2017-05-31(Wed)
エゾハルゼミの羽化
ずっと前から息子が「セミの幼虫が見たい」と言うので、昨日、夜の森に出掛けてみた
昼間にセミの抜け殻の付いてる木を探し、目印を付けておいた
目印を付けた木の周りと、その木の根元を、懐中電灯で照らして良く見て幼虫を探した
鳴き声と抜け殻の数から、熱い日が続いた後の雨の日に、幼虫が沢山出てきていたようだ
昨日はただ暑いだけの日だけど、ちょっと蒸していたのでセミの幼虫も出て来るはず
虫よけスプレーはたっぷり付けていったのだけどマダニには効かないようで、ズボンやジャージに何匹ものダニが歩き回る
見ていてちょっと気持ち悪いが、そんな事を親が言ってたら子どもも気持ち悪がるので、気にもしないような面持ちでダニを取り去る
でもこれはこれで良い教材で、ダニが動物に乗り移る様子を、自分の手で実演して見せた
息子もダニを手に乗りうつさせて、「ダニってすごいねぇ」なんて感心してる
こういう時に親がヒステリックに恐怖心を与えると、子どもも異常な感覚を宿してしまうので、落ち着いて冷静に教える
確かにダニの乗り移る様は凄いが、自分にもたくさんダニが付いているので、やっぱり気持ち悪い
いつまでもダニを見てても時間が足りなくなるので、セミの幼虫さがし再開
もういい加減見つからなかったので、諦めて帰ろうと思ったとたん、笹の茎に止まる幼虫を見つけてしまった!
何だか動かない
死にそうになっているのか、羽化を始めているのかわからないが、とにかく家に急いで帰る事にした
森から道路に出た所で、再度ダニチェック!
いるわいるわ、首筋まで登ってきてる
ササッとダニを取り去り、とにかく家に
背中が割れていて、既に羽化を始めている様子だったが、つかまっていたのが笹の茎ですぐに落ちてしまう
カギ爪が上手く引っかかるもの…スポンジに足を引っかければうまくぶら下がるかもしれないと息子に言うと、何でも物を大事にする性格がここで生き、スポンジを出してきた
椅子のクッションから引っ張り出したスポンジなのか?もうそんな事はどうでも良くて、幼虫を止まらせてみた
これが一発で上手く行った!
そこからは早い!
どんどん幼虫の姿が変わって行く
自分が子どもの頃、父が夏休みの宿題を手伝ってくれた時を思い出した(ほとんど父がやってくれたのだが(^_^;))
幼虫を割り箸か何かに止まらせ、脱皮して行く様をずっと写真に収めてくれたのだ
仕事で疲れていただろうに、夜中までずっとやってくれた
今更ながら、感謝です
頭と背中が出て、胴体が伸びながら羽が出て、足が出て、お尻だけが抜け殻にくっ付いてて(紐のような物が付いてるが)
じわりじわりと姿を変えて行くセミ
「一生に一度しかないんだよね」娘も不思議そうに見入っていた
そう、土の中に何年もいて、幼虫が成虫になるのは一生に一度の事だよ、そう教えてる間もどんどん羽が伸びて行く
夕飯も食べずに、手も洗わずに、ダニも付けたまましばらく見ていた
胴体が伸びきった頃、足をじたばたし始めて、抜け殻に上手にしがみ付き、あとは羽を伸ばして乾かすだけになった時、ようやく夕飯にありつけた
白く短かった羽のような塊が、どんどんまっすぐに伸びて行き、透き通って行く
薄い黄緑色だった羽の葉脈のような筋が、下の方から茶色に変わって行く
幼虫の抜け殻の大きさや姿からは、このセミになる事も、想像する事も難しかっただろう
実際に自分でつかまえて、自分の目て見て初めて、記憶に深く刻まれて行く
昨夜の出来事は、息子と娘にとって、一生の宝物になったに違いない
夜も更けて、暗いうちはセミは飛ばないはずなので、そっとしておいた
所が翌朝、止まっていたはずのスポンジに、セミの姿が無い!
朝一番に飛んでしまったみたいで、何処行ったのか行方不明
袋でもかけておけばよかったと言っても、後の祭り
諦めた
日中も結構探したのだけど、何処を見てもいないし、もうほんとに諦めるしかなかった
子どもたちが学校から帰って来ても、「ちょっとかわいそうな事して残念だったねぇ」、そんな事も話していた
ところが、ついさっき、
風呂も上がって布団に入って寝ようとした時、セミが部屋の床に出て来たところを息子が見つけた
24時間、結構探し回ったけど見つからなかったのに、よくまぁご無事でいてくれました
今度はセミをケースに入れて逃げないようにして、喉が渇いただろうから庭の草も取ってきて入れて、明日の朝に逃がす予定です
セミがいなくなってちょっとしょんぼりしていた息子も、見事に元気復活してました
いい勉強になりました
図鑑を見て想像するのも良いけれど、本物を見る、それが一番です
昼間にセミの抜け殻の付いてる木を探し、目印を付けておいた
目印を付けた木の周りと、その木の根元を、懐中電灯で照らして良く見て幼虫を探した
鳴き声と抜け殻の数から、熱い日が続いた後の雨の日に、幼虫が沢山出てきていたようだ
昨日はただ暑いだけの日だけど、ちょっと蒸していたのでセミの幼虫も出て来るはず
虫よけスプレーはたっぷり付けていったのだけどマダニには効かないようで、ズボンやジャージに何匹ものダニが歩き回る
見ていてちょっと気持ち悪いが、そんな事を親が言ってたら子どもも気持ち悪がるので、気にもしないような面持ちでダニを取り去る
でもこれはこれで良い教材で、ダニが動物に乗り移る様子を、自分の手で実演して見せた
息子もダニを手に乗りうつさせて、「ダニってすごいねぇ」なんて感心してる
こういう時に親がヒステリックに恐怖心を与えると、子どもも異常な感覚を宿してしまうので、落ち着いて冷静に教える
確かにダニの乗り移る様は凄いが、自分にもたくさんダニが付いているので、やっぱり気持ち悪い
いつまでもダニを見てても時間が足りなくなるので、セミの幼虫さがし再開
もういい加減見つからなかったので、諦めて帰ろうと思ったとたん、笹の茎に止まる幼虫を見つけてしまった!
何だか動かない
死にそうになっているのか、羽化を始めているのかわからないが、とにかく家に急いで帰る事にした
森から道路に出た所で、再度ダニチェック!
いるわいるわ、首筋まで登ってきてる
ササッとダニを取り去り、とにかく家に
背中が割れていて、既に羽化を始めている様子だったが、つかまっていたのが笹の茎ですぐに落ちてしまう
カギ爪が上手く引っかかるもの…スポンジに足を引っかければうまくぶら下がるかもしれないと息子に言うと、何でも物を大事にする性格がここで生き、スポンジを出してきた
椅子のクッションから引っ張り出したスポンジなのか?もうそんな事はどうでも良くて、幼虫を止まらせてみた
これが一発で上手く行った!
そこからは早い!
どんどん幼虫の姿が変わって行く
自分が子どもの頃、父が夏休みの宿題を手伝ってくれた時を思い出した(ほとんど父がやってくれたのだが(^_^;))
幼虫を割り箸か何かに止まらせ、脱皮して行く様をずっと写真に収めてくれたのだ
仕事で疲れていただろうに、夜中までずっとやってくれた
今更ながら、感謝です
頭と背中が出て、胴体が伸びながら羽が出て、足が出て、お尻だけが抜け殻にくっ付いてて(紐のような物が付いてるが)
じわりじわりと姿を変えて行くセミ
「一生に一度しかないんだよね」娘も不思議そうに見入っていた
そう、土の中に何年もいて、幼虫が成虫になるのは一生に一度の事だよ、そう教えてる間もどんどん羽が伸びて行く
夕飯も食べずに、手も洗わずに、ダニも付けたまましばらく見ていた
胴体が伸びきった頃、足をじたばたし始めて、抜け殻に上手にしがみ付き、あとは羽を伸ばして乾かすだけになった時、ようやく夕飯にありつけた
白く短かった羽のような塊が、どんどんまっすぐに伸びて行き、透き通って行く
薄い黄緑色だった羽の葉脈のような筋が、下の方から茶色に変わって行く
幼虫の抜け殻の大きさや姿からは、このセミになる事も、想像する事も難しかっただろう
実際に自分でつかまえて、自分の目て見て初めて、記憶に深く刻まれて行く
昨夜の出来事は、息子と娘にとって、一生の宝物になったに違いない
夜も更けて、暗いうちはセミは飛ばないはずなので、そっとしておいた
所が翌朝、止まっていたはずのスポンジに、セミの姿が無い!
朝一番に飛んでしまったみたいで、何処行ったのか行方不明
袋でもかけておけばよかったと言っても、後の祭り
諦めた
日中も結構探したのだけど、何処を見てもいないし、もうほんとに諦めるしかなかった
子どもたちが学校から帰って来ても、「ちょっとかわいそうな事して残念だったねぇ」、そんな事も話していた
ところが、ついさっき、
風呂も上がって布団に入って寝ようとした時、セミが部屋の床に出て来たところを息子が見つけた
24時間、結構探し回ったけど見つからなかったのに、よくまぁご無事でいてくれました
今度はセミをケースに入れて逃げないようにして、喉が渇いただろうから庭の草も取ってきて入れて、明日の朝に逃がす予定です
セミがいなくなってちょっとしょんぼりしていた息子も、見事に元気復活してました
いい勉強になりました
図鑑を見て想像するのも良いけれど、本物を見る、それが一番です
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