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2018-07-29(Sun)

暑すぎる

連日暑すぎて、ヒヨコたちがうだってます

烏骨鶏も汗をかかない動物なので、温度調整は身体と吐く息でするのですが、暑くて口を開けっぱなしにして体温調整しています

見ているだけでも暑い

内地のように40度にはなっていませんが、30度を超えて湿度も高いので、人間でも結構しんどいです



先日から第三弾のヒヨコたちも外に出すようにしました

第一弾から第三弾までの総勢18羽

全員外に出ると、とっても賑やかになります

今日は、第三弾のヒヨコの一羽が砂浴びをしました

身体の上まで砂をまき上げ、上手に体の手入れをしていました

誰にも教わってないのに、どうしてできるものやら

そして自分の力で、ミミズもゲット!

今まではバッタなどの生きた食べ物を見ると、ビックリするだけで食べもしなかったのに、見事な成長ぶりです



ここんところ3~4時間しか寝てないので、もうバテバテ

今夜は早々に休みます



そうそう、ニンニクの収穫も始めました

今年は長雨のせいで、例年より玉が小ぶりです

数も少ないので、価格は一玉250円です

もちろん無農薬・無化学肥料の自然栽培品です
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2018-07-23(Mon)

ベローシス、多分完治

生まれたばかりのヒヨコの一羽がベローシスでした

矯正用のスポンジをはめて一週間弱

見ていても他のヒヨコと同じように動き回り、スポンジをはめていながら運動量も多く、とても元気になりました

これならスポンジを外しても大丈夫とは思うものの、もし完治していなかったらスポンジを外した途端に開脚し、また不自由な状態になってしまう

しばらく考えていましたが、思い切ってスポンジを外すことにしました

スポンジなので、穴から指を出そうとしても爪が引っ掛かってうまく外れない

なのでスポンジを破いて足から外し、そっと床に立たせてみました

今まではまっていたスポンジが無くなった為か、何となく様子がおかしくい

生まれてからスポンジをはめている時間の方が長かったので、スポンジがあった方が自然なのでしょう

それでも少ししたらヨチ・ヨチっと歩き、身軽な素足で普通に歩けるようになりました

もし普通に歩けなかったら一生不自由なままで、内蔵を圧迫する為に寿命まで短くなるらしかったので、完治して本当に良かったです

明日朝、もう一度確認してみて何事も無ければ、きっと大丈夫でしょう



獣医の資格も無ければたいした知識もありませんが、ネットで得られる情報に今回も助けられました

元気の無かった第二弾の雛の一羽も、納豆ヨーグルト(納豆にヨーグルトを混ぜただけ)を与えたら、一発で治ったようです

それ以外にも、虫をたくさん与えたのも、かなり効いたと思います

自然界の動物たちの多くが、この時期に子育てをする理由は、薬にもなる食べ物が豊富にある事も関係しているのでしょうね

食べ物と気温が、育児に一番適した時期

身をもって知る事が出来たのも、烏骨鶏たちを飼ったからです

18羽全員、元気です!
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2018-07-19(Thu)

ベローシス

今朝、生まれたヒヨコを観察していると、9羽は普通にしているのに、一羽だけ寝そべって何か変!

みんな一斉に暖房の効いたカーテンの向こう側からヨチヨチやって来るが、その一羽だけは足が開脚してしまって変になってる

うわっ、ベローシス出てしまった

ベローシスとは「腱はずれ」の事で、原因は諸説あるのですが、遺伝説・栄養の偏り説・床が滑って怪我した説など、はっきりとはわからないらしい

今回の場合は、昨夜娘が見た時にも、最後に生まれたヒヨコが変な歩き方だったと言ってたので、どうやらその子だったらしい

自分は眠くて眠くて、そこまで見ていませんでした(^_^;)

ベローシスの画像はこちら

烏骨鶏を飼う前にどんな病的な烏骨鶏が生まれても本当に飼う事が出来るのか、自問自答している時に調べて知ったのだけれど、実際に目にすると昔の記憶がよみがえってきます

子どもの頃に文鳥を飼っていた時、一羽の生まれたての雛がこんな状態になっていました

当時はほっとけば治ると思っていたのだけど、結局育たずに死んでしまいました

野生の雀のベローシスも見た事があって、もう飛べるのだけど止まり木に止まれなくて地べたにべチョンと落ちていた

飛ばせると飛ぶのだけど、足が開いているから木に止まれなくて、また落ちる

その時は、人目に付かない場所に置いたまま、その場を後にしました

当時、今の知識があれば治せたかもしれないと思うと、かわいそうな事をしてしまったと悔やまれます


で、ベローシスの烏骨鶏のヒヨコですが、矯正ギブスを作って、はめてあげました

矯正ギブスなんて言っても、素材はスポンジだけ

厚さ1センチほどのスポンジを1センチ×5センチくらいに切り、ヒヨコの足幅に合わせて一穴パンチで二つの穴を開け、その穴に足を通して開脚しないようにする

生まれて間もなくの場合なら、矯正だけで治る可能性が高いらしく、実際にギブスをしてみると普通に座った状態でいられます

ヨチヨチが更にヨチヨチ歩きになりますが、前進する事も出来ます

ただギブスが他のヒヨコの注目の的で、つつかれまくってしまうので、他のヒヨコから隔離してあげました

ちなみに参考にさせていただいたブログはこちら

参考にしたブログでは、矯正ギブスにストローを挿していますが、烏骨鶏の場合は足指が4本では無く5本以上あって横に張り出しているので、ストローに足を通すのが無理っぽかったので、ストローは使いませんでした

それでもしっかり足にはまっているので、おそらくストローは要らないと思います

これで完治してくれればいいのですが、結果が出るのは一週間後くらいでしょうか

それまでエサやりや水を飲ませるのは人の手でやらなければならないので、付きっ切りの看病が必要です



他のヒヨコたちは、まずオーガニックのディンケル小麦を食べさせました(床に糠をまいているので、昨日から糠はつついていました)

さらに米糠、クズ米、オオバコ、ハコベ、を与え、飲み水は湧水を入れました

水を初めてあげた時、凄いんです

セトモノの容器に入れた水をそっと育雛箱に入れたら、みんな容器の下に入り込んで、容器に付いた水滴を飲む素振りをする

実際に水滴は拭き取っているので飲めないのですが、白く光沢のある容器なので水のように見えたのでしょう

ヒヨコの一羽が、飲み水のたまった場所に嘴を突っ込むと、嘴に入った水を上を向いてコクコクコクと美味しそうに飲み始めました

一羽がやると、他のヒヨコも真似をして、ベローシスのヒヨコ以外はあっという間に水の飲み方をマスターしてしまいました

第一弾のヒヨコも、第二弾のヒヨコも、自分が指に水を付け、嘴に運び、丁寧に教えて飲めるようになったのに、今回は何も教えずにできるようになってしまいました

嬉しいような、ちと寂しいような…



話は変わりますが、注文していた刈り払い機の部品が届いたので、明日ようやく草刈りが出来ます

ホンダの刈り払い機だったのでホンダに部品頼んでいたのですが、電話連絡が無かったので買い物ついでに立ち寄ったら、一週間以上前に電話したとの事

うちの電話は着信履歴も残るのですが、ホンダからは電話なんて来てません

その事を告げても、謝罪も一言もありませんでした

軽トラを買ったホンダの自動車ディーラーも、今回の耕運機やさん(バイクショップ)も、あまりにも対応が酷すぎるので、もう旭川のホンダには頼まないし二度と行かないでしょう

ホンダって、昔はしっかりしたイメージ有ったんですがね、残念でした

草刈りも、おかげで二週間近く遅れてしまい、雨が続いた事もあって、畑は草ボウボウです

刈り払い機を壊した自分が悪いですが、きちんと連絡くれれば草刈り出来たのに~

さて、電気点けてると雛たちヒヨコたちも寝られないみたいなので、そろそろ寝ます

今、第一弾のヒナ3羽が目の前のダンボール育雛箱の中にいるのですが、起きてしまいダンボールの壁をつつきまくって、まるで太鼓の演奏をしているようです

ボンボン良い音がして、楽しそうです

電気を消さないと収まらないみたいなので、では~
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2018-07-18(Wed)

21時50分に

今回孵化作業した烏骨鶏の卵たち、全部で12個

そのうち二つが無精卵で、残る10個を温め続けました


その卵が昨夜から孵り始め、先ほど21時50分ごろに、10個全ての卵が無事孵りました!

昨夜は午前3時半ごろまでに3羽の雛が孵り、朝7時に起きた時にさらに一羽が孵っていました

その時、孵卵器の中は流血の事態になっていて、もしかしたら出血多量で危険な状態かと思いギョッとしました

良く見てみたら、今朝がた生まれた雛が、生まれる直前に体内に取り入れるはずの血と白身が卵の殻の中にわずかに残っていたらしく、生まれた後に歩き回って周りが血だらけになっただけでした

朝8時過ぎからも時間と共に生まれ出てきて、丸一日も掛からずに全て、10羽のヒヨコが生まれました!!!

今、9羽の雛が育雛箱に入っていて、最後の一羽は孵卵器の中で羽を乾かしている所です

みんな元気で、小さくて、、モフモフで、ほんとにかわいいー^^

人間を親だと思わせる刷り込みも上手く行ったので、手を出すとヨチヨチと寄って来て手に登って来ます

あと1時間くらいしたら羽も乾いてくるので、そしたらみんな一緒に育雛箱に勢揃いです


ほぼ一か月おきに卵から帰して今回で3回目

一か月でどのくらい大きくなるかが良く分かるのですが、一か月でおよそ3倍くらい大きくなってます

成長のスピードも速くてびっくりですが、一番の驚きは、誰にも教わらずにいろんな事が出来るようになってしまう不思議さです



養鶏についてもいろいろ調べ、ヒヨコを飼ってみて初めて分かる事もたくさんありました

一般の人は、おそらく知らない事だらけでしょう

遺伝子組み換え作物の日常的摂取

抗生物質、農薬などによる薬害と、その影響による家畜伝染病の蔓延

自然からかけ離れた飼育法によって、卵がどれだけ危険な食品になってしまっているか

衛生的、と言えば聞こえは良いですが、衛生的なものほど危険をはらんだものもないのです


難しい話は、また後々記す事にしますが、市販の卵ってかなり危険な食べ物であるのは事実のようです

烏骨鶏飼い始めて良かったと、つくづく思います


今回3度目の孵化作業だったので、精神的にも余裕があったので、ビデオや写真もたくさん撮りました

時間があったら、順次アップしたいと思います

ですが今日は疲れたので、孵卵器のヒヨコをみんなと一緒にしたら寝ます

育雛箱の中のヒヨコたち、メチャメチャかわいい!
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2018-07-17(Tue)

同時に六個が

今朝、8時頃に起きたら、三個の卵の嘴打ちを確認

孵化するのは明日の夜以降と思っていたが、今回も早そう

そして夕方には、六個の卵の嘴打ちを確認し、二個の卵のダンスを確認した

卵の中から、小さくも強い鳴き声が聞こえてくる

間もなく生まれそうだ!

ちょっっと仮眠します(21:40)
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2018-07-17(Tue)

自動転卵停止

孵化の三日前になったので、孵卵器の自動転卵が停止しました

18日間、一定間隔で卵を回し、胚が殻に癒着しないようになっていました

孵化の三日前からは、孵化に備えた雛の体勢を崩さないように、卵の回転を止めるのです

ニワトリや自然界の鳥たちは、誰にも教わらずに、そういう事が出来てしまう!


湿度も最初から45%を維持していたのが、嘴打ち段階で乾燥し過ぎてヒヨコが殻に付かないように、65%を超えました

この段階まで来ると、あと少しで誕生だってワクワク感と、命を預かる緊張感が湧いてきます

卵もしょっちゅう動いていて、ヒヨコが頑張ってるのが伝わってきます

まだ鳴き声は聞こえませんが、肺呼吸に変わるのも時間の問題なので、間もなくピヨピヨ聞こえてくるでしょう


今、朝の4時過ぎ、机の上には最初に孵った雛たち3羽が、ダンボールの育雛箱の中にいます

仕事をしていると、時々箱の隙間から、ヒョコっと顔を出して目が合ったりして

励ましてくれてるみたいですが、寝不足になってしまって可哀そうです

自分もそろそろ限界、寝ます
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2018-07-17(Tue)

多忙につき

観光シーズンも本格的になった

良い面もあるようだが、今日は車に当て逃げされた

観光客のドアミラーが、うちの軽トラの荷台にぶつかった

そのまま逃げやがった

ドライブレコーダーに記録されているから、証拠を警察に持って行こうとも思っている

車はドアミラーの色が付いた程度なので、謝罪さえあればそれで良かったのだけど、逃げたその根性が気に食わない

どこの人間かわからないが、浮かれたバカには来てほしくない



さて、ブログ書かない間にいろいろあったのだけど、記録しておきたい事だけ簡潔に残そうと思う

先週の事、超久しぶりに釣りに行った

仕事の後で海に寄ったので、夕方から日没のわずかな時間だけだったけど、イワシが70尾ほど釣れた

翌日は刺身に竜田揚げ、それに塩焼きで食べたが、釣ったその場で血抜きして腸を出してきたので超新鮮!

生臭いのがダメな子どもたちも、うまいうまいと言ってバクバク食べていた

時期的にまだ釣れそうな気はするけど、忙しくてもう行けそうにない



土曜日は、少年団活動の水鉄砲大会

天気も良くなって、水かけあっても寒くない気温で、子どもたちは大はしゃぎで鉄砲撃ちまくってました

以前参加してたのは僻地の少年団ばかりだったけど、市街地の子どもたちにも声掛けしたようで、結構集まるようになってきた

最近の子どもたちはゲームに走りがちだけど、本当は思いっきり身体使って遊べる事やりたいんだと思う

遊べる場を与えない大人の責任かと・・・

そういう意味で、少年団活動は、どんどん盛んになって欲しい



そして今日、孵卵器に入ってる烏骨鶏の卵が、踊り出した!

ゴトゴトと、卵が小刻みに動いてる様子は、何度見ても不思議なものだ

それに動いた卵は、自分が転卵していた卵だから、余計に愛おしい

それまで生きているのか死んでいるのかわからない卵だったのに、すごいエネルギーを感じてしまう

卵から孵る予定はあと三日のはず

だけど元気にゴトゴトと動く様子は、明日にでも嘴打ちが始まりそうな気がする

雨でずっと鶏小屋製作に着手できなかったので、明日から2日以内に作らなきゃだ~

卵からヒヨコが孵ったら、その子たちを入れる育雛箱は机の上に置く予定

今机の上にいる雛たちは、外に行く予定

時間が無い…



さらに、今年は雨が多いせいか、ニンニクが急に収穫期になってしまった

葉が黄色から茶色になり、茎だけ緑色が残ってる状態になったので、収穫して干さなきゃなのだ

土が乾いたらすぐ掘らないと、ニンニクがばらけて商品として扱いにくくなってしまう

収穫する時間的な余裕は・・・



さらにさらに、雨が多かったせいで、草の伸びがすごく良くて、草取りが追い付かないし、出来なかった

刈り払い機も壊れていて、部品が到着したという連絡も来ない

部品が来ないと、刈り払い機が使えない

草の伸びが良いせいで、イチゴがほとんど全滅

倒れた草に隠れて、部分的にカビが付いていたり、ナメクジやイモムシに舐められたり、キツネかアライグマ、ネズミにも食われている

玉ねぎ畑も草だらけで、玉ネギよりも牧草の方が大きくなってしまった



合間を縫っての商品作りも、連日夜明けまで続けている

夜が明けると、ヒヨコが鳴き出すが、それにも負けないように寝ることにしている

でもヒヨコの鳴き声が大きくて、4時間も寝られない

鳴き声に負けて布団から出たら、餌を入れ、水を変え、ハコベ等の緑餌を集めて餌にして、バッタなどの虫を捕まえて餌にする

煮干しも入れるが硬くてまだ一人では食べられないので、小さく砕いて与える

小さいうちにたくさん人に甘えさせないと冷めたニワトリになるらしいので、身体をさすったり揉んだり手に乗せたりして遊びつつ、一羽一羽の身体の具合を確認する

最近一番小さいヒヨコの元気が無いので、集中的にバッタをたくさん食べさせている(温度も31度まで上げている)

バッタをたくさん与えると、数日間で元気になるから不思議だ

毎日よ~く観察していると、様子がおかしい時が結構あるし、見えてくる

大事に至らないように、餌の管理や温度設定等、細かい作業や調整が必要になる



それにしても多忙って、つくづく良くないなぁって思う

間もなく1時、しおり作りの続きをしよう
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2018-07-11(Wed)

自分の向かう所

自分の到着点

ニワトリ(烏骨鶏)を飼い始めて、何人かの人に聞かれた事

どこに向かっているのかって

写真家やって、畑もやって、ニワトリまで飼い始めた

疑問に思うのも無理はない

でも自分の人生の旅の中では、ごく普通の事と思っている



まず健康第一

自分と家族の、心と身体の健康だ

それは自分の仕事の全てに共通する

ニワトリは、どちらかと言うと身体の健康の為

調べてもらうとわかるが、一般的に手に入る卵は、そのほとんどが遺伝子組み換え原料を配合した飼料で育てられ、病気の発生を抑える薬品も混ぜられている

人間が直接食べる食べ物に気を遣っても、原料になる卵を育てる為に遺伝子組み換え飼料や薬品を使っているのでは、全く意味がない

自分たち家族が安心して食べられる卵が手に入らないので、ニワトリを育てるしかない、という結論になった



実はニワトリを飼おうと思ったのは、ここに来てすぐの事、およそ20年前から考えていました

写真家としてすぐに軌道に乗るとは考えてなかったので、命を繋ぐ食料は極力買わずに自力で育てるようにしていました

当時卵は、自分たちの生活には無用な食べ物だったので、10年以上買って食べた記憶はありません

それでも飼いたかったのは、残飯処理と肥料(鶏糞)の為

飼いたくても飼わなかったのは、食べ物を無駄無く食べていたので残飯がほとんど出なかった事、実家への帰省に年に一度程度行っていた事、鶏舎の建設費と飼料代が無かったから

農家やってる友だちが養鶏もやっていたので、時々卵や鶏肉(姿のまま)をわけてくれたのも、理由の一つ

ところが最近、友だちは養鶏をやめ、買える卵を扱っていたお店に卵が入荷しなくなり、子どもたちの成長と共に帰省も出来なくなってきたので、思い切ってニワトリを飼う事にしたというわけです

実は自分がまだ子どもの頃、家でニワトリを飼っていました

黒っぽい日本鶏の雄、それにどこかからかやって来たチャボっぽい雌、自分が学校の校門前で買った白色レグホンの雌のはずだった雄

チャボっぽいのは、抱っこして可愛がった記憶が少しだけ残っています

白色レグホンは気性が荒すぎて、元からいたニワトリをいじめまくっていた記憶もあります

曖昧な記憶だけどニワトリを飼っていたので、この歳になってニワトリを飼う事への抵抗はありませんでした

安心できる卵を手に入れたい、そして子どもたちが子どものうちにペット兼家畜としての生き物に触れさせたいとの思いもありました



今、8羽の雛が、ダンボール箱の中で元気に育っています

毎日ニワトリの為にかかる時間は、おそらく4時間以上になっていると思います

餌関係では、飲み水の交換、米糠やクズ米などの餌やり、バッタやイモムシ・ミミズなどの生き餌の確保、ハコベやオオバコ・レタスなどの緑餌の確保など

晴れた日には、ヒヨコたちを外に出して日光浴や食べ物さがしのお供をする

キツネやハヤブサ、ネズミなどの外敵に襲われないように、常に目を光らせておかなければなりません

雛が育って保温が要らなくなれば鶏舎に入れて楽が出来ますが、ヒヨコのうちは温度変化に付いて行けないので、風邪をひかないように細心の注意が必要になります

晴れていて人間にとっては暑いくらいの日でも、気温は25度位と低く、直射日光が当たると暑すぎるけど日陰に入るとヒヨコにとっては寒すぎて、すぐにくしゃみをしたり震えだして動けなくなったりします

まぁいろいろやる事があるのですが、そういう作業全てに子どもたちも実際に触れて、「卵が食べられる」とはどういう事かを身をもって知って欲しいのです



本格的な事業としての養鶏ではなく、自然で無理のない範囲での「ニワトリと健康的に過ごす田舎暮らし」的なものを目指しています

もう一つ理由があって、経済力に頼らないで生きるって事も子どもたちに知ってほしいし、世の中の人にも知ってほしいです

今、何でもお金で解決みたいな風潮がありますが、お金って便利ではありますが人間をダメにするものでもあると思うのです

お金の為に、自分や家族との時間を犠牲にする

親子の会話もできなくなるような仕事をしてちゃダメだと思うんです

生きる為に最小限度のお金があればそれで良いはずなのに、今の社会はお金や物に振り回され過ぎです

そういう事も、ニワトリを飼う力になってますが、細かく書くと本が書けるほどになるので、この辺にします




最後に、最近見た動画(宇宙よりも遠い場所)に出て来た良い歌を載せときます

話の内容的に、映画やドラマよりも、アニメの方が良い物が多いです

ここから、ここから 歌詞


sayaの「ハルカトオク」歌詞

人生は、旅のようなもの

一歩踏み出す、そこから始まる気がします
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2018-07-10(Tue)

teiden

孵卵中の卵にとって、温度の低下は致命的

先日、自宅近くの電線に異常があって、突然停電した

結構な時間電気が止まり、孵卵器で温めている卵の温度も低下してしまった

気付いてから車のバッテリーからインバーター経由で電気を供給し、孵卵器を再起動させた

北海道電力の作業員が近くにいたので、まだ停電が起きるか聞いたら「もう大丈夫」との事だったので、バッテリーを外しコンセントから給電し直した

その直後、再度停電した

まだ作業員がいたので再度聞いたら、「ちょっとわかりません」とはっきりしない

最初に聞いた時に停電の可能性を否定しなければ良いのに、まるでプロ意識が無い

信用も出来ないので聞くのもやめ、バッテリーに繋いで様子を見る事にした

その時は、数度停電して終わった




そして今日、夜になってから自分が自宅を離れた間に停電したそうだ

数分間の停電で済んだようだが、孵卵器の温度は下がったと思われる

帰宅してからだけでも、さっきまでで5回ほど停電した

風呂に入っている時にも停電したので、素っ裸で飛び出し、電源をバッテリー給電に切り替えた

孵卵器が数分止まっただけで、温度は1度以上下がってしまった

温度変化が孵化に悪影響を与える為、家庭用の孵卵器でさえ0.2度のずれも生じない程コントロールされている

それが孵化まであと一週間の大事な時期に、度々の停電とは・・・

何が原因かは知らないが、何でもない時の停電が以前より増えた気がする

電力自由化で、コスト削減が進んでいるのかはわからないが、今後安定的に電気が来るとは思わない方が良さそうだ



先日、発育状態を確認する為の検卵で、12個の卵のうち2個はダメになっていた

今日の停電で、どれだけ影響があるかはわからない

残る10個は、何とか元気に生まれて欲しい
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2018-07-05(Thu)

雨でゆとり

雨続きで、やっと商品造り(デスクワーク)が出来るようになりました

プリント作業、裁断、しおりの紐付け、袋詰め、バーコードのシール貼り・・・

観光シーズンに入っているのに作品作りでは無く商品作りまでしか出来ないので、焦りもします

でも今年は烏骨鶏が(机の上に)いますので、焦っても仕方ない

烏骨鶏第一弾はまだデスクの上で、賑やかに動き回ったり昼寝したり、時々遊んでもらったりしています

第三弾も、自動転卵&手動転卵で6時間以内に一回以上は卵を手で回転させなければならないので、自分のタイムスケジュールは卵に合わせなければなりません

寝る前に転卵、起きたら転卵、なので睡眠時間は最長でも6時間です

どうしても無理な時もありますが、転卵は12時間に一回でも大丈夫な場合もあるらしいので、可能な限り回数多くやってます

転卵とは、卵の中身が殻にくっ付いて、中の雛が死なないようにする作業で、なるべく多くやった方が良いそうです

でも人為的に孵卵器の中で温めていると、外気は低いので転卵の都度卵を冷やす事になります

卵を冷やす事は、転卵をやらないよりも致命的になるそうなので、「卵を冷やさない」が大原則

なので、6時間に一回、室温が高ければもっと多い頻度で転卵しています

かなり面倒ですが、親鳥はほとんど飲まず食わずで21日間、しっかりやり遂げるんですから、卵を奪い取った人間はそれなりに頑張らなきゃです


最近、第一弾の雛たちは、群れの中の順位付けで、朝一番は喧嘩っぽく争っています

仲が悪いわけじゃなく、群れの中の順位を付けるのがニワトリ界のルールらしい

結構激しくて怪我しそうで、見ているだけでハラハラします

仲良くしてれば良いのに、ニワトリの世界も結構面倒臭い。。。

第二弾のヒヨコたちは、薪ストーブの上の段ボールハウスの中で、わいわい騒いでいます

賑やかで仲良くて、小さくてフワフワで、ほんとにめんこい

餌入れの皿に5羽が余裕で乗っていたのに、いつの間にか成長して、5羽乗るのが厳しくなってきました

見た目は小さいけど、確実に成長して大きくなってきました


そして第三段の卵たちは、検卵(卵の成長を検査すること)したら卵の中に血管と、小さなヒヨコの影が見えました!

順調に成長しているようです

全ての卵を検卵すると時間もかかり卵を冷やすので、一個の検卵を5秒以内に済ませて冷やさないようにしています


さて今日も雨、今日は壊れた草刈り機(刈り払い機)の部品の注文にいかなきゃです

忙しさのあまり、メンテを怠ってギア部を破損しました

忙しいからこそ、メンテをしっかりしなきゃダメなのに。。。

余計な出費と時間のロス、忙しい、そういう状況を作ってはいけないですね

焦らず、心にゆとりを持って、周りを良く見て、よく考えて行動して行かねば!


豪雨による被害は、一切ありませんのでご安心を
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プロフィール

豊瀬 恒介

Author:豊瀬 恒介
ご訪問くださり、ありがとうございます!自然写真家であり、自然循環栽培(無農薬・無化学肥料・草生栽培)で自給自足を目指しています。その他、木工品を作ったり、天然酵母のパンを焼いたり、釣った魚を卸したり、観光バスの運転もしています。人生一度切り、自分の想うがままに生き、悔いの無い人生を歩みたいです。

掲載写真・文章等の著作権・版権・使用権等作品に附随する全ての権利は豊瀬恒介にあります。無断使用・無断転載は厳禁です。

掲載作品の販売もいたします。お問い合わせ下さい。

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