■ ターニングポイントになった退場のシーンJ2のプレーオフの1回戦は11月25日(日)にNACK5スタジアムで行われた後半26分にDF平がFKから決勝ゴールを決めて1対0でアウェイの東京Vが勝利した。東京Vは1週間後に行われる2回戦にコマを進めた。横浜FCとの対戦となる。その後は決勝戦でJ1のクラブと対戦することになるが16位の可能性があるのは磐田・湘南・名古屋・鳥栖の4チーム。2018年のJリーグも大詰めを迎えているがまだ大事な試合が残っている。
東京Vは後半14分にボランチのMF内田達が2枚目のイエローカードを受けて退場。10人での戦いを余儀なくされたが数的不利の中、後半26分に決勝ゴールを奪った。後半の終了間際は大宮が攻め込んでFWシモビッチのシュートがポストに当たる場面もあった。東京Vは何とか1点リードを守り切ることができたが2008年以来のJ1復帰まであと2つとなった。「東京Vの下克上なるか?」に大きな注目が集まる。
後半14分のMF内田達の退場はターニングポイントになったが大宮のMFマテウスのクリアがやや中途半端になったことがそもそものきっかけになった。MFマテウスはルーズボールを自分で処理しようとボールに詰め寄ったが一歩遅れてMF内田達が対応。ガッツリ潰す形になってしまった。MF内田達は前半18分にもイエローカードを受けていたので2枚目。東京Vは大一番を10人で戦わざる得ない状況になってしまった。