FC東京→ G大阪で実績を積み上げた長谷川監督を招聘したFC東京の前評判はあまり高くなかった。上位候補に挙げる人は少なくて10位前後と予想する人が多かったが序盤戦から好調。2位の座をキープする期間が長かった。「首位を独走する広島を追っている。」という時期が長かったが夏以降は失速。W杯の中断明けはしっかりと勝ち点を積み上げた川崎Fにも抜かれて優勝争いからは脱落してしまった。
残り2節となった時点で14勝10敗8分け。勝ち点「50」で5位に付けている。ACL圏内に位置する期間が長かったことを考えると何としてでも4位以内に入ってACLに出場できる可能性を残したい。大事な2試合が待っているが、どういう結果になろうとも、年間を通して上位をキープできたので昨シーズンあたりと比べるとはるかにポジティブな要素の多いシーズンになっている。いいシーズンを過ごしている。
すでに長谷川監督の続投は決まっているので新シーズンに向けた動きも進んでいるが「悲願のリーグタイトル獲得」のためには今オフは充実した補強を行って戦力を充実させたい。DF森重やDF室屋やGK林彰洋やDF太田宏など守備的なポジションは日本代表クラスの実力を持つ選手がたくさんいるが同学年となるDF森重とGK林彰洋とDF太田宏は31才になった。彼らが元気なうちにリーグタイトルを獲得したい。