10位:MF 野沢拓也 (ベガルタ仙台) → 21票→ 黄金期の鹿島で主力として活躍した天才肌のアタッカー。右足のキックの精度が高くて意表を突くパスから多くの決定機を演出してきた。鹿島ユース出身で身近なところに多くの才能あふれるアタッカーがいる環境だったこともサッカー選手として成熟していく過程で非常に大きかったと思われる。ファンタジスタ系の選手のほとんどは直接FKを得意にしているがMF野沢にも当てはまる。縦回転のFKは脅威そのもの。
9位:MF 柏木陽介 (浦和レッズ) → 22票→ 年代別代表として脚光を浴びた時期がオシム監督が日本代表を指揮していた時期と重なることもあって出始めの頃は「走るファンタジスタ」として注目を集めた。左足のキックは正確、かつ、柔らかい。最近は守備面での貢献度の低さを指摘されるケースが多くなっているが「ラストパスの本数」は18節を終えた時点で1位のMF中村憲と2位のMF中村俊(磐田)に次いでJ1で3番目。多くのチャンスに絡んでいる。
6位:MF 高萩洋次郎 (FC東京) → 23票→ ユース年代のときは「和製・レドンド」と称された。長身のプレーメーカー系のボランチの多くが元アルゼンチン代表のMFレドンドに例えられる時代だった。その後、ペトロヴィッチ監督によってシャドーの位置にコンバートされるとこの位置で才能が開花。MFレドンドのイメージからは遠ざかったが今シーズンはFC東京でボランチとして起用されている。ムラッ気はあるがイマジネーションの豊富さは日本人屈指。
6位:FW 前田俊介 (ガイナーレ鳥取) → 23票→ ファンタジスタには負のイメージも含まれる。「運動量が少ない。」、「守備での貢献度が低い。」、「好不調の波が激しい。」などなど。天才と言われながら伸び悩んだFW前田俊はファンタジスタの要素を多く含んだ選手である。現代サッカーでは使いにくいタイプの選手と言えるがボールコントロールの巧みさ、アイディアの豊富さはいつまでも変わらない。彼に魅せられたサッカーファンはたくさんいる。
6位:MF 家長昭博 (川崎フロンターレ) → 23票→ G大阪ユース時代から天才と称えられたアタッカー。伸び悩んだ時期もあったが2010年にC大阪で躍動。3人が同時にスタメン起用された試合は6試合程度だったがMF香川、MF乾、MF家長のトライアングルはサポーターを魅了した。その後、マジョルカでもプレーした。いい意味でも悪い意味でも淡々としていて「欲があまりない点」が終生のライバルであるMF本田圭(パチューカ)との決定的な差と言えるだろう。
5位:MF 二川孝広 (東京ヴェルディ) → 41票→ ずっとG大阪で10番を背負って主力としてチームを支えた「なにわのファンタジスタ」。小柄ながらテクニックがあって戦術眼に優れており、判断も正確。空間をうまく利用した浮き球のパスがMF二川の大きな特徴と言える。相手の意表を突く浮き球のパスでG大阪時代は多くのゴールをアシストしてきた。異常なほどの無口な選手として知られている。FW大黒はユースの同期。名パートナーとして知られる。
4位:MF 松井大輔 (ジュビロ磐田) → 46票→ 鹿児島実業高出身。京都サンガでプロデビューを飾るとルマンで活躍。「ルマンの太陽」と称えられるなど日本人の成功者が現時点でも非常に少ないリーグ・アンで活躍した。トリッキーなプレーが最大の魅力。「アイディアや技術をゴールに直結するプレーで表現すべき。」と批判されることも多かったが誰も予想できないプレーでサポーターを魅了した。日本サッカー史上でも指折りのファンタジスタと言える。
3位:MF 柿谷曜一朗 (セレッソ大阪) → 53票→ 今期は左SHで起用されてハードワークで首位を走るチームを支えているが随所に創造的なプレーを見せてスタジアムを沸かせている。MF柿谷の最大の特徴と言えるのはトラップ。ボールコントロールのときの柔らかさは誰にも真似が出来ないレベルである。驚異のトラップは一見の価値がある。2013年にJ1で21ゴールを挙げるなど点取り屋としての資質も高いので「ファンタジスタ兼ストライカー」と言える。
2位:MF 小野伸二 (コンサドーレ札幌) → 73票→ 「日本サッカー界が生み出した最高傑作」、「20世紀最後の大物」と言われたMF小野伸。清水商高時代から天才と称えられていたがプロ1年目からJリーグのベストイレブンに輝くなどプロの世界でも期待通りの活躍を見せた。エールディビジのフェイエノールトで長きに渡って活躍したが正確で味方に優しいMF小野伸のパスを現地の人たちは「ベルベット・パス」と形容した。札幌でもう一花咲かせてほしい。
1位:MF 中村俊輔 (ジュビロ磐田) → 85票→ 現代のJリーグの最高のファンタジスタであり、日本サッカー史上でも最高のファンタジスタと言える。「扱いにくい選手」というイメージは完全に消え失せたが若い頃は監督にとっては扱いが難しい選手だった。創造性あふれるパスで多くの決定機を演出するとともにドリブルで局面を打開することもできる。1つ下のMF小野伸と比較されることが多かったが「1人でも打開できる点」がMF小野伸との決定的な違い。
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2017/07/31 【Jリーグ】 現代のJリーグを代表するファンタジスタ (1位-10位)
2017/07/31 【Jリーグ】 現代のJリーグを代表するスピードスター (1位-10位)
2017/08/01 【Jリーグ】 現代のJリーグを代表するドリブラー (1位-10位)
2017/08/01 【Jリーグ】 現代のJリーグを代表するプレイスキッカー (1位-10位)
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