それいけ 石窯風
早速下準備にかかりました。まずは水で洗って、オーブンへ。あまりの重さにオーブンが壊れるんじゃないかと思うくらいです。狭いオーブン室が、ぶ厚い板が入ったおかげでさらに狭くなりました。ピザなら一度に3段焼けそうです。でもパンは2段がやっとの様です。
お待ちかねの火入れです。すぐに高温にすると割れるそうなので、最初は発酵温度(45℃)にして完全に石床を乾燥させました。それから100℃、10分。120℃、10分。20℃上げる毎に10分ずつ時間をかけて、最終的に270℃まで上げました。途中170℃の時点で手を中に入れてみたのですが、今までにないすごい熱が手に伝わってきました。やはり石床は違います。こんなに薄い石でも蓄熱量はもの凄そうです。
せっかく暖まったオーブン、何も焼かないのはもったいないので、半年以上ほったらかしにしていた醤油酵母を復活させ、即席パンをこねてみました。こねてから20分しか経っていないので、さすがに発酵なんてしてないような顔でしたが、いざ成形して焼いてみると、ふっくらふくらみ、チーズの様な香りがふわっと口に広がって、美味しいパンになりました。
今までとは明らかに違う焼け具合で、これから焼くパンが楽しみです。250℃まで加熱して、オーブンの電源を入れた状態で、5分間は170℃以上を保ってくれました。電源を入れた状態にしておくと、庫内の空気をファンで排出してしまうにもかかわらず、これだけ温度を保ってくれるのはすごい事です。実際にパンを焼く時は、一旦電源を切ってからパン生地を入れれば、7分くらいは高温を保ってくれそうです。
またパンを焼いたら報告します。
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