フォワード→ FW大前(清水)は17節終了時点で12ゴール。エースに恥じない活躍を見せている。J1でも相当な実績を残している選手なので「J2の舞台では相当なゴール数を記録するだろう。」ということは容易に想像できたがそうは言ってもJ2は簡単なリーグではない。「J1で確固たる実績のある選手のゴール数が意外と伸び悩んだ。」というパターンは多い。チームは思うように勝てていないがFW大前は違いを見せつけている。
怪我のため長期離脱することになったのは非常に残念に感じるがFW大前はさすがのプレーを見せてきた。2番目に選んだのはFW都倉(札幌)。こちらはJ2では実績抜群のストライカーである。187センチの高さが大きな武器となるが、その上、身体的な能力も高くて跳躍力もある。「ダイナミックなプレーが特徴」という選手だったが札幌に加入してからは献身的なプレーができるようになって単なる点取り屋ではなくなった。
3番目に選んだのはFW永井龍(長崎)。こちらは17試合で9ゴールを挙げている。C大阪の下部組織でプレーしていたときから「将来有望なストライカー」として大きな注目を集めていたが伸び悩んだ。決意の完全移籍で長崎に移籍したが長崎でエースの座を勝ち取った。16節のFC岐阜戦(A)では前半だけでハットトリックを記録する圧巻のプレーを見せた。万能型のストライカーでゴール前でアクロバティックな動きができる。
4番目の候補は少なくない。FW中島裕(町田)、FW鈴木孝(町田)、FW高崎(松本山雅)、FW内村(札幌)、FW岸田(山口)、FW瀬沼(愛媛FC)、FW小松塁(北九州)、FW原一樹(北九州)、FW船山貴(千葉)、FW三島康(水戸)、FW大黒(山形)、FW玉田(C大阪) 、FW田代有(C大阪)、FW大久保哲哉(横浜FC)、FWエスクデロ(京都)などなど。FW玉田やDF田代やFW大黒は日本代表を経験しているストライカーで知名度も高い。
その中でも「4番目」の有力候補に挙げられるのはFW中島裕(町田)、FW鈴木孝(町田)、FW高崎(松本山雅)、FW岸田(山口)、FW小松塁(北九州)、FW原一樹(北九州)、FW船山貴(千葉)、FW三島康(水戸)、FWエスクデロ(京都)あたり。FW中島裕は17節終了時点で7ゴール。町田の序盤の快進撃の最大の立役者と言える。山形時代の末期は途中出場が多かったが町田では不動のレギュラー。大きな存在感を発揮している。
パートナーのFW鈴木孝(町田)は万能型のストライカーである。いろいろなパターンでゴールを奪うことができる。開幕後に鹿島から期限付き移籍で加入したFW高崎(松本山雅)は189センチの大型ストライカー。彼の加入によって松本山雅は攻撃のバリエーションが格段に増した。FW岸田(山口)は怪我のため10試合ほど欠場したが16節の東京V戦(H)は2ゴール1アシスト。J3の2代目得点王の実力をJ2でも示している。
2015年は2人合わせて31ゴールを記録して「J2で最高の2トップ」と言われた北九州のFW小松塁とFW原一樹は明確な武器を持ったJ2で屈指のストライカーである。ともに今シーズンは怪我の影響もあってシーズン序盤は欠場する試合が多かったがようやく一緒にピッチに立てる状態になった。FW小松塁は190センチのサイズを生かした強引な突破が武器。FW原一樹はゴール前でダイナミックなプレーができる。
FW船山貴(千葉)は開幕当初は2トップの一角でプレーすることが多かったがチャンスに決められないシーンが目立った。最近はサイドハーフでプレーしているが味方を生かすプレーもできる万能型のアタッカーである。FW三島康(水戸)は言うまでもなくJ2では屈指のストロングヘッダーである。183センチなのでめちゃくちゃ大きいわけではないが飛ぶタイミングが良くて敵陣での空中戦では無類の強さを発揮する。
このあたりの選手は十分に「23人枠」に入ってくる資格を持っているが悩んだ末に4番目に選んだのはFWエスクデロ(京都)。2012年の途中から2014年まではKリーグ、2015年はCリーグでプレー。FCソウルのときはACLで活躍するなど存在感を発揮した。開幕直前にJ2の京都に電撃移籍したがJリーグでプレーするのは浦和時代の2012年以来。かなり久々となるが10番を与えられて攻撃の中心として活躍している。
オフにMF駒井(浦和)やMF原川(川崎F)やMF宮吉(広島)やFW伊藤優(新潟)ら有望株がごっそりいなくなった京都は開幕5試合未勝利。出だしで躓いたがFWエスクデロが攻撃の中心としてスタメン出場するようになってから快進撃が始まった。16節終了時点で1ゴール4アシスト。圧倒的なフィジカルを持っており、J2で屈指と言えるキープ力が京都の攻撃の肝になっている。2007年6月11日に日本国籍を取得している。
【J2限定】 日本代表チーム23名を考える。 (J3+選定) (2016年版) ・GK シュミット・ダニエル (松本山雅)
・GK 菅野孝憲 (京都サンガ)
・GK 中林洋次 (ファジアーノ岡山)
・DF 田中隼磨 (松本山雅)
・DF 小池龍太 (レノファ山口)
・DF 岩政大樹 (ファジアーノ岡山)
・DF 飯田真輝 (松本山雅)
・DF 山下達也 (セレッソ大阪)
・DF 喜山康平 (松本山雅)
・DF 高瀬優孝 (ザスパクサツ群馬)
・DF/MF 片山瑛一 (ファジアーノ岡山)
・MF 矢島慎也 (ファジアーノ岡山)
・MF 山村和也 (セレッソ大阪)
・MF 庄司悦大 (レノファ山口)
・MF 藤田息吹 (愛媛FC)
・MF 柿谷曜一朗 (セレッソ大阪)
・MF 村田和哉 (清水エスパルス)
・MF 清武功暉 (ロアッソ熊本)
・MF 鈴木崇文 (町田ゼルビア)
・FW 大前元紀 (清水エスパルス)
・FW 都倉賢 (コンサドーレ札幌)
・FW 永井龍 (V・ファーレン長崎)
・FW エスクデロ競飛王 (京都サンガ)
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