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2023-10-31(Tue)

ヨウちゃんが、行っちゃった

烏骨鶏のヨウちゃんが、今朝旅立ってしまいました

女房によると、朝の5時過ぎ、鶏小屋でコケーコッコッコッコッと警戒の鳴き声がかなりの時間続いていたそうで・・・

その後の朝6時半ごろ、自分が鶏小屋を見に行ったら、地面に仰向けで息絶えていました


少しずつ、少なくなって行く鶏ちゃんたち

ヨウちゃんと同期のピーちゃんとニコちゃん、それに仲の悪いはずの二号ちゃんに、ヨウちゃんの亡骸を近づけたら、みんな優しく嘴で触れていて、亡くなってしまった事を悟っている様でした

一昨日の事、日中にみんなを外に出して遊ばせていたのですが、ヨウちゃんが手に乗って来なかったので、ヨウちゃんだけ外に出して遊ばせてあげられませんでした

今思えば、まるでイジメですね

一人だけ、外で遊ばせてもらえないなんて

昨日は忙しくて、全然面倒も見られず、ちゃんと見たのは一昨日の止まり木にとまったヨウちゃんの姿、それが最後でした

いつも後悔しか、ありません

もっと一緒に遊んであげれば良かったとか、虫をたくさん捕って食べさせてあげれば良かったとか…



今、ざっと写真を見ていたのですが、大事に想ってたはずの鶏ちゃんたちの写真が少なくて

鶏小屋行くと、写真撮るよりも抱っこしてたり、一緒にミミズを掘ったりしてるから、写真が少ないんだろうなぁと

でも、もっと撮っておけばよかったなぁって




さっき、ヨウちゃんと、今年の春・まだ雪の季節に先に旅立って冷凍されていたイケメンちゃんを、土に埋めました

仕事後だったので真っ暗な中での作業でしたが、他の鶏ちゃんたちとのお別れは明るいうちに先に済ませて、家族で土に還してあげました

いつもヨウちゃんと並んで寝ていた一番の仲良しのピーちゃんは、いつもヨウちゃんが寝ている場所を空けたまま、一人ぼっちで寝ていました

今夜から、寂しい夜になっちゃうね

ヨウちゃん、ありがとね
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2023-04-17(Mon)

卵不足は、鳥インフルエンザが原因ではない

最近、鳥インフルエンザが流行して、卵不足が報じられている

外食産業にもその影響が広がって、メニューから卵を利用した料理が、姿を消しつつある

報道を流れるように聞いている人は、「鳥インフルエンザ、怖いね」で済ませてしまうだろう



でもこの原因は、全て人為的なもの

まず有名になったこの事件(リンクを二つ貼っておく)

元農水相への贈賄を認定 鶏卵業者に猶予付き有罪判決

鶏卵汚職、吉川元農相に有罪判決 地裁が「賄賂」認定

西川元農水相も1500万円超受領か 鶏卵大手から

この問題は、農林水産相在任中の自民党・吉川貴盛・西川 公也被告が起こした事件です。

自民党の「農水族」議員に長年現金を提供し、関係を深めていたとみられる。との事です

なぜ賄賂を受け取ったのか、理由は以下の通り

現金提供の際に、「アニマルウェルフェア(動物福祉)」の理念に基づき、鶏をケージに入れる日本の飼育手法に否定的な飼育基準を示した国際機関に反対するよう要望。


この事件のお陰で、養鶏業者は以下のような施設を使い続けられるようになったのだ


リンクのみですが⇒キユーピーへ卵を納入している採卵養鶏場の内部映像【マヨネーズ/たまご】

ご覧の様に、一般の人が食べている卵は、こうした施設で異常な飼われ方をしている養鶏場から出荷されています

そのお陰で、安く大量に卵が買えるのですが…そのせいで今の事態になってます

普通の卵を買い続ける結果、こうした施設を使い続ける原因になり、鳥インフルエンザのまん延を招いています

安いから、いつでも手に入るからと、安易な考えで選んでいれば、いずれ取り返しのつかない事態になります


報道は正しい事を言わないとブログでたまに言ってますが、以下のリンクの報道でもわかるでしょう


「確実に感染防ぐ手立て無し」とは番組内でも言ってますが、国による新型コロナウィルス対策として、三密を避けると効果があると言ってます。

ゲージ飼いは平飼いに比べて圧倒的に鶏間の距離が密なので、感染リスクが高いのは誰が見ても明らかです。

それに平飼いしている養鶏業者での鳥インフルエンザの感染は、これまでの所一切報道されていないので、一般的な養鶏業者のゲージ飼いが間違っているだけでは無いでしょうか?

それとこの問題は、農林水産相在任中の自民党・吉川貴盛被告が起こした事件が原因とも見て取れます。ゲージ飼いを禁止すれば、今日の鳥インフルエンザによる卵と鶏肉の供給不足を招かなかったかもしれません。


全ては政治家(与党)の受け取るお金の為に、国民の命を犠牲にしているのです



おまけ映像です。

養鶏業者は、メスの鶏しか飼いません

卵を産ませるからです

ではオスはどうなるの?

以下の動画です(卵を食べる人は、現実を、直視してほしいです)

Eggs Exposed: Australian Hatcheries from Farm Transparency Project on Vimeo.



瞬殺される動画の処分法はまだマシな方法だそうで、日本では容器に次々にヒナを入れ圧死させる方法や、ヒナを大量に袋詰めして窒息死させる方法が一般的だそうです

養鶏業者から卵を買うと言う事は、ゲージ飼い平飼い共に、殺処分されるオスのヒナがいると言う事です


それなので我が家の烏骨鶏飼育は、オスもメスも同じように可愛がり、生まれてきた子は全て生を全うさせてあげようと思って飼い続けています




今の時代は受精卵の段階で、オスメスが分かるまでになっています

卵の段階でオスメスがわかれば、ヒヨコが痛みを伴わないで済みます

そういった技術もありながら、日本は何一つ導入しようとしません

それもこれも、与党から出される大臣が、政治献金を受け取ったり賄賂を受け取り、業者が大量生産大量消費が出来る体制を維持させているからです

そして報道機関もグルになり、正しい情報や既知の改善策を発信しません

海外では当たり前になっている事でも、ほとんどの日本人は知らないままで、世界の笑われ者になっています

新型コロナワクチンの接種率が世界的に見ても異常に高いこともあり、新薬開発や新型コロナワクチンの二価ワクチンの人体実験に、日本が選ばれてしまった事も頷けるでしょう

政府やマスコミに従順で、被害を受けても声を上げない日本人

声を上げる者がいれば「非国民」「陰謀論」で差別して、自らの非を認めず正しい情報は陰謀と片付ける国民性は、格好のモルモットに見えるのでしょう

そろそろスマホをやめて、パソコン依存もやめて、自らの手で働き、考えて行かなければ、自滅してしまいますよ



そうそう、人が適切に管理した方が衛生的で安全と思う人が多いですが、実際はどうなんでしょうね?
バタリーケージは、サルモネラ汚染が高い

健康って、徹底的に管理された環境下ではなく、自由でストレスフリーな環境から生まれるとは思いませんか?





あれほど春めいてきた美瑛ですが、昨夜から雪が降り、積雪状態に戻りました

白鳥の撮影に行ってみましたが、湖はカモ類だけで、白鳥の姿はありませんでした

北へ、旅だったようです

今年は全てが早いですね

でも温暖化による振幅の大きな気象変化ですから、遅霜など注意が必要です

土が出たからと言って、動き始めるのは早計と思っています
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2023-01-15(Sun)

めんこさん、ありがとう

今日、夜、めんこさんが旅立ちました

めんこさん(イケメンちゃん)は、二年前だったか、突然の病気?怪我?で、鶏小屋の中で横たわって、オスに取り囲まれてる状態で見つけました

大勢のオスに乗っかられて怪我をしたのか、はたまた何かしらの病気で身動きがとれなくなってオスに取り囲まれたのかはわかりません

その時から玄関に居場所を移して、故ヘタちゃんと暮らしていました

ヘタちゃんと一緒だったからか、時には部屋にしていたダンボール箱の上からヘタちゃんの羽をむしって食べたり、虫をあげると飛び上がって食べるほどに元気になっていました

ヘタちゃんが先立ってからもずっと、玄関で過ごしていました

脚の病気はだんだん悪くなって、歩くのも大変になり、立つのも難しく、ついにはまっすぐに座れず片側に横たわるようになっていました

そんなめんこちゃんでしたが人の話がわかるらしく、会話すれば返事もするし、うんちが出れば踏まない様にちゃんと避けてバタついて教えてくれました

頭や頬をなでられるのが大好きで、「んにゃ、んにゃっ」と声を上げて嬉しそうにしたり、「ぴゃ~ぴゃ~・・・」?(表現が難しい)と喜んでくれたり

幼いヒナの頃は、他の子と一緒に行動せず、一人でスッタカスッタカと歩き回って、「おいで」と呼んでも来てくれず、扱いが大変でした

とても個性が強くて、非常に賢く、誰よりも格好良くて美しい姿(それでイケメンちゃん)をしていました




だんだん具合が悪くなっているのはわかっていましたが、一昨日から昼間も寝てばかりの感じで、ちょっとヤバいかもとは思っていました

昨日は水をちょっと飲んだら、しばらくするとほとんど吐いてしまい、食べ物も一切口にせず

昨日今日といろいろ忙しく、めんこさんに「行って来るからね」と声を掛けると、ちゃんと理解をしていたのか、帰りをちゃんと待ってくれていたような感じでした

今日も子どもたちを迎えに行く出がけに「もうすぐみんな帰って来るからね」と声を掛けて出掛け、ちゃんとみんなが揃うのを頑張って待っていてくれた感じでした

玄関で過ごし始めた頃からずっと肺もやられていたらしく、息をするのが大変だったのですが、この二日間は全部の力を使い切って、命を繋いでいてくれてたのでしょう

最後は私が風呂に入ってる時、子どもたちに看取られて、旅だったそうです

ほんとに可愛い子で、賢くて、残念でなりません


後悔しかなくて、もっとナデナデしてあげれば良かったとか、ご飯をもっと山盛りあげれば良かったとか、虫が大好きだったので冬の食料に保存しておけばよかったとか、大根の葉の軸が好きだったので毎日食べさせてあげれば良かったとか、・・・


昨夜はアトリエ(仕事部屋)の机の上にダンボールを置いて、フリースを布団に寝かせていたのだけど、1時間おき位に気になって目が覚めて、息をしているのか確認してまた寝るを繰り返しました

最後の最後に部屋で過ごすんじゃなく、もっと前から部屋に入れてあげれば、ひょっとしたら元気になったかもと思ったり


明日、めんこさんが旅立ったことを、他の鶏たちに教えようと思います

「たまご」の為に飼い始めた烏骨鶏たちですが、今はもう「たまご」の為じゃなくなってしまいました

ペットでもなく、家族なんですね

明日から玄関を開けても、めんこさんはいないんですね

もっと、一緒にいたかったよ
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2022-10-20(Thu)

夜、鶏小屋にアライグマ

夜(ついさっき)、烏骨鶏がバタバタバタッと止まり木から下に落ちる音がした

たまにあるので、寝ぼけて落ちたのかと思った

懐中電灯で照らし、小屋に見に行くと、四羽、下に落ちていた

ちょっと多すぎる数だし、警戒している様子はあったが、特に気にもせず

全員止まり木に登るまで見守り、家に戻った



それから1時間ほどして、またバタバタバタッと落ちる音がした

今度は「コケ~コッコッコッコ」と警戒の声もした

一晩で二度も、しかも立て続けに落ちる訳無いと、熊スプレーを携帯して外に出た

鶏小屋の窓に、アライグマ!!!!!

鶏小屋の窓には頑丈なグレーチングを張ってあるので、アライグマの手しか入らず烏骨鶏たちが怪我したりは無かったみたいだ

毛並の良い、おそらく今年育った若いアライグマだろう

干してあるトウモロコシを食ったのも、多分こいつだ

今までは、アライグマも人間の勝手で日本に連れて来られた、哀れな動物と思っていた

でも今夜、烏骨鶏たちが襲われた事で、アライグマは許せない存在に変わったかもしれない

道路で見ても、今までは可愛いで済んでいたが、これからは敷き殺す対象になったかもしれない

自分ら家族にとって、烏骨鶏たちもまた、家族の一員だ

家族を襲うものは、容赦はしない




明日、アライグマ用の檻を借りて来よう

害獣駆除は、町民の務めだ
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2022-06-17(Fri)

チマちゃん、ありがとう

4年前の昨日か今日が誕生日のチマちゃんが、夕方死んでしまった

女房がエサをやり、寝る準備を終え、戸締りをした後の出来事だった

その後畑仕事をして、再び小屋を覗いてみると、既に地面に横たわっていた

抱きかかえてみると、まだ暖かく、でももう死後硬直が始まっていて、手遅れだった



今朝、いつものように止まり木に止まっていたチマちゃん

外に出て遊ぶかなと手を差し伸べても手に乗らず、いつものようにそっけない素振りが最後になってしまった

健康そのもので、何も異常も無かったのに、あまりにも突然の事だった



同じ時に孵化したメスのイケメンちゃんは、玄関で闘病中

チマちゃんをイジメ続けたオスのシモサカ、アカツキ、ピヨリダは、チマちゃんの最期を見ていたのだろう

4歳になったばかりのその日に、何で死ななきゃならないんだろう

いろいろ考えても、もう仕方がない

けれど一つだけ、不審な点があった

チマちゃんを抱きかかえた時、ずっと口から水が出て来た

そんなに水を飲む事なんて無いのに、まるで溺れてしまったかのよう

戸締りをした後、何かの拍子で止まり木から落ちたチマちゃんを、オスが交尾しに次から次へと襲い掛かり、その時たまたま飲み水の上にいたのかもしれない

もしそうなら、自分のせいだ

さぞかし苦しかった事だろう

何事も起きないうちに、飲み水で溺れないような対策をしておくべきだった

ヒヨコじゃないんだから大丈夫だろう、そんな油断もあったのは事実

でももう、何でかなんて、わからない

溺れない様にだけは、明日一番でやっておこう


チマちゃん、今日までありがとう

卵をたくさん産んでくれて、ありがとう

足に近寄って来る蚊やブヨをたくさん食べてくれて、ありがとう

雄鶏に襲われて、血まみれになってついた名前がチマちゃん

そこから必死に生き延びて、人一倍すばしっこく、虫が大好きな美人さんになったのに

明日から、手に乗って来る事も、もう無いんだね



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2021-07-11(Sun)

さよなら、ヘタちゃん

生まれてすぐから、ダンボール箱をつついて食べ、箱に穴を開けて喜んでたヘタちゃん

成長期に入って外で遊ぶようになると、どこで見つけたのかベチャベチャな汚らしい物や、毒っぽいキノコを見つけては食べていたヘタちゃん

変なものを食べ、それが見つかって怒られると「ウホホホ」と喜んでたひょうきん者のヘタちゃん

みんなで外で遊んでいても、一人ハコベの葉の下で身動きしないで熟睡してたりしたヘタちゃん


さっき、午前3時過ぎ、玄関の寝床のダンボール箱の中でバタバタっと羽ばたきながら苦しそうな鳴き声を上げ、それに気付いて駆けつけた時には既に息絶えていました



足が悪くなり、止まり木に登れなくなって危ないからと、前の冬には地面に置いたコンテナの中が普段のヘタちゃんの居場所でした

すごく冷えた夜、小屋の中も相当な冷え込みで、ヘタちゃんの足を凍傷にさせてしまいました

歩き方がいつもと違い、変だなと足を触ると凍り付いて動かなくなっていて、慌てて玄関に入れたけど手遅れでした

だんだんと足の色が黒ずみ、細くなって、ついには片足が取れ、数日後には残った足も失って、両足を失わせてしまいました

にもかかわらずヘタちゃんはいつも陽気で、声を掛けると「ウホホホ」と優しい声で応えてくれました

エサをあげると、床に落ちてるエサを銜(くわ)えて「ウホホホ」とこっちを見ながら、置いては銜え、置いては銜えて嬉しそうに食べたり

二週間ほど前には庭で砂浴びをして、横たわるヘタちゃんに土をかけてあげるとすごく気持ち良さそうに目をつむり、足先の無い両足でヨロヨロしながらも前進する程元気だったのですが…

何が原因かわかりませんが、一週間ほど前に足が痙攣したようにピクンピクンと定期的に動くようになり、自由に足が動かせなくなってしまいました

お米も菜っ葉もそれなりに食べて水も飲んではいても、だんだん元気がなくなり、4日程前からは鳴き声すら上げられなくなっていました

いつもなら、夜中の12時頃から元気よくコケコッコーと鳴いていたのに

しかも部屋の中だという事を気にしてか、全開バリバリの声の張り上げ方ではなく、静かにコケコッコーと鳴いて気を遣ってくれていたのに、その声ももう聞く事が出来なくなってしまいました



生まれた時からヘタちゃんは他の子と違って、ひょうきんで優しくて人懐っこいかわいい子でした

18羽いた我が家の烏骨鶏たち

昨年のベロちゃん、さと子ちゃん、そして今朝ヘタちゃんが旅立ってしまいました

亡くなる毎に、死に対して慣れてしまうのか、自分の悲しいって気持ちが少なくなってきたような感じで、ちょっと変な感じです

亡骸のヘタちゃんを抱っこして、だんだんと体温が無くなって、空気と同じ温度になるまで抱いている訳じゃなく

まだ死んでから二時間も経っていないのに、こんなブログを書いている自分

自分は冷血動物なんじゃないか、とさえ思えてくる、死への慣れなのか



ヘタちゃんの死は、悲しいのはほんとです

何をしても再び帰っては来ないという事も、ベロちゃん、さと子ちゃんからも教わりました

肉体、というものは失うけれど、記憶の中で、ずっと生き続けてくれてる事も、死から教わった大切なこと

たくさんの温かさを、烏骨鶏たちから、もらい続けています

でももっと、一緒に遊んでほしかったなぁ、と、後悔はいつもいつも



自分がへこたれたら、他のみんなを守れなくなる

だからごめん、ヘタちゃんの所で止まることは出来ません

自分が死ぬまで、記憶の中で生き続けてね、ヘタちゃん

たくさん、たくさん、ありがと

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2021-03-31(Wed)

両足切断

もう二週間ほど前になりますが、飼っている烏骨鶏の一羽(ヘタちゃん)が凍傷になり、両足を無くしました

今、玄関で療養中?と言うか、鶏小屋には返せないでいる状態です



ヘタちゃんは、生まれてから飼っていた「ダンボール箱」を食べるのが大好きで、庭で遊ばせていると毒っぽいキノコやべろべろになって腐ったような得体の知れない物を食べるのが得意だった

その結果、具合が悪くなったりすることが多く、脚の麻痺があって止まり木にも上手く止まれなかったりしていた

冬の間も止まり木にうまく登れないのに登ろうとして、怪我でもしたら大変だからと地面に置いたコンテナの中で過ごしていた

床にはもみ殻を敷いてはいたけれど、今思うと気休め程度の断熱にしかならなかったに違いない

12月には氷点下30度近くまで下がった日が数日あり、また異常な低温が続いた事もあって、鶏小屋の中でも氷点下12℃まで下がってしまった

地面に置いたコンテナの中も、それ以下に冷え込んでいたのだろう

ヘタちゃんが何か足を気にしているなぁと思ってその足を見ると、土の付いた足の体温は奪われ、完全に凍った土が足にまとわり付いていた

ヤバい、と思ったがもう完全に手遅れで、すぐに玄関に移動し過ごしたが、数日で足の指が細くなり始め、両足ともミイラの様に干からびていった

最初は少し痛がっているような素振りも見せていたけれど、そんな素振りも次第に無くなり、凍傷から二週間ほどっ経った時に片足を失い、そしてそれから一週間ほどで、もう片方も失ってしまった

人間で言えば、足首から先を失った形だ

飼い方を誤った事を悔やんでも、もう手遅れ過ぎて何も言い訳出来ない



卵からヒヨコを孵す前に自分たちの考えをまとめた結論は、この自然の中で生きられなかった者がいた時は、申し訳ないけれど淘汰されても仕方がないと言う事だった

でも実際に飼って、命を落としたり怪我をさせてしまった時には、そう簡単に割り切れるものでもなかった

毎日不自由な足で懸命に生きる姿を見ていると申し訳ない気持ちしか生まれないけれど、夜中から朝から夕方まで、元気にコケコッコーと鳴く声を聞いて、美味しそうに菜っ葉やお米を食べる姿を見ると少し救われた気にもなる



そんな中、時々ニュースで鳥インフルエンザの話題が流れる

〇万羽を殺処分した・・・と

もちろん感染を防ぐ必要性は認めるが、殺処分で済む問題ではない

新型コロナでもわかったはずだが、感染リスクを下げる為に必要なのは、「密」を避けることだ

養鶏でも同じで、密を避けなければ、感染リスクは下がらない

人間は馬鹿じゃないなら、殺処分をする前に、感染リスクを下げる為に密状態を回避する策を考えるべきだろう

今のシステムの養鶏を全面的に禁止にして、面積当たりの鳥の数を制限する

当然卵や鶏肉の値段は上がるが、必要ならそのくらいの出費負担を消費者に負わせるのは仕方ないだろう

自分で飼っていれば、卵が一個10円なんてあり得ない

鶏肉が100g70円も、あり得ない

命の値段の付け方が、工業製品以下だなんて、今の世の中が間違っている

そして命の扱いも同様に


両足切断したヘタちゃんも、もう少し暖かくなったら鶏小屋内に部屋を作って、みんなと一緒に過ごせるようにします

ヘタちゃんと一緒に玄関にイケメンちゃんもいるのだけど、イケメンちゃんはメスで、オスに襲われ怪我をした感じだった

歩くのが不自由になったけれど、すごく元気なので、ヘタちゃん同様に暖かくなったら部屋に移動してもらおうと思います




命を飼うのは喜びばかりじゃなくて、辛すぎることも受け入れなければならないけれど、それ以上に受け取れるものがたくさんあります

自分の人生がどこまであるのかもわからないけれど、生きている限りは、生きている者同士で、お互いの温もりを感じ合いながら生きられたらと思います



ちなみに昨日は、日本海、増毛まで釣りに行きました

烏骨鶏たちの餌用のチカを釣りに行きましたが、昨夜の雨と雪解け水が表土を削って土で濁った水になり、それが海を濁らせ埋め尽くしたおかげで、魚がまるで居ない海になっていました

結果、坊主

慣行栽培で地力が無くなり、表土が削られ易くなった事も一因です

美瑛も、その原因の一つです

早急に対策を取らないと、手遅れなのが更に手遅れになりますよ

人間なんだから、解決しなきゃでしょ

いい加減、慣行栽培減らしましょうよ、美瑛町
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プロフィール

豊瀬 恒介

Author:豊瀬 恒介
ご訪問くださり、ありがとうございます!自然写真家であり、自然循環栽培(無農薬・無化学肥料・草生栽培)で自給自足を目指しています。その他、木工品を作ったり、天然酵母のパンを焼いたり、釣った魚を卸したり、観光バスの運転もしています。人生一度切り、自分の想うがままに生き、悔いの無い人生を歩みたいです。

掲載写真・文章等の著作権・版権・使用権等作品に附随する全ての権利は豊瀬恒介にあります。無断使用・無断転載は厳禁です。

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