はてなキーワード: 商業銀行とは
米国では政策金利の引き上げが実施されようとしているが、預金金利への期待は高めてはいけないようだ。
米連邦準備制度理事会(FRB)は3月に金利の引き上げに踏み切る構えを見せており、その後も年内の追加利上げが行われる見通しだ。通常、金利が上昇すれば、銀行預金の利息も増える。だが、今回はそうではない。
銀行は預金を必要としていないため、預金金利を上げる動機がない。政府による景気刺激策によって米国家計の預金残高は増え、企業には現金があふれている。米商業銀行の預金総額は、2020年初めの約13兆3000億ドル(約1537兆円)から約18兆1000億ドルに膨れ上がっている。
融資先に請求する利息と預金者に支払う利息の差額を収入とする銀行は、この機会を利用し、収入基盤である融資事業を活発化させることが見込まれる。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が始まった20年3月、FRBがほぼゼロ金利への引き下げを実施したことを受け、銀行業界全体で貸し出しによる利ざやが過去最低水準に落ち込んだ。
バンクレート・ドット・コムによると、米国の大手銀行の普通預金口座の平均金利は、昨年末時点で約0.06%だった。高金利をうたうハイイールドセービング口座の利率は、20年に入ってゼロ金利政策が実施される前まで1.5%以上だったが、現在は0.5%前後となっている。
各銀行の経営陣は、先月行われた第4四半期の決算会見で、今回はこれらの金利をFRBの利上げに連動させることはないとの意向を示した。
高利率の預金口座を提供するアリー・ファイナンシャルのジェン・ラクレア最高財務責任者(CFO)は「今回の利上げサイクルでは、預金金利は全般的に低めになるだろう」と述べている。
預金金利を上げるためには、銀行は融資を増やす必要がある。パンデミック下のほとんどの期間、低金利に加え借り手の需要不足もあり、預金と貸し出しのバランスが崩れていた。ただ、この状況は変わり始めている。銀行業界からは21年10-12月期に融資需要が増加したことが伝えられており、ほとんどの銀行はこの傾向が22年も続くと予想している。
金融サービス調査会社キュリノスのリテール預金およびコマーシャルバンキング部門の責任者、ピート・ギルクリスト氏は「銀行の貸し出しが現在よりも大きく増えるまでは、預金金利が大幅に上昇することはないだろう」との見方を示している。
金利が上昇すれば、資金の一部をより高利回りの投資先に移す預金者もいるかもしれない。そうなれば、預金金利を引き上げる銀行も出てくる可能性がある。
テキサス州オースティン在住のライアン・エングルさんは、アメリカン・エキスプレス(アメックス)に高利率の預金口座を開設した。開設当時の金利は1.5%を超えていたが、約1年後に金利が下がり始めたことに気が付いた。現在は0.5%だ。
エングルさんは「その時に、預金の意味がないのではないか、何か対策をする必要があるのではないかとは思った」と語る。だが、仕事がまた忙しくなり、「まあ、少なくとも安全ではある」というような認識になっていたという。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/honeshabri.hatenablog.com/entry/lazy_investor
いくらなんでも…レベルの意見がブコメに散見されるので。投資をする・しないのは各自の判断だが、ロジカルじゃない理由で投資者をdisられてもな。
ネズミ講は、講に後から入った者が、先に入った者に利益を与えることで成立する(そして新たに入る者がいなくなることで破綻する)。
投資信託は、客の間で金を回すのではない。客の利益は、出資した投資先が成長することからもたらされる。
「長期間で見れば、株価の平均は上昇し続ける」という重要な仮定を置けば、投資信託を購入して長期ホールド後に売却した人は誰でも利益を得ることになる。仮に全世界の富裕層が結託したところで、すべての株価を下げる、なんてことはできないだろう?
そして「人類が価値を生み出す総量は毀損する総量より多い」ということを仮定すれば、上記のことは妥当そうだと思えるのではないか。100年前より現在のほうが世界は発展してるよね?
勿論「平均」の話なので、ウクライナ侵攻みたいなマイナスイベントが起きれば一時的には下降するし、そのタイミングで売却する(売却せざるを得ない)人は損をする。
ちなみにTOPIXは侵攻前の2022年1月頃の値まで回復。S&Pはまだ暫く掛かりそう。
あとFXとか仮想通貨とかはモロにwin-loseなので性質が全く違う。素人が投資として考えるのはやめとくほうが安全。個別株の短期売買で儲けようとするのも同じ。
個別株は値動きが激しいし、ホールドして確実に利益を得たければ銘柄の見極めスキルが要る。
(インデックス型)投資信託は株の集合体に対して投資するので、値動きは全体として均される。銘柄の見極めとか不要なので素人でも簡単。手数料等の比較は要るが、それは証券会社のホームページでも見れば書いてあるので一目瞭然。
2015年〜2020年の5年間で、S&Pは2000ぐらいから3200ぐらいまで1.6倍に増加。(その後は新型コロナで少し下がった後に激増、しかしまたウクライナ侵攻で下落、と動きが激しいので外した。)
このペースが平均だと仮定して、S&P追従のインデックスファンドを30年間ホールドしていたら投資額の17倍弱になる。25歳の1年間に毎月5千円出しておくと、55歳の頃には100万円になっている、ということ。
銀行が預金を勝手に投資に回せないのは法律で禁止されているから(金融証券取引法、銀行法)。増田も詳しくないので銀証分離でぐぐれ。
最近は銀行が窓口で(手数料が高くリスクの割に成績が悪い)金融商品を売っているが、あれはグループ内の別会社が取り扱っている。
金融におけるリスクとは、期待値に対するブレのこと。一般論として、リスクが大きいほど利率はよい。
ほぼリスク0の国債(10年変動型)は現在利率0.11%。ゼロリスクだと(国債が償還されない時は日本オワタなので金のことを考えるだけ無駄)このぐらいの利率にしかならない。
前述のS&Pだと年率10%弱。ネット証券で人気なのはこれへの連動型インデックスファンド。
与信や貿易仲介はトレード部門として扱われるけど、そこは投資銀行はあまり関係ないな(モノを動かす部分からやるけど、カネに関しては商業銀行の信用状業務に近い。金利・フィービジネスだし。自己勘定での投資もあるけど……)。ぱっと海外で相当するものとして思いつくのはカーギルやブンゲあたりの農産物商社。元増田が言ってるのはここの話。
投資銀行が関わりうるのはプロジェクトファイナンスっていう資源開発に関連する領域の資金調達、出資で、海外の伝統的商社はあまり関わらない領域。運ぶ、仲介するだけではなくて、そもそも開発やそれに向けた出資から行う部門。と言っても海外でも主役はインベストメントバンクよりは圧倒的に資源メジャー。物産や商事の利益の多くはこの部門やな。
あんなことできるこんなことできる、確かに事実なのだろうが、そんなことが出来ているのは結局のところエリート採用された上澄か、所謂大都市の拠点支店に初任で配属された一部の人間ばかりだ。自分をはじめとした圧倒的大多数は地方の、さらに片田舎の支店に配属され、一生同じような仕事を繰り返すことになる。まさに歯車と言っていい。尊敬していたかなり年上の先輩は「手をあげ続けてきたけどチャレンジすらさせてもらえなかった。」とかなんとか言って他所に移って行った。研修に行けばいつ辞めようかあいつはもう辞めたと言った話ばかり。
とは言え楽しそうに仕事している人がいるのも事実。10年目ともなると担当先も案件のある先が増え、仕事もある程度自分で回せるようになり、それなりのやりがいを覚えるようだ。若手で楽しそうに仕事している人は稀だろう。大概は支店の、誰も持ちたがらないような先を持たされて疲弊している。若手で楽しそうに仕事している人間は、本当に案件と同僚に恵まれたか、よほどの営業の才能があるか、あるいはただの馬鹿だ。「これまで誰も掘れなかった先を持ってるんだぞ。やりがいしかないだろう。」本気でこう言ってきているのなら余程の呑気であるし、闘魂注入のためであればこれも余程の呑気だろう。
外回りしろ、じゃないんだ。準備してから訪問しろ、じゃないんだ。どこに何が書いてあるのかわからないような手続き書と睨めっこしながら通常の事務をまわしつつ、好き勝手頼まれる雑用をこなしつつ、誰もやりたがらない支店のお荷物先の対応をしてるんだ。いつ潰れるかもわからない会社でご奉公なんて時代じゃ今はもうないんだ。
銀行の採用は実に卑怯である。上の人間が仕事に集中できるように若者を使い捨てている。雑用を、前の世代の尻拭いを、無駄に抱え込んだ不採算先を全て若手に押し付けるために、キラキラした「バンカー」を喧伝し、これまで大量採用を続けてきたに違いない。徐々に減ってきているとはいえ今もそうだ。離職率を見ればわかる。そして生き残った人々が自覚か無自覚か知らないが同じことを続けていくのだ。僕は事務屋さんではない。20代をこんななんのスキルも身につかないような場所で終えたくない。3年で身についたのは「おっしゃる通りです。」「申し訳ございません。」のスピードだけだ。財務もエクセルも英語も、何もわからないまま。仕事は書類を擦り出して一枚一枚丁寧に付箋を貼って、上司の印鑑をもらうだけ。親が泣いているぞ。
給料。世間的に見れば〜という話もあるだろうが、自分の周りを見れば圧倒的に低いと言えるだろう。聞いた話では若手の給料は庶務さんと同じ程度だそうだ。ことによれば事務のお姉さまよりも断然低い。「私たちには責任は取れないので、そちらで判断してから持ってきてください。」だったら判断の分だけでも俺の給料を上げてくれ。もちろん堅確な事務は車の両輪の如く大切であるのは間違いない。ただ、どこまで行っても若手は事務処理要員の一つとしか見做されないのだなあと思うとやりきれない。
銀行は業界も内部の人間ももうめちゃくちゃだ。銀行に限った話じゃないのだろうけれど。
業界はお互いにお互いの首を真綿で締めあっていると言える。採算度外視の金利競争。地方は地方でズブズブの企業・人間関係。じゃあ今度は金利じゃ儲からないから手数料だ。収益を上げろ。そうして投信を売る。かつてはゴルフ会員権を売った銀行もあったそうだ。流動性が桁違いなので全く同じとは言わないが、似たものを感じる。顧客第一主義とは何か。本部から還元される資料には必ず「切り返し話法」が載っている。洗脳と変わらないじゃないか。
内部も内部だ。本部の言うことは一貫していないし、表彰のルールだってややこしい。あれしてこれしてこうして下さい、分厚いルールブックを配られて、それでもよくわからないことだらけ。皆が上席に忖度して媚び諂っている。風通しが良いふうを装っているあるいは本気で信じている上席はいるが、結局のところは自分の意見が正しいのだ。誰も自分の意見は言わず、本人のいないところで愚痴を言うだけ。
「やめられない」のは一番悪いところかもしれない。今やどこの支店もセコムやらアルソックやらを導入しているのに、いまだに金庫内のキャビネットの鍵すら丁寧に施錠している。セコムが破られて、分厚い金庫まで破る相手にキャビネットの鍵がなんだと言うのだ。そう言う決まりだから。これで終わりなのだ。鍵の開け閉めに一日30分はかかっているのに。朝礼も無限に長くなっていく。と言うかそもそも毎日朝礼する必要があるのか?あれもこれもとコンテンツを追加していって、結局始業の時間ギリギリになっている。知っていると思うんだけど、時間は有限だぞ。
仕事の仕組みも散々だ。手続き書に全てが書いてあるはずの銀行業務は、確かに全て書いてあるのだが、各所に分散していて、そこを参照すればいいのかは経験に強く依存している。ある業務を行うにはこの手続き書と、別の手続き書と、あの通達と、どこにも書いていないあの様式の書類を添付する必要がある、なんてのはザラだ。掲示板もいくつもいくつもいくつもあってまるでキメラのようだ。
この原因はおそらくデジタル化の勘違いからきていると僕は考えている。要はかつて銀行業務にパソコンを導入した人たちは「紙でやる業務にワープロを導入した」世代で、上にならえの我が業界人たちは長いことこれを踏襲してきているから不便なのだ。
定型的な業務であれば全て一つのシステムで、一気通貫に、指示通りの動作を行っていけば約定・実行まで終わるようにできて然るべきだろう。いくつもいくつもシステムがあって、それに対応するようにいくつもいくつもパスワードがあって、結局皆覚えきれずに手帳なりノートなりに一覧を作って管理している。何もかも無駄である。銀行にはこれを改革することはできない。お客さんには新しいシステム!を案内しておきながら内部でやる事務はなんら変わっていないどころか手間が増えていたりする。これじゃできの悪いハリボテである。採用もそうだが外面だけ立派で中は人を消耗するボロボロのシステムが銀行である。偉い人々はもう使うことがないから忘れているのだろうが、次世代金融どころの話ではない。そういった妄言はまず中身を整えてから、せめてそういった姿勢を見せてからだろう。若手はもう限界だ。文句を言うくらいなら手続きを覚えろと言うのは全くその通りであるが、人材の流動性が高まろうといった現在、手続きと言うある意味本質的でないところで時間を取らせる現在のシステムのままでは人材の受入はできないだろう。
銀行人材を斡旋すると言うニュースがある。世間がどの程度銀行人材を誤解しているのか知らないが、その太宗は大したスキルのないおじさんたちである。排出は考えるが受入は考えない、いつまで殿様のつもりなのだろう。銀行は働き方改革などと言う訳のわからない施策を講じる前に仕事の仕組みを改めて整えるべきだろう。
サービスが大事だと偉い人は言う。寄り添った提案が大事だと。僕はそうは思わない。これは特にリテール分野の話ではあるが、真に投信等に関心があれば手前でやるのだ。それも手数料の安いネット銀行で。ソニー銀行は口座開設から何から便利だし、楽天銀行はUIは流石楽天あまり良くないが結局便利だ。僕自身のメインバンクもネット銀行だ。寄り添った提案なぞ今働く世代にはできっこない。どうせ同じ時間帯で働いているのだ。寄り添った提案、結局のところ金持ちや年寄りに媚びて情に絆すだけのサービスに過ぎない。フローチャートを細かくすればそれこそネットで出来ることだ。
日本は多くの人が銀行口座を持つ珍しい国だと聞く。この傾向は続くだろうがそれはネット銀行に偏るだろう。店舗型の銀行は今のままでは本当にただコストだけ抱える過去の遺物に成り下がるだろう。いっそ法人と個人を全く別の銀行にしてしまえとさえ思う。そっちの方が余程効率がいいだろう。
偉い人曰くサービスが大事なのは銀行が同じような商品を取り扱っているからだと言う。確かにそうだ。特に法人分野はその傾向が強い。担当者の能力に依るものは大きい。一方で個人分野では少し違うんじゃないか、見落としがあるんじゃないかと思う。
我々商業銀行は商業銀行であるが故に、もっとブランドを意識するべきだろう。それは金持ちや年寄りに対する温い媚びのサービスであってはならず、どちらかと言うとアップルカードに連想されるような、スマートな商品開発だ。キャッシュカードやらスマホアプリやら、実は銀行には他行差別化の図れる商品がいくつかある。保有して人に自慢したくなるような商品の開発こそ、何も捨てられない銀行がいつまでも大衆の銀行であるために必要なことだろう。
なんだってやるべきだ。いつまでもジャケットを着てるのではなく、ポロシャツを着て街に出るべきだ。銀行がタイアップしたカフェやらコーワーキングスペースやらをもっと作るべきだ。せっかく無駄な資産をたくさん持っているのだから。無形の価値を、ブランドを、高めて向こうからやってきてくれる銀行になるべきだ。〇〇BANKがお洒落でスマートの代名詞になる日がくればいい。BANKの語源の確かなところは知らないが、いずれにせよ皆が腰掛けることのできる公器たるべきだ。因みにポロシャツはエスカレーションラダーを増やすといった意味でも是非とも推進するべきだ。普段がカジュアルであるからこそスーツがより際立つのだ。振り切りが大事だ。年寄りと金持ちには徹底的に媚びよう。大理石造りの基幹店を作ってもいい。マホガニーかなにか高級な素材を使った店内で、徹底的に厚遇すれば良い。そしてブランドで大衆を惹きつけよう。認知なくしては居ないものと同じなのだ。
思うがままに書き連ねて、推敲すらできていないが、日々感じるストレスの中、間も無く来るであろう異動を思い、こんなことを書いてしまった。
普段の業務ではこんなことできない。つまらないオトナ達が上の顔を見ながらクソみたいな施策を出してくるのを見守るだけだ。
仮にこう言う仕事ができるような年次になった時、おそらく僕もそういったクソみたいな大人になっていることだろう。
人事へ。探さないでください。なんだかんだ言って僕はまだクビにはなりたくありませんので。辞めるまで待ってくれよな。
何もできない若手の、根拠もない取り止めのない妄想である。これを根性のない若手と切り捨てるのは容易だ。僕でもそうする。ただ、そうして肥大してきた結果が「必要とされない銀行」であると言うことは偉い人は強く認識するべきだろう。だから、少しでもいいから真の改革の姿勢を、我々が充実して働けるような未来を見せて欲しい。何を言ってるのか自分でもわからなくなってきたな。いつかもっとまとめて書くこととする。
なんと自宅に居る時間は5時間だけ?継続してたらデスマーチよ。
法律守って作業者が自宅に9時間いられるようにマネジメントするのがお仕事。
(鎮火の初動は、終電まで働かせといて健康管理は自己責任とか言う人の排除から)
というわけで、みずほ銀行が最近また話題になったので、振り返ってみよう。
で、記憶に新しい2011年の東日本大震災システムトラブルの影響で、
システム刷新して再発防止するぜ!というのが2012年スタートの話。
みずほコーポレート銀行にみずほ銀行が吸収合併されて、
はい、クソメンドクサイですね。
しっかし、この合併って超ややこしくて
とか並べると、ウワー関わりたくね-って判るでしょ。
今のみずほ銀行は、旧みずほコーポレート銀行なので、旧富士銀行なのね。
法人格(法律上の会社人格)も、SWIFTコード(世界的な銀行識別番号)も、旧富士銀行のを使ってる。
でも、日本国内で使う統一金融機関コードは、旧みずほ銀行で、旧第一勧業銀行で、旧第一銀行なのね。
なぜなら、旧第一銀行の統一金融機関コードは0001で、旧富士銀行が0003だから。
しかも、元みずほコーポレートたる興銀は企業向けメインで、元みずほ銀行は個人向けがメイン。
AKBと宝塚歌劇団が合併したみたいなもんスよ。そりゃ一歩も引かないわな。
という政治的決着を経て、
外向けに儲かってるところは興銀の日立
(全銀システムはそもそも開発保守をずっとNTTデータがやってるんで、そこしかやるところがないという)
そして三菱東京UFJ銀行の開発はちゃんと終わりました。あそこも無茶やりました。
旧UFJは派閥抗争で完全に疲弊しきった所を、天下の三菱御三家、東京三菱銀行が救済しました。
だから、旧UFJ系(日立)は「実利で残した」という形で、東京三菱側(IBM)が完全にコントロールしてた。
主導権が完全に旧東京三菱側にあるので、旧UFJ(旧三和銀行)がなんか言っても鼻で笑われるレベルね。
つまり、クライアント(依頼主)側の命令系統がキッチリしてるかどうかが全て。
家を建てる時にさ、大工と左官職人と配管職人とガラス屋と設備屋が居るから完成しないとか、無いでしょ。
それぞれの職人にそれぞれの指示をして、結果として一つの建物ができるのはそんなに珍しく無い。
(もちろんちゃんと連携しとかないと穴空いてないから換気扇付けられんとかあるんだけど)
だもんで、日本IBMのプロジェクトマネージャーに全権委任して、組み直せば終わるよ。
みずほ銀行内の揉め事は、全部林さんがOK/NG決めて、IBMのPMが采配して進める。
要は、クライアント(依頼主)側の意思統一ができていないのが一番の問題。
これは、ベンダーがーとか多重請負構造がーとか、そういう問題じゃない。
第一勧業銀行と富士銀行と日本興業銀行の合併が終わってないのが問題。
(外面の話じゃなくて、内部的に一つにまとまってるかってことね)
自社もまともにできてないのにSIとか臍が茶を沸かすぜ。
みんなコダワルねぇ。
ヤヤコシイということだけ判ればエエのに。
とするじゃろ
/*合併前の法人格リスト 第一勧業銀行, 富士銀行, 日本興業銀行*/
社名変更(みずほ銀行, 吸収合併(吸収合併(第一勧業銀行, 会社分割(富士銀行, 富士リテール)), 吸収合併(新規設立(みずほ統合準備銀行), 会社分割(日本興業銀行, 興銀リテール))))
社名変更(みずほコーポレート銀行, 吸収合併(富士銀行, 日本興業銀行))
社名変更(みずほ銀行, 吸収合併(みずほコーポレート銀行, みずほ銀行))
第一勧業銀行が第一銀行から来てることは知らなくて良いなんてコメントは甘い甘い。
日本では古いほうがエライ。それは実にシンプルに帰属意識や誇りに結びつく。
今をときめく日本銀行よりも第一銀行(第一国立銀行)の方がエライのよ。
よしもと新喜劇とAKBと宝塚歌劇団が合併したみたいな話に例えると
「じゃあそれで」
「えぇ……」
「しないだろJK」「含めるに決まってるだろ?」「千秋楽だけ生花は衣装扱いで」
「えぇ……」
「どうかな?公演の日取りは決まってるけど」
「「「おおむね順調です!」」」
(三行で正確に知りたいってのは業腹ってもんだ)
『これはよろめくような現実です。私たちは完全に商業銀行に依存しています。
現金であれ、クレジットであれ我々の使っているドルは誰かしらが借りなければ生まれないのです。
もし銀行が充分なお金を創造したなら私たちは繁栄するでしょう。
そうでなければ私たちは飢えます。私たちは恒久的な借金によるマネーシステムなしでは、
絶対生きられないのです。誰かがこの状態を完全に理解したとしても、
このバカげた悲劇的で絶望的な私たちの立場をほとんど信じられないでしょう。
でもここにあるのです。』
ロバート・H・ヘンフィル (アトランタ連邦準備銀行クレジットマネージャー)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/business/9191/1333369457/
>フリーザ的には『私の損失は5700兆です』
フリーザ強すぎてワロタ。日本の個人金融資産1400兆円、その全てを使った元気玉を4発打ってもまだ足りないしwww
アメリカ自動車業界BIG3改め、PIG3がヤバイのはどうなったんだろ。いずれは飛ぶみたいだけど、そのインパクトはどれくらいになるものか、恐い。ナッパが腹筋で気円斬を受けるようなものかw
http://anond.hatelabo.jp/20081212184355
PIG3の社債をしこたま抱え込んでいるアメリカの商業銀行もやばいらしいけど、飛んじゃった時はもっとヤバイ事が同時多発的におきるんだろうね。
ロジャーズ氏ら衝撃予想「来年のダウ平均は4000ドル」 2008年12月12日(金) 11時38分
http://charge.biz.yahoo.co.jp/vip/news/scn/081212/081212_mbiz047.html
「商品市場は唯一健全な資産。次いで、中国や台湾の株式。特に台湾企業は、中国本土の長期的な成長の恩恵を受けやすい」「米国債のバブルはすでに崩壊していて、30年期の長期国債の利子は0.04%と低く、買い入れる理由がない。大量の国債は市場から淘汰され、インフレーションが深刻化する」、「人々は通常、6%のリターン率で初めて買い入れをはじめる。しかし現在の米国株のリターン率はわずか3%で、元のレベルに戻るには、ダウ平均が4000ドルに落ち込まなければならない」(ロジャーズ氏)
底が見えませんね。
どういう経済危機でも影響される部分もあればそうでない部分もあるわけだけど、今回の危機で影響を受けた部分がこれまでとは違うほど重要性があるといいきれる根拠がわからん。
信用創造という現代金融の基本原理とも言うべき仕組みが崩壊しつつあるから。
まぁ信用そのものが消滅するわけじゃないけどね。
投資銀行より規制が強いはずの商業銀行が危機出ないというわけでもなければ、アメリカより大きな政府のヨーロッパ諸国が大丈夫というわけでもない。
何のためにGSやモルスタが商業銀行形態に移行したと思ってるんだ?
規制緩和が危機の原因⇒規制が強い部分は危機の影響ないはず、かつ、大きな政府⇒規制が強い、という論理展開において、全ての「⇒」が論理的におかしい。
そういう意味じゃなくて、これまで金融危機が何度あってもそのたびに本質的には影響されなかった部分が崩壊しかかってるということ。
どういう経済危機でも影響される部分もあればそうでない部分もあるわけだけど、今回の危機で影響を受けた部分がこれまでとは違うほど重要性があるといいきれる根拠がわからん。
規制緩和=原理主義といってたら何でもかんでも原理主義になっちゃう気がする。そもそも規制緩和との因果関係自体どれほどあるのかも怪しいわけで。投資銀行より規制が強いはずの商業銀行が危機出ないというわけでもなければ、アメリカより大きな政府のヨーロッパ諸国が大丈夫というわけでもない。ナントカ原理主義というのはそもそも煽るために作ったような用語だけど、常識的に考えて危機をもたらす要因は規制緩和のし過ぎ的な部分もあれば余計な規制の部分もあるわけで「市場原理だ」「社会主義だ」というレッテル張りは思考停止になりがちと思う。各制度でどこが不十分かどこが不要かを個別にそれぞれ検討したほうがいいはず。
一部でもやってたから投資銀行が悪いということなら商業銀行とか投資銀行以外の金融機関だって槍玉に挙げないと公平さを欠く。
そうじゃなくても、メザニンやエクイティまで余所に売っちまえば貸付審査のところで酷いモラルハザードが起きるのは本当はわかってたはずだよね。
モラルハザードがおきやすいということがわかるのは投資銀行だけだったということでなければ(そんなわけないが)他の金融機関とか監督官庁の責任はスルーしちゃだめだろ。「ろくに米の検査ができない小売業者に米売るときは事故米を売りやすくなるインセンティブがあるから、カビ米問題は小売業者が悪い」と言うのっておかしくないか?
そういう規制ができるなら商売しにくくなるんだから投資は引き上げるのは当然で政策実施する側は引き上げられるリスクも覚悟すべきなんじゃないかな。
投資銀行は庶民から嫌われてるからどういう理由でもいいから、こじつけて叩いとけみたいな政治屋の浅ましい人気取りに見えて仕方がないんだよな。