■ Jリーグは終盤戦に突入J1は残り4節、J2は残り5節、J3は6節となった。「優勝争い」や「ACLの出場権争い」や「残留争い」や「自動昇格争い」や「プレーオフ争い」などは熾烈を極めるが10月も下旬になったのでそろそろオフの移籍のニュースがたくさん飛び交う時期に入っている。J2では湘南が「J2制覇&自動昇格」を目前にしている。次節にも湘南のJ1復帰が確定するがその場合は湘南絡みで補強のニュースがたくさん流れるだろう。
昨オフのJリーグは「DAZN効果」の影響もあってかつてないほどの盛況なオフになった。MF中村俊(横浜FM→川崎F)、FW大久保(川崎F→FC東京)、FW大前(清水→大宮)、MF家長(大宮→川崎F)、FW佐藤寿(広島→名古屋)といったチームの顔だったアンタッチャブルな選手が相次いで移籍の道を選択した。最後の最後にはMF清武(セビージャ→C大阪)がJリーグに電撃復帰するなど話題に事欠かないオフになった。
この流れは継続するどころか、さらに加速するのは確実である。Jリーグからの分配金は昨シーズンまではJ1が約2.2億円、J2が約1億円、J3が約1,100万円だったが、今シーズンはJ1が3.5億円、J2が1.5億円、J3が3,000万円まで増加すると報じられている。さらに今シーズンからJ1の上位4チームには傾斜分配金が支給されるが1位が約15億円、2位が約7億円、3位が約3.5億円、4位が約1.8億円と言われている。