■ J1は人気クラブが低迷中日本代表の4連戦が終了して中断していたJ1は6月18日(土)に再開される。次の試合が17節になるので「折り返し地点」になるが今シーズンのJ1は名古屋・G大阪・浦和・磐田・清水・神戸など人気のあるクラブが低迷している。名古屋は中断前の数試合で盛り返して10位まで浮上したがG大阪は13位、浦和は14位、磐田は15位、清水は16位、神戸は18位となる。J2に降格しても何ら不思議はない状況になっている。
前評判が低かった柏や鳥栖や京都が前半戦で順調に勝ち点を積み上げたのはこれらのチームにとっては想定外だった。開幕前に下位候補に挙げられたチームの中では磐田が15位、湘南が17位と低迷しているが「前評判を覆して好成績を残しているチーム」が今シーズンはたくさんある。予想の難しいシーズンになっており、11月5日(土)に行われる予定になっているJ1の最終節(=34節)まで白熱した展開が続くだろう。
低迷しているクラブにとって重要なのは夏の補強になる。今年のJリーグの第2登録期間(ウインドー)は7月15日(金)~8月12日(金)となる。7月16日(土)に行われる22節から夏に獲得した新戦力を起用することが出来るがC大阪との契約が解除されたMF乾、サンプドリアで出場機会を失っているDF吉田、シントトロイデンとの契約が満了になったDF松原后などネームバリューのある選手がたくさん市場に流れている。