11人目 : DF 藤谷壮 (ヴィッセル神戸)→ U-20日本代表の右SB。2016年のJ1でフルタイム出場を果たしたDF高橋峻が今シーズンは怪我がち。19才のDF藤谷が右SBで起用されるケースが多くなっているが抜群のスピードを生かした攻撃参加は迫力満点。クロスCBP/90分は0.569。これは360分プレーした選手の中ではJ1で12番目となる。右SBとしてのポテンシャルは「数年に1人レベル」。東京五輪の右SBのレギュラーの最有力候補と言える。
12人目 : MF 西村拓真 (ベガルタ仙台)→ 元日本代表のFW柳沢(鹿島など)を輩出した富山一高出身。FW西野(磐田など)やFW中島裕(町田)なども輩出した富山一高はストライカーを育てるのが上手な学校と言われているが高卒3年目のMF西村拓がJ1の舞台で存在感を発揮し始めている。「3-4-2-1」を採用しているのでシャドーの位置でプレーする機会がほとんどであるが持ち味であるフリーランでチャンスに絡んでいる。右足のシュートも正確。
13人目 : MF 高野遼 (ヴァンフォーレ甲府)→ 即戦力ルーキーと言われていたが横浜FMにはDF金井、DF山中、DF下平など左SBでプレーできる選手が多い。横浜FMでは出場機会をほとんどつかめずに夏に甲府に期限付き移籍することになったが思い切りのいい縦への仕掛けと精度の高い左足のクロスでチャンスを演出した。ベテランのMF阿部翔のポジションを奪いそうな勢いだったが残念ながら怪我をして最初のチャンスを逃してしまった。
14人目 : MF 中坂勇哉 (ヴィッセル神戸)→ 神戸U-18出身。近年は多くの名アタッカーを輩出している神戸のアカデミー出身の中で、今、最も注目を集めている選手と言える。高卒1年目からJ1で12試合に出場して1ゴールを記録。ファンタジスタ系の選手でふてぶてしい態度にも注目が集まっている。これまでは年代別代表に絡めていなかったが今年の7月に行われたU-23アジア選手権の予選に召集されてゴールを記録。代表定着が大きな目標になる。
15人目 : MF 長谷川竜也 (川崎フロンターレ)→ 即戦力ルーキーと期待されながら2016年は度重なる怪我の影響もあってJ1では2試合の出場のみ。大抜擢された鹿島とのCSの準決勝も前半途中で負傷交代。苦いプロ1年目になったが大卒2年目の今シーズンは飛躍のシーズンになっている。川崎Fの攻撃陣は層が厚いのでベンチに入るだけでも大変であるがコンスタントに出場機会を得ている。持ち味であるドリブルは大きな武器になっている。
16人目 : MF 堀米悠斗 (アルビレックス新潟)→ 札幌では左WBのレギュラーとして活躍。2016年のJ1昇格に貢献したがオフに新潟に電撃移籍した。ユース出身で生え抜きの若手がJ1に昇格したタイミングで他クラブに流出するというのは相当に珍しいことなので大きな話題になった。三浦文丈監督のときはなかなか試合に絡めなかったが呂比須監督になってから左SBのレギュラーを確保。チームとしては結果を残せていないが自身のパフォーマンスは悪くない。
17人目 : DF/MF 木本恭生 (セレッソ大阪)→ 即戦力ルーキーと言われながら2016年はJ2で1試合の出場のみ。期待に応える働きはできなかったが大卒2年目は大幅に出場機会を増やしている。ボランチとしてもCBとしても現状では3番目。DF山下やMFソウザに代わってピッチに立つケースも増えている。183センチとボランチとしてはサイズがあるので「ボランチとして生きていくのがベター」と言えるがCBもそつなくこなす。得点感覚を持っているのも強み。
18人目 : FW 北川航也 (清水エスパルス)→ ユース時代から将来を嘱望されてきたストライカーは2016年のJ2で30試合で9ゴール。J1昇格に貢献したがJ1の舞台でも随所に光るプレーを見せている。180センチとフォワードとしてはまずまずのサイズがあるが裏への飛び出しが武器。スピードがある。シュート技術も非常に高いので「もっとも有望視される日本人の若手フォワードの1人」に挙げられる。C大阪戦に強くて「セレッソキラー」と呼ばれている。
19人目 : DF 高橋壮也 (サンフレッチェ広島)→ 手倉森JAPANに召集された経験はあるが昨シーズンまではほとんど広島のトップチームの試合に絡めなかった。2014年や2015年はJリーグ・アンダー22選抜が主戦場になったが今シーズンは大幅に出場機会を増やしている。ヤン・ヨンソン監督になってから4バックを採用するようになると左SBの定位置を確保。運動量を武器にチームに貢献している。広島はSBの専門家が少ない。彼の役割は重要である。
20人目 : MF チャナティップ (コンサドーレ札幌)→ 今夏に札幌に加入した「タイのメッシ」ことMFチャナティップはあっさりとレギュラーに定着した。東南アジアからJリーグにやってきた選手のほとんどがJリーグのスピードや試合展開の速さに戸惑って本来の力を全く発揮できずに母国に戻っていったがMFチャナティップは異質である。攻撃CBP/90分は2.514。これは360分以上に出場している選手の中ではJ1で11番目。チャンスメーカーとしては優秀。
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