11人目 : MF イニエスタ (バルセロナ→ヴィッセル神戸) ・・・ S-→ 今回のW杯でもスペイン代表の中心の1人として活躍。要所要所で活躍したが最盛期と比べると力は落ちているように思えた。ピークを過ぎているとは言っても現役のスペイン代表の主力がJリーグにやってきてどこまでやれるのか?は興味深い。「J1でベストイレブン級の活躍を見せる確率」と「埋没してしまって意外と目立たない確率」と「期待を大きく裏切る確率」はそれぞれ同じくらいのように思う。
12人目 : DF 丸山祐市 (FC東京→名古屋グランパス) ・・・ A+→ CBの補強が急務だった名古屋に電撃移籍することになった。DF森重とDFチャン・ヒョンスがいるので「3番手のCB」という立ち位置だったが何度もハリルJAPANに召集された選手である。守備の要として大きな貢献が出来る選手である。言うまでもなく、左足のキックの精度は高い。パスをつないでチャンスを作りたいチームにとって左利きの選手は特に重要になってくる。大きな補強になる可能性は高い。
13人目 : MF 矢島慎也 (ガンバ大阪→ベガルタ仙台) ・・・ B+→ 2015年と2016年に所属した岡山では大活躍。特に2016年はJ2でベストイレブン級の活躍を見せた。満を持して浦和に復帰したがさっぱり。新天地のG大阪でも信頼を勝ち取ることが出来きなかった。J1での実績は皆無に近いが力があるのは明らか。J1で活躍できていないのが不思議に思える選手である。独特のセンスを持った選手なので今の仙台のサッカーに合う可能性は高い。いい補強が出来たと言える。
14人目 : DF 乾大知 (V・ファーレン長崎→サガン鳥栖) ・・・ C-→ 2017年は主力としてJ1昇格に大きく貢献したが今シーズンはDF徳永が加入した影響もあってJ1での出場機会はゼロ。ベンチに入ったのも4回だけだったので移籍はあり得る状況だったが近隣クラブの鳥栖というのは意外な選択だった。FWフェルナンド・トーレスの加入が確定した鳥栖は外国人枠の問題を抱えているが主力のDFキム・ミンヒョクあるいはDFチョン・スンヒョンのどちらかを放出するのだろうか?
15人目 : MF 茂木駿佑 (ベガルタ仙台→水戸ホーリーホック) ・・・ B+→ 育成型期限付き移籍なのですでにJ2の試合に出場しているが20節の愛媛FC戦(A)では決勝ゴールをゲットするなどスーパーサブ的な立ち位置ながら大きな存在感を発揮している。キックの精度が高い選手でボールを持った時はアグレッシブにプレーすることが出来る。仙台では出場機会に恵まれなかったが同年代の選手が多い水戸への移籍はいい選択だったと言える。いいプレーを続けて出場時間を増やしたい。
16人目 : MF 渡辺凌磨 (インゴルシュタット→アルビレックス新潟) ・・・ A-→ 前橋育英高のときはMF鈴木徳(筑波大)との2枚看板で冬の高校サッカー選手権で準優勝に輝いた。大学在学中にドイツに渡ったが強烈なインパクトを残したのは2013年のU-17W杯になる。「96ジャパン」の主力として3ゴールを記録した。シュートの上手な選手である。ドイツでどこまで成長できたのか?は分からないがまだ21才と若い。ポテンシャルを秘めた選手であることは確かなので非常にいい補強と言える。
17人目 : DF 高橋壮也 (サンフレッチェ広島→ファジアーノ岡山) ・・・ C+→ 2017年途中に森保監督が退任した後、広島は4バックを採用。SBをこなせる選手がほとんどいなかったこともあってヤン・ヨンソン監督のときは重宝された。2017年の後半戦にプチブレイクしたがDF和田拓の加入とDF佐々木翔の復活によって今シーズンは出番が限られた。左右両サイドこなす選手なので岡山で貴重な戦力になる可能性はある。右WBだとMF椋原、左WBだとMF三村が競争相手になる。
18人目 : FW ピーター・ウタカ (FC東京→徳島ヴォルティス) ・・・ S-→ 2016年のJ1の得点王が徳島にやって来た。運動量が少なくて守備での貢献度が低い点はネックになるが圧倒的な技術とイマジネーションと得点力を持った選手なのでJ2レベルではチート級の選手である。徳島はボールを保持して攻め込むタイプのチームなのでFWピーター・ウタカの弱点が露呈しにくい環境と言える。コンディションさえ万全であれば攻撃の中心として目覚ましい働きを見せる可能性は高い。
19人目 : MF 水野晃樹 (サガン鳥栖→ロアッソ熊本) ・・・ B+→ 千葉時代に強烈なインパクトを残したサイドアタッカーも32才になった。キャリアの晩年に差し掛かっているが右足のキックの精度は相変わらず高い。仙台でも鳥栖でも出場機会に恵まれなかったが起用されたときはインパクトを残しており、依然として相当な力を持った選手だと思う。右足のクロスの精度は一級品。FW安柄俊とFW皆川がいるのでMF水野晃の良さは発揮されやすい環境と言える。
20人目 : DF 古賀太陽 (柏レイソル→アビスパ福岡) ・・・ C+→ 182センチとサイズに恵まれたSBは育成型期限付き移籍で福岡に移った。早くも21節の町田戦(H)で新天地デビューを飾っており、貴重な戦力になりつつある。今年の1月に行われたU-23アジア選手権のメンバーにも選ばれており、有望視されているSBの1人である。長きに渡って柏でコーチを務めていた井原監督が福岡を指揮していることもあって柏と福岡は、近年、選手の行き来がかなり活発である。
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