■ 日本代表史上最も偉大なイレブンは?今週号の、サッカーマガジンの「日本代表史上最も偉大なイレブンは誰か」という企画の着眼点は、なかなか面白かった。かつての名選手については取り上げられることが多くなく、どうしてもJリーグが誕生してから日本サッカーが始まったかのような印象がもたれるが、Jリーグ誕生以前の偉大な先人たちが、日本サッカーの歴史を築いてきたことに疑いの余地はない。
ただ、今週のサッカーマガジンで見るべきところは、この巻頭の特集だけだった。
■サッカーマガジンに対する疑問点以下で気になった点を挙げる。
→ Jリーグの試合レポートに使用しているページ数は、J1は、9試合で2ページのみ。(サッカーダイジェストは、1試合で1ページ。したがって、9試合で9ページ。)マッチレポートは4行だけ。スポーツ新聞の記事の方がよほどマシ。笑った。
→ J2の各チームの情報は、全チーム合わせて1ページだけ。(サッカーダイジェストは、1チーム当たり、1/4ページ。)ないほうがマシ。
→ 紙面の中ほどに、実に30ページものカラー付き広告。この部分は、雑誌の一番の腕の見せ所で、読み応えのあるコラムや企画をもってくると、レベルの高い雑誌になる。この位置に、「ぶっとおし広告」をもってくるセンスはいかんともしがたい。
→ 冒頭で、2ページにわたって佐藤寿人のインタビュー、かと思いきや、実は、これも広告。おいおいおいおい。
もう、紙面からは、やる気のかけらも感じられない。サッカーマガジンは死んだ。
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