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作法は急に作れない

今日、こんなTweetを見かけた。 半そでワイシャツって、すさまじくその人をオヤジに貶める気がする 確かに。 でも、「確かに」と思う一方で、それは日本人に限る、ではないだろうかとも思う。いや、アジア圏は全般的にそうなのかもしれない。 一方、欧米人には半袖シャツを格好よく着こなしている人が少なくない。アメリカ人なんかは実に格好よく半袖シャツを着る。ワイシャツ、カジュアルシャツ問わずだし、スウェットすら半袖だ。 これを体格の問題というのはやさしい。 でも、それだけではないはずだ。それとは別に着方の問題があると思う。サイジングや洗い方、アイロンをかけるか否かなどの全般で、どう着れば格好よくなるかがまだ日本人は半袖シャツの着方をわかっていないということもあるのだと思う。 サラリーマンが半袖ワイシャツを着始めて、もう随分たつと思うが、いまだにその着こなしが身についていないのだろう。 とはいえ、今日の主題はそうした異なる文化圏のあいだのファッションチェックではない。

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「生活文化のアップデート」につながるデザインの方法についていろいろ模索中

いま、何にいちばん興味があるかと聞かれたら、迷わず「方法」「作法」「やり方」と答えるでしょう。 ここ最近書いたエントリーでも下記のとおり「方法」「作法」「やり方」について書いたものが多いのもそのせいです。 「考える」方法を学ぶクリエイティブな仕事とは?その方法とは?「創造的な仕事」に求められる7つの作法デザインの方法:ブルーノ・ムナーリの12のプロセスの考察(a.概要)企画設計=デザインには学べば覚えられるやり方がある 発端になっているのは「動きが意味を生成することと茶の湯における作法の関係に関するメモ」というエントリーあたりだと思います。 そこではこんなことを書きました。 動きが物に情報という意味を生じさせ、経験という価値を生じさせる。それゆえに一座建立という一期一会の出会いの価値を最大限高めるためにお作法というガイドラインが茶の湯においては大事にされるのではないでしょうか? と、そこでは「動きが物に情報という意味を生じさせ、経験という価値を生じさせる」と書いたわけですが、最近ではそれにプラスして、茶の湯の作法なども含めて日常的な動作として身体に馴染んだ動きにこそ、なかなか言語化しえない知恵や創造のためのボキャブラリが埋め込まれているのだろうなと「普通にできることのレベルをあげるための練習」や「仕事のOS:語学力は反復とか記憶以前に感受性」なんてエントリーを書きながら考えていたわけです。

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