMFイニエスタの加入が決まったことで神戸には外国人枠の問題が生じた。怪我明けのFWレアンドロの去就は今夏の注目点の1つだったが東京Vを選択した。ここ1年半ほどはほとんどプレーできていない点は気になるがシュートが抜群に上手で点の取り方を良く知っている選手なので「J1昇格への切り札」になる可能性はある。33才になったので年齢的な不安もあるがゴール量産を期待したい。
36人目 : FW ブルーノ・ロペス (ケランタン→モンテディオ山形) ・・・ C+→ 2011年~2013年の途中まで新潟でプレーしたが初年度の2011年はJ1で13ゴールを記録した。181センチ/83キロとがっちりした体格でサイズを生かした強引な突破から自らシュートチャンスをつかんでネットを揺らすのが得意のパターンだった。Jリーグでの実績は十分と言えるが新潟を退団した後はインドネシアやマレーシアなどでプレー。レベル的に高くないリーグでプレーした時期が長いのは不安要素。
37人目 : MF 梶山陽平 (FC東京→アルビレックス新潟) ・・・ C-→ 反町JAPANのときに10番を背負ったゲームメーカー。クラシックなタイプのボランチでいいところでボールを受けてテンポよく味方につないで攻撃のリズムを作ることが出来る。独特の姿勢から繰り出されるスルーパスが最大の魅力と言えるがここ最近はほとんど活躍できていない。年齢的な衰えを感じるプレーに終始するケースが多い。心機一転で新潟にやってくるが現状では活躍する姿はイメージしにくい。
38人目 : DF 茂木力也 (モンテディオ山形→浦和レッズ) ・・・ D+→ 浦和ユース出身で木山監督の秘蔵っ子。愛媛FC時代から木山監督の指導を受けてきた。木山監督と一緒に愛媛FCから山形に移籍したので「木山チルドレン」と言われる。今シーズンは出場機会に恵まれず。ずっと期限付き移籍だったので2015年以来の浦和復帰となる。ユーティリティー性が最大の武器となる。J2でたくさんの試合を経験してきたが浦和で出場機会が得られる可能性はあまり高くない。
39人目 : DF 呉少聰 (清水エスパルス→京都サンガ) ・・・ D-→ U-16・U-17・U-18・U-19中国代表の経験を持っており、直近のU-19中国代表に選出されている。2000年3月20日生まれなので18才。192センチの高さを持った大型の左利きのCBでフィード力も高く評価されている。青田買い的な補強で今年の3月に清水が獲得したが戦力になるのは数年先だろう。京都は切羽詰まった状況で若手を使う余裕はないことを考えると京都の意図が分かりかねる補強になった。
40人目 : FW ジョン・チュングン (横浜FC→ファジアーノ岡山) ・・・ A+→ 加入1年目の2017年はJ2で37試合に出場して7ゴールを記録した。今シーズンは外国人枠の問題もあって出場機会に恵まれず。期限付きで岡山に移籍することになったが高さと強さと速さを併せ持った能力の高い選手なので得点力アップが課題の岡山は非常にいい補強が出来たと言える。まだ力を出し切れていないところもあるがポテンシャルは相当に高い。岡山の得点源になってゴールを量産する可能性がある。
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