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自分は粘り強さ、継続性が足りないなと感じる人のための3つの処方箋

粘り強さというか、継続性というか、とにかく自分がやると決めた事柄を最後までやり遂げられない人が多いような気がしています。 もっともらしくやりたいことや意欲を口に出すのはいいんですけど、結局、それが具体的な活動に落ちていかないし、たとえやり始めたことがあっても続けられません。なんでそうなってしまうのか、僕にははっきりとその理由はつかめていませんけど、とにかく具体的な活動を継続して積み重ねることでしか結局のところ何も身に付かないし結果も出ないんだということが理解できていないのでしょう。それにゆえに継続性の価値、粘り強い忍耐力をもって事にあたるということに価値を見いだせないのかもしれませんね。 途中でやめるということがカッコ悪いことだという認識がないんだと思います。 僕は自分でやろうと思ったことさえ続けられないなんて無茶苦茶カッコ悪いと思うし、ある問題を解決するために計画し現実化するというプロセスはデザインの基本ですから、とうぜん、自分でやろうと思ったことさえ続けられない人にデザインなんてできないと思っています。 デザインするということを考えるなら、自分自身を動かす頭のなかのプログラムを「途中でやめるということはカッコ悪いこと」とちゃんと認識可能なものに再インストールしてあげる必要があるでしょう。

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「あれもできる、これもできる」ではなく「あれもできない、これもできない」、しかし・・・

他人の話の文脈をとらえたり、あるいは、自分自身の考えや仕事がどういう文脈にあるものなのかを理解したりするのが苦手な人が多いように感じます。 相手の話や自分の思考の文脈さえ捉えられないのですから、もっと捉えにくい行動のコンテキストはまったくといっていいほど、捉えられません。 でもね、それで困るのは、西林克彦さんが『わかったつもり 読解力がつかない本当の原因』で書いているように、<文脈がわからなければ「わからない」>からなんですよ。物事の読解力に欠けてしまうんです。 僕自身、そんな風な印象をもっているので、書家の石川九楊さんが『縦に書け!―横書きが日本人を壊している』に書いているこんな文章もすごく納得感を感じます。 遠近法の欠如と併せて、距離感のなさも目につきます。たとえば道路を歩いていて人ごみを避けることがうまくできないのか、すぐにぶつかりそうになる若者がいます。さほど混んでもいない電車の中で見知らぬ人と密着していても違和感を持たない。そうした類の例も、よく見聞きします。 石川九楊『縦に書け!―横書きが日本人を壊している』 「遠近法の欠如」とは、デザイン専攻の学生であるにも関わらず遠近法の表現ができない人が増えているという話から来ています。 石川九楊さんは若者の「距離感のなさ」を訴えていますが、僕は若者に限った話じゃないような印象をもっています。比率としては若者のほうが多いのかもしれませんが、「距離感のなさ」は決して若者に限る話ではないはずです。 そして「距離感のなさ…

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関係性を問う力、構造を読み解く目がなければデザインできない

ちょっと危機感を感じています。デザインに対する危機感です。 だから、下記の引用は本当にそのとおりだと思う。 いま、日本は漠然としすぎている。 疲れているわけではない。一部には熱意もある。ところが、何かが発揮されないまま、すっかり沈殿したままになっている。歴史と現在が大胆に交差しないからである。 松岡正剛『日本数寄』 いや、僕がそのとおりだと思うのは「日本は漠然としすぎている」というところではなく「歴史と現在が大胆に交差しない」部分。 過去のことは自分には関係ないと思っているのだろうか?と思うことがよくあります。 いや、関係ないとかいう前に、そもそも過去と自身の現在に関する構造をみる力が足りないのだと思います。物事の関係性を読み解く力、見る目が極端に不足している人が多いのだと感じます。 だから過去が現在と交差しない。だから何かが発揮されないまま漠然としてしまう。 関係を読み解く力、構造化が苦手な人に、モノの輪郭を形づくるデザインという仕事はできないのだと僕は思います。 デザインが下手な人、できない人に共通するのは、関係性を読み解き構造化する力、そして、そもそも関係性を読み解くために他人の話を理解したり、理解するためにわからない点を適切に質問する能力を磨いていない人が多いのではないかと思っています。

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情緒と行動のモデリング

昨日、とあるところで講演をさせていただく機会があって、そのなかでもコンテキスチュアル・インクワイアリーなどの観察法によるユーザー調査から得たデータを行動モデリングして、ペルソナ/シナリオに落とし込む過程をお話させてもらいました。 そこで「モデリングって、行動のフロー化のことですか?」っていう質問がありました。 そこでの僕の答えは「いいえ」でした。

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