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2007-02-26(Mon)

それいけ 石窯風 

やって参りました、石窯風の為の石床、3㎝厚の重たいやつが。早々に発送して頂いたおかげで、予定より早く到着しました。業者の皆様、ありがとうございました。

早速下準備にかかりました。まずは水で洗って、オーブンへ。あまりの重さにオーブンが壊れるんじゃないかと思うくらいです。狭いオーブン室が、ぶ厚い板が入ったおかげでさらに狭くなりました。ピザなら一度に3段焼けそうです。でもパンは2段がやっとの様です。

お待ちかねの火入れです。すぐに高温にすると割れるそうなので、最初は発酵温度(45℃)にして完全に石床を乾燥させました。それから100℃、10分。120℃、10分。20℃上げる毎に10分ずつ時間をかけて、最終的に270℃まで上げました。途中170℃の時点で手を中に入れてみたのですが、今までにないすごい熱が手に伝わってきました。やはり石床は違います。こんなに薄い石でも蓄熱量はもの凄そうです。

せっかく暖まったオーブン、何も焼かないのはもったいないので、半年以上ほったらかしにしていた醤油酵母を復活させ、即席パンをこねてみました。こねてから20分しか経っていないので、さすがに発酵なんてしてないような顔でしたが、いざ成形して焼いてみると、ふっくらふくらみ、チーズの様な香りがふわっと口に広がって、美味しいパンになりました。

今までとは明らかに違う焼け具合で、これから焼くパンが楽しみです。250℃まで加熱して、オーブンの電源を入れた状態で、5分間は170℃以上を保ってくれました。電源を入れた状態にしておくと、庫内の空気をファンで排出してしまうにもかかわらず、これだけ温度を保ってくれるのはすごい事です。実際にパンを焼く時は、一旦電源を切ってからパン生地を入れれば、7分くらいは高温を保ってくれそうです。

またパンを焼いたら報告します。

石窯風石床




朝陽 深山峠



霧氷

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2007-02-24(Sat)

生きてこそ

市立名寄短期大学児童専攻卒業公演「生きてこそ」を見に行った。この公演は、短大生が卒業を前に「最後に全員で一つのことを成し遂げたい」という気持ちが固まり、公演を行うことを決めたそうだ。今時の学校にはおそらく無い、生徒間の友情が感じられました。

この公演の内容はハンセン氏病についてのものだった。パンフから抜粋させて頂くと、「1965(昭和40)年、冬。森田ミカは、保母を目指し夜間の短大に通っていた。そんなある日、、ミカの手の甲に現れた赤いアザ。恋人からも勧められ病院に行くミカ。そこで伝えられた診断結果はハンセン氏病、当時ライ病と呼ばれる病気だった。彼女が向かった療養所で出会う人々、衝撃的な真実・・・」

自分自身、ハンセン氏病という名前は知っていたが、つい最近(平成8年)まで、隔離政策(ライ予防法)が続いていたことは知らなかった。自分が無知だったことの恥ずかしさと、ハンセン氏病に対する差別のひどさ、決して他人事では済まされない現実の問題に、この問題を考えさせられるとともに、人間としての生き方を問う素晴らしい公演だった。もし自分の周りにハンセン氏病の人がいたら、きっと差別してしまったかも知れない・・・正直そう思います。それより何より今まで自分が見たの公演の中で、最高に感動したものでした。

演じているのが学生とは思えない、素晴らしい演技力と感性に、たった一度の公演で終わって欲しくないものでした。感動のあまり、涙が出てしまいましたよ。心の中で「おまえら最高だよ!」と言ってしまいました(おまえらなんて、偉そうですが・・・すみません)。

そもそも何でこの公演に行ったかというと、自分が20代半ばに学童保育所の指導員をさせて頂いていたのですが、その時の小学生がこの公演の出演者(学生)なのです。本州にいた彼女が、たった一人で北海道にやってきて、素晴らしい学生生活を送っていることを知って、彼女にも会いたいし、仲間の学生や先生がどんな人達なのか会ってみたくて、はるばる4時間かけて行ってきたのです。


生きてこそ

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2007-02-19(Mon)

それいけ 石窯風

パン屋を始めるに当たって、一番ネックになっているのがオーブンなんです。オーブンは家庭用ので、しかもガス高速オーブンという非常に乾燥しやすい性質のものなのです。

ハード系のパンを焼くときに重要なのは、下火の強さと蒸気にあるのです。ガス高速オーブンは下火は弱く(と言うより上も下も無い)、蒸気は出しにくく、あっという間にパン生地表面が乾燥してしまうのです。

今まで乾燥を防ぐ為にステンのトレーで蓋をして、熱風が入らないよう(乾燥しないよう)に気を付け、しかもステンの熱伝導の悪さで下火が強くなるよう(天板は鉄製なので熱伝導が良い)にしていたのです。でもこれだと、蓋が邪魔で蒸気を入れられないのです。

何とかならないかと考え、いろんな書籍も参考にして、やっとたどり着いたのが「大谷石のトレー」だったのです。大谷石を予熱して、熱くなった所でパン生地を入れ、なおかつ蒸気もこの時に発生させ、しばらく余熱で焼いてから火を入れ直し一気に焼き色を付ける・・・というものです。

そこで石窯焼き風、自家製天然酵母パンのために、大谷石の台を特注で制作してもらうことにしました。厚さ30ミリに石をスライスしてもらい、オーブンにぴったりの寸法に裁断してもらって、送料も入れて一枚当たり約5000円!!!これを3枚、ちょっと高額ではありますが美味しいパンの為。さあ、焼けるかな。

26日に石が到着予定なので、報告はその後で。お楽しみに!!
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2007-02-19(Mon)

素敵な出会い

図書館で借りた本の中に、自分の大切にしているものを入れて、本を返してしまった事ありますか?

先日パンの本を図書館で借りて、読み終わったので全部返したのですが、その中の二冊にある物を挟んでしまっていたのです。

一つは、とあるところで働いた給与明細。

そしてもう一つは、大切な人からの年賀状。

これが不思議なんですが、給与明細は入れた記憶があるんです。でも年賀状は入れた記憶もないし入れる必要もないし入れる訳がないのに、何故か入っていた・・・。

そして年賀状を挟んだ本を、自分の次に借りて下さった方が連絡してくれたのです。しかもそれがご近所(と言っても約10キロ離れてる)の宿泊施設のオーナー。早速お伺いすると、初対面だと思っていたのですが、昨年秋に会っていたのです。なんて言う偶然・・・ではない必然!!!

いろいろお話を伺っているうち、今自分がやってみたい事とオーナーの気持ちと、進みたい方向が一致しているんです。もうびっくりです。こんな事があるんだなぁと、ちょっと鳥肌が立ちそうでした(良い意味で)。

自家製天然酵母のパン屋、自然栽培の野菜、自然栽培の観光農園、もちろん写真家活動も、全てが動き出した瞬間が、目に見えて形になってきたって事が手に取るようにわかるんです。(文章力が無くてごめんなさい、自分で読んでも意味があまりわからないです、とにかくすごいんです)

やるのは「今」。

根拠なんて何もないけど、そうとしか思えない、そういう不思議な瞬間が今なんです。
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2007-02-07(Wed)

誰だ!車ぶつけた奴ぁ

車を道路から少し入った所に停め、友達の家でお茶をしていた。家に帰ろうと車に乗って、目視で後方確認して出発。何かおかしいけど、何だかわからない。少し走ってもう一度見ると、無い!ドアミラーがない!なんだこりゃ。ぶつけた記憶もないし、来るときは確かにあったはず。とりあえず友達の家に戻ると、こなごなに砕け散ったドアミラーが道路に散乱していた・・・・・・・・・・・。

いまの日本人、こういう事するのがすごく良くわかるんです。誰も見ていなければゴミを捨てたり(見ていてもだけど)、自分で開けたドアを閉めなかったり、割り込みしたり、食べ残したり、人の畑に勝手に入ったり、周りの迷惑を省みず携帯で大きい声で話したり、しかるべき場所で携帯の音を切らなかったり、・・・。こういう事って全てに共通することなんだよな。自分勝手。エゴ。

せめて一言「ごめんなさい」と言ってくれれば、そのたった一言でいい事なのに。だから自分は当たり前のことが出来ない人とは、話をしたくないのです。そんな人を認めたくないのです。大人だとでかい顔をして欲しくないのです。

今日のことは「交通事故に巻き込まれなくて良かった」と思うようにしました。生きてて良かったと・・・。

でも部品代は痛いなぁ。だれかフェンダーミラーアルトCR22S)の右ドアミラーを持っている人、譲って下さい。

無惨、ドアミラー


相手の車は黒っぽい色?

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2007-02-07(Wed)

保健所行きました。

とりあえず保健所の許可がいるので、どんなもんか話をしてきました。それによると、壁は拭けるような(ビニル等の)クロス、床は水拭き出来るような素材、流しは3個、調理道具は扱う加工食品の種類分各々専用品を揃える(共用は原則不可)、トイレの手洗いはひじが入るくらいの大きさ、子どもが絶対入れないように!、虫も入らないように、調理台の大きさは調理が流れ作業で出来るくらいの大きさで他の食品がふれないようにする、廃水処理施設をなるべく作る、・・・。当たり前って言えば当たり前だけど、それじゃ一般家庭は不衛生かって言うとそうでもないし。とりあえずパンくらぶを広げるわけだし、やってみるか。





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2007-02-03(Sat)

今後の方針

先日、中小企業診断士(だったかな?)の人と会って、話をしてきました。それによると、今やっているパンくらぶの会員数を増やす事から始めた方が良い。そこで対応出来なくなったら初めてパン屋を広げれば良いんじゃないか。と言う事だった。まずもって最もな話ではあった。ただここには大きな問題がある。それはパン屋を始めて大きい石窯オーブンにする事で、下火の強い、窯伸びの良いパンが焼けるという事が、完全に抜けている。今使っているオーブンは、ガス高速コンベクションオーブンと言って、バターや卵・砂糖・乳製品を使ったイースト発酵のパンは上手に焼けるし最適なのだが、自家製天然酵母パンにとっては非常に使いにくいオーブンなのだ。オーブンの弱点を補うには、蓄熱素材の板を予熱して、熱くなった所で蓄熱素材の上に生地を入れ、なおかつ蒸気発生をさせるようにしなければならない。その為には今と同じ量を焼くだけでも、3倍の時間が掛かってしまうという事になる。

でも、今の家計を考えるとそれしか道は無いようだ。補助金や助成金は事業費の1/2から1/3しか受けられない。それも審査が通ればの話。今厨房を作る費用なんて、持ち合わせていない。こうなったら、何としても自宅内で厨房を作り、保健所の許可を受けるしかない。

そんなわけで、今できる限り最大の事「自宅パン屋」を始めます。もちろん目標は石窯パン屋だけど、その前にとにかくうちのファンを増やす事から始めます。「自宅パン屋」開店日の目標は3月27日。この日は初めて女房と出会った記念の日。さてさて果たしてオープン出来るのだろうか・・・。つづく
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プロフィール

豊瀬 恒介

Author:豊瀬 恒介
ご訪問くださり、ありがとうございます!自然写真家であり、自然循環栽培(無農薬・無化学肥料・草生栽培)で自給自足を目指しています。その他、木工品を作ったり、天然酵母のパンを焼いたり、釣った魚を卸したり、観光バスの運転もしています。人生一度切り、自分の想うがままに生き、悔いの無い人生を歩みたいです。

掲載写真・文章等の著作権・版権・使用権等作品に附随する全ての権利は豊瀬恒介にあります。無断使用・無断転載は厳禁です。

掲載作品の販売もいたします。お問い合わせ下さい。

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