ソニーのカメラでニコンレンズが使えるようになる
これまでキャノンのレンズはソニーのカメラでほぼ完全に連動させる事が出来ていたが、ニコンレンズは絞りが機械式だったこともありアダプターを作るのが難しかったのだろう
そんな課題を克服したのが、中国企業!
日本企業じゃない所が、かなり残念であり、日本らしい所でもある
その製品はこれ(クリック)
Commlite Nikon F Lens to Sony E-Mount Camera Mount Adapter
今まではピントも絞りもマニュアルで調整するなら、可能なアダプターがありました
それが今回の製品は、AFも、絞りも、VRも連動し、EXIF情報も記録できる
しかも一部の新しいソニーカメラでは、AF方式も全て連動になる?のかな・・・
もちろんソニーのビデオカメラにも連動するらしい
これで一眼レフではほぼ不可能だった無音・無振動撮影が可能になり、超高倍率でのマクロ撮影や、超望遠レンズでの無振動撮影も可能になる!はずだ
超望遠レンズ撮影では、いかにメカの振動を無くすかが課題で、高速シャッターを切るか、頑丈な三脚にレンズサポートも付けて振動を減らした上でミラーアップ撮影をしてブレを防いでいました
動きの少なく明るい条件ならそれで十部でしたが、そんなもの(時)ばかりではありません
動物や瞬間的に変わる光に対応するには、ほんの数秒も待てない状況が多いものです
マクロ撮影でもシャッターショックを無くす為、ミラーアップをして数秒待ち、シャッターを切る必要がありました
その数秒の間にピントがずれたり被写体が移動するのは当たり前
そして動物を撮っていて思う事、それは人馴れしていない被写体を撮る時、シャッターの音に反応して警戒される事がほとんどです
そんな時、無音撮影で振動も無く撮影できるようになる・・・しかもあらゆるメーカーのレンズが使える!夢のようなシステムが完成します
何で今までそういうシステムをニコンやキャノンが作らなかったのでしょう?そういう要望の出せるプロ写真家と付き合っているはずなのに
今も必要な撮影部品は中国などから輸入していますが、日本企業が作らなかった痒い所に手が届く製品がとても多いのです
高度な技術や高い品質があったとしても、製品(部品)として作っていないのなら、何にもなりません
たとえ手を加えなければならない粗悪な製品だったとしても、手を加えて使える道具になるならその方が良いのです
話が脱線しましたが、耐久性・耐候性に疑問があるソニー機に完全に変える気にはなりませんが、サブで使うには良いシステムが築けるようになりました
まだ数本残しているキャノンレンズ、現有のニコンレンズ、MF用のコンタックス・オリンパス・ミノルタレンズの全てが、ソニーカメラで全て使える
そして中判のマミヤ・ペンタックスレンズが、そのイメージサークルの大きさを生かしてシフトレンズとして使える
なかなかおもしろい時代になりました
日本企業、もっともっと頑張ってくれなきゃね
自分が高校生の時、現代社会を教えてくれた先生が、「21世紀は間違いなく中国が世界一になる」と断言していた
いよいよその時代になったようだ
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