■ 法政大の次の相手はヴァンフォーレ甲府天皇杯の3回戦でJ1のG大阪を下した法政大はラウンド16への進出を果たした。Jリーグ勢以外ではHonda FCと法政大が勝ち残っているが「大学生チームのベスト16進出」というのは快挙と言える。2年前の大会ではFW中野誠(岡山)が中心だった筑波大がベスト16に進出する快進撃を見せたがこのときはベスト16で大宮に敗れている。次のラウンド16で法政大がJ2の甲府を撃破できるようだと歴史的な偉業になる。
筑波大が対戦した当時の大宮もJ1の残留争いに巻き込まれていたので「天皇杯にエネルギーを注ぎにくい状況」だったが今回の甲府は「昇格争いの真っただ中」になる。同じように「天皇杯にはエネルギーを注ぎにくい状況」である。3回戦で対戦したG大阪はGK東口やDF三浦弦やDFキム・ヨングォンやMF小野瀬などがスタメン起用されるなど本気度の高いメンバー構成だったが甲府はメンバーを大きく落とす可能性がある。
「勢いに乗った法政大がベスト8に進出する。」という可能性はそれなりに高いと思うがここまで法政大に注目が集まると甲府側も高いモチベーションで試合に入ってくる可能性がある。G大阪との試合は味の素フィールド西が丘での試合だったので法政大は「ホームのような雰囲気」で戦うことが出来たが今度は山梨中銀スタジアムでの試合になる。法政大にとってはアウェイ戦になるがどんな戦いが出来るだろうか?