4月も終わり
27日の画像ですので、今はもっと雪が少なくなっています。
今月もバタバタと過ぎてしまいました。
4月の締めくくりは、肥え撒き作業でした。ボットン便所から汲み取って、畑にまく作業です。
まきながらふと思い出した事がありました。
子どもの頃、近所の農家さんには肥溜めがあって、ボットン便所の糞尿を土に埋めた瀬戸物の瓶に入れ替え、瓶の中で嫌気醗酵させ、醗酵が済んだ頃に畑にまいていたなぁ
その頃はこの臭いが嫌で、どうしてこんなに臭い物を撒くのかなぁって思っていました。
撒いた後の臭いが強烈で、家にいる時には蒸し暑い日でも窓を閉めたものです(今はそれ程嫌な臭いだとは思いません)。
今思うと循環型生活の最先端だったのですね。最高のエコ生活です。
食べ物が栄養になり自分たちの命を育み、排泄された物が肥料になり、肥料はまた食べ物を育てる。
肥やしってちょっと臭いですが、実際に作物に与えるととても喜ぶのがわかります。翌日にはきちんと効いていますし、持続力もなかなかの物。
その肥え撒き作業ですが、今日子どもたちに少しだけ教えました。娘も息子も「やりたい」と言ってくれたのです。
とりあえず今日は最初なので見て覚えるだけにしましたが、柄杓の持ち方、構え方、汲み取り方、バケツの運び方など、肥え撒き一つですがいろいろ教える事がありました(ただ撒けば良いだけなのですが、はねて衣服が汚れないようにして欲しい為であって、教える時その辺の事も言ってます。)。
自分を養う位の食べ物は、自分で育てられなきゃ一人前じゃない!って思いますので、子どもたちには何より覚えておいて欲しいと思います。今に必ず食糧難時代が来ますから。
何となくわかったようなので、近いうちに実際に撒くのをやってもらおうと思います。
その他今日は、写真作品の納品、商品発送作業、小豆の脱穀、商品作り、湧き水汲み、そして今はネットで原発関連を調べています。
恐ろしい現実、汚染地なのに子どもたちが普通に暮らしている。今も汚染地で暮らさなければならないのは運命としか言いようがないのですが、何とかして欲しいです。見るのも辛いです。
http://portirland.blogspot.jp/2012/04/blog-post_7048.html
ここに写っている子どもたちが、健康に育つのを祈るしかありません。
福島原発事故後の対応は、チェルノブイリの教訓が、一つも生かされていません。
日本の対応は、ロシアにも劣るとしか言いようがありません。
チェルノブイリ復興の街「スラブチチ」に、多くを学ぶべきでしょう。
このままでは日本は確実に、放射能による被害者が増えてしまう事でしょう。回避できるはずなのに、残念でなりません。
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