はてなキーワード: 紙袋とは
仕事から帰ると妻はソファに寝そべり、両手でスマホを持って見つめていた。
ソファの片隅にはブランド品の紙袋。クリスチャン・ディオール。
晩御飯に吉牛を頼まれ、テイクアウトの袋をテーブルに起きながらコートを脱いだ。
妻は顔を上げない。
「晩飯、買ってきたよ」
「…ん? ああ、おかえり」
妻はスマホから目を離さない。ちらりと覗くとメルカリの画面が目に入る。
微かな舌打ち。SOLDの赤白文字。
「クリスチャンディオールはもう死んだよ」
「はっ?」
妻は初めてこちらを見た。
「デザイナーのクリスチャンディオールはとっくに死んでるってこと」
妻は微笑を浮かべる。
「だから何?」
「クリスチャンディオールはとっくにもう死んでるんだよ」
僕は妻が聞こえないほどの小声で繰り返した。暗唱するように。
それでも妻は再びクリスチャン・ディオールの紙袋を並べるだろう。
無地の袋から吉牛二つを取り出すと、割り箸が入っていないことに気が付いた。
仕方がないのでキッチンへと向かう。
オーシャンゼリゼ~
ここは花の都パリ!
フランスで言うところの紙袋からフランスパンがカッコよくはみ出していてもカッコいいような風景。
日本でもそんな同じような光景をネギで見たことあるかも知れない。
その時たまたま、
私が目にしたのは
それは会計を済ませレジを通過したところに存在するお買い物したものを袋に詰めるエリアで繰り広げられていた。
その時の光景は今でも私の目に焼き付いているの。
その一瞬の隙に
全てが終わったあと、
高く空中に放り上げられたレジ袋が彼女の手にふわりと商品が入れやすいように口が広がって舞い降り戻ってくる。
そうカッコよく長ネギは見えるみたい。
でもその時のその人はそれが許せなかったらしい。
それからは手早く本当にまた瞬く間に
私はそんな光景を初めて見たのよ。
それこそネギの汁が出ていたらそこはネギの血で染まっていたかも知れない。
と言うべきだったかも知れない。
少なくとも買い物を詰め込んだ袋の中がネギの汁で他の商品がベタベタになってないことを祈ったわ。
その様子を見ていた私とその人とで目が合ってしまって
圧倒されていた私は
その葱を膝で一瞬でへし折る鮮やかな技をみてグッドジョブとサムズアップをしたの。
ここでは勝者こそが正義!
でもやっぱり、
やはり私はそう忠告すべきだったのかも知れない。
いや今からでも間に合う!伝えよう!
すでに彼女はもう去っていた、
じゃあなと背中で言わんばかりのあだち去りをしながら。
私は彼女の買い物袋の中がネギの汁でベタベタになっているのかは定かではない。
彼女の今晩の食卓のメニューが長ネギをふんだんに使った鍋だということを願うしかなかった。
包丁のような鋭利な切り口じゃない断面積が最大に大きくなるネギの膝折だから。
きっと美味しい鍋になるだろうと思う。
少なくともネギまるごとをそのまま1本のお箸替わりとして使う、
この日、
しかし
大根はそのまま折られずに1本まるまるの長さでレジ袋に入っている姿を見て
うふふ。
最近納豆巻き率高しで人気急上昇中の私の中の納豆巻きは朝の元気の源をいただく黄色い元気な色のタマゴに加えて色は茶色いけれどとってもセクシーヤミーなのよ!
これは手軽に食べられるから最強外出時ニューヨークスタイルで片手で持って食べ歩ける街でも恥ずかしくない姿よね。
この手軽さがいいのよ。
外出時にはネバネバを敬遠して食べないがちだけど
手巻きとなると話が変わってくるのよ。
美味しい納豆巻きいいわね。
元気の源よ!
ちょっとお味噌加えたらそれはもはやお味噌汁ってなるかも知れないけど
この濃さの限度の境目ってどこなのかしら?
この境目を研究するのもホッツなことかも知れないわ。
さすがにそれは今朝はしなかったけれど
ネバネバ系を得たいのなら
そんな色々なことを考えながら飲む朝のホッツ白湯ストレートウォーラー!
しかも飲み頃70℃!
ペキカンよ!
いい朝ね。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
長年の自慰行為における乳首への性的刺激によるものかどうかは不明である。
先日、秋冬に備えてユニクロで鼠色のフード付きパーカーを購入しました。
とはいえ、残暑厳しい日々が続いたせいで家での試着すらしない日々が続いていました。
が、ようやく雨降って残暑弱まる。
少し涼しくなり気持ちにも余裕ができたのか、そうだユニクロで買った鼠色のパーカーを一度も袖を通していなかったと気づきました。
私はおもむろに立ち上がり、ユニクロの鼠色のパーカーをどこにしまったのか思い出すところから始めました。
その中にユニクロで10円だか20円だか払って買った茶色い紙袋の中に入った鼠色のフード付きパーカーがあるはずなのです。
ああ、わからない。
私の部屋の中ではあの茶色い紙袋はかなりの迷彩効果を発揮するようでなかなか発見に至りません。
私は何の取り柄もない男(女だと思ってここまで読んでいただいていた方すいません私は男です)ですが、癇癪だけは人の百倍ぐらい強いと自負があります。
隣近所に奇声が聞こえるのは間違いがないほど声を張り上げながらゴミ山からゴミを拾い上げゴミ山に向かって力いっぱい放り投げました。
するとどうでしょう、私の肩は信じられないほどの脆さでもってグニャッと歪んでまるで肩が外れたかのように激痛が走りました。
私は痛みに叫びました。
さきほどの癇癪の奇声にも負けないほどの声の張り上げ方です。
日頃、声を出すことがほとんどない喉はそんな叫び声を連続してあげてしまったことにより、もうそれだけで血が出てるんじゃないかと思うほどの痛みを感じました。
そして肩の激痛。
投球練習もせずにマウンドに上がればさもありなん。
子供の頃大好きだった侍ジャイアンツをふと思い出しながら涙流し、肩の激痛に耐えました。
でも、実際にはそれほど大したものではなく2分ほどしたら痛みはあるものの激痛はおさまりました。
そんなことをしているうちに当初の目標であったユニクロの紙袋を探しだし鼠色のフード付きパーカーを試着するという目的はすっかり忘れ果て、PCの前にどっかりと座るとエロ動画を見ながら明日のトレードについて思索を深めました。
ちょっと流し見してるつもりが自分が大好きな乳首舐め手コキのシーンが始まると集中してしまいます。
ああ、今日はまだオナニーする時間じゃないのにな、と思いながらオチンチンに手が伸びてしまいます。
、っとその前にティッシュペーパーの準備をしなければ、と思い部屋の中を見回しますがどこにティッシュペーパーがあるのかわかりません。
青い袋に包まれたエリエール+Waterがどこかにあるはずなのですがゴミゴミゴミのゴミの山の中のどこにエリエールがあるのか皆目見当がつきません。
また癇癪を起こしそうになりましたがさきほど声を張り上げたあとから続いている喉の痛みと、まだジンジンしてる肩の痛みがかろうじて爆発する私の感情を押し留めました。
私はユニクロのフード付きパーカーの試着をするという目的を思い出しました。
Mサイズを選んでおけば街がありません。
と思っていたのですがユニクロの中でも「U」というイニシャルが付け足されてるやつは油断がなりません。
今年の春に通販で買った黄色のシャツはMサイズを買ったはずなのに間違ってXLサイズが届いている!とまた癇癪を起こしそうになるほどデカイやつが届きました。
いやこれはXLサイズに間違ってMの札を付けたに違いないと思うほど大きかったのですがいろいろと調べてみるとどうやらオーバーサイズというやつでわざとそういう作りにしてるらしいです。
ですが正直これはやり過ぎだろうと当時思いました。
いくら大きめのサイズが流行っているからと言ってこれはやりすぎだ、と。
やっぱり物事というのはすぐにやり過ぎ、インフレになってしまうものでこれはジャンプの漫画と同じです。
子供の頃読んでいたドラゴンボールのようにすぐに戦闘力のインフレが起きるのです。
だからこそ適時適時に緊縮を行わなければ行けないのですが、世の中緊縮は喜ばれません。
綱紀粛正は必要ながら、それを旗振りするとスケープゴートされるのが世の常です。
うすいアンダーシャツのうえに試着するとサイズはぴったりでした。
着てみるとちょっと予想よりも厚手感のあるパーカーでしたがサイズは適度なゆとりがあるちょうどのサイズでした。
え?
驚きました。
夏のTシャツなどで乳首のある場所はここです、と主張するのは最早常識になっていました。
それはいい。
しかし、秋冬の決して薄手というわけでもない鼠色のフード付きパーカーで乳首の場所が明示されているのは納得感が欠けます。
色が悪かったのでしょうか?
黒にしておけば、黒にしておけば、もっと目立たなかったのでしょうか?
まあどうでもいいです。
これは着ません。捨てます。
少し前に、精子観察キットで自分が放った精子を眺める増田を書いた。
https://anond.hatelabo.jp/20240711233856
相変わらず仕事漬けの日々で、なかなか友達に会うとか旅行に行くような時間も取れず、最近は夜な夜な性教育の実技というか実験を試すのが楽しみになってしまっている。少し成果があったので、学んだことを書こうと思う。
前回の記事で、ロート製薬が発売している精液検査キット・ドゥーテストという商品が気になっていると話した。ドゥーテストというのはもともと妊娠検査薬のブランドのようで、そこに精液検査ができるキットが追加されたようだ。2回測定できて、5500円というやや高価なセットであるが、そこそこきちんとしたセルフ検査キットとなると、それくらいの値段が相場なのだらうなと言う感覚を受けた。
なぜ、このドゥーテストが気になったのか。それは他の精子観察キットにはないレンズに魅力を感じたからである。これまで試してきたSeemやメンズルーペは、小さなレンズをスマートフォンに貼り付ける方式を採用していた。しかしドゥーテストは置き型の筒状のレンズを採用している。しかも他の製品にはできなかったピント調節機構を有している。メンズルーペは安価に精子を観察できると言う特徴を有していたが、反面、精子の解像度には弱点があった。seemがサービスを停止したいま、高解像度な精子観察キットを探すことが筆者の中で大きな課題なのである。
ドゥーテストはロート製薬の通販で発売している商品だが、Amazonで購入できるようになっていた。実家ならしながらこんな研究に興味を持ってしまった筆者はAmazonの宅配ロッカーを愛用している。速さでいえばヨドバシに軍配が上がるとはいえ、ナイショなものはAmazonで買うに限る。
ある程度の金額を購入すると送料が安くなるため、今回のような高額商品は細かいアダルトグッズと抱き合わせで買うようにしている。今回は女性が立小便するときに使える使い捨てトイレ用品を抱き合わせで購入した。このレビューはいつか別の記事で紹介しようと思うが、そんなふうにあれやこれやを買っては秘密のレンタルロッカーに収納していける、便利な時代に生まれたことをこんなに喜べる瞬間があるだろうか。そうやってこの日も、時折コンビニに行ってはこそこそと不透明な紙袋を受け取った。ネカフェで開封して取扱説明書を読む。
箱の中身は至って普通の精子観察キットである。至って普通とは、精子を貯めるカップ、観察するためのプレート、レンズ、説明書、という組み合わせだ。取扱説明書は注意事項だけ書いてあり、主な使い方はスマホアプリでグラフィカルに誘導すると言う流れもだいたい共通している。そこで手が止まる。説明には「2〜7日の禁欲をすること」と書いてあった。しかし筆者は息子ともども我慢ができない。早くこのキットの真価を見たいのである。
そうは言っても、筆者の足を引っ張るのが、まさに股間の息子張本人である。男性諸君には理解してもらえると思うが、ちんちんとは自身の身体の一部ながら、自らの意思を全く尊重してくれない気まぐれな生物である。カメラを向いてくれない子供をオモチャで気を引くように、オカズを用意してみてもちっとも反応しない。ところが仕事で退屈な会議を聞いていると、突如として下腹部が突っ張り始めるのである。そして帰宅する頃にはすっかり眠ってしまう。まるで駅ではトイレに行かないくせに電車に乗った途端モジモジし始める子供のようではないか。
そんな息子を、まず「やる気」にさせる必要がある。別に、やる気にならなくとも、手で刺激すれば時代に勃起し、射精まだ持っていくことはできる。しかし筆者の体感として、射精時の精液の量はメンタルに大きく関係していると思う。
自慰行為において、快感と射精は必ずしも同時に起こらない。物理的に射精できたとしても、残尿感のように精液が出てこず中途半端な感覚を覚えたり、真逆に全く快感なく精液だけ放出してどっと疲れることもある。漠然と右手でシコるよりも、交際相手とキスをしながら手コキをしてもらった方が、快感も上回るし、コンドームを付けて出された精液の量も比べても気持ち多めのように感じる。精子の量が変わらないとしても潤滑剤になる前立腺液などが多ければ精子は活き活きするのだから、出せるものは出しておいた方がいいのである。
なにより、2発で5500円の高級キットを購入したからには、なんとしてでも"質の高い精液"を生み出したいのは、誰もが思うことであろう。出したい、けど、出せない。筆者の欲望と体力、そしてちんちんの意思が重なる時が訪れるのを待たなくてはならない。
某日、家族も寝静まった夜、漠然とテレビを見ていた時、それは来た。股間に建ったテントの中で遊んで欲しいと誘っている。時はきた。早速準備をするのだが、手間取るとあっという間に萎えてしまう。いざ挿入しようとコンドームを箱から取り出すうちに萎えてしまった経験はないだろうか。そこで、キットを準備する前にスキンシップを図る。
こんなこともあろうかと、あらかじめdlsiteでオナサポASMRを購入しておいた。これはダミーヘッドマイクと言う特殊なマイクを使って、耳を舐められる感覚を再現したり、耳元で囁かれるシチュエーションを再現した音声作品だ。「気持ちよくなっちゃうね」などと囁かれながら息子はご満悦だ。右手を竿に当て、左手に探し物をさせる。パッケージの封は予め開けておいたから片手で採精カップさえ取れればいい。
準備は整った。あとは耳舐めお姉さんにリードされながら竿に当てた手を動かすだけである。刹那、疼いていた下腹部がぎゅっと強張った。裏筋を抑えて漏れないように気をつけながらながら採精カップの底を尿道口にあてがって精液を注ぎ込む。これはseemと同じ使い捨てのプラスチックカップだ。計量はできない仕組みになっている。
出した精液を20分以上放置して、粘度がなくなるのを待つ。酸性の膣内に放たれた精子たちは長く生きられない。アルカリ性の粘液に包まれながら、子宮への道が中和されるのをじっと待っているのである。しばらくして子宮からもアルカリ性の体液が出ることで中和され、精液をエネルギー源にして精子たちは卵子は向かって泳いで行く。別々の生き物を繋げる仕組みとしてよくできていると感じる。
その待機中に機材のセットアップを行う。股間の息子はもう一仕事をおえて、もう筆者の眼中にもないほどに存在感を失っている。まず射精に専念し、そのあと機材の設定を行う。これこそが賢者のベストプラクティスというものだ。
前回の精子観察の課題として、スマートフォンのレンズの大型化を挙げた。今時のiPhoneはレンズが大きく、机に置いても水平にならないため、上に検査キットを置くと精液が流れてしまう。すると死んで流されている精子と泳いでいる精子の見分けが難しくなってしまう。
この対策を考えていたのだが、先日大手300円均一ショップでスマホスタンドが売られているのを発見し、300円なら失敗しても痛手がないと思い購入して試した。しっかり水平になった。そしてレンズを取り付け、ピント調節を行う。スマホのインカムの周りに滑り止めの両面シールを貼り、その上にレンズを貼り付けるのだが、ピント調節のためにクルクル回せば簡単にシールが剥がれてしまう。デモの映像はスムーズに回していたがどうやって対策しているのであろうか。
しばらく待っていると、スマホがカタカタと震え出した。固定がイマイチだったのかとスマホスタンドを確かめていると、今度は床が揺れ出した。地震だ! よりにもよってこんな時に揺れるのか。筆者の心臓は爆発しそうであった。家族が気にかけてやってきたら、こんな光景を目にしたらどうする。慌てて精液カップを物陰に隠し、寝室の動きを警戒しながら、セットアップを続けた。レンズを装着し、試料台に模様が映っていることを確認した。どうやら試料台に等間隔に溝が掘ってあり、この模様をゲージとして1区画に何個の精子が存在するかで精子濃度を測っているようだ。
液化した精液を試料プレートに垂らす。プレートは顕微鏡のプレパラートに相当し、カバーガラスが接着されている。精液を棒の先につけて、この棒を試料プレートに載せると、カバーガラスの間に毛細管現象で精液が染み込んでいく。カメラ越しにも、液体が流れ込んで粒々の精子たちがなだれ込んでくるのが見える。かなりの密度だ。しばらくすると浸透して、精子の流れが落ち着く。すると精子たちが四方八方に動き回る様子を見ることができるのである。
青い精子に再び会うことができたことに喜びを感じながら、測定を始める。しばらくして結果が出た。1600万匹/mlと言う数値で、WHOの基準より上回っているとの結果だった。しかし過去のデータを見れば、筆者は2400万匹/mlの濃度で精子を出せていた。あのころから月日が経ち、時代に健康診断で医者から注意される項目も増えてきた。身体の衰えには抗えないのかもしれない、と感じて切なくなってしまった。仕事も忙しいので一過性のものかもしれないが、このまま測定を続けて数値が上がらなかったらどうしようという不安もある。いや嫁もいない男が受精能力のことなど気にしても仕方ないのだが、大切なことは目に見えないのである。
それはそうとして、このレンズが精子をよく拡大してくれるところは面白い。改めて観察するとすでに半分くらい動いていないように見えるが、それを除けば元気に泳ぎ回っている様子を観察して、アプリとは関係なくスマホで動画を撮ってみる。同じような構造のレンズではseemのほうがピントがきっちり合って観察できたように感じるがこれほどの倍率はなかった。
ピントが合いづらい理由を考えてみたが原因はよくわかっていない。スマホの保護フィルムなどの厚みが焦点距離に影響してしまうのだろうか。しかし、精子観察のためにわざわざスマホの保護フィルムを剥がすのは、少し考えものである。真面目にやるならバキバキになってもいいiPhoneSEでも調達して観察した方が良いのではないかと思う。
一通りの観察を終えた。精子は受精卵にたどり着くことを使命とし、精液に守られながら子宮を目指す。したがって厳しい外界では長生きできない。
しかし前回の増田でこの精子にあれやこれや実験をしてみてはというコメントを見た。そして精子はまだ細胞でありながら生命ではない。片付けるついでに気になったことを試してみる。筆者はこの精子たちの生殺与奪を握っている。
試しに、試料台にティッシュペーパーの切れ端を載せてみる。液が吸い寄せられ、精子たちも漂うように吸い寄せられていく。しかし精子たちはそれでも元気に泳いでいる。
次に気になった点として、このキットを水洗いしてみると言うものだ。説明書では使い捨てと書かれているが、正確な数様に影響するにしても精子を見るだけなら洗えば使えるのではないかと思った。ものは試しだ。水につけて洗い流してみて、再びレンズの上に乗せる。
驚くことに、まだ精子がいた。本当に少なくなってしまったが、よろよろと泳ぎ回る個体がところどころ残っている。カバーガラスの間に水を流し込むのは難しいらしいが、水道水に流してもある程度は生きられるのかと驚いた。まだ精液の粘液部分を身に纏って生き続けていたのかもしれないが、筆者が想像する儚い細胞というイメージ覆った。
これではキットを再利用できないということを改めて実感したとともに、一度放たれてしまった精子を完全に追放する仕組みの難しさも感じた。もちろんカバーガラスの中の狭い空間というのは特殊な空間だが、膣内だって広い空間ではない。筆者な単純計算で一発で8000万ほどの精子を送り込むことができる。そんな数の精子たちが膣内に放たれてしまったら、僅かも子宮に辿り着いてしまったら。膣を水洗いするなんて簡単にはできないであろう。よくコーラを流し込めば避妊できるなんて俗説を信じるなという性教育を見かけるが、イメージに反して精子はしぶとく生きることのできる細胞なのかもしれない。
そしてここまで書いて気づいた。せっかくなのだからコーラを垂らして精子が本当に死ぬか確かめてみればよかったのだ。精子はもう片付けてしまったし、うちの冷蔵庫は三ツ矢サイダー派なのだ。なんて愚かなことをしてしまったのだろう。大学時代、理科実験はやり直しが効かないから実験計画の作成が重要であると散々言われたのを、今更思い出した。筆者の2800円がこうして散っていった。
ドゥーテストは、倍率も大きく、精子をよく見ることができた。さらに精子の量を測定してくれる貴重なサービスとなったので、妊活の指標としたい人には向いているかもしれない。
ただ、ピント調節が少し難しく、はっきりと精子を観察できるわけではないという点も課題として感じた。採精カップはメンズルーペが優れていると感じているので、メンズルーペのカップに射精し、ドゥーテストのレンズで観察するのが最も効率よく精子観察ができるのではないかと思った。またカップも使い回すと精子が残ってしまう可能性があるので、入念に洗うことが必要であると学んだ。
また、ドゥーテストの高倍率レンズは精子の動きを観察するのにとても良いので、可哀想だが精子にあれこれ試して動きを観察してみると面白いと思う。酸性の状態にしてどれほど生存できるか、などは特に気になった。しかしこう言う実験をするのであれば、闇雲に料理酢を流し込むなどと言うのはナンセンスで、pHを正確に測らないと意味がない。測定するための試験紙を買うのが良いのか、紫キャベツを煮出すのがよいのか、と頭を抱えながらamazonで調べると、2000円もしないpH測定器が売られているのを見る。ガチャポンを回すくらいの気持ちでオモチャと割り切って買うか、やめておくか。悩ましい。
そして筆者は実際の膣がどれほどに酸性環境なのかを知らない。どうやって測定するのがよいだろうか。一番シンプルなのは交際相手の女性に、「膣内にph測定器を突っ込ませてくれ」と頼むことだが、ひみつ道具の存在すら打ち明けられずにいる相手にこんな話をしたら精子をどうこうするまえに筆者の人間関係がどうにかなってしまうし、女性の性周期を知らない筆者にとって測定するタイミングも難しいと感じてある。どこかに膣のpHを趣味で測っている物好きなレディは居ないものだろうか。
「男性は顕微鏡を買うと精子を観察してみるらしい」とのこと。顕微鏡なんて一般のご家庭にあるわけがないだろうと、試しに500倍の顕微鏡の値段がいかほどのものか調べてみた。するとヨドバシに5000円くらいの子供向け顕微鏡があることを発見してしまった。最初からこれを買えばよかったのではないか……? しかし顕微鏡なんてますます置き場に困る。でも精子観察し放題、好きな時に好きなだけ射精して観察できるのである。20代の筆者がコンスタントに精子を観察して何十年かデータを溜めたら、それこそ何か世の中に役立てることができたりしないだろうか。いや精子よりもっと仕事とか町内会とかできちんと社会貢献した方がいいことはわかっているのだが。
あとは一案として、とりあえず顕微鏡を買って、しばらく精子観察に使ったあと、飽きたら近所の子どもらに寄贈してやろうか。子供を産むか産まないか、それ以外にも未来の世代にできることはあるだろう。
いや、思春期の学生に顕微鏡をプレゼントする財団でも作るなんてアプローチもあったかもしれない。これは教育振興である。まずは花粉とかプランクトンとか観察してもらって、科学に興味を持ってもらう方が重要で、そこからどういった方向に探究心が芽生えようとそれは本人の自由である。科学大国日本を支える若者を増やしたいと願っている筆者の気持ちに偽りはないのだから。
昔からすぐ泣くしすぐ怒るし、生きているだけで苦しいからうっすらぼんやり死にたいとは思ってたんだけど、最近は特にひどくなって、仕事サボるくせに偉そうなクズとかミスしても絶対謝らないクソ上司とかに対する怒りが治らず職場でトラブル起こしたりするようになって、それでなんで受け流せないんだろうもうダメだ死にたいと本格的に死ぬ方法を考えるまでになってきて、ひとまず人に迷惑をかけるのはダメだよなぁととりあえず病院に駆け込んで「怒りを抑える薬ください!」って言った。
先生はどんなことに怒りを感じるかとか、家庭環境とかを尋ねて、一通り聞き終わると「…ご両親というか、家庭環境や今の職場もちょっと……どうかと思うけどねえ」と言いながら怒りを抑える薬とやらの処方箋をくれた。
そのまま薬局に持っていって薬をもらうと、紙袋にデカデカと【抑うつ症】って書かれてた。
となりながらまあでも飲むことにした。職場でトラブルなく過ごしつつ寿命を待てたらそれでよかったから。
寝る前に飲む薬だったからその通り飲んで、そんで朝起きて出勤したらびっくり!!!
昨日まで死ぬほど憎かった仕事サボるクズに対しても、謝らないクソ上司が憎くない!!
昨日まで親の仇(親を憎んでるから別に親が◯されても悲しくないけど)かってぐらい憎んでたのに、少し軽蔑するけどどうでもいい!!
ただの風景というか、職場という環境の一部でしかなくなっていた。
さらに言えば休日町に出掛けた時、細い道で向かい側からやってきても避ける素振りすらせず譲られて当然みたいな態度のおっさんを脳内で包丁でぐちゃぐちゃにする妄想をしたり服屋で執拗に話しかけてきては何でもかんでも勧めてきたりする店員に舌打ちするのを必死で我慢したりとか過去にあった嫌なことを思い返して部屋で叫ぶことも減った。
気がついたら死ぬこともそんなに考えなくなっていた。
よかった、世界ってそんなにストレスで溢れているわけじゃないんだ。
生きるハードルが一気に下がった気がした。
でもそれに大して喜びは感じなかった。
心が常に凪。
怒りも喜びも悲しみも全部1/5ぐらい。
前みたいに映画見ても漫画見てもぐちゃぐちゃに泣いたりしなくなったし、世界に存在する情報に一枚分厚いフィルムがあって、そこから濾過されたマイルドな刺激しか受け取っていないような感じ。
薬を飲むと、精神的にはすごく楽だし穏やかになれて、そうか普通の人はこういう世界で生きてたのか、とか、確かに死のうとは思わないな、と感じる。
心が疲れないし、前を向いてみようと思える。
でも、なんだか心が寂しい。
薬を飲んでみて、二十数年生きてきて、薬飲んでない時の、激しく心が揺さぶられる状態がわたしのアイデンティティの一部にもなっていたのかもと思った。
でも薬飲んでない状態で生きていけるかって聞かれたら即無理って言える!!
https://anond.hatelabo.jp/20240711233856
ブコメに目を通して、色々思うところがあったのでコメントしていく。
正直なところ、こんな匿名ブログに下ネタを投稿して暖かいコメントがくるとは思っていなかった。もっと袋叩きにあうと思っていた。まずはそこに感謝したい。
業者の宣伝ではないかという投稿もあった。筆者はどこかに雇われたわけではないが、エッセイストを自称している。学生時代はラジオや新聞のお便りコーナーにたくさん投書しては応募者プレゼントを総なめするのを生きがいとしていた。褒め言葉として受け取っておく。
ではなぜこれを新聞に投書しないのか。まず精子観察などというネタをBANしないメディアを探さなくてはならない。さらには、投書してみたいという期待の裏に、名前や性への好奇心を明かす恐怖があった。
筆者は典型的な陰キャの学生生活を過ごしていたので、異性はおろか同性とも性の会話をしたことがない。いじめられないだけの無難で堅い人間を装って性への興味を抑圧してきた。
社会人になってからはあまり人間関係に困らず、女友達もできたのだが、女性の性に対するあけっぴろげさがカルチャーショックとなっていた。
そうなる背景を女性は教えてくれない。それが当たり前で、考えたこともないそうだ。なんとなく思うのは、生理や妊娠というのは受動的というか、たぶんでっかいうんこが出たのと同じようなテンションで会話しているのだろう。しかし射精は生理現象とはいえ、一部の例外を除いて能動的な性活動がもたらす。これが男性が性と向き合う心理的な障壁になっているのではないかと思う。
「ぬいぐるみペニスショック」という言葉がある。ぬいぐるみみたいな無難な男が性欲を匂わせることで気持ち悪くなるという現象だ。しかし、どうやっても男にはペニスがついているのである。
筆者の持論として「ペニスは男性器ではない」という考えがある。男性の尿器だ。だからトイレや風呂で丸出しになっていても恥ずかしくはない。だがひとたび勃起すれば性器となって、性器として射精に至る。女性にとって、あるいは解剖学的視点で見て同じ器官だったとしても、生きている男性にとってこれは別物と捉えらべきだと思う。そしてこの、尿器が性器になってしまう瞬間と、尿器を性器にする瞬間が、筆者にとっては恥ずかしいのである。
だから筆者は、社会的にペニスを知らないぬいぐるみとして、知らないふりをしながら、家で隠れて精液を観察しているのである。この記事を公表することは、自分の股間に、顔に、肩書きに、卑しい性器を生やすことになる。しかし本来それが自分の本当の姿なのである。だから投稿にはかなり躊躇した。
一方で、思春期から続くこの好奇心を自分の中に閉じ込めておくことにも限界を感じていた。そこで匿名のサイトに書いてみることにしたのである。
下ネタ専用のブログとか開設しようかとも悩んだが、いつかボロが出るので、ここを間借りさせてもらうことにした。これからのことはBANされたら考えよう。
この意見はよくあった。バイオの人だろうか。たしかに理系人間の端くれなので言葉選びには気をつけるべきだった。生命のように生きているように感じられた、くらいに止めておくべきだろう。
「オナ禁したらどうなるのか」
「精液をレンジでチンしたらどうなるのか」
こういうアイデアが次々出てくるのが、素晴らしく最低で楽しい。筆者には出てこない考えだった。やはり誰かに話してみるものだとウキウキした。探究心があって面白いと思った。測定ツールがもうないので数値化できないのが悔やまれる。
コメントするならば、外部条件がまだよくわからないので、実験の基本である対照実験が難しい。ブリーフのせいなのか座り仕事のせいなのか、いろんな条件が合わさるので原因が特定しにくい。なので全て推測になってしまうことは理解してほしい。
下着に関しては、申し訳ないがトランクス派の男性に試してもらって欲しい。筆者は長いことボクサーブリーフ派である。妊活のためにはトランクスにしろというのは理にかなっているし、息子には窮屈な思いをさせてしまっている。しかし息子を常に上向きにして収納したいチンポジに拘る筆者にとってトランクスというのは勇気がいるフォルムをしている。買ったら慣れるのかもしれないが、期待に応えられず申し訳ない。
熱によってどう変わるかという発想も素晴らしいが、実家のレンジを使うなんてとてもできないので近々レンジを捨てる人に頑張ってほしい。
参考になるかわからないが、精子と熱の話題ということでここで懺悔をしておくと、むかしむかし学生寮の風呂で致してしまい、熱いシャワーを浴びた精液が茹で卵の白身のように固まってしまったことがある。床についたそのゴムのような塊をベロッと剥がしてティッシュにくるんで捨てたが、さっきまで人の組織だったものが卵みたいに変質する恐怖は忘れられない。そして万が一この硬化した精液で排水管を詰まらせたら笑い物にされるところであった。諸君は絶対に真似しないように。
しかしアイデアさえあれば行動あるのみ、ドラッグストアに行って1500円出すだけだ。最近だとドンキの他、家電量販店でも並んでいるのを見た。
「楽しそうだけど女性なのでできない」
「彼女とやると盛り上がる」
前言を撤回する。1500円に加え男性も必要だった。しかし異常な男性が共感してくれれば良いと思っていた文章なので、女性にも読まれていると思うと少し恥ずかしい。精子というものは本当に妊活したい女性以外からしたら犯罪の源というか脅威みたいに扱われていると勝手に思っていた。これもリアルな女性にどこまで話せるかというと、筆者が耐えられない。匿名で良かったと思う。
じつはこの実験の後、コロナが落ち着いた頃に彼女ができた。だが前述の通り、ぬいペニが怖くてこの趣味は話せていない。一応身体の付き合いまで辿り着くことができたが、こんな趣味を抱えていたら幻滅されてしまうだろうか。もっとやばい趣味も抱えているので、バレるのは時間の問題なのだが、悩ましい。
「トイレで致すのかわいそう」
「毎日かぁ」
むしろ世の男性はトイレの他にどこで致すのだろう。仮に自室に鍵があったとしても、ティッシュで始末するより、前屈みになりながら便器に出してしまうほうが片付けが楽だと思う。あと、観察をやっていた頃はピチピチの20代だったから毎日やっていたのだと思う。高校の頃は夕方と晩の2回くらいやっていたかもしれない。今は仕事も少しずつ昇格して、息子と遊んでやる時間を作れなくなってしまった。連休だしネカフェに連れ出してしごいてやろうかという気持ちになっている。飛距離が落ちるとか哀しい先輩方のコメントが胸に刺さった。まだまだ元気な息子とセルフプレジャーを楽しんで楽しい夏にしたい。
「寝込むと濃くなる」
精液が"濃い"という言葉を見直さなくてはならないと思う。この文脈の"濃い"とは、おそらく"白みが強くてどろっとしている"という状態だと思う。風邪を引いた時に出る黄色い鼻水のような粘度というか。あれは精液に混ざる尿道や前立腺の液が少ないからで、焦らせば焦らすほどその量が増えて薄くなると昔何かの本で読んだ気がする。そのビジュアルと中身の精子が元気かどうかということに関連はないのではないかと思った。勢いのいい射精ができればビジュアルとしては素晴らしいのだが、それが男性不妊を見えなくしているのではないかという気がしている。だからこそ顕微鏡を使ってみてほしいのである。
「pudoが便利」
ありがとう。とても有益な情報を得た。筆者はamazonのロッカー預りはやったことがあるので、amazonで買えればいいなと思ったが、見つけたのでこれで久々に精子を見てみようと思う。多分相当死んでいると思う。
女性のコメントらしいが、他に何があるのだろう。筆者はコンドームしか知らなかった。それは女性の購買のプライバシーが守られているという証でもあるのだが、こうしたところで女性の生活というのは謎や秘密に溢れていると感じてしまう。
「分析的」
「探究心がすごい」
「熱心」
この辺りは誤解を生んでしまったかもしれない。医学情報という観点からすれば、この記事も民間療法レベルの怪しい情報だと思ってほしい。TENGAヘルスケアなどはきちんと研究しているので、そうした読み物を見るきっかけになってくれればいいと思う。
「人間ドックに取り入れられないだろうか」
そもそも尿検査をしなくてはならない。男性は尿も精液も同じ尿道を通るので、これが混ざると厄介なのではないかということは気がかりだ。
ところで「尿検査の前にシコると再検査になる」という都市伝説を聞くが、あれはどこまで本当なのだろうか。気になって前日に致してみたことがあるのだが、怖くなって寝るまでにしっかりおしっこをして尿道を洗い流してしまった。結局何も言われなかったのを覚えている。
「もっと書いて」
心の内に抱えたぬいぐるみのペニスを増田に投下しているので、またいつか会えると信じていてほしい。
バズったのをいいことに宣伝するのはダサいが、一応紹介しておくと、最近女性の立ちションについて調べるために性転換パンツを履いてみるという記事を書いた。リンクは貼らないので、覚悟がある人だけ探してみて欲しい。
「その時のレポート」
気軽に使えると思う。真剣に妊活に使った人もいたようだ。オモチャとしても悪くない値段だと思う。
便乗して記事を書いてくれた方もいた。ここに紹介しておく。
https://anond.hatelabo.jp/20240712135040
自分の子孫が泳いでいる感覚は面白い。それでいて自分で片付ける心境も共感が得られた。ずっと孤独だったので、仲間がいるような意識を勝手に持ってしまって安心している。
ちなみに増田が疑問視していた出し方だが、基本は尿検査のコップを思い出してほしい。メンズルーペの計量カップになっている持ち手のところを裏筋につけるイメージで持つのが良い。すこし傾斜をつけて容器の底に向けて射精すると、小便器の要領で持ち手の方に垂れていく。もし6ml以上出るのだとしたら溢れるかもしれないので注意だ。
他にも自身の妊活の思い出を話してくれた人もいて、筆者に宛てたものではないと思いながら勉強させて頂いた。筆者には妊活は程遠いというか、来ないと思うので伝聞が頼りである。性というのは本当に経験しないことわからないことばかりだ。経験値の乏しい筆者にはブコメが新鮮に見えた。
筆者は気になったことはすぐ調べるタイプの人間だ。教えてもらえないことは実験で確かめたくなる。そうして精子を調べるというところに行き着いた。こうして調べられることは調べて満足するタイプなのだが、それでも出産の苦しみはわからないし、精液検査を突きつけられる男性の気持ちも正確には掴めない。
できれば、精液検査をしたがらなかった人の意見も聞いてみたい。もちろん女友達となぜ検査が嫌なんだろうと質問されて、男性の立場で思いつくこと考えても所詮は推測。女性だらけの産婦人科に男一匹いたら拒絶感を覚えそうとか、男の中で生殖能力に優劣をつけさせられたくないとか、思いつくことはいくらでも言えるが事実は本人にしかわからないのである。
エロマンガの導入に、性教育の実技授業という定番ネタがある。あれはやりすぎだが、座学にとどまらない性への理解が必要だと思う。
少し年下の世代では、実際に高校でガラス棒にコンドームをつける練習をしたという話を知人から聞いた。流石に精子観察は成人してからやってみてほしいが、そうした実践が性への理解には不可欠だと考えている。
改めて、ぬいペニという言葉を恐れるあまり性への興味を抑圧してきた自分にとって、こんなに自由に自分が興味を持ったことについて話せる場があって嬉しかった。しばらくしてBANされてしまっても、いい思い出になりそうだ。
・パーソナルレッスン予約戦争に負けた敗北者じゃけえ…
いや一人太ってて身なりに気を…使って…?…?しかしいやに金払いのいいフランクなおばちゃんいたな…
・1,2階しか行けなかったけど場違いなのをひしひし感じたぜ!口紅とアイシャドウのタッチアップをして貰ったぜ!クソ熱東京を歩いてきたから化粧が全部溶けてる状態でのタッチアップ!ほぼ素面の赤い顔!きつい!
憧れの資生堂ストアにこんな顔面で行くなんて…でも今回を逃したら機会がないので凸
・特に直近欲しいものもなく「今まで憧れてたしチャンスだから行く」と若干惰性で行き自分が化粧したいのかわからなくなったが
接客ありがと代で買った4000円の選んでもらい口紅、引きで見ると目茶苦茶似合って可愛いので行ってよかった〜!ってなった
・メイクアップしてくれた人さらっと中国語喋れててスゴい都会のスタッフはすごいなあと思いました
・ドヤ顔で掲げる資生堂紙袋よ…→UNIQLOの袋に統合されました
・
※この記事は性的なものに触れるので、そういうのが苦手な方は戻ってください。
今年の春前に私の身に起きた話を書こうと思う。
恥ずかしい話として墓場まで持ってくつもりだったんだけど、最近またいろいろ思い出して愚痴りたくなったので書かせてほしい。
長い話になると思うし、文章が下手なので読みにくいかもしれない。
ただ皆さんには笑い話として、そして教訓として読めると思う。
そして、もしかしたら消すかもしれない。
私は30代後半の女だ。
恋愛ももう10年してなくて、今後もすることは恐らくないだろう。
それは別に良いのだが、昔から人並み以上に性欲だけは強くて、それを持て余していた。
ただ男性恐怖症なところがあるので、マッチングアプリで誰かと会ったり、女性用風俗なんかには行くつもりもなくて、自分だけでひっそりと性欲を解消している。
誰にも迷惑もかけてないし、それでいいと思っていた。
事の始まりはAmazonで新しく玩具を買おうとしたことがきっかけだ。
今まで愛用していた玩具が壊れたのでAmazonで新しく所謂”吸うやつ"ってのを買うことにした。そのときに一緒にオススメされた張型や他の日用品や本なんかもカートに入れて注文した。
そして後日、メールに宅配ボックスに配達完了という通知が来て取りに行ったのだが、宅配ボックスに自分の部屋の表記がなかった。
ただ、うちの宅配ボックスは以前もこういうことがあって、部屋名が反映されるまでに少しタイムラグがあるのかも? とか考えてそのままにしてしまっていた。
だが翌日、会社に行く前に見ても表記がなかった。おかしいとは思ったんだけど、管理会社に連絡するまでもないかな、と思ってそのまま会社に行ってしまった。
嫌な予感がした。
近付くと紙袋の中にAmazonの段ボールが入れられていた。開封されて。
紙袋には綺麗に折りたたまれたA4のコピー用紙が入っており、開くと「間違えてうちに届いてました。開封してしまい申し訳ありません」と書かれていた。
Amazonの段ボールの中身を祈るように確認すると日用品や本なんかではない、いかにもなデザインの箱が2つ入っていた。
シンプルなデザインだが、見る人によってはそれにしか使わないってわかるだろうパッケージと、エグいパッケージの玩具が二箱が入っていた。
その日は余りのショックと混乱でお風呂に入ることも食事を摂ることも出来ず、そのままソファに腰掛けたまま「何で……?」「どうして……?」とグルグル考え続けてしまった。
手紙なんか入れずにそのまま廃棄してくれていたら、紛失したのかな? くらいの軽い気持ちで、Amazonのカスタマーサービスに連絡して済んだのに。
何で手紙なんて入れてくれたんだ……!
さすがにどこの部屋に誤配されたのかは手紙に記載されていなかったのだが、私は(あくまで恐らくだが)誰がこの手紙を入れたのか何となく察しがついている。
誤配送されたのは恐らく隣の部屋だ。
確認に行ったときに宅配ボックスに表示されていた部屋番号が隣だったから程度の理由しかないのだが。でも宅配ボックスのボタンの小ささを考えると、押し間違えなど考えても隣が一番可能性としては高い。
隣は夫婦で住んでるのだが、朝や夜にたまに出くわす。
それ以降、朝や夜も出くわさないようにビクビクしながら部屋を出ている。
挨拶はしたが、その日も最悪な気持ちになったのは言うまでもない。
引っ越しが出来たら楽なのだが、薄給でロクに貯金もない私には、そんなお金はポンと出せない。
それにこんなことで引っ越すのか、という気持ちもある。
そしてその玩具たちもこれで楽しもうなんて気持ちには到底ならなくなった。見たら嫌なことを思い出すので、結構な値段がしたにも関わらずそのままゴミ箱に捨ててしまった。
あれ以降、性欲も恥ずかしさと紐付けられてしまって、解消しようなんて気持ちにならなくなってしまった。
話は変わるが、私は過去の後悔や恥をいつまでも忘れられないでいる。
30代後半にも関わらず、未だに小中学校時代の恥や後悔でワーッ! となったり、何であのときこうしなかったんだろうとか、あんなこと言わなきゃ良かったとか、考えてもしょうがないことを考えてしまう癖がある。
さすがに小中学校時代のものはたまにで済んでるが、今年起きた新鮮な恥は数ヶ月経つのに未だに忘れさせてくれなくて、結構な頻度で現れてくれる。
それが原因で、この数ヶ月趣味もロクに楽しめなくなってしまった。
私は映画や本、漫画などが好きで休みになるとよく映画館に出かけていた。
だがこのしょうもない誤配送事件が、思っていた以上に私の精神に影響をもたらしていた。
映画を観ていると、ふとした瞬間にこの恥ずかしさが頭に浮かぶのだ。
そのせいで『オッペンハイマー』も『DUNE2』も全然楽しめなかった。
どちらも楽しみにしていて、長い原作まで読んで備えていたのに、いざ当日になったら全然頭に入らなかった。
目の前のスクリーンで起きている壮大で悲劇的な英雄譚よりも、歴史に残る人物の壮絶な人生よりも、このしょうもない自分のクソみみっちい恥ずかしさのほうが勝ってしまったのだ。
読書もそうだ。
暇さえあればしてたのに、本を読んでいても、いつの間にか恥ずかしさの反芻に頭が切り替わってしまう。すると目が字の上を滑るだけで文章の意味が全然頭に入らない。
なのにページだけはめくってたりするので、気がつくとページを戻って読み直して、また戻って読み直してを繰り返してしまうようになった。
忘れられたり、気にしないように出来たら良いのだが、そう上手くもいかない。
なのに、YouTubeショートみたいな瞬間的な面白さのある動画だけは頭に入ってきて、『花束みたいな恋をした』の麦くんってこういう気持ちだったのかな? ってオナバレしたことで、自分事として考えられるようになったりした。
なぜオナバレすると本は読めなくなり、映画は観れなくなるのか? とかくだらないことを考えてしまう。
本当にこんなくだらないことで何でこんな思い詰めてるんだろう……。
それと私は昔から入眠に時間がかかる性分で、何か悩みがあるとずっと悶々と考えてしまって寝れなくなることがよくある。
誤配送事件以降、私は考えてもしょうがないことをずーっと考えてしまって、更に眠れなくなってしまった。
そのせいでイライラも増えるし、舌打ちも増えた。
人前で思い出して舌打ちすることもあって、ギョッとした顔で見られたこともある。
驚かせて本当にすみません……。
いろいろ書いてきたが、数ヶ月も経って何故自ら蒸し返すような文章を書いているかと言うと、先月イーサン・コーエン監督の新作『ドライブアウェイ・ドールズ』という映画を観たせいだ。
劇中にいかにもな玩具が出てきて、私はそれを見て劇場で叫びたくなるほどにワーッ! って気持ちになってしまったのだ。
少しマシになってきたかもって思ったら、またほじくり返されたような気持ちになり、もうこれは書いて笑い話にしでもしてもらうしかないと思って、こうして書いたわけである。
別に誰かが悪かったわけでもない。
配送業の方々は毎日忙しいだろうし、ヒューマンエラーはどんな仕事にもある。
誤配送された側も可哀想だ。恐らく届けてくれた人は良い人だろう。律儀に手紙を入れたりして謝ってくるのだから。
それにもし私が誤配送された側だったら、ロクに住所も確認せずに開けてしまっただろう。
そんなの責められるわけがない。
それにいきなり他人の性が目の前に現れるなんて不快だし、気持ち悪い。
結局自分が悪いんだと思う。
道路を渡るときに信号を守って安全確認していたら事故に遭う確率も減る。
人が死ぬかもしれない交通事故と、恥ずかしいだけで笑い話にしかならない私の話を、交通事故に例えるのは不適切かもしれない。
だが、そんな突発的に起きた出来事に感じる。
これを読んでいる皆さんは、私という愚かな先達の教えに従って同じ轍を踏まないようにしてほしい。
絶対に見られたくないものはコンビニ受け取りだったり、他の方法を取るように!
って皆、こんな初歩的なミスしないよね……。
別に本当にそう思っているわけではないし、全ては私のせいだ。
そのうえで言わせてもらう。
クソ!!!!!
そして自分もロクに注意することもないままネットであんなもん買ってんじゃねえよ!!!!
あー……本当最悪。
南日本新聞社は暇なのか?
いくらでも近くにあるだろうが?
私的整理の一種「事業再生ADR」で経営再建を目指す山形屋(鹿児島市)をはじめ、百貨店事業は地方を中心に苦境に立たされている。
今年1月、島根県で唯一の「一畑百貨店」が65年の歴史に幕を下ろした。閉店から半年、街はどのように変わったのか。
現地を歩くと、「地域経済のためにも必要だった」「特に影響はなく困ってもいない」とさまざまな声が聞かれた。
【写真】〈関連〉一畑百貨店は松江市のどこにあった? 跡地を地図で確認する
6月上旬、島根県東部にある松江市を訪ねた。鹿児島から新幹線と特急を乗り継ぎ約6時間。
心身ともに大病を患ったこともない。
仕事。何度か転職あれど、どの仕事も大体3年〜5年は続き半年以上の空白期間を作ったことはない。
恋人については、20代(社会人)の時趣味を通じて遊んでいた男性に「結婚を前提に」という文言とともに告白され、2年ほど付き合うものの、あまりのだらしなさに未練なく別れた。
私の両親が渡したお土産(お菓子)を紙袋に入れたまま部屋の隅に1ヶ月放置。
誕生日プレゼントで渡したカバンを布団の下敷きにする。後日埃まみれなのを見つけたのをきっかけにさようなら。)
その後も他の男性と交友関係を持つけれど、結局恋愛や将来のことを考える人よりも「性的な欲求」をする人が多く「適当に遊んでいた方がマシ」となり、結婚願望はなくなった。
今、人生がとても退屈で仕方がない。
仕事はありがたいことに順調。
実家を出て一人暮らしも考えたが、住まいをさがすとなると今よりも職場から遠い場所になり、かつ満員電車になることになる。何より家賃が高い。
今の立地と通勤のメリットを捨ててまで一人暮らしをする必要は無いのだ。
同年代の友人は結婚し、出産し、その生活についてSNSで愚痴を撒き散らすだけの人らになった。
Instagramだけを見ればキラキラ豊かな生活だけしか見えないが、X(旧Twitter)ではあまりにも口汚く、夫や子供への不満を漏らしている。あまりにも見ていられなくて、別にアカウントを作って隔離したくらいに。
オンラインゲームにも手を出してみたけど、つまらなくてすぐに辞めてしまった。
結婚という未来は望まない形で男と遊ぼうにも、デメリットが多すぎると感じ実行に移す前に辞めた。
年齢的に代謝が落ち、余分な肉付きを感じ始めたので運動には力を入れている。それくらい。
でも休日はそれだけでは時間が消費できないので、大体食う寝る遊ぶ(運動)という、あまりにも生産性が無い週末を送ってしまい飽きを感じているのが現状だ。
贅沢な悩みと言われるから身近な人には話せないこと。
来週はなにしようかなぁ。
と考えても、どうせ似たような週末なんだろうな。
退屈。
NotFoundになるのがあるってことは、紙で提出させて転記ミスってる人がいるのではないか?
この選挙は既に締め切られているためか届出用紙を見つけられなかったが、
東京都知事選挙の届出書類はほとんどが紙での提出になってるぞ。
https://www.senkyo.metro.tokyo.lg.jp/yoshikishu/totiji_youshiki_tebiki/r6totiji_syotodoke//
・立候補届出の手引及び立候補届出書等の必須書類(候補者届出書など)は、東京都選挙管理委員会事務局から直接お渡しするため、こちらには掲載しておりません。
・各書類(7-4「選挙公報原稿用紙」を除く。)は紙でご提出願います。メールやFAXで届け出ることはできませんのでご了承願います。
「立候補届出の手引及び立候補届出書等の必須書類(候補者届出書など)」っていうのは、これか?
https://www.senkyo.metro.tokyo.lg.jp/uploads/r6totijisyoruihaihu.pdf
ってことなのでお察し?
肌色の全身タイツを着てから美少女のフルフェイスマスクを被ってそのキャラの見た目に近づけるコスプレの一種を指すんだけど。
といっても刺激される性癖は通常コスプレとされるものとは全然違って、肌タイの質感とか、マスクをとる瞬間の感じとか、肌タイ姿のときの髪が結構隠れててもじもじ君みたいになってるところに独特のフェチを感じるものなんだけど。
そういう漫画が見つからないんだよね。特撮系スーツアクターがテーマの漫画はあったけど、ドーラー特有のフェチはそこにはないわけよ。
追記:
例
https://x.com/rorutorosarmon/status/1757351715190583369/
https://www.pixiv.net/artworks/117718291
https://www.pixiv.net/artworks/90104260
https://www.pixiv.net/artworks/118630311
世の中に出回ってるのは漫画でも1ページだけとかイラストどまりで悲しい
ou-qana
三次元になるが、tokyomask工房とかfemalemask style、hspartみたいなのが存在するのは、そういうのにフェチを感じる人が一定数いることの裏付けだろう
ヒロインがなんか被ってる、までなら「能面女子の花子さん」とか「表情が一切わからない白銀さん」があるけど、服フェチでは無いなぁ
紙袋かぶってるのや馬のマスク被ってるシーンある漫画もあるけど、そういうのひっくるめてここで言ってるのとは関係ないわけよ
「着ぐる絵」あたりでいろいろ検索して勉強するのだ(まあこれは「着ぐるみ」の絵も含むから混乱のもとかも))
dorawiiより