■ 稀に見る大混戦2018年のJ2リーグは稀に見る大混戦となったが最終節で徳島と引き分けて勝ち点「1」を加えた松本山雅がJ2優勝を果たした。2015年以来のJ1復帰を果たしたが42試合でわずか34失点のみ。2番目に少ない東京Vが41失点であることを考えると驚異的な失点の少なさになる。GK守田、DF飯田、DF橋内など守備的なポジションの選手の頑張りが今シーズンは特に目立った。J2最高の守備陣がJ2優勝をもたらした。
2位になったのは大分だったがこちらは攻撃力が売りのチームだった。42試合で76得点というのはJ2最多。42試合で51失点というのは自動昇格を果たしたチームであることを考えるとかなり多い数字になるが得失点差「+25」はJ2最高。最終的には2位の大分と3位の横浜FCと4位の町田が勝ち点「76」で並んでいることを考えると得失点差を稼ぐことが出来たのが自動昇格につながった。魅力的なサッカーを見せた。
松本山雅と大分が自動昇格を果たしたが、どちらも前評判はあまり高くなかった。開幕前に募集した順位予想バトル(J2編)の参加者(234名)の平均予想順位は松本山雅は6.03位、大分は9.95位。松本山雅は5番手、大分は10番手の評価だった。大宮や千葉や甲府などと比べると評価は低かった中、自動昇格の切符を勝ち取った。1位の松本山雅から4位の町田までは「1差」のみ。史上空前の大混戦だったと言える。
2018/01/07 【J1】 順位予想バトル 2018年版 受付終了 (参加者:590名)
2018/01/08 【J2】 順位予想バトル 2018年版 受付終了 (参加者:243名)