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>柏崎刈羽原発の安全対策工事 未完了 新たに13か所判明|NHK 新潟県のニュース
すっごいなこれ。
こんなの工事中に「今までここまで工事しました、残りこれだけです。確認した人のサインこれです」を一箇所づつやっとければ防げるものでしかないのに
原発について書くと予想通り荒れるから嫌なんですよね。。。。。
(追記 15:00)
うーん。。。ちょっともう少し正しい理解をしてからコメントしてほしい感はありますが、あとでちゃんと答えます。
要点として書いておきますが、総括原価方式は規制料金として残っているので自由化にそぐわないから自分も廃止すべきって言ってるのは伝わってますかね。。。 あと今のエリア内での価格競争が真の自由競争じゃないってのはどういう理屈なんですかね?他エリアで売るつもりのない地域新電力とかあるけどどう考えてるんだろう?(ちなみに九州電力は東電管内で供給をしてますが)
あと今の規制料金は十分不当廉売水準です。他の電力会社を見ればわかりますが、燃料費調整単価に上限はありません。規制料金の値上げは新電力にもメリットがあります。以下は具体例です。
(追記終わり)
返事した増田の追記読みましたが相変わらずこちらの質問(エリア内での競争について)に答えられておらず、論理にも飛躍があるので議論はここまでにしておきます。ただ、論証のおかしい部分については指摘しておきます。
カルテルは高圧の話で、今は低圧規制料金の話をしているのは理解されてますかね。。。?カルテルの話から不当な競争は良くないってことをおっしゃられてるんだと思うんですが規制料金は今の水準は不当廉売で、電力の自由な競争を妨げています。カルテルの話から規制料金の値上げに反対するのは論理に飛躍があります。あと仮に旧一電が顧客からの信用を損ねているなら好きに他の小売から買えばいいというのはそこまでおかしいですかね?信用損ねた売り手から電気買いたいですか?他の小売から買いたくなりませんか?
内外無差別についてはすでに電力・ガス取引監視等委員会からすでにかなり強く監視されており、破ることは難しいです(不当な取引が無いことを証明するのは無理ですが)。内外無差別に基づいた卸売はすでに行われています(東北電力の例 https://www.tohoku-epco.co.jp/information/1228847_2521.html )。公取が動いた件に関しては内外無差別に関するものというよりむしろ以前から公取から指摘されていた規制料金のあり方にも踏み込んだものと理解しています。煙に巻いたつもりはありませんが、この辺は知っておいていただきたかったです。
何度も言っていますが、今の規制料金は不当廉売水準で、正当な値付けではないです。規制料金は今の状態で放置されることで東電もそうですが新電力もかなりダメージを受けています。私が規制料金の水準について言及したのはそれが原因です。不当廉売をさせてまで「上限に枷をはめておく」ことに公共性があると主張するのは無理があると感じます。
最後になりますが私のことに不誠実な印象があるというぐらいなら新電力に競争上有利な制度があること(常時BUなど)にも触れていただきたいという思いがあります。私がポジショントークをしているならあなたも十分ポジショントークをしていますよ。あと、これは感想でしかないのですが、せっかくの増田で上から目線で不誠実と言ったような人格に踏み込んだ発言をするのはやめていただきたいです。反論する気が失せ、議論の妨げになるので。
(追記終わり)
1. 設置変更許可
このうちよく話題になる柏崎刈羽6、7号機は1のみクリアしている状況です。安全対策工事についてかなり杜撰な体制が明らかになって来ていて(例:柏崎刈羽原発の安全対策工事 未完了 新たに13か所判明|NHK 新潟県のニュース)、原子力規制委員会(NRA)から核燃料移動禁止命令が出ており、いつできるのかは不透明です。これに関しては擁護のしようはないと思っています。2、3についてもいつ完了するかは完全に見通せない状況で、現状では全く再稼働できる見込みはありません。ただし原価計算においてKK7を2023年10月に再稼働することを織り込んでおり驚きを隠せないというのが正直なところです。
私は特重の設置期限延長というのはギリギリできるとしても1のみをクリアしているKKや東海第二などを動かすという意見には賛同できません。それこそ福島の教訓を忘れています。
翻って関電、九電、四電はそもそもNRAへの審査の気合いの入れ方も違い、審査があっさり通っているのはPWRというのもありますが、そもそもの彼らの能力の高さにも理由があります。10年後にははっきりとした電気料金の差が現れていることでしょう。
はっきりさせておきますがこれからのべるのは既設の原発です。新設する際のコストではありませんし、これについては議論しません。新設コストについてはもはや宗教論争で、未だコンセンサスはありません。
すでに設置されている原発については電気料金を計算する際のコストは追加安全対策と核燃料といった見通しのつく固定費用になります。核燃料が固定費となっているのは一度再稼働するとそれにかかったコストが全てサンクコストになるからです(火力と違い、発電をやめても燃料は節約できないため。すなわち短期限界費用が0です)。そのため、燃料費調整単価として計上する必要がなく、従量料金単価の中で見通しを立てることができます。そのため、燃料費調整単価の追加を抑えることができ、消費者が少なくとも短期的に支払う電気代を抑えるメリットがあります。
一つ断っておかなければならないのは原発を運営しているのは東電HDで小売は東電エナジーパートナー(EP)です。債務超過になったのは東電EPであり、関電、九電と異なり原発の運営者と小売りは違う事業者になります。そのため原発が再稼働できない問題は東電HDの問題であり、東電EPはむしろ被害者です。柏崎刈羽原発の杜撰な運営問題と値上げを絡めて論じるのは話がズレます(これは誤解を招いたという意味で私にも責任がありますが)。自由化以降は電気の卸売に内外無差別という原則があるため、発電事業者は同じグループだからといって小売を優遇することはできないことになっているためです(そのため、東電EPが原発の再稼働を織り込んでいるのは若干違和感がないこともありません)。
加えて、言及した増田で原発が動かせないのは東電の責任だから価格転嫁はおかしいという趣旨ですが、そもそもそこに不満がある方は他の電力会社に移られてはいかがでしょうか。東電は今や数ある電力小売事業者の一つでしかありません。不満のある会社とわざわざ契約を結ぶ必要もないはずです。今はもはや独占企業ではないのですし、そもそも規制料金という枠組みが電力自由化と矛盾しています。規制料金が小売の参照価格となっているのはわかりますが、これのニュースバリューは単なる値上げのみであり、政治的含意を含めるべきものではありません。それが自由化です。
(追記)
言及した増田に追記があったのでコメントというか、いまひとつ理解できないので質問を投げておきます。
EPの赤字は結局HDが引き受けているわけで規制料金の値上げで助かるのは結局HDですよね。そこの利害関係を無視してEPは可哀想な被害者でHDの不祥事は別っていうのはやはりフェアじゃない部分を感じます
東電EPがHDの傘下なのは事実ですが、そもそも債務超過の企業はJEPXに参加できません。EPが値上げをしないのならHDが無限に増資に応じるしか企業の存続策はありませんが、あくまで東電HDは私企業です。私企業に赤字での営業を強制する(そもそもその前に倒産するのでは?)ことはできないので致し方ないと思いますが、よくわからないのですが東電をどうしたら「フェア」になるのでしょうか?私はこの状況を放置して別の手段で東電を救済する方がフェアじゃないと感じますが。
これもよくわかりません。差があるというのはどういう意味ですか?同じ小売でも地域によって料金体系に差があるという意味ですか?それが自由な競争の阻害につながるのはなぜですか?エリア内での競争が自由な競争でないってことですか?
規制料金についてもエリアに関係なく本当に自由な競争が行われるのであれば競争によって値下げ圧力がかかるので不要だと思いますが、そういった状況でない以上はその公共性から適切にコストを反映しているか確認が入ってしかるべきだ
前にも書きましたが、規制料金は以前(2016ー2021ごろ)は割高な料金体系でした。それが資源価格の高騰によって軒並み自由料金が値上がりしているため、自由に上げられない規制料金が相対的に安くなっただけです。おっしゃる「公共性」の意味がよくわかりませんが2021年以前の規制料金にも公共性があったとお考えでしょうか?どう言った面で規制料金に公共性があるのか答えてほしいです。
野党支持の地元住民としてはもっといろいろ頑張っておけばなあと、
団体の構成員ではないものの、初めて少しだけ選挙運動にも参加してみた身として思った。
そうしたなか、社民系の候補で接戦に持ち込んだのは確かに健闘したというねぎらいの言葉はありがたい。
他方、国政の争点や原発への強硬姿勢を持ち込むことについては、
自民党が建設業者へ従業員や従業員の親族へ期日前投票を行くよう踏み絵を迫ったことを考えると、
農政の充実や、福祉事業者の支援など、幅広い公約を周知するためにくぎを刺す程度にしておいた方が良かったかもしれない。
圧力をかける候補がおかしいことは事実だが、どうせ投票所へ行かされる人が居るなら
ほかの政策を知っていればまだ引きはがせたかも、と思わないではなかった。
一方で、矛盾するみたいだけれども、
「国政や原発の主張以外に重点を置かなかった」(※演説等の時間配分が少なかった)
→「ほかに興味が無かった」
という連想が正しいのかというと、それは違うだろうと思う。
選挙期間中から原発や国政に傾斜しすぎだという批判が野党支持者からも寄せられていたが、
花角英世陣営はこういう三段論法を有権者に刷り込んできたわけだ。
業界団体を固めて逃げ切ることが戦略だったのだろうという印象もある。
世論調査でも最終盤まで花角を追い抜けなかったため、
そうした結果を交え批判を繰り返す選挙マニアの言動は野党支持者であったとしても極めて不愉快だった。
新潟県民も東京都民の気持ちが分かっただろうという感想もあるだろうが、
(県民が趣味で国政イシューを持ち込んだと思えるなら、都民も100%自分の意思で知事選にポピュリズムを求めているのだろう)、
反原発を直接新潟県民が東京都知事選に押し付けたかのような言いがかりは理解に苦しむ。
勿論、柏崎刈羽原発は東京電力が首都圏のために発電を行うための施設なのだ。それを考えればますます不謹慎である。
それでも、それにしても4万票差と言うのは米山当選時ほどではないがかなりの大差だ(米山は8万票差)。
国政審判の場になるではないかということは政権側も与党内会合などで触れていたことから、世論への怯えも感じる。
なので、それを防ぐ方法を考えてみたいし、考えて欲しい。
正直この締め付けへの抵抗方法抜きに現状与党に勝てないのではないか。
県民は騙されたから自己責任だ、バカなんじゃないかとけなされる筋合いもない。
(追記)
野党側の戦術としては与野党対決が投票率を押し上げたこと自体は認められていること、
先述の通り本来組織票を固める選挙を自民党が伝統的に行ってきたことから、
(分かりにくい書き方をしてしまったが)行わないよりは遥かにマシだった、と答えざるを得ない。
投票率の上昇は期日前投票へ行くことを脅された側と、与野党対決で伸びた側とを分けて考える必要があると思っている。
だからこそ自民党新潟県連が支持した会社へ期日前投票した社員や社員の家族の名簿を提出しろと命令したことに焦点を合わせている。
保守系であることが知られているが、意外にもはてダユーザーである。
当否では一応反対はしたらしいが、「廃案ばかり主張していて修正の余地を奪ってしまった」というのはちょっとお前なんなん?と思う。
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20170524325679.html
前も書いたけど、去年の新潟県知事選挙のあとコイツが県連代表になるのも分からない。前職引きずり下ろした新潟市長が来賓挨拶に来るのはどうかしてると思う。
米山知事に従う、県政与党として行動するとは言っているものの本人との伝手は日本維新の会(第一次)時代後援会に呼んでいたというぐらい。
再稼働派だったころの話だし、大体あんたの後援会、森裕子の選挙邪魔してただろ。
http://dp-niigata.jp/wp-content/themes/dp_niigata/bnr_school1st.pdf
連合新潟最大労組の電機連合出身の古賀伸明、西岡力、最初に米山は呼んでもリーダシップの話で原発の話は触れない。
連合に人手を頼んでいている現状から、自前の運動員(綱領に共感し、実現する党員・サポーター)を増やすというなら分かるんだが、こうも露骨に民進党の信用できない部分だけを寄せ集めてくるのは何なのか。
ここで柏崎刈羽原発の視察をされてもねえ。
県知事選では自主投票になったが、決められない良心さえ捨てるんじゃないのかね。
凄い不謹慎だけど、鷲尾が身元調査用に塾生の情報売るんじゃないか。そういう印象すら受けてくる。奇しくも塾生募集の締め切りは共謀罪法施行前日である。
賛成した長島昭久の同類(国軸の会)なのだから、再稼働阻止容認の党員を警察に差し出すとか。
後援会を告発したのは地元のベテラン党員である。ただし新潟日報情報。
原発慎重姿勢を民進党に持ち込むことはしないだろう。そして長島のように出ていくことも恐らくしない。
そんなメリットは彼にはない。過去に市民の会という左派団体から献金を受けていたが、主義信条の違う人間に付け込まれることはそもそも党を出ていく能力自体がない証左かもしれない。
最初に言いたいことは、これだけの雨が降ったにもかかわらず、これまでの治水の成果が出ていると思ったの。
NHKのヘリの中継で新潟の洪水の様子を目の当たりにした人も多いと思うが、アナウンサーの人と河川事務所の人の会話が咬み合っていなかったので、少し補足しておきたいんだよね。
100年に一度、200年に一度とだんだんと洪水の想定規模がおおきくなっていって、今は、3階建の建物くらいの高さがある。堤防の上の道路を走っていると2階建ての家の屋根よりも高いところを走る。
堤防の内側は、河川敷だ。堤防の内側の農地は、「何でそこに農地があるの」ってことになるのかもしれない。河川事務所の人も答えにくい質問だ。ちょっとおじさんがかわいそうだった。
低いところに駐車場をもっている人は、緊急時には、あらかじめ高いところ車を避難させるよね。よく水が上がる地域の人は何とかなる場所を知っています。
普段、河道となっている部分にしか橋がかかっていない橋が幾つかある。残念ながら、橋をかけたときに予算が足りなくて、堤防から堤防まで橋がかけられなかったところだ。この手の橋を渡るには、3階建ての高さの堤防を登って、一度、河川敷に降りて、橋の部分でもう一度、坂を登るような不思議な作りになっている。なので、洪水の時は、河川敷の部分があらかじめ水に浸かることになっている。
ここは自然堤防といって、その周りの土地よりも1から2メートルだけ高い。治水技術がなかったときの助かるための手段だけあって、安全性は高い。川沿いの昔からある家には、2階に避難用の小舟があったりする。
「新潟」という言葉が与える印象について。新潟県は北から南まで北陸3県分の規模がある。関東で言えば、小田原から宇都宮までくらいの広さがある。大きい範囲の一部分のことだということをまず捉えていただきたい。
で、次に新潟市も無駄にでかい。田園地帯を広域合併してしまったので、密度は薄いが面積だけはでかい。端っこから端っこまで車で2時間はかかる。そいう規模だ。なので、晴れて道路が乾いているところもあれば、水が溢れそうなところもある。
越後平野は、日本最大の干拓地だ。もともとは広大な潟湖で、いわば沼だ。強いて言えば、オランダと同じようなもので、海抜は極めて低く、各地の排水機場で必死に水を排水している。県内では柏崎刈羽原発の次にしっかりと警備をしないといけない場所だ。
もともと何の手も打たずに安全な場所は越後平野の中では少ないと認識しておく必要がある。
日本有数の信濃川と阿賀野川の2つの大河は、幾つかの工事によって、かなり治水された。これらの工事をしていなければ、今回の豪雨で新潟平野中が水浸しだっただろう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%B2%B3%E6%B4%A5%E5%88%86%E6%B0%B4
http://www.hrr.mlit.go.jp/shinano/ohkouzu/
信濃川の長岡の先で、海に水を流して、下流を守る分水路がある。大正11年に完成。堰のデザインがクラシカルだ。日本のパナマ運河とも言われた大工事だった。
ここで、かなりの量の水は海へ排水される。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%A2%E5%B1%8B%E5%88%86%E6%B0%B4
新潟市の市街地をショートカットする分水路。市街地への水量を減らせるようになった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%BF%E8%B3%80%E9%87%8E%E5%B7%9D
阿賀野川の流路も江戸時代の終わりには海へショートカットされるように直された。
この流路の変更の前は、信濃川と同じ地点に河口があった。
この2つの川は昔からのあばれ川だったので、大幅に人口河川化された。治水事業の実施後の洪水はない。
この2つは、運良く洪水にならなかった。そのため、派手な治水事業が行われず、7年前の大雨のときにはじめて問題が顕在化した。この7年の間に堤防は大幅にパワーアップしている。
http://anond.hatelabo.jp/20110709015539
>>そもそも「絶対安全」を喧伝されてきた、とか言われてるけど、そんな覚えなんて全然ないんだよね。原発見学に行ったこともあるけど、むしろ「絶対安全なんてことはあり得ないし、過信が最大の敵です」って向こうに言われたよ。
「絶対安全は有り得ない」と口でいいつつ、事故が起こったときの対処を真剣に考えていなかったら
それは結局危険について殆ど考えていなかったことと同じだと思う。
(朝日デジタルには記事有り。7月中は無料なので確認してみて)
フランスで以前、原発の事故訓練を見学したが、そのリアルさに驚いた。参加者は機器の状態などわずかな情報だけを与えられ、どんなトラブルが起きているかの想像力を鍛える。既定シナリオに基づいて形式的な訓練を繰り返す日本と違い、危機感の差を感じた。
富岡町の人口は約1万5千人。約20キロ離れた隣村などへ全町民が逃げたが、避難計画は十分ではなかった。街なかは大渋滞し、普段は車の少ない山道にも長い車列。途中にトンネルや高架橋が多くあり、崖崩れなどがあればパニックだった。国も自治体も東京電力もこれまで、部分的な訓練だけで、お茶を濁していたと思う。
放射線は身体にどのような影響を与えるか
http://niben.jp/or/kankyo/houkoku/h_20110328.pdf
特徴的なのはフランスです。フランスは5キロ以内の圏内にいる家庭には,
全部,家庭配布をしているんです。事故がなくても家庭に配布して,いざと
いうときに自分で飲める。5キロ圏内は学校にも配布しています。5キロか
ら10キロ圏内は,学校、保育所に配布していて,希望すれば自分で薬局か
らもらえることになっています。
日本は,こういう家庭配布は
所で与えるということになって
います。
フランスも日本と同じように少数エリートが原発についての決定権を握っているらしい。
http://globe.asahi.com/feature/110417/01_1.html
フランスでは原発事故がとてつもなく多い。8段階の国際評価尺度(INES)で下から2番目の「レベル1」の事故は、仏電力公社(EDF)の原発だけでも2010年に74件、09年には95件あった。「レベル2」も両年で1件ずつ起きている。
だが、国民の関心は小さく、報道も少ない。高速増殖原型炉「もんじゅ」のナトリウム漏れ事故(1995年)や関西電力美浜原発3号機の蒸気噴出事故(04年)など、「レベル1」の事故が日本で大騒ぎになったのとは対照的だ。
フランスの鈍感さの理由は、原子力の情報を一部のエリートが独占し、厳しく管理していること。そして、「地下資源に乏しく、エネルギーを確保するには原子力しかない」という国民意識だ。
でも、日本は「もんじゅ」のナトリウム漏れ事故などで大騒ぎをしたかもしれないけれど、
福島原発での点検不正を告発したGE社員の名前を、経産省が東電に報せたり、
省庁再編の時、原子力安全委員会が経産省傘下に完全に入れてしまったり
柏崎刈羽原発事故でのIAEAの指摘(原子力保安院と安全委員会が共に推進側の経産省内にある)にも
なんら対処はしていなかった。
事故の多いフランスに比べて、日本の原子力エリートの対応は甘いどころか何もしていなかったに等しいと言えるんじゃないか?
というか、事故後の対処以前に日本はそもそも事故を防ぐ気持ちも希薄だったのではとさえ思う。
これはどうみても「絶対安全なんてことはあり得ないし、過信が最大の敵です」っていう人の態度では無いよね。
安全のために幾重にも対処していますと口で言いながら何一つしていないか、
それとは正反対の事さえしてしまい、
しかし心の何処かで事故など起こるはずがないと信じてるかのような
原発管理側の「安全信話」、もしくは「安全信者」とも言うべき「態度」に名付けられた言葉だと思う。
増田もその事を指摘したいのかもしれないけれど、
反原発派の極端な例を一般化したり、
(設計図では良くてもその通りに作られていなかったりきちんと点検されてないのだから、
今建っている原発には当てはまらないという指摘は大昔からあった)
という、原発管理側の手法をそっくりまねても(そうよ、この方法は管理側「も」というか、むしろ管理側の常套手段だった)
説得力はない。
今後似たような状況にあった場合、本当に正しい情報を選択できるかの役に立つと思うんだ
特に「うんち・おならで例える原発解説」は事態をかなり楽観的に見すぎていたと思う
うんちは広範囲にばらまかれ、ダッシュ村は糞死した。
餓死・略奪・強姦が横行しているっていう噂がまことしやかに流されていたけど、
だいたいがデマだった
ググってすぐにでてくるところは
http://ameblo.jp/seicousya/entry-10832660362.html
ここあたりだったけど、他にも色々なことが言われていた記憶がある。
あと、自治体が壊滅しているのでボランティアが直接行った方がいいって情報もあったけど
http://npo-uniken.posterous.com/46132557
ここはその後どうなったんだろう
まだ結論出すのは早いかもしれないけど、
「原発を廃止したら相当な不便を強いられて、もしかしたら経済的に没落するかもしれない」
という話は杞憂っぽい。
現状の東京電力の原発の発電量は柏崎刈羽原発の500万kwのみ、
http://www.gengikyo.jp/status/status1.html
http://www.tepco.co.jp/forecast/index-j.html
だから、全国で東京電力関内並みの節電してれば原発いらないんじゃないだろうか?
多分当初の計画停電のインパクトが強すぎて、電力不足の恐怖がみんなに伝染したんではないか
どうなったw
福島第一原発3号機で、制御棒の脱落により日本初の臨界事故が発生。
福島第二原発3号機で、原子炉再循環ポンプ内が破損し炉心内に多量の金属粉が流入。
福島第一原発3号機で、主蒸気隔離弁を留めるピンが壊れ、原子炉内圧力が上昇して自動停止。
柏崎刈羽原発1号機で、タービンバイパス弁の異常により原子炉が自動停止。
福島第1原発2号機で、原子炉への給水が止まりECCS(非常用炉心冷却装置)が作動する事故が発生。
福島第二原発1号機で、制御棒1本の動作不良が見つかり原子炉が手動停止された。(国際評価尺度レベル1)
原子力安全保安院が、 福島第一・第二原発、柏崎刈羽原発で80年代後半から90年代前半にかけ計29件の事故を東電が改ざんしていた可能性があると発表。
地元反原発3団体が、柏崎刈羽原発管理区域内の放射性廃棄物が外に持ち出されたため近くの土壌から人工放射性物質コバルト60を検出したと発表。
福島第一原発6号機で、可燃性ガス濃度制御系流量計の入力基準改ざんがあった事実を認める。
柏崎刈羽原発1号機で、ECCSの故障偽装など定期検査時の不正が常態化していた事実を認める。
福島第二原発4号機で、制御棒駆動装置の不正交換を偽装した事実を認める。
新潟県中越地震により、柏崎刈羽原発3号機の変圧器が火災。6号機からは、使用済み核燃料プールから放射性物質を含む水が海水に流出。
同機原子炉建屋天井の大型クレーン移動用車軸2本が破断。10月21日には、7号機の原子炉建屋のコンクリート壁から放射能を帯びた水が流出していた事実が判明した。
サスペンス仕立てになっている。
しかし、ここは金正日の立場に立って考えると、
「手元に3発の核があって、それで日本の機能を最大限マヒさせるための効果的な攻撃先」は、
というのは、皆誤解しているようだが、
人口規模が数十万人で、都市の半径が数キロだった「ヒロシマ」と違って、
1発の原爆で壊滅できない。
(水爆を使うのなら別だが)
「手元に10発以上の核ミサイルがある場合に、初めて攻撃対象に選んでもいい」
程度の位置づけしかない。
ひょっとしたら、世界のトヨタがある名古屋より後順位だったりして。
核攻撃の優先順位、いわゆる「ブラックリスト」はこんな感じか?
第二順位 横須賀
第三順位 市ヶ谷
(防衛庁がある。恐らく第一発目の原爆では市ヶ谷方面へは壊滅的被害を与えられない)
第四順位 嘉手納基地
第五順位 厚木基地
(恐らく第一発目の原爆では東京駅以東へは壊滅的被害を与えられない)
第十四順位 六ヶ所村
第十六順位 名古屋
第十七順位 大阪
第十八順位 福岡
第十九順位 札幌
第二十順位 京都
別に、専門外のものを理解しろというつもりはない。ただ、理解できているか理解できていないか、そのくらいの自覚は持って欲しいものだが。
こないだの見た?「核=危険」みたいな刷り込みしてないし、冷静だったし、ワイドショーみたいな民放ニュースよりはましかと思ったけど。
そういう問題じゃないでしょ。原子力発電であれ、核兵器であれ、その仕組みを厳密に理解するためには最低限量子力学を理解しなければいけないってことは知ってる?そのためには物理学と数学を大学入学以降2??3年みっちり勉強しなければいけないってことも知ってる?それを知っていれば、どれほどよくできたニュース番組であろうと、それぐらいで原子力が理解できるなんて思いこみはしないはずだけど。
そもそもあなた、原子力発電が学問分野で言うと化学だと思ってるようだけど、分野的にはどう考えても物理だからね。
だが、たとえば発電所の核燃料を盗み出せばすぐ核兵器ができるかというとそんなことは無理で、大がかりな施設を作らなければそんなことはできない。
なんでそう一足飛びするのよ。「大がかりな施設」を作れば核兵器が作れてしまうってことだよ。特に、日本みたいに技術力がある国だったらね。もっとも、日本にIAEAが来てるのは正直癒着だと思うがね。特殊法人天下りと同じような、閑職なのに名誉と報酬だけは高いってやつ。もっとも、業界関連団体ってのはたいていそういうもんでしょ。要は、北朝鮮とかイランみたいなDQNをちゃんと取り締まってれば誰も文句を言わないってこと。
知らん。そもそも、テポドンを発電所敷地内ならともかく、原子炉に命中させるなんてことが可能とは俺にはとても思えないが。
もし石油が無尽蔵にあり、なおかつ温暖化なんて問題がなければ世の中には火力発電所しかないと思うよ。だって、原子力発電所作るよりよっぽど簡単なんだから。逆に、それだけのデメリットを支払ってでも原子力発電所を作るかということを考えた方がよい。要するに、火力発電所の方が長期的には「ぶっそう」だと専門家は判断したということだよ。
その発電目的には不必要なほどの純度や量にしてないかとかは査察しとかないとわからない。
核爆弾のような大爆発を起こす核分裂連鎖反応とかは純度が高くないと起こせない。
原発に普通のミサイルぶち込んでも広島長崎のようなきのこ雲ができるってことはない。
原発に限らず工場でも車でも刃物でも物騒なのはいくらでもある。
結局はメリットデメリット比べてコストパフォーマンスよさそうなのをやってるってこと。
こないだの見た?「核=危険」みたいな刷り込みしてないし、冷静だったし、ワイドショーみたいな民放ニュースよりはましかと思ったけど。
高校では文系だったんだよ。水兵リーベ僕の船とか燃料電池の原理とかくらいまではわかる。高校時代自体がすでにはるか昔だが。
あの、六角形がつながってるみたいなのは、正直に言えばマジわかんねえ。
もちろん、発電用核燃料を精製して純度を上げて核兵器を作ることは原理的には可能だ。だが、たとえば発電所の核燃料を盗み出せばすぐ核兵器ができるかというとそんなことは無理で、大がかりな施設を作らなければそんなことはできない。
そうなのか。「太陽を盗んだ男」って映画を真に受けてしまった。作った主人公は毛が抜けまくってたけど。
するとNPTやらIAEAの査察やらがこだわるのはなんだろう。「大国の威信」?
原発反対派として気になるのは、「柏崎刈羽原発にテポドン(核抜き)ぶちこまれたら俺ら死ぬの?」ってところなんだよ。
制御がきかなくなった時どうなるの?っていう。テポドン当たったところだけの被害なのか、周囲へも広がるのか。
大地震も台風も疫病も予防と対策は重要だろうけど、そのへんは天災じゃん。人間にはどうしようもない部分あるじゃん。
原発とか、わざわざ人間の手でぶっそうなものを建てる必要があるのかと。発電だったらもっと他の方法でやれよと。
地元に建てるとかの話になったら、そう思うよ。
阪神大震災のときにぶったおれた高速道路も、作ったときは地震で倒れるとは思ってなかったんじゃなかろうか。
阪神大震災がおこるまでは、日本の耐震基準は関東大震災クラスを想定してたんじゃなかったっけ。
原発は万が一の時「想定を超えていた」じゃすまないんだけど。善かれ悪しかれ戦後教育を受けていれば、黒い雨の恐怖は説明するまでもないと思ったんだが。第五福竜丸とか冷戦とか核の冬とかチェルノブイリとかってもう死語なのかな。
もちろん、原発に限らず絶対安全なんて無理だし、柏崎刈羽原発はちゃんと止まったんだから素直に「安全対策すげえ」って思ったけどね。