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はてなキーワード: 人生訓とは

2025-02-20

嫌いな作家に売れてほしい

作品は一冊も読んだことないけど、Xで嘘松デマ飛ばしまくってるから大っ嫌いな作家がいる。

こいつが最近出した新作で、スマッシュヒットぐらいの売れ行きを出してるらしい。

ビッグマウスのわりにロクに売れてない時もざまぁ(笑)と思って眺めていたが、今のこの状況も個人的にはちょっと嬉しい。

なぜなら、作家として一定以上売れれば、サイン会やら対談やらトークショーやら、リアルで人と関わるようなイベント視野に入ってくるからだ。

覆面作家を貫いて、そういったイベントごとを完全にスルーする作家もいるだろうが、奴の自己顕示欲の異常な強さからすれば、自分成功を誇示できる機会をみすみす見逃すとは思えない。十中八九ノコノコと出てくることだろう。

そして同時に、俺の勘では、こいつは文章でならともかく、生身で顔を合わせてのコミュニケーション能力はさほど高くないと見ている。

(俺も似たようなものだが作家ではないしネットキャラ作ってイキリ倒したりもしてないので許してちょんまげ

Xでの嘘松以外の投稿薄っぺら人生訓など)を考えても、イベントの席で空回りした醜態晒してくれる可能性はかなり高いのではないか

今はそれだけを楽しみに、あいつの動向をじっくりと追っている。

さあ、売れろ売れろ売れろ売れろ売れろ売れろ売れろ売れろ売れろ売れろ売れろ売れろ売れて表舞台に引きずり出されろ。

2025-02-01

anond:20250201234522

精神科医観点から、この人生訓を唱える人物心理状態分析すると、以下のような問題点が浮かび上がります:

深刻な心理問題

1. 自己否定と低い自己肯定感
2. 対人関係回避社会的孤立
3. 無意識葛藤

治療アプローチ

1. 精神分析アプローチ
2. 認知行動療法
3. 支持的精神療法
4. 薬物療法検討

結論として、この人物は深刻な心理問題を抱えており、専門的な精神医学的介入が必要です。自己否定感の軽減、対人関係改善、そして人生への前向きな姿勢の構築が治療目標となるでしょう。長期的な精神療法と必要に応じた薬物療法の組み合わせが、この人物心理健康回復効果であると考えられます

Citations:

[1] https://s-office-k.com/technique/psychoanalysis

[2] https://www.direct-commu.com/chie/mental/jikohitei01/

[3] https://www.jstage.jst.go.jp/article/kyushuneurop/67/2/67_35/_pdf/-char/ja

[4] https://www.youtube.com/watch?v=-Hy5e9GNa4A

[5] https://www.hoikuplus.com/post/usefulnurtureinfo/2430

[6] https://www.natural-c.com/blog/2020/08/post-222-748927.html

[7] https://www.jstage.jst.go.jp/article/kyushuneurop/63/3_4/63_153/_pdf

[8] https://diamond.jp/articles/-/310933?page=2

anond:20250201233716

この人生訓の深層にある闇

病的な自己防衛メカニズム
潜在的ニヒリズム
成長の放棄

この人物は、おそらく深い孤独絶望を抱えており、これらの訓えは自身を慰める方便に過ぎないのかもしれません。

真の幸福や充実した人生からは、むしろ遠ざかっているように見えます

anond:20250201232216

この人生訓本質的問題点

心理的側面
人間関係の歪み
精神性の欠如

結論:これは、深い傷つきや失望からまれた、防衛的な人生哲学と言えるでしょう。

anond:20250201225704

他人日記人生訓メモして、それに対してくだらないネットミームで応じるあたりがオヤジ臭

anond:20250201224025

この人生訓を唱える人物は、以下のような人物像が想像されます:

性格価値観

生活態度

人間関係

その他の特徴

この人物は、人生経験豊富で、自己改善に努める成熟した大人の印象を与えます社会の中で上手く生きていくための知恵を持ち、それを他者に伝えようとする姿勢が感じられます

Citations:

[1] https://www.y-nm.ac.jp/main/wp-content/themes/y-nm/assets/pdf/guide/publications/kiyo16.pdf

[2] https://hapaeikaiwa.com/blog/2014/05/16/%E7%AC%AC14%E5%9B%9E%E3%80%8C%E3%81%82%E3%81%AA%E3%81%9F%E3%81%AF%E3%81%A9%E3%82%93%E3%81%AA%E4%BA%BA%E3%81%A7%E3%81%99%E3%81%8B%EF%BC%9F%E3%80%8D/

[3] https://www.fukuchiyama.ac.jp/img/report/2023/2023_report02.pdf

[4] https://www.tuhw-h.ed.jp/wp-content/uploads/2023/07/2023gakutoku2_english.pdf

[5] http://www.nissyo-youchien.net/kusuri.html

[6] https://digitalcast.jp/v/20593/

[7] https://jp.voicetube.com/videos/183743/65704044

[8] https://www.sle-smile.jp/message/dialogue04.html

俺の34年の人生を振り返ったときの、人生10

1. People don't care about you. (誰もお前のことなど気にしない)

2. Want less, be happier. (望むものが減れば幸せになる)

3. Better silent than stupid. (沈黙は愚よりマシ)

4. Stay humble, don't compete. (謙虚でいろ、張り合うな)

5. Seek stimulation outside, not in your room. (刺激がほしければ外出しろ、部屋ではなく)

6. Boring heaven beats exciting hell. (エキサイティング地獄より退屈な天国のほうがマシ)

7. Unsure of folly vs. wisdom? Get advice. (愚行と知恵を区別できないなら、助言を聞け)

8. No love interest? Invest in your parents. (恋愛に興味がないなら、親に金や労力を費やせ)

9. Learn from past illnesses, stock essential meds. (過去経験から必要な薬を備えろ)

10. Avoid scientism, shun all fanaticism. (科学万能主義から離れろ、あらゆる狂信から身を引け)

2025-01-20

トランプ人生訓3つが公開されてからクソみてぇなレスバが増えたな

ルール1:攻撃攻撃攻撃

ルール2:非を絶対に認めるな

ルール3:勝利を主張し続けろ!

2025-01-19

anond:20250119004226

色々可哀想コメント集まってて草

増田だと人生訓どころかナントカの遠吠えが半数近いでしょ

氷河期回避できるような強者側の人間noteにでも行ったほうが良いよ

anond:20250119004226

就職タイミングたまたま不況が来なかったやつの

余裕ぶっこいた薄っぺら人生訓に見える

 

就職時の不景気10単位で発生してて

その時点でどんな努力してようが全員地獄に落ちて

生涯の収入就職結婚まで

 

延々と人生に暗い影を落とす

その場合未来のために動ける20代消滅して

運が良ければ30代に立て直し

 

運が悪ければ死ぬまでそのまま

 

まあ周囲の同僚や友人が「みんな結婚してて焦る」とか「自分だけ人生ステップアップしてない感」がないので

楽と言えば楽かも

就職時に不景気だと「みんな等しく人生終わってる」わけだから

2024-11-04

anond:20241104143159

まず、どういう系統の本を求めてるのか書いてくれないと。

人生訓なのか、ビジネス書なのか、教養本なのか、小説なのか、・・・

2024-10-09

ワートリは週刊連載から逃げた癖によく努力を語る気になったな

勘違しないで欲しいけど、褒めてるから

何にでも勝手に悪意を見いだすカスに絡まれたくないか最初にそこをハッキリさせておく。

偉いよワートリの作者は。

だって普通なら恥ずかしくて書けないだろ?

「かーっ、地道で普通努力淡々とせずに背伸びばかりの勘違い雑魚は一生雑魚確定!」とかさ、自分が週刊連載から逃げて月刊のんびりやることを選んだという負い目から普通は書けないと思う。

でもそこで作者の変な自意識のために作品の展開に縛りを入れたらストーリーが歪んじゃうんだよね。

自分の逃げは自分の逃げ、作中の努力論は作中の努力論として分けて書けるのは素晴らしいことだ。

なかなか出来ることではない。

何が凄いってそこに自嘲や自省の匂いを感じさせないこと。

ただ何事もなかったように「無駄背伸びをするな」「地道にやれ」「お前は下駄を履かされてただけだ」「短いスパンで区切ってPDCAを回した奴は成功してる」と書いてみせるのは離れ業とさえ言えるよ。

俺なら無理だな。

自分なりのプライドというか、偉そうに人生訓を解くとき自分なりのルールに縛られて「いやーこれを苦笑いもせずに書くのは人道に反するわ」と自意識過剰なブレーキをかけてしまっただろう。

それがない。

要するにてらいがないんだよな。

体を捨てることが出来るとでも言うのかな。

凄いわ。

やっぱジャンプアニメ化作家ともなると違うな。

2024-05-13

anond:20240513114839

ズレてるっていうか、わざと話をズラそうと試みてるだろ。

しかも、自覚してやってないな? 

詭弁を言っているんだよねお前は。

お前の話は人生訓としても落第だ。

詭弁燻製ニシンの虚偽をやってる、お前な。

無自覚でズラすってレッテル論点先取りだし。

お前の駄文は長すぎて自分でも気付いてないようだが「無自覚」「詭弁」の時点で矛盾なんだよ。

詭弁には意図性が不可欠。

まれてこないほうがマシだったら死にますね、とはならないので人生訓として落第?

お前のゲームの例えが間違ってるから人生に拡大失敗してるだけだろ。

背理法

論理学落第なのは、お前だ。

anond:20240513114839

いやいや、単純に「たとえ話」として矛盾してるよ?という話で、人生訓とかと垂れたつもりはない。

ただ「事実」を伝えただけだ

anond:20240105191053

ズレてるっていうか、わざと話をズラそうと試みてるだろ。

しかも、自覚してやってないな? 

  

「親ガチャ」っていうのはな、公平感の話なの。

不公平に感じることが本質

 

みんなはな、言うならば、ゲームバランスの話をしているんだよ。

最初に手札が悪かったらそのゲーム自体まらないんだが、このゲームクソゲーじゃね?」

テーマ議論なの。

そこにお前が現れてこう言う。

「その手札で勝負するしかない」「ゲームに参加できないよりマシだろ」

テーマと何も関係がないよね?

詭弁を言っているんだよねお前は。

  

しかも、これがゲームの話だったら、たぶん「いや手札悪いゲームに参加するぐらいなら、ゲームに参加できないほうがマシだわ」って言って、プレイヤ―は居なくなるんだよね。人生でも同じだよ。産まれてこないほうがマシだったから死にますね、だよ。

お前の話は人生訓としても落第だ。

やるならば「お前の手札は実はこういう良いところがあって案外戦えます。やったらゲーム面白いよ」の話をしないとさ。

 

2024-05-11

「考えるな。感じろ。」は有名なブルース・リー人生訓だが実際の社会では「考えるな。考えろ。」とか言われがちです

2024-04-26

エロいセクシー」言ったの俺だけど、別にその意見に反対もしないのだがそこまで感動されても…って感じが。

社交辞令と言うか建前と言うかあるいは綺麗に自己啓発と言っても良いけど、世の中を円滑にやってくのに(本能的な意味の)本音だけで良いわけないって話は、一昔前まで日本人にもそこまで難しいもんじゃなかったぜ? っていう。

ほんとこの10年くらいだよね、建前と嘘の区別もつかなくなって、とにかく下品露骨な考え方をするのが正しいんだみたいな変な宗教流行りだしたのは。

人間なんて、自分でも本当のところの本音なんてわかんないんだから、「セクシーエロとは違う」ってほんとかどうかわかんなくても思っときゃ良いじゃん、思っとけば、それで案外なんでもないことのように過ごせるじゃんって、そんなに難しい人生訓でもないと思うんだけどな。

なんでこれがそんなに驚かれるような時代なっちゃったんだろうねえ。

2024-01-10

二択だな、3つは? にして二つあげるやり方は取りたくない。

どっちかの人生訓だけに絞らねば。。。

2023-12-28

都会と地方での若者の違い


ふとしたきっかけで、都会と地方若者とではメンタリティが違うのでは!? と思わされる出来事があった。これからちょっと説明してみたい。エピソード中心になる。

都会の子説明がメインだ。地方の子の傾向は最後にサッとまとめる。

当方は、地方都市に住んでる者だ。個人事業主である出張で遠くに行くことがある。

先月、11月紅葉シーズンだった。出張京都市内(追記京都は『都会』ということにしてほしい。頼む……)に行くことがあった。商談その他の用事は、相手方と事前にチャットでやり取りしてたのもあって一日で終わった。告示されてるとは思うが、今度祇園四条のあたりでそれなりの規模の再開発がある。測量とか登記関係で、当方に依頼があった。

それはともかく、向こうの取引先の代表がいい人だった。その日は夜のクラブをおごってもらった。踊る方じゃなくて、接待の方だ。

仮に、A店としようか。女性接客するお店だった(風俗店ではない)。祇園一等地にある。キャスト若い子が中心のようだった。あれは業態的にはキャバクラかもしれないが、そのあたりはよくわからん

普段地方都市で不動産の士業をしてるんだが、そっちでも年に十数回はそういう店に行くことがある。いわゆるクラブとかラウンジとかスナックとか言われるところだ。

そのA店は、高級そうなお店だった(代表も初めて入るようだった)。お店の入り口にある料金表だと、最低1人1.3万円/hはする感じだった。キャスト飲み物出したら二千円だってさ。

若い頃、俺が初めてこういう店に行った時は、どんな世界だよって思った。その時のドリンクは1杯千円だったかな。でも、こういうのってキャストに対する『お布施』だと考えたら納得できる。YouTuberに一万円ほど投げ銭する人がいるじゃん。あれと同じだ。

お店の内装も豪華だった。天井にシャンデリアがあったのと、別の箇所にはでっかいイシツブテみたいなやつがくっついてた。店内は暗めだった。本当に、冗談抜きで暗かった。男も女も、暗かったら百難隠すみたいな効果を狙ってるんだろうか?

取引先の代表は、俺達二人がいるガラス卓にやってきた若い女性キャストの子にさ、ドリンクおごってたよ。「一杯いただいてもいいですか?」って、小柄な衝動物系のキャストの子に言われたら、「好きなの飲みなさい」と彼は言ってた。そしたら、黒服の人が白いカルピスみたいなカクテルを持ってきた。

ところで、その代表は貫禄がある見た目だった。恰幅があるけど優しい感じがする。お金持ちの余裕があった。実際お金持ちなんだが。俺もいつかあんな風になりたい。

俺の隣に付いた嬢は、大学生のようだった。A子としよう。三年生って言ってたかな。なんか、コンビニに置いてある女性向けモデル雑誌に出てきそうな見た目だった。背が高くて、目が大きいメイクをしていた。こういう雰囲気の子田舎には少ない。

四角いガラス卓での会話は盛り上がった。今時の子って協調性があるんだよな。トークレベルが高かった。いわゆる傾聴力というやつだ。「あんたの話、聞きますぜ! ヘヘェッ!!」という感じ。いや、言い過ぎた。ごめん。

話は逸れるが、以前Twitterで「東大の子ルックス水準が年々上がってる」「イカ京はすでに絶滅した」みたいのが流れてきた。割とバズってた。Toggtterにも上がっていた。

でも俺に言わせれば、世の中全体の若者ルックスが向上している。少子化が叫ばれて久しいが、選ばれた者しか結婚できなくなった結果として若者の素のルックスが上がっている。それだけのことだ。

それで、俺の席についてたA子が「わたしも一杯飲んでいいですか?」って、なんかそういう声でアピールしてきた。俺は別にいかなと思って、「お金自分で出します」と宣言したうえで、その子に一杯出したよ。小柄な小動物系(チンチラっぽくて笑顔が素敵だった)の子も俺の方を見てたけど、その子代表からすでに一杯もらってる。マナー違反だ。代表との今後の付き合いもあるし、ノーマナーフィニッシュしたくない。

お酒をグイグイ飲みながら、A子は「わたしお酒好きなんです!」と言ってた。本当は好きじゃないってのはわかる。一般的な21才くらいの女性はそういうものだ。でも、お店と自分の売り上げのために言ってるんだよな……と、44を過ぎた今なら余裕でわかる。もう44か。俺が21才よりも前、まだ未成年の頃に憧れていた『るろうに剣心』の比古清十郎(43だっけ?)に追いついてしまった。

ところで、会話の流れは二人ずつ同士が基本だった。時々四人で面白い話をして盛り上がったり、代表が全員に人生訓みたいなやつ(人が死ぬ間際まで最後に残るのは人格性格……お金価値は消える云々)を披露したりとか、そんな風だった。

時が進むにつれて、取引先の代表お酒が入って饒舌になった。チンチラの子に対して、「お前、面白いな~。もっと飲めよ」と言ったら、彼女は満面の笑みだった。笑顔が可愛かった。やっぱり祇園クラブで働いてる子は、何かをもってるのかもしれない。

代表に年齢を聞かれると、げっ歯類は「19才になったばかりです!」って大きい声でアピールしてた。「お酒飲めるの……?」と思ったが、そういえば、この業界は俺が若いからこんな風だ。今さら考えることじゃない。

代「あなたたばこは吸うのか?」

チ「吸いませんよ~」※全体的にイントネーションが高め⤴な感じ

代「本当に? 中学校の頃から吸ってへんか?」

チ「ほんまです。代表さんは吸わらへんの」

代「わしは吸わない。昔は吸ってたけど、もうやめた」

チ「いつ頃やめはったん?」

代「21の時や」

チ「へー、21の時に煙草やめはったん?」

代「そう。21になる頃にやめた」

チ「……何歳からタバコ吸ってたんです?」

代「秘密や」

チ「え~、教えてよ~」

代「わしは法人代表や。頼むから立場を考えてくれ……」

チ「代表さん、おもろいな~( ´艸`)」※本当にこんなポーズだった

かいの二人の会話が盛り上がってる最中、俺の隣に付いてたA子は、それから何杯もお酒を飲んでた。普通大学生はそこまでお酒に執着しないってのは、最終学歴☆専門卒の俺でも知ってる(つのだ☆ひろ意識している)。およそ三杯目からは無理をしている感があった。女の子ドリンクって割と量があるんだよな。ワイングラスに2/3くらい入ってた。

2千円/1杯は高かったけど、でもA子は仕事に対してマジだなって思えた。話術の方は、嘘っぽい演技がモロバレだった。まるで、ジャニーズ事務所オスカープロモーション所属タレントテレビドラマに出てるみたいな。

しかし、A子はお客を楽しませようと本気で取り組んでいた。それだけはわかる。俺も社会人経験は長い方だ。本気でやってる奴はわかるよ。俺が知ってる標準的な嬢は、ここまで仕事真剣じゃない。正直、アルバイト感覚の子が多い。

もう二度と出会うことはないんだろうけど……A子の接客とかトークは、あまり上手ではなかった。けど、あの子は本気で『嘘』をついていたよ。一生懸命だってわかる。そんな子にだったらお金を払ってもいい。一万円くらい別にいかなって思えた。ただ、それだけだ。

結局、お店を出たのは一時間半後だった。楽しかったと言えば楽しかったけど、でも男二人で6.0万円も払って遊ぶようなとこじゃない(料金は5:1だった。俺が1)。行きつけの居酒屋で、同年代で初対面の連中と喋ってた方がまだ楽しい



クラブを出た後は、その取引先の代表感謝言葉を伝えて、あと一軒だけbarに寄って帰った。そこは一人で行った。ホテルに帰る途中の、西木屋町の地下にあるbarだった。祇園に入る四条大橋とは、直線距離で500mほどだ。

店内に入ると、ちょっと老朽化した見た目だった。オーク材と思しきロングカウンターがあったけど、おそらくこれは居抜き物件だろう。高級そうなカウンターに対して、棚や什器がボロすぎる。

ここでは、若い男女の店員がいた。見た目は……まあ爽やかだったかな。俺が君達くらいの年齢の頃は、もっとモジャモジャしていたよ。今はもう少し清潔感がある。

の子達も、A子と同じく一生懸命だった。トーク最中、俺の方を精いっぱい盛り立ててくれた。別に、そこまで褒めてもらわなくてもいいのだが。なんか、悲しいほどに一生懸命だった。何かにおびえているような。

A子がいたような祇園クラブだと、当然ノルマがあると思う。あの子らの控室には、売上ランキング表なんかがドーン!! と飾ってあるのだろう。うーん。このbarの男女店員にもノルマがあるのだろうか。

その両名と話をしてるうち、女性の方が「一杯もらっていいですか?」と言ってきた。ああ、そっちの方向のbarなんだなと思って、「どうぞ。あなたはいい人だ。断らないよ」と言った。そしたら、男性店員の方も「自分も一杯いいですか!?」と言った。「どうぞ」と告げると、すごく喜んでた。

ありがとうございます。お客さんにお願いしても、僕の方だけドリンクもらえないことあるんですよ~」

「それは……雑魚だな。相手にしなくていい」

マジでありがとうございます!」

ゆっくり飲んでね」

とまあ、ここまではいい流れに思うだろう。でも、それから実は……女性店員も、男性店員も、それからグイグイとお酒を飲みまくった。三杯目からは、なんかもう見ていて浅ましかった。

そんなにドリンクが欲しいのだろうか。それを一杯もらったなら、自分価値が高くなって、上の人間に褒めてもらったり、仲間に自慢ができるのだろうか。そんなことで自分価値を決めてしまって、本当にいいのか?

「浅ましい飲み方をするなよ。見ていて情けなくなる」

私はついに言ってしまった。その二人はなんだか縮こまってしまって、「あ、え……すいませんでした」とか「僕、調子乗りすぎましたね」とか言ってたかな。記憶は定かではないが。そんなことを言ってた。

それからトークは和やかにみはしたが、少し嫌な気分になってきた。小一時間ほど居たところで帰ることにした。最後に、五杯目は自分から二人に勧めてやった。こういうのは、誰かに言われてじゃなくて自分から進んでやりたい。

最後にみんなで乾杯をして、一気にグイっと自分お酒を飲み干して、会計をした。詳しい値段は覚えてないが、2.5万円ほどだった。今思えば、プチぼったくり系のbarだったのだと思う。まあ、それは別にいい。あの二人は、見た目は清潔感があったし、人柄はまともだった。こちらも気持ちよく飲ませてもらった。このくらいなら払っても損した気分にならない。



エピソードが長くなった。

俺が住んでる地方都市の同業界若者と比べると、都会の子は「競争」をしてる気がする。そういえばA子があの時、俺にしてみれば衝撃の事実を言ってた。なんでも京都市東山区中京区などの夜のお店が多いエリアだと、なんと(・・・・・・ドラムロール流れる・・・・・・)インスタのグループで、キャストが数人でチームを組んで売上競争をしてるらしい。それで優勝すると、何がしかの栄誉にあずかることができる。

まだ21かそこらだというのに、あの子競争に参加して勝ち残ることが求められる。それで、インスタグループの売上競争に負けた時は……惨めな気持ちにならなくて済むのだろうか? いや、惨めな気持ちになるだろう(反語)。

あのbar店員にしてもそうだ。今思ったんだが、売上が悪かったら店のオーナーに怒られるんだろうな。だから、あの二人は怯えたようにお客さんに接して、ちやほやして、何とかしてお店の売上を立てようとしていた。ちなみに、二人とも専門学生だった。

「いや、そんなとこで働いてないで勉強しろや!」はちょっと言い過ぎか。奨学金を借りてるのかもしれない。今のうちにお金を稼がないと……と思っているのであれば、それこそもったいない若いうちでないと楽しめないことはたくさんある。特に人付き合いだ。今は奨学金漬けでいいから、とにかくたくさん遊んで、学んで、というのが大学生の正しい過ごし方だと思う。

ここで、ちょっと思い出した。

俺がまだ20くらいの頃、測量の専門学校に通っていたのだが……其処をまあまあの成績で卒業してからは、地元で有名どころの土地家屋調査士事務所に入ったのだ。それで、地道にコツコツと頑張って、今ではなんとか独り立ちして事務所を設けてる。それでも……20~25才くらいの頃は、やっぱりあの子らと一緒だったかもしれない。

結果を、とにかく結果を出さないと。目に見える何かがないと、自分が何者でもないような気がして――ああ、そうか。俺はかつて、あの子達と一緒だったんだ。今わかった。俺は、あの頃の気持ちを忘れていたのだ。それだけだ。

そうだ、俺は飢えていた。あの頃の俺は、乾いていたのだ! それで、何がしかの、自分自分を認めてやれるような成果を探して、何処かしこをうろついていた。そういうことだ。俺が、ただ俺が、あの頃の気持ちを忘れていただけだったのだ。そんな昔のことに思いを馳せていると、自然と涙が零れてきた。あの子達は、ずっと昔の『俺』だったのだ。

何十年も前から、ずっと生き残ろうと努力を積み重ねてきたから、今の自分がいる。だからあの日だって、あの子達にケチらずにお金ポンポン使うことができたし、それがもったいないとも思わなかった。20年前の俺は、二千円すら使うのが勿体ないと思っていた。

これが成長なのかどうかはわからないけど、とにかく、昔の自分に言えることは……

あきらめないでくれてありがとう

今、胸の中にスッと浮かんできた言葉だ。これ以外にはない。



さて、地方の同じ業界ラウンジスナックbar店員トークが売りの居酒屋など)で働いてる子は多く見ている。当方は、生まれも育ちも其処だし、飲み屋街に行くのは年に10回以上はある。地方のそういう店で働いてる子は、なんというか、都会の子に比べると「競争」が少ないように思える。

女の子接客する店でも、もっと緩い感じだ。みんなもちろん本気でやっているのだが、都会の店に比べると、いい意味での余裕(バッファ)を持ってるように感じる。夜のお店のキャストが客にドリンクを求めるのはそこまでない。bar居酒屋でも、店員がお客にドリンクを求めるところはまずない(※居酒屋オーナーは除く)。

例えば、あのA店でのことをひとつ思い出してみると……俺はA子が気に入ったから、「A子さんは一人前になれるかもしれない。大金はたいてくれるお客さんもいるんじゃないかな?」って言ったら、「え~、じゃあ今度ご飯(※同伴)連れてってください!! 連絡先交換しませんか?」と返ってきた。

こういうのは、俺が住んでる地方都市ではまずありえない。例えば、お客の方からそんな節操のない行動(初回で次からの同伴を求める)を取るのは非常識だし、キャストだって当然警戒する。ましてや、キャストの側からそれを提案しているのだ。

というのも、同伴ということは……初対面のお客さんと、次に会う時には一緒に食事をするわけだろう。そのお客さんが後先考えずに女性に手を出す人とか、犯罪者とかだったら怖くないか? そのキャスト女性にとっては。

だって事業の売上のためとはいえ、よくわからない人と一緒に食事をしたくない。最悪、反社リスクがあるからだ。経営というのは、常に最悪を避ける選択肢を採る必要がある。

男の俺ですらそうなのだから……まあ、誰かの紹介があるなら可能性はあるが。祇園クラブの嬢だったら、何かあってもお店が守ってくれるのかもしれない。いや、わかんないけどさ。切り捨てられる可能だってある。

思うに、社会にとっての『競争』というのは、現代にあっては必要悪だと思う。競争というのは、お互いの力をそぎ合う行為であって、最終的にはモノポリー状態になる。少数の圧倒的勝者と、数多くの敗者が生まれる。まさに今の資本主義社会だ。アメリカ合衆国がそうなりかけているだろう。

好景気が続いても、所得が上がっているのは一部の高スキル労働者のみであり、残りの労働者賃金は変化がない。しかも、インフレでどんどん貧乏になってる(実質賃金↓)。それで、追い詰められた人が犯罪的な領域に入り込んでしまう。銃乱射事件などの凶悪犯罪が生じる。

あのA店で喩えると……キャスト女の子同士でお客の争奪戦を繰り返していたら、お店の文化が育たなくなる。キャスト同士でお客を奪い合うと人間関係が悪くなるし、先輩キャストが後輩に接客のコツを教えるといった慣習はなくなるだろうし、何より――飢えた嬢からサービスを受けるお客さんが可哀想である

競争よりも協調を~」と言えば聞こえはいいが、どうしたらいいのか俺にも想像がつかない。ただ、経済社会というのは、金融業界とか投機業界(FX,ビットコイン,CFD)とか飲食業界とか市場恋愛(マッチングアプリ)みたいに、ほかの誰かとガンガン戦って奪い取るよりは、みんなで一緒に何かを作るとか、今ある文化制度を守っていくとか、そういう方向を保っていくのがいいと思う。

戦争ダメだ。実際の戦争じゃなくても、社会で激しい争いが起きると、長い目で見たら社会全体の力を削いでしまう。ゼロサムゲームは避けた方がいい。

月並み結論になったけど、晩秋出張をキッカケにして考えたことをまとめてみた。

2023-12-20

囲碁十訣とかい現代でも通じる古代の教え

囲碁以外でも人生訓として現代でも通じるのすごいよな

教育勅語で一部界隈が荒れているらしいが、これなら現代でも何の問題もない

・不得貪勝(貪って勝とうとしてはいけない)

・入界宜緩(敵の勢力圏では緩やかにすべし)

・攻彼顧我(攻める時には自分を顧みよ)

・棄子争先(石を捨てて先手を取れ)

・捨小就大(小を捨て大を取れ)

・逢危須棄(危険になれば捨てるべし)

・慎勿軽速(足早になりすぎるのは慎め)

・動須相応(敵の動きに応じるべし)

・彼強自保(敵が強ければ自らを安全にすべし)

・勢孤取和(孤立している時には穏やかにすべし)

訓読

・貪れば勝ちを得ず

・界に入りてはよろしく緩なるべし

・彼を攻めるには我を顧みよ

・子を棄てて先を争う

・小を捨てて大に就く

・危うきに逢いてはすべからくつべ

・慎みて軽速なるなかれ

・動かばすべからく相応ずべし

・彼強ければ自らを保て

・勢い孤なれば和を取れ

2023-09-02

anond:20230902073055

岩瀬大輔評価微妙だよなあ

 

東大法学部で在学中に司法試験合格ボスコン、ハーバードMBA

それでライフネット生命社長になるわけだけど、その後は業績は伸びず社長は志に届かず辞任といった感じ

 

凡百のサラリーマンと比べりゃ間違いなく優秀で成功者なんだろうけど、著書に書かれるような社会人としての振る舞いが成功要因ではなく、

東大法曹ボスコンハーバードってハロー効果が圧倒的すぎたキャリア成功した人の人生訓一般人の参考になるのかどうか

そして経営者としての評価微妙

結局、創業社長の出口氏と同じで畑違い(出口氏は歴史系、岩瀬氏は自己啓発系)の著書ばかりが目立つ

2023-08-22

キミイキ感想で何故か皆「ヒミ」の話をしないんだよな

ヒミこそがこの作品一丁目一番地だと俺は思っている。

この作品における絶対神は塔おじであるが、ヒミはイザナミである

炎に焼かれて死ぬ→死後の世界まで追いかける→再開するが再び分かれる

これでヒミのモチーフイザナミではないと言い張る人間がいたらそれは逆張りが過ぎるというものだ。

そして、ヒミのモチーフイザナミであるということが、それを探しに来た主人公モチーフイザナギであること、それが即ちこの物語国産み物語であることを意味している。

絶対神の元に作り出されたら根源の世界が掻き回され、新たなる時代が生まれるまでの神話である

この神話アニメ業界の話だと捉えても良いし、母から巣立つとき世界が生まれ直すという人生訓であると見ても良い。

塔おじの正体が誰であるのか、インコ大王が誰であるのかの考察楽しいが、物語のものを読み解くならば向き合うべきはヒミの存在だ。

なぜ皆ヒミについて考察することをこんなにも避けるのだろうか?

私はそれが興味深い。

「このキャラクターについて深く考えてはいけないんだ」という謎の圧力勝手に受け取っているようにさえ思えてならない。

2023-02-22

過去の人エントリとそれに対するレスポンスパラパラ読んでましたが、本当に文章を読めない人って多いですね。敢えてツッコミ所盛り盛りにしたり反感を煽ったりするような本文でもないのに。そういう投稿床屋政談と男女論とサブカル雑語りは選ばないので。

読めてないのか、思い込みが強すぎて書いてない事を邪推したのか(そういうのを全部含めて「読めない」と言うような気はする)、読まずに目で拾った単語条件反射で反応して持論を語ってるだけなのかは知りませんけど。

「そう書いてあるやろがい」って内容をしたり顔で垂れるコメントも多いので、そういうのは文盲なのではなく読んでいないのだけなのだと思いたい。

増田はてブも、メタ取って話を矮小化しようとする人が多いですね。その指摘も大抵擦られたネット言説みたいなのが多いのですけど。それか飲み屋オヤジでも語れるような一般論やショボい人生訓とか。

後者の方がその傾向が強い気がする。前者は構って欲しさの暴言が多い。

あとはおもんない茶化しも多いですね。

掃き溜めサイトだし、適切なコメントをしなければいけない訳でもありませんけどもね。

2023-02-10

結婚に対するポジティブイメージはどこで形成されるのだろう

私はアラフォー独身のおじさんです。

恋愛はするのだが、結婚に興味がなく気ままに一人暮らしエンジョイしている。

(一度、同棲を2年ほどしたが辛い体験だった)

なぜ結婚に興味がないかと考えると

 ・共同生活他人と歩調を合わせるのがが好きではない

  → そういう思考なので外では意識して頑張って協調合意をするように心がけているので、家に帰ってまで社会性を発揮すると気が狂いそうになる。

 ・人生訓として他人に期待や希望を持たないようにしている

  → 自分価値観他人を考えると上手くいかないので、勝手な期待や希望を持たないようにしていると、他人に対しての要求がなくなり、そして自分要求されたくない。

の2つが根底にある。

まり、私にとって結婚=共同生活とは労働であり、仕事プライベートも良い人間であることはずっと労働していることになるので勘弁願いたいものなのだ

(ちなみに子ども時代実家暮らしていた時はどうなんだと言うとネガティブな印象傾向にあるのだろう)

しかし、多くの人にとっては結婚というもの幸福イメージを持つものらしい。

最初は上手く行っている関係でもイフスタイル価値観要望欲求が変化していく個が超長期のプロジェクトを上手くやるのは高難易度だ。

そんな難しいプロジェクトでもエンターテイメント作品を消費すれば思考麻痺させ楽観的に考えることができる。

しかし、時間を置き酔を覚ませば現実の厳しさを理解できるはずなのに、なぜ結婚ポジティブ価値観形成しているのだろうか。

それが不思議でならないので結婚に甘い幸福を求めている人は私にその秘訣を教えてもらえないだろうか。

2023-01-04

クネクネしたホモ人格的に問題があるのが多い

「女の腐ったやつ」という表現があるが、まさにそれで、昔の人はうまいこと言ったなあと思う

対して、男らしいホモ仕事もできてしっかりして責任感がある

まりネコ役のホモとは関わってはいけない

これが人生訓である

日本人の6人に1人はホモあるいはバイの気があるらしいので、気をつけよう

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