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はてなキーワード: 監獄とは

2025-02-20

自民党官僚がオレらに死ねと言い、近所に嫌がらせ担当医と裁判官を配置してきている

21世紀厚労省マイナンバー国交省JRデータを駆使し、法務省と金融庁はストーカー保険営業員でスネーク

都のキチガイ知事個人監視団を作った

皇族党のなんと陰湿種族なことだ

人権など与えるものかコレデモカとな

テメエの訴えなど全て不適法バーカバーカザマァ、お前が保険詐欺師になったんだよ

死ぬまで異議申立やってろや(意訳)

 

こんな民事裁判監獄を作る公務員経団連にヒザマづけ土下座しろだとさ

途上国法制度構築支援が聞いて笑わせる

てめえらの成績は、米軍様とABA様のいうとおり、ゴミカス人権発明したこと

2025-02-14

自分正反対のことをやり続けて人生壊れた

小学生の頃、大きな公園で駆け回るのが好きだった。

だけど一日中家や塾に閉じ込められて勉強させられた。

親とバラエティ番組を見るのが好きだった。

それなのにいつの間にかテレビは壊され、好きな漫画は全部歴史漫画に置き換えられた。

山や海の風景をただじっと眺めているのが好きだった。けれどそんな時間がもう与えられることはなく、親はいつも何かに急いでいた。


中学は親の希望する所に合格した。自分達はおんぼろアパートに住んでるくせに、何故か金持ちボンボンが通う進学校足立区から1時間かけて通わされた。学校の誰とも話は合わなかった。


勉強は嫌いだ。本当はおちゃらけている方が好きだった。けれどそんなだから学校に馴染むことはできず勉強くるいしかやることはなかった。


大学も親の希望する所に合格した。周りは秀才天才ばかりで、ここでも馴染むことはできなかった。ただ他にやることがなかったか勉強していた自分に対して、その大学にはやりたいことがあって努力してきた意思の強い人達や、生まれつきの天才しかいなかった。


研究室就職先に対する親の希望は意外にも無かった(ただ世間知らずで分からなかったのだろう)。そもそも勉強は嫌いで、特段やりたいことも無くガクチカ等当然なかったため就活には特に苦戦した。


その後数年間の紆余曲折があってそれなりの会社入社した。そこでも毎日満員電車に乗って監獄のようなビルの中で変わらない作業をするばかりだ。それなりにお金はもらえてはいるが、仕事情熱を注ぐ仕事大好き人間そもそも頭の出来が違う優秀な人間と一緒に大して興味もない仕事をするのは正直辛い。


どこにいても場違いな気がする。自分がその場で一番情けなく思える。自分ありのままでそこにいて良いと思えたことはない。


今はもうなんの感情も湧かない。全てを淡々とこなして寿命が来るのを待つ日々だ。

2025-02-07

anond:20250207080020

こういうメソッドでいいだろ

味噌汁を手錠と視察孔の釘に吹き掛ける行為一年間続け、その塩分腐食させた後に外し、関節を脱臼させ、監獄の天窓を頭突きで破り、煙突を引き抜いて1944年昭和19年8月26日脱獄(3回目の脱獄白鳥37歳)。

2025-01-09

anond:20250109092524

監獄お姫様はおばさんが主人公ドラマだよ

めちゃくちゃおしろ

昔一度観たことあって 9連休にもう一度観た

最近スペシャルドラマ 侵入者たちの晩餐 もおばさんが主人公だけど

まあ やっぱりおばさんが主人公のやつは大体。。。おばさんがアホらしいかおもしろいとか

「おばさん」をバカにしてるなー

2024-12-31

はてな匿名ダイアリー投稿の思い出 5/5


№41 おススメの焼酎梅干しが知りたい

anond:20230227214633

2023年2月投稿

昔の自分投影しました。

二十代の頃から焼酎ソーダ割が好きです。そこに梅干しシュートして、潰して飲むのが至高です。

しかし……若い頃はどの梅干しがいいのか全然からず、コンビニスーパーで買った既製品梅干しを使っていました。

そんな梅干しがおいしいはずがなく、せっかくソーダ割を作っても、数時間後には梅干し化学成分が溶け出して凄まじいマズさに変化します。

もういい年齢になるので、梅干しはどの会社のどの銘柄がいいとかわかるのですが、若い人にとっては厳しいのでは……と感じて日記を書きました。

ダイレクトマーケティングになりますが、梅干しは……Amazonだと、うめ海鮮紀州南高梅がいいです。できれば5月6月に買いましょう。昔ながらの通信販売会社だと『熊平の梅』になります製品ブランドだと『しらら』といったところでしょうか。



№42 私生活での行為理由とした不採用について

anond:20230313205548

2023年3月投稿

すまぬ、創作なのじゃ……80%純粋創作です。

就活中に、居酒屋やらかした子がいたのは本当です。

卯月氏がブコメ個人情報の一部を公開されたのには驚きました。

仕事において、人格能力のどちらが大事なのか? が気になりました。皆さまのご意見をうかがいたいと思いました。今では、どちらも欠かしてはならぬ両輪であり、比較自体が間違っているというものです。

日系企業場合は、人格や人柄がいいと、能力不足でも生き残りやすいのは確かです。職場に居るだけで周囲にいい影響を与える、というのが理由です。

モデル人物解説などを期待していた方、誠に申し訳ございません。

最後天丼

質問などがあれば答えます



№43 本当のコスパって何?

anond:20230314211256

2023年3月投稿

自分のことを取り上げました。

この日、インフル気味の風邪で寝込んでいました。

さりとて栄養を摂る必要があったため、朝一番スーパーに行きました。体はだるく、何を買おうか相当迷ったのですが、お刺身うどんを買いました。

それが……いつも食べている夜の割引ものと比べると、比較にならないレベルでした。凄まじい旨さです。

この時の感動を日記にしたいと思って筆を取りました。

熱はありましたが、布団の中でスマホポチポチとやって投稿しました。



№44 コンビニをやってるんだが助けてほしい

anond:20230314222946

2023年3月投稿

こちらはけっこう重たいです。

私が未成年の頃にあった出来事です。京都市の北の方にある実家に住んでいたのですが、近くのコンビニに寄っては立ち読みをしていました。

しかし、ある日の夜……私の隣の立ち読み客に、警察官が声を掛けたのです! 最初は「私かな?」と思って大変驚きました。

そのうち、そのお客さんですが……店内で職務質問をされて、パトカーに連れて行かれて、また店内に戻って、最後店長らしき人から出入り禁止を告げられていました。

その時、下世話にも私は、最後まで状況が知りたくて聞き耳を立てていたのです。

日記の内容は、概ねそんなところです。

未成年ながらに、世の中にはいろんな人がいるものだと感じました(小並感)



№45 在りし日のネットメンターに寄せて

anond:20230315190445

2023年3月投稿

過去自分を振り返って書きました。

ガラケーがあったと思います通信速度は今より遅めで、世代に言うと2Gでしょうか。

まだ大学生~若手社会人だった当時、いろんなブロガー日記を読み漁っていました。この投稿時は、それらの思い出をどうにかして絞り出し、好きだった書き手を紹介しようと思いました。

ブロガー問題ひとつに、引退というものがあります

若かりし日の自分が好きだったブロガーでも、年月を経るごとに作風が変わっていき、段々と様子がおかしくなり、仕舞いには引退してしまます

または、自分自身が年を経るごとに成長しすぎた問題も出てきます

子どもの頃に見ていたアニメ漫画を今読むと違う感動があるといった具合で、自分社会に出て成長したことで、好きだったブログ価値観卒業(超越)している、ということがあります

当時よく読んでいたブログの作者様一人ひとりに対し、感謝(ブログの供養)の念を込めて日記を書きました。


№46 自称出世コースの同期社員退職した

anond:20230319114030

2023年3月投稿

いきなり余談ですが、私の投稿日時が偏っているのは理由があります

例えば偶数月に日記を作り、奇数月に投稿するルール採用している年だと、このように特定の月に投稿が偏ることになります

さて、こちらの日記ですが、私はこれまで数多くの官公庁を廻ってきました。

国家地方も、役場文化はある程度わかります。この日記は、そのうちの出向制度について思ったことを書きました。

私が役場退職する前年のことです。ある1人の同期職員退職しました。総務省に長年出向していた職員です。

普通、国機関への出向というのは1~2年ですが、彼は4年目を迎えようとしていました。

地方自治体→国への出向というのは形式上は立派かもしれませんが、実態は違います

機関の中でも、総務省厚生労働省文部科学省その他の忙しい省庁の場合地方自治体の出向者のことを、無料で使える臨時職員として見ています霞が関では、長時間労働ストレスのある日々を送ることになります

詳しくは日記をお読みくださいとしか言えないのですが、地方自治体の方も、自分達がそのように利用されていることを知ってか知らずか――あえて不要職員を送り出して、長期働かせるようなことをしています派遣職員について、能力普通以上で、性格や人柄に難がある人が多いです。

別に辞めてくれてもいいよ、東京なら職がいっぱいあるでしょう」みたいな感じです。

本当に大事職員は、1年間しか霞が関に送りません。長くても2年が限度です。または、2年間に分けて4人(半年×4)といったペースで送り出します。

不毛だな」と、当時30過ぎだった頃の私は悲哀を感じました。日記で取り上げられている彼は、本当に不憫でした。



№47 没落した京大生の話を聞いてほしい

anond:20230321131216

2023年3月投稿

学生時代は、多くのアルバイトをこなしていました。最終的には2つまで絞ったのですが、そのうちのひとつマクドナルドです。

繁華街マクドだったので、多様な学生が働いてました。日記に出てくる彼は、私のアルバイト仲間です。年齢は一緒で、学年は彼が一つ下でした。

京都大学法学部に籍を置いていたのですが……いわゆる発達障害というものでした。2000年代前半にその概念流行っていません。早くても数年後です。

エピソードには事欠かないのですが……彼の名誉のためにやめておきます

彼は、人間関係では苦労することが多かったのですが、一生懸命に働いていました。私も彼を応援していた1人です。

京都銀行内定をもらったと聞いた時は、彼に居酒屋で御馳走してあげました。数年後に先斗町でばったり会って、「やめたんだ……」と聞いた時も、やはりレストランで御馳走してあげました。

彼の話を聞いているうち、私の方まで悲しくなってきました。彼の幸せを今でも願っています。願うことしかできないのですが。またどこかで会ったら、食事か飲みに行きたいです。

あの頃は、本当に懐かしい思い出です。彼は頑張り屋です。きっといい就職先が見つかっていると信じています



№48 この世界には『養分』が必要だよな ※ラストです

anond:20230327221030

2023年3月投稿

監獄誕生』という書籍を読むことがありました。ミシェル・フーコーのいわゆる名著です。

読了後に、それらの概念テーマにした日記を書いてみようと思い立ちました。

内容的には、世の中の残酷な仕組みを取り上げつつ、『監獄誕生』に出てくる場面で結論にもっていくという流れです。

実際、世の中のルールに従うか逆らうかは、当人に委ねられています

学校教育では、社会についての基礎基本を教わりはします。しかし、それらを受け入れるかどうかは、あくま自分で決めないといけません。

私が思うに、成熟した社会というのは、法律に反することまで含めて織り込んでいるのではないかと感じます

法律常識に反するのは、よくないことかもしれません。しかし、無秩序もまた秩序のひとつなのでは? と、日記を書いている最中に感じたのです。

ルールに反する行為というのも、人間の生き生きとした力の肯定ひとつにほかなりません。そんな考えを抱いている時点で、私が公務員に向いていなかったのは間違いありません笑



最後に)

これで終わりです。

ここまでお読みいただいたあなたには、心の中で感謝スターを上程いたします。

またお会いすることがありましたら、その時は何卒よろしくお願いします。

来年幸運を願って、2020(午後8時)に投稿します。余りの20分はスルーしてください…

1/4追記感謝スターカラーは、カオスにちなんで"ブラック"にします笑

1/4追記② 一足飛びにでも、ここまで読んでいただいたあなたが大好きです😁

2024-12-30

anond:20241230110940

例の監獄実験実験の体をなしてないというのが後の評価で、実際に追試が行われ否定された。

anond:20241228213336

なるほど、ハーバード監獄実験のようなもの

女は男よりも劣ってる、と社会全体の常識が実際に女のパフォーマンスを落としてる、という事か。

2024-12-18

anond:20241218210337

まあ請願の内容からしても低身長で胸の小さい女性性的二次元画像は全部禁止にして、製作者所有者は監獄に放り込もうとは考えているな

2024-12-12

anond:20241212163501

創聖のアクエリオン

死に別れた恋人たちが転生して巡り合う物語のように見せかけて、実は女の方は確かに前世の女の生まれ変わりだが、男の方は別人(前世男の飼ってた犬)だと衝撃の事実アクエリオンEVOLにて判明する糞アニメ

男の方は女よりも早いサイクルで転生を繰り返したため、もう女に対して保護者意識のようなものが芽生え「前世悲恋をやり直したい」という欲求がなくなり、女への思慕を断ち切れぬ犬にその座を譲っていた

アルドノアゼロ

イケメン二人が時に反発しつつも協力しあいお姫様を守り奪い合う三角関係もののように見せかけて、お姫様がいきなり出てきたおっさん寝取られ結婚してしまう糞アニメ

闇落ちしてた銀髪イケメンは姫のNTR結婚にショックを受け降伏し投獄され、黒髪イケメン監獄へ通っては銀髪を見舞うようになり、「投獄された男と見守る男萌え」という監督BL嗜癖からまれ物語だと最終回後に明かされる

2024-10-30

弱者男性やってた頃の恋愛

この日記タイトルは、少し前にTwitter話題になった「はてな匿名ダイアリーから頂いたものである

https://anond.hatelabo.jp/20241021131553

なぜこの日記話題になったかというと、内容が「嘘くさい」、「弱者男性を装った女が書いたに違いない」と多くの人が感じたからで、いわゆる炎上に近い形でTwitter上で議論が白熱した。

私も当該日記をよく読んでみたのだが、確かに女性が書いた」ということもさもありなんといった印象だった。というのも、自分自身過去は「弱者男性」であったが、色々と経験を積み、今は結婚もできているというステータスで、まさにタイトル当事者であったからだ。

そこで、(元の日記の真偽はさておき)タイトル当事者自覚している筆者が、「弱者男性としての恋愛観」を綴ってみるとどんな感じの文章になるのかやってみた、というのがこの日記目的である。この日記たまたま見つけてくださった皆さんも、ちょっとした実験に付き合うつもりで読んでいただけると幸いである。

~1.なぜモテなかったか?~

そもそも弱者男性」は最近出てきたネットスラングで、色々と定義があるだろうが、ここではめんどくさい話に踏み込まず、弱者男性を単純に「モテない男性」、いわゆる「恋愛市場における弱者」と定義することとする。

自分はその意味で、過去バリバリ弱者男性であり、ともかくモテなかった。詳しいことは後述するのだが、高校卒業まで女子と話したことほとんどなく、当然彼女が出来たり、バレンタインチョコをもらったりなんてことは経験したことがなかった。

自分なりにモテなかった理由分析してみると、至極単純な2つのことに集約される。

 ①顔が悪い

 ②女子とどんな話をしたらいいかからない

①に関して、やはり顔が悪いのは大きかったと思う。恋愛において「顔」の良し悪しは世間で言われているよりもずっとずっと重要な要因だと感じる。イケメンに生まれていたら、恋愛における立ち回りも大きく違っていただろう。ただ、このことをうだうだ言っても仕方がないので、次に行くとしよう。

②に関しては自分家庭内環境が大きかったと思う。自分家族構成は、父母、自分と弟の4人家族で、家庭内母親を除くと男しかいない。なので、昔は女子普段どんなことを考えて生活しているか、どんなことが好きなのか、全くわからなかった(実は今でもよくわかっていない)。これは女子恋愛していくうえで、大きなハンデだったと感じる。

~2.幼少期を振り返る(小学生から高校生まで)~

前述のように、男兄弟で育ち女子が何を考えているか全く分からない自分は、モテモテない以前に「女友達」というものすら全く作れずに育った。

小学生の頃に自分が好きだったものと言えば、ドラクエガンプラカードゲームなどであり(あまり特定すると年がバレそう)、友達になるきっかけとして、「あのゲーム好き?」「君もガンダム好きなの?」みたいなアプローチ法は知っていたが、逆に言うとそれ以外の術を全く知らなかった。よって、必然的女子とどんな話をすればいいかからず、全く女子と話さな学校生活をつづけた。

小学校のころまではそれでも特にストレスを感じずに来られていたが、中学に上がるとそうもいかなかった。自分思春期真っ只中になって女子への関心と性欲が出てきたし、何よりもクラスの中の会話がほぼ恋バナになり、「誰と誰がやった/やらない」という噂が飛び交うようになっていた。

そんな中で自分は相変わらず女子と話す方法が分からずにいたので、どんどん自信がなくなり卑屈になっていった。そのオドオドした態度が女子にも伝わっていたのか、徐々に女子から嫌われているのを感じるようになり、覚えているのは、罰ゲーム女子が「自分握手する」というのをやっていたことだ(まあこれくらいは弱者男性あるあるだよね)。

さらに、この頃から女子に対するヘイトも強まっていった。上記のようなひどい扱いをされたこともあるのだが、それ以上に、自分が行っていた中学はいわゆる「スクールカースト」が強くあり、「ヤンキーしか女子と話せない空気感」が強くあった。このころ女子と話したことがないので噂の情報しかないのだが、どうやら「クラス可愛い子がヤンキーと付き合ってひどい目にあったらしい」みたいな情報だけはたくさん入ってきた。そのことから、「女子ヤンキーしか好きにならない」=「女子バカだ」という考えが自分の中で熟成されていった。

しかし、なんせ思春期真っ只中なので(というか男の生理として)、女子にはめちゃくちゃ関心があったし、性欲も人一倍強かった。よって、「女子は嫌いだけど、女体には(死ぬほど)触れたい」という思春期ベタ感情を抱いて悶々とした日々を送っていた。

そんなこんなで中学生活を過ごしていたが、高校進学のタイミング希望の共学の高校に落ちて、不本意ながら男子校に通うことになった。

高校では当然学校内に男子しかいないので、中学時代のような自己矛盾からくるストレスは減っていったが、女子と話す経験恋愛する経験は一向に積まれないまま、18歳を迎えた。

~3.人生の転機(大学時代)~

高校生活特に楽しいこともつらいこともなく、学校に行って帰るだけの生活で、よく言えば非常に穏やかな日々だった。ただ、3年次の受験勉強だけはそこそこ頑張って、何とか第一志望群の大学合格できた。

自分が行っていた大学はいわゆる私立文系マンモス大学で、当然可愛い女子もたくさんいた。中学時代女子ヘイトを経て、高校三年間男子校という監獄に閉じ込められた自分には刺激が強すぎる環境だった。しか女子と話す経験値が致命的に足りていないので、入学後の3か月くらいは、昔と同じで女子を遠ざけるような生活を送っていた。

転機となったのは、英語クラス好きな人ができたこである(思えば初恋だったかもしれない)。その時、男友達はそこそこ出来ていたので、親切にも色んな人が恋愛テクを教えてくれた。どうやらメール(その時にLINEはなかった、また年がバレそう)をこまめにやって、頃合いを見て二人でご飯に誘うのがいい、という今考えれば当たり前の恋愛プロセスもその時はじめて知った。

またその友達が他の女子自分を繋いでくれて、恋愛相談をするという形で、女友達を何人か作ることができた。この頃には、「女子とどんな話をすればいいか」がなんとなくわかるようになっていた。

ただ、肝心な好きになった子とは全くうまくいかず、それもそのはずで、その子には既に彼氏がいて分かれる気配もなかった。しか恋愛というものを全く分かっていなかった自分は「彼氏がいても好きなら諦めないのが純愛だろ!」などと痛いことを考えていて、ちょこちょことアプローチを続けていた。

AKB歌詞みたいだね。好きって気持ち大事なんだーって。さすが秋元康童貞気持ちをよくわかっている)

ただまあ当然うまくいくわけもなく、早まって告白をし、あえなく振られた。そんな感じで傷心状態が1~2か月続いたが、そのタイミングで同じサークルのある女の子と仲良くなった。

の子は正直言ってあまりタイプではなかったが、傷心を癒してくれたし、何よりなんだか付き合えそうな雰囲気があった。そこでやりたい気持ち半分、癒してほしい気持ち半分でなし崩し的に告白をして付き合うことになった。

から振り返って思うのは、やはりn=1でも女子と付き合ったことがあるかないかはとても重要で、一人の女性からでもその生態を深く知ることができた。

男と女は別の生き物なんてよく言ったものだ)

そこからの話はあまり面白くないので詳細は省くが、人並みに大学生らしい恋愛をした後、別れたりくっついたりして、やがてそれも終わり、その後新しい彼女が出来たりして…といった感じで、徐々に「弱者男性」だった自分は薄まっていった。

~4.「弱者男性だった頃の恋愛観」と今~

ここで、弱者男性だった頃の、下手で、精神的に未熟で、痛くて、という恋愛観を経て、今思うことを綴ってみる。

まず、弱者男性になるきっかけは、ほとんどの場合先天的ものと家庭環境だとおもう。冒頭にも述べたが、イケメンに生まれ弱者男性になる人は少ないだろう。あとこれも経験則でしかないが、家庭内に女兄弟がいたら弱者男性になる確率はぐっと低くなるだろう。

次に、弱者男性から抜け出す方法は、月並みだが女子と接する「経験」をともかくつむしかない。なので、今自分弱者男性である自覚していて、かつそこから抜け出したいと思っている人は、勇気をもって踏み出してみるしかない。当然傷つくことも多いし、自信を無くすかもしれないが、多くの男性がそれを乗り越えて幸せをつかんでいるのだ。こんなことを書くと精神論になって胡散臭いセミナーみたいなので、最後に具体的な方法を2つ示して、弱者男性から抜け出せる確率を少しでも上げられるように考えてみる。だれが読んでいるかからないが、少しでも参考になれば幸いである。

~①流行りの髪型ファッションを学び、お金をかけよう~

恋愛において顔が重要なことは何度も述べたが、顔は整形でもしない限り変えることができない。しかし、髪型ファッションは変えることができる。今となっては、自分他人恋愛相談に乗ることも多いのだが、モテない人はだいたいダサい髪型ダサいファッションをしている。そういう人はたいてい我が強い。自分のこだわりが強すぎて世間流行からかけ離れているか、もしくはすごくケチ美容院ファッションに金をかけたくないと思っている(趣味に金をかけすぎで、髪型ファッションに金を回したくない人も含む)。

そして、女子は男が思っているより何倍も外見で様々なことを判断する。男の何倍も髪型ファッションに関する関心が高く、自分が思っているよりかなり細かく髪型ファッションを見られていると思ったほうがいい。こんなことを書くと、「外見で判断する女は嫌だ」なんて反論が聞こえてきそうだが、そんなきれいごとを言ってもしょうがない。流行りの髪型ファッション雑誌SNSで学び、カネをかけるべきである

自分はと言うと、なぜか中学くらいかファッションにだけは関心があり、ファッション誌を読み漁り、誰に見せるわけでもないのに(高校生にしては)そこそこ高い服を買っていた。それもあってか、大学入学後は髪型ファッションに関してダサいと言われることは無かった。このことは弱者男性を抜け出すための大きな要因だったと思う。

~②女子の御用聞きにならない~

これは、弱者男性恋愛をすると初めに陥りがちなパターンである。つまり、好きになった女子要望をなんでもかなえてあげたいという思考だ。

「どこ行きたいの?」「何が食べたい?」「次どうする?」。こういったことを逐一聞いていると女子貴方のことを優しいとは思わず、むしろ「頼りない」=「魅力を感じない」となってしまうらしい。(自分もこういうことを言っていたので気持ちは痛いほどわかる…)

対策としては、デートまでの日時とデートプランこちである程度固めて、リードしなければならない。いちいち女子要望を聞いていてはいけない。迷ったら、お互いの休日を合わせて、映画に行ってちょっとおしゃれなお店(頑張って調べよう)で食事をする、とかで良いと思う。面白味は無いが、女子貴方査定するには必要十分なセッティングだ。

~5.おわりに~

いかがだっただろうか?この日記特に推敲もせずに思いつくままに書きなぐったので、読みにくい部分もあるかもしれない。

自分もまだやっていないのだが、自分日記と元の日記https://anond.hatelabo.jp/20241021131553)を読み比べてみて、どのような違いがあるのか考えてみよう。

もしこの辺境の地の日記たまたま読んでくれた人は、元日記との違いやざっくばらんな感想を教えてもらえれば幸いである。

では。

え、独身生活楽すぎんか?

仕事終わってから育児家事もないやん。

なんこれ、独身生活楽すぎんか?

ちょっと訳あって今擬似独身生活しとるのだが、めちゃくちゃ楽。

仕事終わりが22時でもまだ趣味できるやん。

勉強したきゃできるし。

独身生活楽すぎるだろ…

しかも金貯まるし。使い所ないもん。

なんなん?これ。なんのために人は結婚すんの?

子供に縛られ配偶者に縛られ、何が嬉しいん。

独身生活楽すぎ。

こんなん40過ぎたら余計に税金払えや腹たってきた

(若い人はこれから結婚育児監獄にいくだろうから免税です)

2024-10-28

パノプティコン

仕事から帰ってきたら、リビングに見慣れない物体が鎮座してた。

何だこれって近づいてみると、どうやらそれは息子が図工の時間に作ったパノプティコンらしい。

パノプティコンって知ってる?真ん中に塔みたいなものが立ってて、そこから360度、全部監視できる構造になってるやつ。昔の監獄とかで囚人監視するために考えられたっていう、アレね。

で、うちの猫パノプティコン監視塔にちょこんと収まってるんだよ。

この塔がまた息子らしく、やたらと細かく作り込んである監視用の穴が四方八方、東西南北にびっしりと開いてるんだよ。

さっそく猫に向かって「おーい」って手を振ってみたらシュッて手が飛んできて、こっちがちょっかいを出す方向にきっちり反応してくれる。

それでさらに試してみたくなって南の穴から指をひょいひょい動かしてみたら、「…来る!」と思った瞬間、ピシッとそっちの窓から肉球パンチ

今度は北側の穴の方で指を動かすと、見事にシュバッとパンチが即座に飛んでくるわけ。

どの方向にいても、猫は全方位ちゃんと把握してるっぽい。

もうね、完全にパノプティコン機能してた。

こっちがどんなにトリッキーちょっかいをかけても、瞬時にどの方向にも対応してくるんだからもはや監視プロ

それで、しばらく息子と一緒に「今度はこっちからやってみよう」なんて言いながら遊んでたんだけど、なんか気がついたら猫のほうが楽しんでるみたいでさ。いつもなら飽きるはずなのに、全然離れないんだよね。

監視役にすっかりハマってるんだよ。

で、最終的には俺たちが先に根負けしちゃって、もういいやってソファに座ってたんだけど、それでも猫は塔の中に収まったまま。

からじーっとこっちを見つめてるわけ。完全に「監視してますよ」って顔してるのが面白すぎてさ。「おまえ、ホントにやる気だな」って思わず笑っちゃった。

翌日にはリビングからパノプティコンを片付けたんだけど、うちの猫ちょっと寂しそうだった。

2024-10-26

利用規約禁止事項もよんで記事を書いたんだが、ban されてしまった。

「〇〇の見分け方」の記事ハラスメントにより消えた後で以下のような記事投稿して、アカウント一時停止の通知が3時間後に来た。

インフォメーションチームから利用規約に反しなければ公開してもいいといわれたので、書いた文章晒してみようと思う。なお、一部分は当該属性の人を傷つける可能性があるので引用の部分以外は伏字にしてあります

このたび、XXXX年XX月XX日までにFINAL FANTASY XIV, The lodestoneで確認されたお客様行為が、以下の禁止事項に該当すると判断いたしました。

停止期間:翌0時より3日間

ファイナルファンタジーXIV禁止事項

ハラスメント行為

卑猥わいせつ表現

ファイナルファンタジーXIVに関連する利用規約については、以下のURLをご参照ください。

https://sqex.to/x5y

そのため、該当箇所を削除し、お客様ファイナルファンタジーXIVの利用を一時停止いたしました。

「〇〇の見分け方」という記事がなぜハラスメントなのか

「〇〇の見抜き方」という記事運営禁止事項によると「その他、他者に深く精神的苦痛を与えると一般的に見なされている行為」に該当するようだ。

環境ハラスメントでは就労環境と書いてあるが、これはゲームに置き換えても成立し、ゲーム自体を阻害するものとなる。これにはチラシや記事も含まれ、当該記事によって〇〇に対するアプローチも当然増えることになる。

労働者の意に反する性的言動により労働者就業環境不快ものとなったため、能力の発揮に重大な悪影響が生じるなどその労働者就業する上で看過できない程度の支障が生じることです。

 一般的には意に反する身体接触によって強い精神的苦痛を被る場合には、一回でも就業環境を害することとなり得ます

継続性または繰り返しが要件となるものであっても、「明確に抗議しているにもかかわらず放置された状態」または「心身に重大な影響を受けていることが明らかな場合」には、就業環境が害されていると判断し得るものです。

また、男女の認識の違いにより生じている面があることを考慮すると、被害を受けた労働者女性である場合には「平均的な女性労働者の感じ方」を基準とし、被害を受けた労働者男性である場合には「平均的な男性労働者の感じ方」を基準とすることが適当です。

https://www.mhlw.go.jp/general/seido/koyou/danjokintou/dl/120120_05.pdf

〇〇は一般的弱者××によるアプローチ――話しかけたり、デートに誘うことを非常に嫌う。例えば社会的地位の低いものコミュニケーション能力運動能力が低いもの年収の低いもの容姿が優れていないものの行動は容易にセクハラ判断やすく、そうでないもの――スパダリという――はセクハラ判断しにくくなる。もちろん、スパダリであっても、アウトなラインはあるがデートに誘ったり、話しかけたりするだけではアウトと判断されることはない。

そして人間客観的自己判断感覚内省出来ない。具体的には「ある行為セクシャルハラスメントか否か?は行為自体ではなく相手属性に大きくバインドされる」という事を認識出来ないのだ。

実証的な研究を幾つかあげると、2009年ニュージャージー州において女子大学生128人が、架空男性プロフィール説明されオンラインデート上でメッセージのやり取りをしたところ、「オンラインハラスメント」に対する女性の耐性の最も強力な予測因子は、架空男性の魅力と社会的地位であったという。

勿論オンラインだけでなく現実空間においても、このような「女性男性言動ハラスメントを感じるか否かの最も強力な予測因子は男性属性である」傾向は示唆されている。アメリカにおいて平均年齢28.11歳の女性1277人に対して「見知らぬ人からの望まない性的注意を受けた事があるか?」「見知らぬ人からキャットコール凝視された経験はあるか?」とのアンケートに加え、それが起きた時の相手の肉体的魅力・人種・年齢、場所、時刻等の17コンテキスト提示した。そのうえで女性がこうした経験を心的外傷を伴うハラスメントとするか、楽しい体験とするか判断する主な要因は「肉体的魅力」「年齢」「人種である事が判明した。

また別の研究では女性医学生ロックスター等の職業的地位の高い男性による嫌がらせ想像したときの動揺が最も少なく、清掃員や建設労働者等といった職業的地位の低い男性による嫌がらせ想像した時に最も動揺する事が示唆されている。(David Buss & Jennifer Semmelroth 1994)

これらの研究をまとめて換言すれば「弱者男性存在自体ハラスメントである」ということになるだろう。

https://note.com/beatangel/n/n037e20cb8ef2

だが、出会い厨弱者××ほどなりやすく、

所謂非モテ男性」が彼女を作る方法又はセックスを獲得する方法はあらかた答えが出揃ってしまった。それは雑にまとめれば

女性恋愛アドバイスを真に受けてはならない

・とにかく試行回数を稼げ

自由恋愛市場において相対的強者を独占する事は出来ない

の3原則が基本となっているだろう。

https://note.com/beatangel/n/n357d72ea787d

弱者××に対し、積極的アプローチを推奨する記事が出てしまった以上、これらのアプローチをする人は弱者××と判断されやすくなり、アプローチすること自体セクハラなってしまった。

以上のことにより「〇〇の見分け方」という記事を読んだ弱者××がff14の〇〇と思われるプレイヤーセクハラをすることは容易に想像でき、コミュニティチーム目線だとセクハラを誘発しかねないので、当該記事を書いたプレイヤー処罰したものと思われる。

なお、このルール自体が望ましいかは別問題で、現実でも労働法セクハラ防止義務を定めたり、男女雇用機会均等法セクハラ防止の義務労働者経営者に設けたりしているが、平等性や法適用平等観点からして異論があるのは事実である

興味がある人は「国家試験のためのよくわかる憲法」「国家試験のための行政法」「Vマジック 司法書士 憲法」など解説書があるので、一読するのをお勧めする。

ネットでも「憲法無料テキスト行政書士」など無料記事があったりする。

https://gyosyo.info/%E6%86%B2%E6%B3%95%E3%81%AE%E7%84%A1%E6%96%99%E3%83%86%E3%82%AD%E3%82%B9%E3%83%88%EF%BD%9C%E8%A1%8C%E6%94%BF%E6%9B%B8%E5%A3%AB/

最高裁要件事実民事執行を行うために手引きを 民事裁判教官室、刑事裁判教官室、民事弁護教官室で、公開していたりする。しかも、これがなんとタダである

https://www.courts.go.jp/saikosai/sihokensyujo/sihosyusyu/syusyugaiyou/minsaikyoukan/index.html



この記事を書いた当初は、どこのハラスメント講習でも同じようなことを言われるんで細かく解説することは問題ないと思っていた。

(ある女性講師が「立ち位置を考えないかセクハラになるのです」といっていたのは有名である

だが、処分されたということは何かしらよくない点があるのではないかと思い始め、あるサイト質問をしたところ、以下のような答えが返ってきた。

1.ハラスメントハラスメント

2.お前の考えや文体常識ある人間の書き方じゃねえから

3.お前の文章きもいから適当理由を付けた

4.「〇〇の見分け方」でBANされた奴が出た後でそのような解説をする奴がいるか空気を読め。

かにどれもありそうな答えではあるし…

「〇〇の見分け方」という記事通報したきっかけもこのような感じだったと聞く。

やはり、俺はコミュニティチームや大多数のff14プレイヤーからすると異常者側の人間なんだろうか…?

かに

――GMサポート業務について、いわゆる“監獄案件”で印象に残っていることなどがあれば差し支えない範囲でお聞かせいただけますか?

モルボル氏 印象に残っている案件はいろいろなものがあります個別案件についてのお話は控えさせていただきますが、いわゆる“監獄案件”と呼ばれる、GMが関わるような懲戒処理の大半は人間関係もつれによるものです。これまで長いこと『FF14』でゲームサポートを行ってきましたが、GMから注意を受けたとき改善しようとする人としない人が明確に分かれてくるなあ、と感じております

現在は「あなた活動は周りの方を何らかの意味不快に陥れているので、言動を顧みてほしい」ということで指導を行うことが多いのですが、多くの場合改善していただける一方で、それを受けて改善しようとしない人は「(GM側のポリシーがどうであろうと)どこまでならOKなのか?」と探るようなリアクションをする傾向があります。「どうしたら周りに迷惑をかけないか?」ではなく「どうすればペナルティを受けないか?」という点にフォーカスしてしまっているので、そういう方は再び同じようなトラブルを起こしやすいです。

また、「言ってくれなきゃわからない」「自分発言のどこが暴言なんだ」というような発言をする方もいらっしゃいますが、その一連の発言の中に暴言が含まれているパターンもあったりします。



みたいな傾向はあり、法律を扱う仕事――弁護士司法書士裁判官行政書士土地家屋調査士検察官警察官などはラインを探ったり、GMみたいな仕事をしていたりして、プレザンス事件みたいなことをやる人もいる

おかしいじゃないですかむしろそこからでしょ。

スタートはそれダメでもトライしてじゃあこういう形でやってみますだったらまだ分かりますけれど、あなた場合いきなりその学校法人の貸付だっていう前提で話してるように聞こえるのね。

それって、普通の人が通る行為としておかしいでょ。

はなからあなた社長騙しにかかっていったということになるんだけど、そんなことする普通

いや、そうじゃありませんか。

しないね

普通でなんでそんなことしたの。

https://www.youtube.com/watch?v=MWCbbCePu4Y



プレザンス事件場合伊藤塾刑事訴訟法の古いテキストには被疑者には受忍義務があり、多少の威圧的言葉も取り調べには必要なのでと書いており、被疑者ノート存在やある検事郵便関係事件証拠捏造したりして、アウトなラインが時と場合によっては変わるので、ラインを探らないと検察官として必要仕事はできない。

行政書士だと入管審査基準を読めばある程度はわかるが、それでもわからない場合は調べたりしなければならず、調べて分からない場合入管メールなどで聞いたりするので…。

どうしてもラインを探る癖がついてしまうことがある。そして、ガチトラブルを起こすことがある。たとえば、プレザンス事件だと引用のようなことをしたせいで国家賠償事件に発展し、証拠捏造した検事も何かしらの罰を受けた。司法書士弁護士セクハラパワハラで同僚を自殺させたり、横領する人もたまにいるし、行政書士入管違反虚偽申請で捕まることがある。あと、高橋雄一先生福永克也先生みたいに名誉棄損の判例を熟知し、同定可能性の要件を満たしつつ名誉感情侵害を繰り返している弁護士もちらほらいたりする。

俺も◯◯書士の仕事をしており、仕事上はトラブルを起こしたことはないが、職業病のせいもあってかついついラインを探ってしまう。

やはり、俺はコミュニティチームのトップであるモルボルが言うように異常者のようだ。

コミュニティチームの処分理由文章内容が一致してないので、念のため再調査を求めたが、覆らなかった。

教訓

ライン何となく理解できても具体的に書かないほうがいい。

運営ラインを探るような行いを嫌う傾向にあり、ラインを探る=異常者と考えている。

特にセクハラがらみだと禁止規定にも凶悪犯罪と同じ扱いをすると解釈できるようなことが書いてあり、

ハラスメント行為」は、他者に深く精神的苦痛を与える言動を指します。基本的に「サービスアカウントの一時利用停止」以上のペナルティが科される、非常に重い禁止行為です。

これは、チャット(クイックチャット、マクロ、エモートなども含みます)、マーカー、コメント名称など、すべての表現できる箇所において禁止されていますキャラクター名に関しては、姓名にまたがってハラスメントに該当するフレーズ形成されていたり、反対から読むと意味が成立するようになっていたりする場合などもハラスメント行為とみなされます。また、集団における行為場合、関与した全員がペナルティ対象となります

ファイナルファンタジーXIVで、ハラスメント行為判断するガイドラインは以下のとおりです。

人種国籍思想性別性的指向・性自認に基づく差別的表現

国家宗教職業団体などへの差別的表現

卑猥わいせつ表現

過去事件犯罪に関する内容を用いて精神的苦痛を与える行為

ストーキング行為

現実世界出会いなどを目的として自らの連絡先等を公開・開示等する行為

許可なく他者の連絡先等を公開・開示等する行為

・その他、他者に深く精神的苦痛を与えると一般的に見なされている行為

https://support.jp.square-enix.com/faqarticle.php?kid=68216&id=5381&la=0&ret=rule



間接証拠ハラスメントをしているであろうとうかがわせる証拠)でも処罰し、逆にフラッシュ暗算VCなどほとんどのツールに関しては間接証拠では処罰しない傾向にある。

そして、コミュニティチームのトップであるモルボル空気が読めない人間常識がわからない人間が大嫌いである。

空気を読みましょう。

「◯◯の見分け方」が消された後に「「◯◯の見分け方」がセクハラ理由」を投稿したら、空気が読めないやつという理由で即消される。

2024-10-20

anond:20241020011915

犯罪者やその予備軍が野放しになる自由主義社会地獄(艱難辛苦が不規則に襲い掛かるから人生地獄より地獄的だと言ったのは、芥川龍之介だったか

そいつらを徹底的に取り締まる全体主義社会監獄

2024-09-30

四  三四郎の魂がふわつき出した。講義を聞いていると、遠方に聞こえる。わるくすると肝要な事を書き落とす。はなはだしい時はひとの耳を損料で借りているような気がする。三四郎はばかばかしくてたまらない。仕方なしに、与次郎に向かって、どうも近ごろは講義おもしろくないと言い出した。与次郎の答はいつも同じことであった。 「講義おもしろいわけがない。君はいなか者だから、いまに偉い事になると思って、今日までしんぼうして聞いていたんだろう。愚の至りだ。彼らの講義は開闢以来こんなものだ。いまさら失望したってしかたがないや」 「そういうわけでもないが……」三四郎は弁解する。与次郎のへらへら調と、三四郎の重苦しい口のききようが、不釣合ではなはだおかしい。  こういう問答を二、三度繰り返しているうちに、いつのまにか半月ばかりたった。三四郎の耳は漸々借りものでないようになってきた。すると今度は与次郎のほうから三四郎に向かって、 「どうも妙な顔だな。いかにも生活に疲れているような顔だ。世紀末の顔だ」と批評し出した。三四郎は、この批評に対しても依然として、 「そういうわけでもないが……」を繰り返していた。三四郎世紀末などという言葉を聞いてうれしがるほどに、まだ人工的の空気に触れていなかった。またこれを興味ある玩具として使用しうるほどに、ある社会消息に通じていなかった。ただ生活に疲れているという句が少し気にいった。なるほど疲れだしたようでもある。三四郎下痢のためばかりとは思わなかった。けれども大いに疲れた顔を標榜するほど、人生観ハイカラでもなかった。それでこの会話はそれぎり発展しずに済んだ。  そのうち秋は高くなる。食欲は進む。二十三青年がとうてい人生に疲れていることができない時節が来た。三四郎はよく出る。大学の池の周囲もだいぶん回ってみたが、べつだんの変もない。病院の前も何べんとなく往復したが普通人間に会うばかりである。また理科大学の穴倉へ行って野々宮君に聞いてみたら、妹はもう病院を出たと言う。玄関で会った女の事を話そうと思ったが、先方が忙しそうなので、つい遠慮してやめてしまった。今度大久保へ行ってゆっくり話せば、名前も素姓もたいていはわかることだから、せかずに引き取った。そうして、ふわふわして方々歩いている。田端だの、道灌山だの、染井墓地だの、巣鴨監獄だの、護国寺だの、――三四郎新井の薬師までも行った。新井の薬師の帰りに、大久保へ出て野々宮君の家へ回ろうと思ったら、落合火葬場の辺で道を間違えて、高田へ出たので、目白から汽車へ乗って帰った。汽車の中でみやげに買った栗を一人でさんざん食った。その余りはあくる日与次郎が来て、みんな平らげた。  三四郎ふわふわすればするほど愉快になってきた。初めのうちはあまり講義に念を入れ過ぎたので、耳が遠くなって筆記に困ったが、近ごろはたいていに聞いているからなんともない。講義中にいろいろな事を考える。少しぐらい落としても惜しい気も起こらない。よく観察してみると与次郎はじめみんな同じことである三四郎はこれくらいでいいものだろうと思い出した。  三四郎がいろいろ考えるうちに、時々例のリボンが出てくる。そうすると気がかりになる。はなはだ不愉快になる。すぐ大久保へ出かけてみたくなる。しか想像連鎖やら、外界の刺激やらで、しばらくするとまぎれてしまう。だからだいたいはのんである。それで夢を見ている。大久保へはなかなか行かない。  ある日の午後三四郎は例のごとくぶらついて、団子坂の上から、左へ折れて千駄木林町の広い通りへ出た。秋晴れといって、このごろは東京の空いなかのように深く見える。こういう空の下に生きていると思うだけでも頭ははっきりする。そのうえ、野へ出れば申し分はない。気がのびのびして魂が大空ほどの大きさになる。それでいてから総体しまってくる。だらしのない春ののどかさとは違う。三四郎は左右の生垣をながめながら、生まれてはじめての東京の秋をかぎつつやって来た。  坂下では菊人形が二、三日前開業したばかりである。坂を曲がる時は幟さえ見えた。今はただ声だけ聞こえる、どんちゃんどんちゃん遠くからはやしている。そのはやしの音が、下の方から次第に浮き上がってきて、澄み切った秋の空気の中へ広がり尽くすと、ついにはきわめて稀薄な波になる。そのまた余波が三四郎の鼓膜のそばまで来てしぜんにとまる。騒がしいというよりはかえっていい心持ちである。  時に突然左の横町から二人あらわれた。その一人が三四郎を見て、「おい」と言う。  与次郎の声はきょうにかぎって、几帳面である。その代り連がある。三四郎はその連を見た時、はたして日ごろの推察どおり、青木堂で茶を飲んでいた人が、広田さんであるということを悟った。この人とは水蜜桃以来妙な関係がある。ことに青木堂で茶を飲んで煙草のんで、自分図書館に走らしてよりこのかた、いっそうよく記憶にしみている。いつ見ても神主のような顔に西洋人の鼻をつけている。きょうもこのあいだの夏服で、べつだん寒そうな様子もない。  三四郎はなんとか言って、挨拶をしようと思ったが、あまり時間がたっているので、どう口をきいていいかからない。ただ帽子を取って礼をした。与次郎に対しては、あまり丁寧すぎる。広田に対しては、少し簡略すぎる。三四郎はどっちつかずの中間にでた。すると与次郎が、すぐ、 「この男は私の同級生です。熊本高等学校からはじめて東京へ出て来た――」と聞かれもしないさきからいなか者を吹聴しておいて、それから三四郎の方を向いて、 「これが広田先生高等学校の……」とわけもなく双方を紹介してしまった。  この時広田先生は「知ってる、知ってる」と二へん繰り返して言ったので、与次郎は妙な顔をしている。しかしなぜ知ってるんですかなどとめんどうな事は聞かなかった。ただちに、 「君、この辺に貸家はないか。広くて、きれいな、書生部屋のある」と尋ねだした。 「貸家はと……ある」 「どの辺だ。きたなくっちゃいけないぜ」 「いやきれいなのがある。大きな石の門が立っているのがある」 「そりゃうまい。どこだ。先生、石の門はいいですな。ぜひそれにしようじゃありませんか」と与次郎は大いに進んでいる。 「石の門はいかん」と先生が言う。 「いかん? そりゃ困る。なぜいかんです」 「なぜでもいかん」 「石の門はいいがな。新しい男爵のようでいいじゃないですか、先生」  与次郎はまじめである広田先生はにやにや笑っている。とうとうまじめのほうが勝って、ともかくも見ることに相談ができて、三四郎が案内をした。  横町をあとへ引き返して、裏通りへ出ると、半町ばかり北へ来た所に、突き当りと思われるような小路がある。その小路の中へ三四郎は二人を連れ込んだ。まっすぐに行くと植木屋の庭へ出てしまう。三人は入口の五、六間手前でとまった。右手にかなり大きな御影の柱が二本立っている。扉は鉄である三四郎がこれだと言う。なるほど貸家札がついている。 「こりゃ恐ろしいもんだ」と言いながら、与次郎は鉄の扉をうんと押したが、錠がおりている。「ちょっとお待ちなさい聞いてくる」と言うやいなや、与次郎植木屋の奥の方へ駆け込んで行った。広田三四郎は取り残されたようなものである。二人で話を始めた。 「東京はどうです」 「ええ……」 「広いばかりできたない所でしょう」 「ええ……」 「富士山比較するようなものはなんにもないでしょう」  三四郎富士山の事をまるで忘れていた。広田先生の注意によって、汽車の窓からはじめてながめた富士は、考え出すと、なるほど崇高なものである。ただ今自分の頭の中にごたごたしている世相とは、とても比較にならない。三四郎はあの時の印象をいつのまにか取り落していたのを恥ずかしく思った。すると、 「君、不二山を翻訳してみたことがありますか」と意外な質問を放たれた。 「翻訳とは……」 「自然翻訳すると、みんな人間に化けてしまうからおもしろい。崇高だとか、偉大だとか、雄壮だとか」  三四郎翻訳意味を了した。 「みんな人格上の言葉になる。人格上の言葉翻訳することのできないものには、自然が毫も人格上の感化を与えていない」  三四郎はまだあとがあるかと思って、黙って聞いていた。ところが広田さんはそれでやめてしまった。植木屋の奥の方をのぞいて、 「佐々木は何をしているのかしら。おそいな」とひとりごとのように言う。 「見てきましょうか」と三四郎が聞いた。 「なに、見にいったって、それで出てくるような男じゃない。それよりここに待ってるほうが手間がかからないでいい」と言って枳殻の垣根の下にしゃがんで、小石を拾って、土の上へ何かかき出した。のん気なことである与次郎のん気とは方角が反対で、程度がほぼ相似ている。  ところへ植込みの松の向こうから与次郎が大きな声を出した。 「先生先生」  先生は依然として、何かかいている。どうも燈明台のようである。返事をしないので、与次郎はしかたなしに出て来た。 「先生ちょっと見てごらんなさい。いい家だ。この植木屋で持ってるんです。門をあけさせてもいいが、裏から回ったほうが早い」  三人は裏から回った。雨戸をあけて、一間一間見て歩いた。中流の人が住んで恥ずかしくないようにできている。家賃が四十円で、敷金が三か月分だという。三人はまた表へ出た。 「なんで、あんなりっぱな家を見るのだ」と広田さんが言う。 「なんで見るって、ただ見るだけだからいいじゃありませんか」と与次郎は言う。 「借りもしないのに……」 「なに借りるつもりでいたんです。ところが家賃をどうしても二十五円にしようと言わない……」  広田先生は「あたりまえさ」と言ったぎりである。すると与次郎が石の門の歴史を話し出した。このあいだまである出入りの屋敷入口にあったのを、改築のときもらってきて、すぐあすこへ立てたのだと言う。与次郎だけに妙な事を研究してきた。  それから三人はもとの大通りへ出て、動坂から田端の谷へ降りたが、降りた時分には三人ともただ歩いている。貸家の事は[#「貸家の事は」は底本では「貸家は事は」]みんな忘れてしまった。ひとり与次郎が時々石の門のことを言う。麹町からあれを千駄木まで引いてくるのに、手間が五円ほどかかったなどと言う。あの植木屋はだいぶ金持ちらしいなどとも言う。あすこへ四十円の貸家を建てて、ぜんたいだれが借りるだろうなどとよけいなことまで言う。ついには、いまに借手がなくなってきっと家賃を下げるに違いないから、その時もう一ぺん談判してぜひ借りようじゃありませんかという結論であった。広田先生はべつに、そういう了見もないとみえて、こう言った。 「君が、あんまりよけいな話ばかりしているものから時間がかかってしかたがない。いいかげんにして出てくるものだ」 「よほど長くかかりましたか。何か絵をかいていましたね。先生もずいぶんのん気だな」 「どっちがのんきかわかりゃしない」 「ありゃなんの絵です」  先生は黙っている。その時三四郎がまじめな顔をして、 「燈台じゃないですか」と聞いた。かき手と与次郎は笑い出した。 「燈台は奇抜だな。じゃ野々宮宗八さんをかいていらしったんですね」 「なぜ」 「野々宮さんは外国じゃ光ってるが、日本じゃまっ暗だから。――だれもまるで知らない。それでわずかばかりの月給をもらって、穴倉へたてこもって、――じつに割に合わない商売だ。野々宮さんの顔を見るたびに気の毒になってたまらない」 「君なぞは自分のすわっている周囲方二尺ぐらいの所をぼんやり照らすだけだから、丸行燈のようなものだ」  丸行燈比較された与次郎は、突然三四郎の方を向いて、 「小川君、君は明治何年生まれかな」と聞いた。三四郎簡単に、 「ぼくは二十三だ」と答えた。 「そんなものだろう。――先生ぼくは、丸行燈だの、雁首だのっていうものが、どうもきらいですがね。明治十五年以後に生まれたせいかもしれないが、なんだか旧式でいやな心持ちがする。君はどうだ」とまた三四郎の方を向く。三四郎は、 「ぼくはべつだんきらいでもない」と言った。 「もっとも君は九州のいなかから出たばかりだから明治元年ぐらいの頭と同じなんだろう」  三四郎広田もこれに対してべつだんの挨拶をしなかった。少し行くと古い寺の隣の杉林を切り倒して、きれいに地ならしをした上に、青ペンキ塗りの西洋館を建てている。広田先生は寺とペンキ塗りを等分に見ていた。 「時代錯誤だ。日本物質界も精神界もこのとおりだ。君、九段の燈明台を知っているだろう」とまた燈明台が出た。「あれは古いもので、江戸名所図会に出ている」 「先生冗談言っちゃいけません。なんぼ九段の燈明台が古いたって、江戸名所図会に出ちゃたいへんだ」  広田先生は笑い出した。じつは東京名所という錦絵の間違いだということがわかった。先生の説によると、こんなに古い燈台が、まだ残っているそばに、偕行社という新式の煉瓦作りができた。二つ並べて見るとじつにばかげている。けれどもだれも気がつかない、平気でいる。これが日本社会代表しているんだと言う。  与次郎三四郎もなるほどと言ったまま、お寺の前を通り越して、五、六町来ると、大きな黒い門がある。与次郎が、ここを抜けて道灌山へ出ようと言い出した。抜けてもいいのかと念を押すと、なにこれは佐竹下屋敷で、だれでも通れるんだからかまわないと主張するので、二人ともその気になって門をくぐって、藪の下を通って古い池のそばまで来ると、番人が出てきて、たいへん三人をしかりつけた。その時与次郎はへいへいと言って番人にあやまった。  それから谷中へ出て、根津を回って、夕方本郷下宿へ帰った。三四郎は近来にない気楽な半日暮らしたように感じた。  翌日学校へ出てみると与次郎がいない。昼から来るかと思ったが来ない。図書館へもはいったがやっぱり見当らなかった。五時から六時まで純文科共通講義がある。三四郎はこれへ出た。筆記するには暗すぎる。電燈がつくには早すぎる。細長い窓の外に見える大きな欅の枝の奥が、次第に黒くなる時分だから、部屋の中は講師の顔も聴講生の顔も等しくぼんやりしている。したがって暗闇で饅頭を食うように、なんとなく神秘である三四郎講義がわからないところが妙だと思った。頬杖を突いて聞いていると、神経がにぶくなって、気が遠くなる。これでこそ講義価値があるような心持ちがする。ところへ電燈がぱっとついて、万事がやや明瞭になった。すると急に下宿へ帰って飯が食いたくなった。先生もみんなの心を察して、いいかげんに講義を切り上げてくれた。三四郎は早足で追分まで帰ってくる。  着物を脱ぎ換えて膳に向かうと、膳の上に、茶碗蒸といっしょに手紙が一本載せてある。その上封を見たとき三四郎はすぐ母から来たものだと悟った。すまんことだがこの半月まり母の事はまるで忘れていた。きのうからきょうへかけては時代錯誤だの、不二山の人格だの、神秘的な講義だので、例の女の影もいっこう頭の中へ出てこなかった。三四郎はそれで満足である。母の手紙はあとでゆっくり見ることとして、とりあえず食事を済まして、煙草を吹かした。その煙を見るとさっきの講義を思い出す。  そこへ与次郎がふらりと現われた。どうして学校を休んだかと聞くと、貸家捜しで学校どころじゃないそうである。 「そんなに急いで越すのか」と三四郎が聞くと、 「急ぐって先月中に越すはずのところをあさっての天長節まで待たしたんだから、どうしたってあしたじゅうに捜さなければならない。どこか心当りはないか」と言う。  こんなに忙しがるくせに、きのうは散歩だか、貸家捜しだかわからないようにぶらぶらつぶしていた。三四郎にはほとんど合点がいかない。与次郎はこれを解釈して、それは先生がいっしょだからさと言った。「元来先生が家を捜すなんて間違っている。けっして捜したことのない男なんだが、きのうはどうかしていたに違いない。おかげで佐竹の邸でひどい目にしかられていい面の皮だ。――君どこかないか」と急に催促する。与次郎が来たのはまったくそれが目的らしい。よくよく原因を聞いてみると、今の持ち主が高利貸で、家賃をむやみに上げるのが、業腹だというので、与次郎がこっちからたちのきを宣告したのだそうだ。それでは与次郎責任があるわけだ。 「きょうは大久保まで行ってみたが、やっぱりない。――大久保といえば、ついでに宗八さんの所に寄って、よし子さんに会ってきた。かわいそうにまだ色光沢が悪い。――辣薑性の美人――おっかさんが君によろしく言ってくれってことだ。しかしその後はあの辺も穏やかなようだ。轢死もあれぎりないそうだ」  与次郎の話はそれから、それへと飛んで行く。平生からまりのないうえに、きょうは家捜しで少しせきこんでいる。話が一段落つくと、相の手のように、どこかないかいかと聞く。しまいには三四郎も笑い出した。  そのうち与次郎の尻が次第におちついてきて、燈火親しむべしなどという漢語さえ借用してうれしがるようになった。話題ははしなく広田先生の上に落ちた。 「君の所の先生の名はなんというのか」 「名は萇」と指で書いて見せて、「艸冠がよけいだ。字引にあるかしらん。妙な名をつけたものだね」と言う。 「高等学校先生か」 「昔から今日に至るまで高等学校先生。えらいものだ。十年一日のごとしというが、もう十二、三年になるだろう」 「子供はおるのか」 「子供どころか、まだ独身だ」  三四郎は少し驚いた。あの年まで一人でいられるものかとも疑った。 「なぜ奥さんをもらわないのだろう」 「そこが先生先生たるところで、あれでたいへんな理論家なんだ。細君をもらってみないさきから、細君はいかんもの理論できまっているんだそうだ。愚だよ。だからしじゅう矛盾ばかりしている。先生東京ほどきたない所はないように言う。それで石の門を見ると恐れをなして、いかいかんとか、りっぱすぎるとか言うだろう」 「じゃ細君も試みに持ってみたらよかろう」 「大いによしとかなんとか言うかもしれない」 「先生東京がきたないとか、日本人が醜いとか言うが、洋行でもしたことがあるのか」 「なにするもんか。ああいう人なんだ。万事頭のほうが事実より発達しているんだからあなるんだね。その代り西洋写真研究している。パリ凱旋門だの、ロンドン議事堂だの、たくさん持っている。あの写真日本を律するんだからまらない。きたないわけさ。それで自分の住んでる所は、いくらきたなくっても存外平気だから不思議だ」 「三等汽車へ乗っておったぞ」 「きたないきたないって不平を言やしないか」 「いやべつに不平も言わなかった」 「しか先生哲学者だね」 「学校哲学でも教えているのか」 「いや学校じゃ英語だけしか受け持っていないがね、あの人間が、おのずから哲学にできあがっているかおもしろい」 「著述でもあるのか」 「何もない。時々論文を書く事はあるが、ちっとも反響がない。あれじゃだめだ。まるで世間が知らないんだからしようがない。先生、ぼくの事を丸行燈だと言ったが、夫子自身は偉大な暗闇だ」 「どうかして、世の中へ出たらよさそうなものだな」 「出たらよさそうなものだって、――先生自分じゃなんにもやらない人だからね。第一ぼくがいなけりゃ三度の飯さえ食えない人なんだ」  三四郎まさかといわぬばかりに笑い出した。 「嘘じゃない。気の毒なほどなんにもやらないんでね。なんでも、ぼくが下女に命じて、先生の気にいるように始末をつけるんだが――そんな瑣末な事はとにかく、これから大いに活動して、先生を一つ大学教授にしてやろうと思う」  与次郎はまじめである三四郎はその大言に驚いた。驚いてもかまわない。驚いたままに進行して、しまいに、 「引っ越しをする時はぜひ手伝いに来てくれ」と頼んだ。まるで約束のできた家がとうからあるごとき口吻である。  与次郎の帰ったのはかれこれ十時近くである。一人ですわっていると、どことなく肌寒の感じがする。ふと気がついたら、机の前の窓がまだたてずにあった。障子をあけると月夜だ。目に触れるたびに不愉快な檜に、青い光りがさして、黒い影の縁が少し煙って見える。檜に秋が来たのは珍しいと思いながら、雨戸をたてた。  三四郎はすぐ床へはいった。三四郎勉強家というよりむしろ※(「彳+低のつくり」、第3水準1-84-31)徊家なので、わりあい書物を読まない。その代

https://anond.hatelabo.jp/20240930192717#tb

2024-09-22

anond:20240922215327

なるほど。

その辺をどの程度重大と見るかは、価値観情報源への信頼の話になってくるから見解は別れるだろうな。

最終的に投票先が分かれる分水嶺もそのへんの違いかな。

俺なんかは、「絶対に捕まらないようにします」なんてセリフ日本史上最も長く首相を務めた人間が言った時点で、国辱以外の何物でもないという気がするんだけどね。

そんな男を国葬扱いだぞ。普通に考えりゃ、余生を監獄で過ごさせなきゃいけない男だっただろう?

俺はその後の選挙でも自民が勝ったことに、凄く失望したよ。

赤木俊夫さんが国民を裏切る罪悪感に耐えきれずに生命を絶った事の原因も、そいつの嘘だったってのに、当の国民が下した審判がコレかよってな。

で、理由が「野党よりマシ」? ふーん。どんだけ極悪なのかね野党は。

2024-06-27

紅衛兵石丸伸二の子供の政治利用

あとで読み返しておきたい。個人読書メモ

 

紅衛兵

私の紅衛兵時代: ある映画監督青春 (講談社現代新書 1008)

目次

天国──北京の思い出

 小さな夢の世界──胡同/北京落城

降臨──文革の勃発

 輝ける「革命の子ども」たち/ゲームの始まり

●群仏──街に繰りだす紅衛兵

 夜を切り裂く「天使たち」/「不良」狩り──暴力快感

●狂灰──いくつもの死と生

 Fの「青春残酷物語」/湖に身を投げた老作家

 人生異郷とする人々/監獄からの「道行き」

青山──野焼き、そして、新生

 毒虫伐採の日々/「反革命女学生」の発狂

 原始の森の死/野花、それは1つの時代の……

紅衛兵時代 (岩波新書 新赤版 222) 新書

概要

一九六○年代後半,中国若者熱狂させた紅衛兵運動は,いまや全面否定されるに至っている.しかし,そもそも彼らは何に反発し,いかなる理想を抱いていたのか.「紅衛兵」という名称の生みの親であり,運動初期のリーダーでもあった著者の体験思索の遍歴から文化大革命に激しく揺れ動いた時代中国の姿が鮮やかに浮び上がる.

 

石丸伸二の子供の政治利用

9歳です。目黒区から来ました。

https://x.com/himasoraakane/status/1806139424671150100

生徒会に100万円

都知事選石丸伸二氏「当選したら全ての都立高校生徒会長に100万円配る」

給食費無償化美術館

https://x.com/AkaeNatsu/status/1805590764375978178

2024-06-08

anond:20240607140014

自分犯罪者じゃないけど介護してるよ。安いお賃金でね

監獄よりは閉鎖的じゃない空間でも介護辛いよ

あの作業を檻の中でやるなんて、そりゃあ気が狂うね

まあ、オープン監獄である介護施設でやってても偶に気ィ狂いそうになるけどね

介護してる側もされる側も「監獄」って思ってる(実際今日泣きながら「監獄みたいだ」と言った利用者さんが居たよ)

コケると危ないという理由で一日中椅子に座らせられるとかもオープン独房だよなって思う

人間到るところ監獄あり

一生懸命生きてきて、最後監獄って辛いね

そんなことに関わっている自分も、手鎖にはなってないけど何らかの罪科があるのかな?罰なのかな?って思ってる

こんな自分が言うのもなんですが、どうぞ御心安らかにお過ごしくださいませ

そして幾つかの困難を乗り越えて、どこか好きな処へ旅に出られることをお祈りしております

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