■ J1はいよいよ残り1節J1は残り1試合となった。首位の鹿島と2位の川崎Fの差は「2」のみ。優勝争いが面白くなってきた。川崎Fは負けられない試合が続いているがここ6試合は5勝1分け。土俵際まで追い詰められているが踏ん張っている。ACLのため延期された33節の浦和戦(A)は11月29日(水)に行われたが1対0で勝利して望みをつないだ。トータルでは20勝4敗9分け。引き分けの数はやや多いが4敗のみというのは高評価に値する。
12月2日(土)に行われるJ1の最終節は磐田 vs 鹿島(@ヤマハスタジアム)、川崎F vs 大宮(@等々力陸上競技場)となる。川崎Fは中2日になるので疲労の影響が心配されるが対戦相手の大宮はすでにJ2降格が確定している。目標を見つけにくい状況になっているので川崎Fがホームで取りこぼすことは考えにくい。もちろん、自力優勝の可能性は消滅しているが大宮を相手にしっかりと勝利して吉報を待ちたい。
一方の鹿島はここ6試合で3勝2敗1分け。決して悪い成績ではないが無敗で突っ走る川崎Fとの差が徐々に縮まってきた。ややプレッシャーのかかる状況になっているのは確かである。最終節の相手は磐田となるが難敵である。磐田はここまで5位。4位の柏との差は「2」なので4位の可能性を残している。4位になった場合は天皇杯の結果次第でACLの出場権を獲得できるので磐田にとっても大事な試合である。