1人目 : FW 田川亨介 (サガン鳥栖)→ 鳥栖U-18出身。年代別代表の常連で今年5月に行われたU-20W杯の本大会にはFW久保建(FC東京U-18)とともに飛び級で選出されている。2年後のU-20W杯出場を目指すU-18日本代表のエースストライカーになることが期待されているがプロ1年目から結構な出場機会を得ており、結果も残している。27節の浦和戦(A)の開始1分で決めた左足のスーパーボレーは圧巻だった。左利きで高さとスピードがある。
2人目 : MF 森島司 (サンフレッチェ広島)→ 名門の四日市中央工高出身。開幕前に怪我人が続出した関係で開幕スタメンをゲット。シャドーの位置でいいプレーを見せていたが結果を残すことはできなかった。さらに5月に行われたU-20W杯の本大会のメンバーにも当初は選ばれていたが怪我のため参加を辞退。飛躍のための大きなチャンスを連続で逃してしまったが隙間でボールを受ける技術が高くて攻撃にアクセントを加えることができる。
3人目 : MF 安部裕葵 (鹿島アントラーズ)→ 瀬戸内高から鹿島に加入。高校時代は全国的な注目を集めるスター選手ではなかったJ1屈指の名門クラブでプロ1年目から出場機会を得るなどサプライズを起こしている。「本山雅志の後継者」とも言われているがテクニックがあってイマジネーションも豊富。短い出場時間でも確実にインパクトを残してきた。FW田川と同様で1999年の早生まれ。この世代の代表チームの中心の1人になる可能性を秘めている。
4人目 : MF 大山啓輔 (大宮アルディージャ)→ 大宮ユース出身で高卒4年目。パサーとして早くから注目を集めていたが今シーズンは主力として活躍中。基本的な技術が高くて周りがよく見える選手なので伊藤彰監督のサッカーに合った選手である。アンカーの位置で起用されるケースも多くなっているが守備面でも大きな問題は生じていない。「ミスター・アルディージャ」と言われるMF斉藤雅人が背負った15番を託されていることからも期待の高さが伺える。
5人目 : MF 菅大輝 (コンサドーレ札幌)→ 夏に仙台からMF石川直が加入した後は出場機会が減っているが前半戦は左WBのレギュラーとして活躍した。フォワード登録の選手で本来はもっと前目のポジションでプレーする選手であるが四方田監督は左WBで起用。MF堀米悠の抜けた穴を埋める働きを見せた。左足のキックは正確で、かつ、パワフル。スペシャルな左足を持っている。また、縦への推進力もあってサイドをアップダウンできる走力も持っている。
6人目 : DF 柳貴博 (FC東京)→ リオ五輪代表のDF室屋が怪我で離脱している関係でここに来てJ1で出場機会を得るようになっている。右WBで起用されているが184センチ/78キロと恵まれた体格を誇る。日本人のサイドプレーヤーでここまでサイズがある選手はやはり珍しい。内山JAPANにも何度も選ばれている「世代を代表するサイドプレーヤーの1人」であるがCBでもプレー可能なサイズと守備力を持っている。スケールの大きな選手である。
7人目 : FW 河田篤秀 (アルビレックス新潟)→ シンガポールで活躍した逆輸入選手。2016年にはシンガポールリーグのMVPに選出されている。ここまでなかなか出場機会が与えられなかったが27節の札幌戦(A)は途中出場で2ゴールの活躍。0対2から2対2のドローに持ち込む立役者になった。2ゴールともストライカーらしい嗅覚とシュート技術を垣間見せたファインゴールだった。中学年代はC大阪U-15でプレー。日本代表のFW杉本健が同期になる。
8人目 : DF 三丸拡 (サガン鳥栖)→ 大卒2年目。2016年の5月に行われたトゥーロン国際大会にU-23日本代表の一員として出場するなど年代別代表でプレーした経験もあるがとにかく左足のキックの精度が高い。左足のスペシャリストと言える。「90分あたりのクロスCBP/90分」は0.664。これはJ1で300分以上に出場している選手の中で9番目。左足に関してはJ1でも有数と言える。同ポジションにDF吉田豊がいるので出場機会を得るのは大変。
9人目 : MF 吉尾海夏 (横浜Fマリノス)→ 多くの名アタッカーを輩出してきた横浜FMの下部組織出身。プロ1年目ながらカップ戦では出場機会を得ている。左足が得意でクイックネスがあって攻撃においてアクセントになれる。今年の5月に行われたトゥーロン国際大会の時はU-19日本代表に召集されて国際舞台を経験。チームは0勝1敗2分けと不本意な結果に終わったがMF吉尾はまずまずの活躍を見せた。いいお手本がたくさんいる環境は恵まれている。
10人目 : DF チョン・スンヒョン (サガン鳥栖)→ 今夏、韓国出身の若手が何人もJリーグにやって来た。DFイム・スンギョム(名古屋)やMFウォン・ドゥジェ(福岡)はいきなりレギュラーとして活躍しているが実績では、近年、韓国からやって来た若手選手の中でDFチョン・スンヒョンが随一。リオ五輪の韓国代表のレギュラーのCBなので期待値は高い。188センチの長身でキックも安定している。もっと日本に慣れてくるとさらに良さを出せるようになるだろう。
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