ジュビロ磐田→ J2は残り2試合となったが「1年でのJ1復帰」を目指す磐田は19勝9敗12分けで勝ち点「69」。3位とプレーオフ圏内に位置するが2位の清水との差は「1」のみ。自動昇格のチャンスを迎えている。4位の東京Vも同じ勝ち点「69」なので上位3チームによる激しい2位争いが繰り広げられているが41節は水戸戦(H)、42節は栃木SC戦(A)となる。逆転での自動昇格を狙っているがすでに5位以内は確定している。
2位争いは面白い展開になっているが磐田は例の移籍トラブルで「昨オフ」と「今夏」の補強が禁止された。戦力が全くできなかったことを考えるとよく頑張っていると言える。加入2年目となるFWジャーメイン良が31試合で9ゴールと覚醒。フォワードの軸になった。さらには高校3年生のFW後藤啓が31試合で7ゴールと活躍。大半は途中出場となるが岡山との開幕戦で2ゴールを挙げるなど目立った活躍を見せている。
40試合で67得点というのはJ2で3番目。1位の町田が74得点、2位の清水が73得点なので上位2チームと比べてもほとんど差はない。「森保監督の右腕」と言われた横内氏が監督に就任したが1年目からいいチームを作った。チーム内得点王は9ゴールのFWジャーメイン良なのでゴールを量産している選手はいないが7人の選手が6ゴール以上を記録するなどどこからでもチャンスを作れる攻撃陣が大きな武器となった。