コンサドーレ札幌→ 2012年以来のJ1復帰を目指すコンサドーレ札幌は18節終了時点で11勝3敗3分け。勝ち点「36」を獲得して首位に立っている。J2は1位の札幌から6位の町田までが「4差」。上位陣は今年も大混戦になっているが首位の札幌(と4位の京都)は熊本地震の影響で消化試合数が1つ少ないので現状では札幌が頭半分ほどリードしている。もうすぐ折り返し地点を迎えるが悲願のJ1昇格に向けて絶好の位置に付けている。
17試合で26得点/13失点。得失点差は「+15」の清水に次いでリーグ2位。今シーズンは攻守のバランスが取れている。9節のC大阪戦(H)から6連勝を達成して一気に首位に躍り出たがそのうちの5試合は1対0の勝利だった。5試合連続で「ウノ・ゼロ」の勝利をつかむなど僅差の試合が多かったが最近の4試合は合計で9ゴールを挙げている。やや失点数も増えてきているが5月下旬あたりから攻撃陣が活発になって来た。
要のFW都倉はリーグ2位タイとなる10ゴールを挙げており、スタメンに定着したFW内村は6ゴール、新外国籍選手のMFジュリーニョも3ゴールを挙げている。MFジュリーニョが攻撃の局面で大きな存在感を発揮しており、トリッキーなプレーで攻撃にアクセントを加えている。FW都倉とFW内村とMFジュリーニョのトライアングルはJ2屈指。いずれの選手も打開力があるので3人だけで攻撃を完結させることが出来る。