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はてなキーワード: 少子高齢化とは

2026-05-10

カナダオンタリオ州は若年失業率が16%

カナダ全体の公式な若年失業率(15〜24歳)は直近で約13.8〜14.3%程度です。

一方で、

オンタリオ州では17%前後

2025年夏の学生失業率17.9%

新卒(recent graduates under 25)」だけでも11.2%

カナダの若年失業率は、日本と比べるとかなり高い部類です。

日本の「新卒就職率」は非常に特殊で、

大卒就職率:約98%

実質的新卒失業率:1〜3%程度

正社員一括採用が強い

新卒カード」が制度

という構造です。

少なくとも「新卒正社員に入りやすい」という点では、Japan先進国でもかなり特殊です。

理由は主に4つです。

新卒一括採用

経験なし前提」で大量採用

ポテンシャル採用

研修込み

卒業時期に合わせて全国同時採用

これは欧米ではかなり珍しいです。

終身雇用文化の名残

企業側が「新人を育てる」前提をまだ持っています

欧米だと、

即戦力

experience required

internship必須

になりやすい。

少子高齢化による人手不足

特に最近日本は、

建設

IT

物流

インフラ

小売

介護

などで慢性的に人不足です。

失業社会的に嫌う

日本企業は「新卒無職」を比較ネガティブに見るため、卒業前に囲い込む圧力が強い。

逆に、CanadaUnited States は、

卒業後に探す

数か月無職

契約スタート

インターン渡り歩き

も珍しくありません。

から日本学生は、

就活は大変」

とは言うものの、国際比較すると、

新卒というだけで企業採用してくれる」

という強い保護があります

特に理系IT系は、日本ではまだかなり入りやすい部類です。

2026-05-07

[]ブッダ葬式を望まなかった ―葬式仏教までの2000年

仏教は、元来「アンチ宗教」だった。

釈迦ブッダ)はバラモン教階級制度・有料儀式・神々への依存を徹底的に喝破した。

そして「生そのものが苦である」(一切皆苦)という現実直視する実践道を説いた。

金銭功徳を買う行為など、想像すらしていなかったはずだ。それが特に日本では、死後の戒名授与や高額お布施を伴う「葬式仏教」として定着した。なぜ、輪廻からの完全脱出理想とした教えが、死者供養のビジネスに変貌したのか。原始仏教思想大乗仏教の展開、そして日本独自歴史的必然を、独立した視点で整理する。

1. 原始仏教の核心 ―― 「反宗教」の喝破

紀元前5世紀頃のインドで、釈迦は当時の宗教界を根本から批判した。バラモン教祭祀呪術金銭による功徳取引を基盤とし、永遠の魂(アートマン)を前提に輪廻を語っていた。これに対し、釈迦諸行無常一切皆苦諸法無我四法印を掲げた。世界は瞬間ごとに生滅し、固定の実体(我)はなく、生老病死は避けられない苦である

悟り涅槃)とは、欲望・無明・渇愛を断ち、輪廻の火を完全に消すことだった。

出家者(比丘)に対する戒律は厳格だった。律蔵(Vinaya Pitaka)では、金銀の授受を明確に禁じている。「比丘よ、金銀を受け取ってはならない。他人に受け取らせてはならない。これを破れば捨堕の罪である」(Nissaggiya Pācittiya 18)。布施自発的喜捨でなければならず、対価としての儀式販売は許されなかった。葬儀自体も、僧侶の直接関与を避ける傾向が強かった。死体は「穢れ」とされ、修行の妨げになるとされたからだ。

釈迦の教えは、死後の供養ではなく、現世の苦から解放に徹していた。

「完全な消滅」(無余涅槃)が理想で、永遠の魂を前提とする常住論も、すべてが無になるとする断滅論も、ともに「中道から逸脱した邪見とされた。

この姿勢は、まさに「アンチ宗教」だった。

神頼み・儀式依存・金で救済を買う商売を、毒矢の譬え(矢が刺さったまま原因を詮索する無益さ)で一蹴した。目的個人解脱であり、組織化された宗教団体すら、釈迦自身は最小限に留めた。

2. 大乗仏教の登場 ― 方便による俗習化の扉を開く

釈迦没後約500年後、インド北部大乗仏教が興った。「小乗」(上座部)と自らを区別し、「大いなる乗り物」として一切衆生の救済を掲げた点が決定的だった。原始仏教個人解脱に対し、大乗菩薩道理想とする。菩薩は自らの涅槃を遅らせ、衆生を救うためにあえて苦行を続ける。

最大の武器方便(upāya)だった。

衆生能力文化に合わせて教えを柔軟に変容させる手段だ。これにより、厳格な出家戒律無神論性格が緩和された。

中国に伝わった大乗は、現地の祖先崇拝や道教儀礼と融合。死後供養・功徳回向積極的に取り入れられ、在家信者向けの浄土信仰阿弥陀仏による救済)が拡大した。戒律大乗戒(梵網経など)として再解釈され、菩薩利他行を優先するようになった。

この方便は、仏教の「生存戦略」でもあった。民衆に広まるためには、現地文化適応せざるを得なかった。しかし同時に、原始の精神を薄め、儀式・供養・経済的布施への依存を許す土壌を生んだ。インド中国ではまだ「死後ビジネス」までは発展しなかったが、日本への伝播で決定的な変化が起きる。

3. 日本での「葬式仏教」完成 ―檀家制度という政治的強制

仏教6世紀日本へ伝来したが、当初は国家鎮護貴族氏寺として機能した。飛鳥奈良時代僧侶葬儀に直接関わらなかった。死の「穢れ」を嫌う神道的な観念が強く、官僧(国家公認の僧)は死体に近づくことを避けた。

転機は鎌倉時代だった。遁世僧(とんせいそう)と呼ばれる民間僧が現れ、死の不安に苛まれ庶民のために葬儀・供養を積極的に担った。

浄土信仰の広がりと相まって、「死後も浄土往生」という安心提供した。

これが仏教民衆に近づけた「革命」期である

本格的な「葬式屋」化は江戸時代に確定した。

1630年代幕府キリスト教禁制のため寺請制度(檀家制度)を全国に施行した。全庶民をどこかの寺院檀家強制登録させ、寺が戸籍宗旨人別改帳)を管理。出生・死亡・婚姻証明を発行し、死体検分まで行った。結果、葬儀法事戒名授与が寺の独占業務となった。戒名(死後与えられる仏弟子の名)は、元々出家者の生前名だったが、日本では位階付き(信士居士院号など)で一般化し、「長い戒名=高額お布施」という金銭取引が生まれた。

この制度は、幕府民衆統制という政治的必要からまれた。

寺院国家の末端機関となり、経済基盤を葬儀収入依存する体質が固定化した。

荘園崩壊後の寺院経営危機も、檀家から継続的布施必要とした。こうして、原始仏教の「金銀は毒蛇のごとし」という戒律は、遠い過去のものとなった。

4. なぜアンチ宗教葬式屋になったのか ―― 三つの必然

第一政治的強制

江戸幕府仏教キリシタン摘発の道具に利用した。信仰自由などなく、寺檀関係義務だった。

第二に文化的融合。

大乗方便が、日本古来の祖先崇拝・家制度と結びついた。死後の供養は「家」の存続を象徴し、戒名は家名を仏教的に昇華させる手段となった。

第三に経済的必然

少子化以前から寺院布施に頼らざるを得なかった。方便の名の下に、原始の喝破精神は置き去りにされた。

結果、日本仏教は「生の苦から脱出」ではなく「死後の安心供給業」として機能するようになった。

浄土真宗のように法名簡素化・生前授与する宗派もあるが、多数派戒名料を伴う葬儀中心だ。

5. 現代への問い ― 原点回帰可能

今日、寺離れ・直葬火葬のみ)の増加は、この歴史的矛盾を浮き彫りにしている。原始仏教視点から見れば、戒名料や葬儀独占はブッダの教えに明確に反する。金で徳を買う行為は、貪欲増長させるだけで、涅槃の道ではない。

大乗方便は、仏教世界に広めた功績がある。しかし、少子高齢化檀家減少が進む今、僧侶自身が「生活仏教」への転換を模索している。生前からのつながり、戒名なしの俗名供養、原始の喝破精神への回帰―これが、本来仏教が「葬式屋」から脱却するための道かもしれない。

ブッダは、死後の儀式ではなく、今この瞬間の苦を観察せよと説いた。

アンチ宗教精神を忘れたとき仏教は単なる葬儀屋となる。2000年歴史を振り返り、私たちは再び「中道」を問う時を迎えている。

2026-05-06

anond:20260506004743

せっかく少子高齢化対策に励んでくれてるんだからそっとしておいてあげて

2026-05-05

anond:20260505175634

逆に言えば戦いは起きないと思う。

中国はただ待っていればいいわけだし。

孫氏の兵法にあるように、戦わずして勝つこそ善の善たるものだ。

防衛費アップだーと増税したら、さら日本の衰退が早まるだけだし。

日本現状維持の衰退を続けるなら、防衛費アップした時よりは衰退が遅くなるけど、少子高齢化で衰退していく。

逆に経済発展路線にできるなら、差は広がるだろうけど、衰退はより遅くなる。

2026-05-02

anond:20260502213839

こんな格言がある・・・個人的なことは社会的なこと。社会的なことは個人的なこと。」

個人の生きづらさは、実は、社会構造的な抑圧から来ているのです

少子高齢化対策』とは女性結婚出産同調圧力をかけるようなものであってはならず、『子どもが少なくなっても』持続可能社会であるようにすべきかと

2026-04-28

anond:20260427191520

腐敗によって失われた事項の概要

1. 経済的地位喪失

1990年代日本世界経済において大きな存在感を持っていたが、2024年時点では名目GDP世界GDP比率一人当たりGDP国際競争力ランキングのいずれも大きく低下した、と整理されている。関連する要約記事では、名目GDP2012年の6.27兆ドルから2024年に4.11ドルへ、世界GDP比率1993年17.8%から3.8%へ、一人当たりGDP順位1990年代の5位から52位へ低下したとされている。

失われたもの

国際的経済プレゼンス、成長期待、先進国としての相対的な豊かさ。

2. 賃金上昇と生活実感の喪失

記事では、日本の平均年収1997年の467万円から2024年の462万円へ、約30年にわたりほぼ横ばいだったとされる。一方で、米国ドイツ韓国では同期間に賃金が大きく伸びたと整理されており、日本けが「働いても豊かになりにくい国」になったという問題意識が示されている。

失われたもの

賃金上昇、可処分所得の増加、将来の生活改善への期待。

3. 税金有効性・公共支出への信頼の喪失

サイト側の議論では、特別会計天下り多重下請け中抜き構造が、税金国民のために使う仕組みを弱体化させたとされる。関連要約では、特別会計1990年の85兆円から2024年に238兆円へ拡大し、国民の目が届きにくい巨大予算になっていると説明されている。

また、持続化給付金COCOA電気・ガス補助金などが「中抜き構造」の例として挙げられ、国民に届くはずの支援中間組織委託先・事務費に吸収されたという主張が展開されている。

失われたもの

税金国民還元されるという信頼、行政支出の透明性、公共事業の効率性。

4. 政治代表性と競争原理喪失

記事では、世襲政治政治資金の不透明性、国会活動実績の乏しい議員存在が、日本政治の硬直化を招いたとされる。特に自民党における世襲率の高さや、国会質問議員立法・質問主意書がゼロの「トリプルゼロ議員」が問題視されている。

失われたもの

政治への新規参入機会、政策競争専門性現場感覚に基づく政治

5. 行政制度への信頼の喪失

サイトの論旨では、日本の腐敗は露骨賄賂型というより、天下り外郭団体特別会計記者クラブ世襲政治などを通じて「合法的に見える形」で制度化されている点が問題とされている。関連要約では、これを「制度化された腐敗」と表現している。

失われたもの

行政の公正性、説明責任、国民制度を信頼する前提。

6. 報道の自由情報公開喪失

記事では、日本報道自由度ランキング低下、記者クラブ制度SNS上の削除・開示請求の増加が取り上げられている。特に2024年日本報道自由度指数が70位でG7最下位とされ、情報統制批判報道の弱体化が問題視されている。

失われたもの

権力監視機能自由批判空間国民政策判断するための情報環境

7. 老後の安心社会保障への信頼の喪失

関連要約では、年金受給開始年齢の引き上げ、国民年金・厚生年金の水準、国民負担率の上昇、実質手取り率の低下が挙げられている。1990年の実質手取り率76.5%に対し、2024年は68.6%まで低下したとの整理も示されている。

失われたもの

老後の安心、現役世代手取り社会保険料・税負担への納得感。

8. 食料安全保障喪失

記事では、日本カロリーベース食料自給率1990年の53%から2024年に38%へ低下したとされ、輸入途絶時の脆弱性が指摘されている。小麦大豆トウモロコシへの輸入依存問題視されている。

失われたもの

食料供給の自立性、非常時の耐性、農業政策への信頼。

9. 人口再生産力の喪失

出生率低下も、サイトの主要論点の一つである。関連要約では、合計特殊出生率1990年の1.54から2024年の1.15へ低下し、出生数も1990年の122.2万人から72.1万人へ減少したとされている。

失われたもの

人口維持能力、若年世代の将来展望社会保障制度の持続可能性。

全体像としての要約

このサイトの主張を一文でまとめるなら、次のようになります

日本の「失われた30年」は、単なるバブル崩壊後遺症少子高齢化だけではなく、特別会計天下り中抜き世襲政治情報統制税制不透明性といった制度化された腐敗によって、経済成長・賃金・税の還元政治参加・報道の自由・老後の安心・食料安全保障・出生力が長期的に損なわれた、という構図である

2026-04-25

赤ずきんちゃんについて

むかしむかし、あるところに、ちいちゃくて、かわいい女の子がいました。それはもう、たれだって一目見ただけで、ほんわか心が和むような、そんな子でした。でも、たれよりもかれよりも、この子のおばあさんほど、この子をかわいがっているものはいませんでした。この子を見るたび、おばあさんは胸がいっぱいになって、なにもかもやりたくてやりたくて、いったい何をしていいのかわからなくなるくらいでした。それで、あるとき、おばあさんは赤いびろうどで、この子にずきんをこしらえてやりました。すると、それがまたこの子にぴったり似合って、もうほかのものは何もかぶらないと決めてしまいました。そこで、この子赤ずきんちゃん赤ずきんちゃんとばかり呼ばれるようになりました。ある日、おかあさんはこの子を呼んで言いました。「さあ、ちょっといらっしゃい、赤ずきんちゃん。ここにお菓子が一つと、ぶどう酒が一瓶あります。これをおばあさんのところへ持っていらっしゃい。おばあさんはご病気で弱っていらっしゃるけど、これをあげればきっと元気になるでしょう。それでは、あつくならないうちにお出かけなさい。それから、外へ出たら気をつけて、お行儀よくしてね。やたらに知らない横道へかけだしていったりなんかしないのよ。そんなことをして転びでもしたら、せっかくの瓶が壊れるし、おばあさんにあげるものがなくなってしまうからね。それから、おばあさんのお部屋に入ったら、まず『おはようございます』を言うのを忘れずにね。入るなり、いきなり部屋の中をきょろきょろ見回したりなんかしないでね。」「そんなこと、あたしちゃんとよくしてみせるよ」と、赤ずきんちゃんはおかあさんにそう言って、指切りしました。ところで、おばあさんのおうちは村から半道離れた森の中にありました。赤ずきんちゃんが森に入りかけますと、おおかみがひょっこり出てきました。でも、赤ずきんちゃんは、おおかみってどんな悪いけだものだか知りませんでしたから、別に怖いとも思いませんでした。「赤ずきんちゃんこんにちは」と、おおかみは言いました。「ありがとう、おおかみちゃん。」「たいそう早くから、どちらへ。」「おばあちゃんのところへ行くのよ。」「前掛けの下に持ってるものは、何?」「お菓子ぶどう酒。おばあさん、ご病気で弱っているでしょう。それでお見舞いに持ってってあげようと思って、きのうおうちで焼いたの。これでおばあさん、しっかりなさるわ。」「おばあさんのおうちはどこさ、赤ずきんちゃん。」「これからまた八、九町歩いてね、森の奥の奥で、大きなかしの木が三本立っている下のおうちよ。おうちのまわりにくるみ生垣があるから、すぐわかるわ。」赤ずきんちゃんはこう教えました。おおかみは心の中で考えていました。「わかい、やわらかそうな小むすめ……こいつはあぶらがのって、おいしそうだ。ばあさまよりは、ずっと味がよかろう。ついでに両方いっしょに、ぱっくりやる工夫が肝心だ。」そこで、おおかみはしばらくのあいだ、赤ずきんちゃんとならんで歩きながら、道々こう話しました。「赤ずきんちゃん、まあ、そこらじゅうきれいに咲いている花をごらん。なんだって、ほうぼう眺めてみないんだろうな。ほら、小鳥あんなにいい声で歌をうたっているのに、赤ずきんちゃん、なんだかまるできいていないようだなあ。学校へ行くときのように、むやみとせっせこせっせこと歩いているんだなあ。そとは、森の中がこんなに明るくて楽しいのに。」そう言われて、赤ずきんちゃんはあおむいてみました。すると、お日さまの光が木と木の茂った中からもれて、そこでもここでもたのしそうにダンスしていて、どの木にもきれいな花がいっぱい咲いているのが目に入りました。そこで、「あたし、おばあさまに、元気で生き生きしたお花をさがして、花たばをこしらえて、持ってってあげようや。するとおばあさん、きっとお喜びになるわ。まだ朝は早いから、大丈夫時間までに行かれるでしょう。」とこう思って、つい横道からその中へかけだしてはいって、森の中のいろいろの花をさがしました。そうして、一つ花をつむと、その先に、もっときれいなのがあるんじゃないか、という気がして、そのほうへかけて行きました。そうして、だんだん森の奥へ奥へと、さそわれて行きました。ところが、このあいだに、すきをねらって、おおかみはすたこらすたこら、おばあさんのおうちへかけていきました。そして、とんとん、戸をたたきました。「おや、どなた。」「赤ずきんちゃんよ。お菓子ぶどう酒を、お見舞いに持って来たのよ。あけてちょうだい。」「取っ手をおしておくれ。おばあさんはご病気で弱っていて、起きられないのだよ。」おおかみは取っ手をおしました。戸はぼんと開きました。おおかみはすぐとはいっていって、何も言わずに、いきなりおばあさんの寝ているところへ行って、あんぐり一口に、おばあさんを飲みこみました。それから、おばあさんの着物を着て、おばあさんのずきんをかぶって、おばあさんのお床にごろりと寝て、カーテンを引いておきました。赤ずきんちゃんは、でも、お花を集めるのに夢中で、森じゅうかけまわっていました。そうして、もう集めるだけ集めて、このうえ持ちきれないほどになったとき、おばあさんのことを思いだして、またいつもの道にもどりました。おばあさんのうちへ来てみると、戸が開いたままになっているので、へんだと思いながら、中へはいりました。すると、何かがいつもと変わってみえたので、「へんだわ、どうしたのでしょう。きょうはなんだか胸がわくわくして、気味の悪いこと。おばあさんのところへ来れば、いつだって楽しいのに。」と思いながら、大きな声で、「おはようございます。」と呼んでみました。でも、お返事はありませんでした。そこで、お床のところへいって、カーテンをあけてみました。すると、そこにおばあさんは横になっていましたが、ずきんをすっぽり目まで下げて、なんだかいつもと様子が変わっていました。「あら、おばあさん、なんて大きなお耳。」「おまえの声が、よくきこえるようにさ。」「あら、おばあさん、なんて大きなお目目。」「おまえのいるのが、よくみえるようにさ。」「あら、おばあさん、なんて大きなお手て。」「おまえが、よくつかめるようにさ。」「でも、おばあさん、まあ、なんて気味の悪い大きなお口だこと。」「おまえを食べるにいいようにさ。」こういうが早いか、おおかみはいきなり寝床から飛びだして、かわいそうに、赤ずきんちゃんを、ただ一口に、あんぐりやってしまいました。これで、したたかおなかをふくらませると、おおかみはまた寝床にもぐって、ながながと寝そべって休みました。やがて、ものすごい音を立てて、いびきをかきだしました。ちょうどそのとき狩人が表を通りかかって、はてなと思って立ちどまりました。「ばあさんが、すごいいびきで寝ているが、へんだな。どれ、何か変わったことがあるんじゃないか、見てやらねばなるまい。」そこで、中へはいってみて、寝床のところへ行ってみますと、おおかみが横になっていました。「ちきしょう、このばちあたりめが、とうとう見つけたぞ。長いあいだ、きさまをさがしていたんだ。」そこで、狩人はすぐと鉄砲を向けました。とたんに、ふと、ことによると、おおかみのやつ、おばあさんをそのまま飲んでいるのかもしれないし、まだ中で、助かっているのかもしれないぞ、と思い付きました。そこで鉄砲を撃つことはやめにして、そのかわり、はさみをだして、眠っているおおかみのおなかを、じょきじょき切りはじめました。二はさみ入れると、もう赤いずきんがちらと見えました。もう二はさみ入れると、女の子が飛びだしてきて、「まあ、あたし、どんなにびっくりしたでしょう。おおかみのおなかの中の、それは暗かったらなかったわ。」と言いました。やがて、おばあさんも、まだ生きていて、はいだしてきました。もう、弱って虫の息になっていました。赤ずきんちゃんは、でも、さっそく、大きなごろた石を、えんやらえんやら運んできて、おおかみのおなかのなかにいっぱい、つめました。やがて目がさめて、おおかみが飛びだそうとしますと、石の重みでへたばりました。さあ、三人は大喜びです。狩人は、おおかみの毛皮をはいで、うちへ持って帰りました。おばあさんは、赤ずきんちゃんの持ってきたお菓子を食べて、ぶどう酒を飲みました。それで、すっかり元気を取り返しました。でも、赤ずきんちゃんは、(もうもう、二度と、森の中で横道に入って、かけまわったりなんかやめましょう。おかあさんがいけないと、おっしゃったのですものね。)と考えました。

……しかし、考えてみれば、このお話のように、ちょっと油断しただけで、すべてを失う。森の奥へ奥へと誘われて、道を外れ、かわいいはずの未来が一瞬で飲み込まれしまう。かつては強かった「おばあさん」も、病で弱り、守るべき「赤ずきんちゃん」も、結局は外部の脅威にやすやすとやられてしまう。そして、ようやく助かったと思えば、もう二度と昔のように無邪気に遊べない……。ああ、日本よ。まさにこの赤ずきんちゃん物語ではないか。高度成長の甘いお菓子バブルというぶどう酒を、弱りゆく「おばあさん(日本社会)」に届けようと森(グローバル化少子高齢化国際競争)へ入った途端、おおかみ(中国の台頭・移民圧力・内部の怠慢・ポリティカルコレクトネス)にすべてを食い尽くされていく。かつての日本は、赤いずきんのようにかわいくて、輝かしくて、誰もが守りたくなる存在だったのに、今はもう、石を詰め込まれたような重さで、這い上がることすらままならない。横道に誘う甘い声に耳を傾け、本道を外れたツケが、今の衰退だ。もう二度と、あの無邪気な森歩きはできない……そんな切ない諦念と、じわじわとした敗北感に浸りながら、この物語を噛みしめるのが、最高にたまらないというものだよね。

2026-04-22

anond:20260422164339

少子高齢化から、年々若者価値は上がっているわけだし。

そして年老いていく自分価値は下がりまくっていくわけだし。

2026-04-15

anond:20260415081530

1988年頃が日本ピークだった歴史に変わりはない。今まで東大早稲田慶應卒が総理大臣しても少子高齢化と低成長と失われた30年以上という結果になったから誰が何しようとそんなに変わらなかったのではないかなと。社会構造問題があり世論問題もある。日本国民性社会制度(長寿国民皆保険制度社会保障制度年金制度新卒一括採用終身雇用医療アクセスの良さ、安定志向保守的外国人を避ける人が多い。日本しか話せない)とかそこもある。

2026-04-14

日本はまだ「旅行者視点から抜け出せていないのではないか

最近Xに翻訳機能デフォルト実装され、国境を越えたコミュニケーションが活発になった印象がある。

そんなXにてよく見受けられるのが「アフリカ移民ヨーロッパを壊した」なる意見である

フランスイギリスハンガリーなどの美しい国々がアフリカ難民を受け入れ、元々の原住民が悲痛な叫びをあげる……。

このような動画が回って来て、大体ポストには「アフリカ移民がいなかった頃のヨーロッパが好きだった」と書かれている。

正直、気持ちは分からなくもない。

ヨーロッパと聞いて想像するのは白人しかいない美しい街並みとヨーロッパ独自伝統風習、飛び交う言語がその国独自言語である風景だ。

そんな美しい風景にもしもアフリカ移民がいたら。

風景に削ぐわない見た目をしていて異質な言語を話し、マナーは悪く景観を壊す。

イメージ自体は分からなくもない。そして今、この想像通りにヨーロッパが変容している現状も理解しているつもりである

だがあまりにも、日本人移民が入って来た国に対する視点が「旅行者過ぎないか」とは感じるものである

バブル時代海外旅行が当たり前だった時代におけるヨーロッパ風景文化伝統が基礎となり、それが「当たり前であり美しく感じる」という感性から日本人はもしかしたら抜け出せていないのではないだろうか?

そもそもアフリカ移民が大量に入って来た理由の根幹にヨーロッパ少子化人手不足がある。

物価が上がり、給料が上がり、高給取りしかいなくなったヨーロッパにおいてブルーカラー仕事は常に人手不足都市インフラが脅かされていたのは事実である

それなのに日本人が必ずアフリカ移民批判する際はバブル時代海外旅行が主流だった頃のような「美しいヨーロッパ」を壊す者として批判する。

そもそも根底的に自国機能不全が問題であって、そこに安価労働者として迎え入れられた理由のある移民であるのにイメージ否定するのは的外れであり、そこにあるのは元先進国として他国観光地認識していた日本人傲慢さなのではないだろうか。

事実文化破壊されヨーロッパ風景や街並みが変容しつつあるのは理解しているし、それが移民によって起こされているのも承知の上だが、あまりにも傲慢評価の仕方に同族として恥ずかしくなる瞬間が度々ある。

少子高齢化経済の成長が鈍化することで人手が足りなくなる事は経済学上当たり前のことであり、そこに助け舟に入った移民文化を変容させる事に対して批判するとは。

今はまだ自分ごとだと認識できておらず旅行者目線での批判が中心となっている移民問題だが、いずれ日本にもこうした問題が各地で頻繁するようになると思う。

その時に改めて考えたいのは「どうして自国自国民の手で回らなくなったのか」である

文化を変容させること、多民族を受け入れることが怖いのなら自国民だけで国が回るシステムを改めて考えなければならない。

郷に入れば郷に従えとの諺もあるが、多少なりとも触れ合えば変わるものであり、変わることを拒否するのであればそもそも入れない仕組み作りをするべきである

変容するのを悪きととり、それは移民のせいと押し付けるのは大いに結構

だがしかし、それが自国民に責任が一切ないような捉え方をするのはあまりにも頭の足らない捉え方であり、こうなった過程や根幹を見つめ直さなければならないと、深く思う最近の風潮だった。

2026-04-12

セカンドキャリア医療福祉を目指す人って少子高齢化と一緒に心中するつもりなんかと思うよね

日本円価値はもうこれ以上一生上がらないの?

世界情勢が不安定になれば買われる、有事の際の円だったが、

少子高齢化が著しく将来性がない国の通貨なんて持ってても仕方ないし

中東石油に9割依存している国が石油備蓄放出したらさすがに将来が不安になる。

円が中東イラン情勢に左右されている。

都心マンション価値が上がっても売却すれば円安が進んだ後の日本円になる訳で

日本円が安いかマンションが安く見えて外国人に買われているだけ。

日本人一生懸命労働しても日本円で支払われる場合自分の時給は日に日に下がるわけだな。将来性がないところに誰が投資する?

今は円よりもユーロの方が安定通貨という認識になってるな。

EU最大の経済大国ドイツ国防お金を使うようになり戦争に備えることもあって安全だと認識されたのだろう。

ドイツは酷い人種差別が残るもの世界から高度な労働者を集めようとしている。経済成長を続ける可能性があるといえる。

また、スウェーデンユーロ通貨を切り替える可能性があるというニュースユーロ高の理由の一つ。

anond:20260412083632

日本って隠ぺい体質があるから日本語ではWikipediaに載らない情報なんだよ。そういうのは。

日本人は自分の都合がいいように話を捻じ曲げる癖がある。

教科書にも載せられない話がたくさんある。

行政差別してるから

納得の少子高齢化からの自滅という流れ。

東京から交通アクセス時間がかかる

地方からゴーストタウン化していく

2026-04-10

anond:20260410081346

生物として子どもを作るのが普通か?」

なんか、それにこだわってる人いるけどさ。

あー、、そう言われてみると、なるほど、普通普通じゃないかなら子育て普通じゃない、ってなるか

多分だけど、幼い頃見た絵本とか小学校時代の生き物を育てる経験マイナスになってると思う

生物子どもを作るのが普通

かいステレオタイプ刷り込みって不合理だしLGBT時代少子高齢化時代にはまったく的外れ

2026-04-08

anond:20260408185655

政治とかAIとか男女論争とか、

Xのそう言う話題での会話不成立にうんざりして

Discordサーバーにいくつか参加しているが、

こっちの方が病状がひどい奴らが多い。

例えば高市政権がとったイラン攻撃への対応の是非を言い合っている時に、

いきなり日本少子高齢化改善案とか言って、

何十行もある文章を連投で貼り付けてくる奴とかそう言う感じのヤバさ。

場所変えてもやってること同じで草w

Xが最底辺だと思ってたらDiscordの方がひどかった話。

政治とかAIとか男女論争とか、

Xのそう言う話題での会話不成立にうんざりして

Discordサーバーにいくつか参加しているが、

こっちの方が病状がひどい奴らが多い。

 

会話不成立の具合がよりひどく、

例えば高市政権がとったイラン攻撃への対応の是非を言い合っている時に、

いきなり日本少子高齢化改善案とか言って、

何十行もある文章を連投で貼り付けてくる奴とかそう言う感じのヤバさ。

 

会話の流れが読めない、雰囲気が読めない、

今その話誰もしてないだろって時に全然ズレた発言をする。

 

後は敬語とか使わない、使えないのも当たり前にいる。

これは若いだけのかも知れないが、ネットの向こう側にいるのが、

どんな立場のどんな人間か分からない以上、

当たり障りなく会話を進めた方がいいと思うのだが、

上から目線の横柄な言葉遣い人間がかなり多い。

そしてそう言う奴に限ってスタンプの使い方もおかしい。

 

それを考えれば、Xってのはある程度以下の低品質ポスト

そもそも弾かれてあがってこない仕組みになってるんだろうね。

それで誰にも相手にされない奴らがDiscordにやってくるんだ。

 

なんかもう疲れたね。

結局、世の中の話なんてリアル人間関係の中で

適当時間つぶしにするくらいがちょうどいいんだろうね。

2026-03-24

日本社会イスラム教徒のためになにができるか?

日本ってこれからどうなるんやって話やけど、少子高齢化はもう止まらん流れやん?出生率もずっと低いままやし、労働力は減る一方。そこで現実的に出てくるのが移民の話やけど、その中でもイスラム系の人たちの存在無視できんと思うんや。

世界的に見てイスラム圏の人口ってかなり多いし、しか出生率比較的高い地域が多い。日本人が1人か2人しか子ども産まん、なんなら独身が増えまくってる中で、複数人産む文化のあるコミュニティが増えれば、長期的には人口構成が変わっていく可能性は普通にある。もちろん「指数関数的に増える」とまでは断定できんけど、少なくとも相対的比率が上がるのは十分あり得る話や。

ほな日本社会は何ができるんや?って話になるけど、いくつか現実的ポイントはあると思うで。

まず一つは食事環境やな。ハラール対応食品ってまだまだ少ないし、外食でも選択肢が限られてる。スーパーコンビニ普通にハラール食品が手に入る環境が整えば、生活ハードルはかなり下がるはずや。これは観光にもプラスになるし、経済的にもメリットあるやろ。

次に礼拝環境イスラム教徒は1日に複数回礼拝する習慣があるから公共施設空港大学職場なんかに簡易的な礼拝スペースを用意するだけでもだいぶ違う。今も一部ではやってるけど、まだ限定的やな。

あと服装文化への理解重要や。ヒジャブとか見慣れてない人も多いけど、それを理由不利益を受けるような状況は避けるべきやろ。これは単に寛容さの問題だけじゃなくて、労働力確保っていう現実的目的にも関わってくる。

教育面も見逃せん。日本教育の充実はもちろんやけど、子どもたちが文化の違いで孤立せんように、学校側の対応必要になる。例えば給食での配慮とか、宗教行事への理解とかやな。

言うまでもないけど、土葬の整備も全国的に進めないとあかんな。全都道府県土葬できるようにすることがまずスタートラインや。

 

労働力不足とグローバル化の流れを考えたら、多様な背景を持つ人が増えるのはほぼ確実や。その中でイスラム教徒への対応を整えることは、「特定宗教配慮する」っていうより、「多様な人が暮らせる社会を作る」って話に近いんやと思う。

結局のところ、日本が選ぶべき道は排除でも同化強制でもなく、現実的な落としどころを探ることやろな。制度インフラを少しずつ調整しつつ、お互いに歩み寄る。その積み重ねがないと、どのみち社会は回らんくなるで。

2026-03-21

anond:20260321180653

少子高齢化年金を貰う人は増えているのに払う人(若者)が減っているか

俺らがもらえる年金も微々たるものだよ

ねんきん定期便とか見たことない?

anond:20260320125835

選挙結果動かせたって、東日本大震災の頃は民主党政権自民を一度引きずり降ろしたんだよね。

氷河期世代バブル崩壊の影響をどうにも解決出来なかった問題であるように、以降の世代にとっての少子高齢化の影響も同じくどうにも出来ない問題って事になるだろう。

これは、政権が変わればバブリーな経済になって貧困から脱せるわけでもないのと同じく、政権が変わったからって結婚出産ラッシュが起こるわけじゃないが…まぁ、政権が変わればZ世代なら結婚しまくって子供作りまくれるって思ってるんだろうし、じゃあZ世代政権交代させりゃ救われるんでしょうな。頑張れ。

2026-03-13

anond:20260313092820

少子高齢化異次元金融緩和デフレ内需が低迷して日本企業外国投資して海外工場作ったほうが稼げるし日本投資する意味がなくなった。働いても給料外国投資に回されて日本労働者には儲けは配分されない。加えて中東戦争ロシア戦争による原油高と物価高:外国投資家の不動産投資社会保障料増加、増税円安日本で働く人には負荷がかかりすぎて今ギリギリの人たちは世の中から消える運命にある。

北欧から来た観光客が「ユニクロが半額、日本は安すぎる」と爆笑して買い物しまくり

1. 「半額」の裏にある日本の悲劇

スウェーデン人ユニクロオニツカタイガーを「半額」だと感じるのは、彼らの国では**「人の労働」に正当な対価(高い賃金)が払われ、それが価格に反映されているから**だ。

日本の現状: 君が昨日、21時まで拷問のような会議に付き合わされ、微々たる残業代しかも重課税)で疲弊しているその労働が、この「安い日本」を支えるコストカットの源泉になっている。

スウェーデン視点: 彼らの年収日本の同職種の1.5倍〜2倍がザラだ。だから、1万6000円のスニーカーが「安すぎて驚く」レベルになる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e8cfea698b72d2163b1a708c4f5e641dd4a1e5f7

少子高齢化しすぎた日本は今、世界コストカット対象である

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