松本山雅→ 反町監督が就任して7年目となる松本山雅は「集大成のシーズン」と言えたが、35節を終えた時点で18勝6敗11分けで勝ち点「65」。首位を走っている。3位の町田との差は「4」。町田は消化試合数が2つ少ないので余裕のある状況ではないが、2度目のJ1昇格の大きなチャンスを迎えている。2年前の2016年は終盤に2位から3位に転落して自動昇格ならびにJ1復帰を逃したが同じ失敗は繰り返したくない。
2019年の所属がJ1になるのか?J2になるのか?は大違いである。J1昇格に失敗したときは反町監督の勇退の可能性が高まる。近年のオフは毎年のように退団・勇退の話が浮上しながら松本山雅に残り続けてきたが、そろそろ次の時代に向けて歩みを進めなければいけない時期に入っている。「カリスマ性のある指導者の次の監督」というのは誰になっても大変であるが、永遠に反町監督に任せることは出来ない。
2年前のオフは補強がうまくいかずに苦労したが、このときに反町監督は『松本山雅は選手からの人気が高くない。』と発言して話題になった。「補強がうまくいかなかったことの言い訳だ。」、「責任逃れだ。」と批判する人もいたが、松本山雅のこと、Jリーグのこと、Jリーグの監督という職業のこと、移籍を考えている選手の気持ちなど、日本サッカー界を知り尽くしている反町監督ならではのコメントである。
→ 2017/01/04 【J2】 『松本山雅は選手からの人気が高くない。(by 反町康治監督)』について