20位 : MF 田口泰士 (ジュビロ磐田)→ 名古屋一筋でチームの顔だった選手の移籍は驚きだった。「タイトル獲得への切り札」と言われて磐田に移籍したが、当然のことながら、ボランチの位置で定位置を確保した。パスCBP/90分は11位。精度の高いパスでチャンスに絡んでいる。広島に戻ったMF川辺の穴を埋めているが力を出し切れているとは言えない。パートナーを組んでいたMFムサエフが離脱したのでMF田口にかかる負担は大きくなった。
19位 : MF 河井陽介 (清水エスパルス)→ 今シーズンのJ1は過密日程なのでどのクラブも積極的にターンオーバーを採用している。ACL組はもちろんのこと、国内オンリーのチームもミッドウイークの試合のときはスタメンをガラッと入れ替えてくるが清水のヤン・ヨンソン監督はあまりメンバーを入れ替えない。MF竹内涼とMF河井のWボランチは全試合でスタメンフル出場中。不安視されていたボランチ陣の中、信頼を勝ち取ってチームを支えている。
18位 : MF 竹内涼 (清水エスパルス)→ 昨シーズン限りでMF杉山浩が現役を引退。長きに渡って6番を背負ったMF杉山浩の後継者として今シーズンからMF竹内涼が6番を背負うことになった。先のとおり、開幕から全試合でスタメンフル出場中。ヤン・ヨンソン監督の信頼を勝ち取って攻守の要として活躍している。開幕3試合は2勝1分け。好スタートを切った清水もここにきて5試合勝ちなし。12位まで降下したのでWボランチのさらなる活躍は不可欠。