1人目 : FW 小倉隆史 (名古屋グランパスなど)→ 四日市中央工高時代から特大級の注目と期待を集めたレフティモンスター。182センチとサイズに恵まれていたが、なおかつ、繊細なテクニックも併せ持っていた。ストライカーとしてもチャンスメーカーとしても機能した。ポジショニングの良さと左足の強烈なシュートを武器にベンゲル監督時代の名古屋の躍進に大きく貢献したが五輪代表の合宿中に大怪我をして離脱。怪我に泣いて才能は開花しなかった。
2人目 : FW 岡野雅行 (浦和レッズなど)→ 言わずと知れた野人。「犬よりも速い」と言われた快速を武器に浦和で活躍。1997年11月16日の「ジョホールバルの歓喜」のときはVゴールを記録。一躍、国民的なヒーローになった。基本的な技術は低くて好不調の波も激しかったが「世界レベルのスピード」という1つの武器だけでスターの地位を確立した。国際Aマッチは27試合で3ゴール。晩年は鳥取でプレー。鳥取ではGMとしても手腕を発揮している。
3人目 : FW 黒崎比差支 (鹿島アントラーズなど)→ 草創期の鹿島で活躍した185センチの大型ストライカー。空中戦に強いFW長谷川祥之と2トップを組むケースが多くて「ツインタワー」と言われた。右足の強烈なシュートも武器だった。国際Aマッチは24試合で4ゴール。期待されながら代表ではなかなか結果を出せなかったが1995年に行われたダイナスティーカップで大活躍。「ダイナスティー男」と言われた。2010年から2012年の途中まで新潟の監督を務めた。