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アーツアンドサイエンスをふたたび混ぜあわせる

前回、リサーチをテーマに書いていてみた。 リサーチだとか研究だとかというと、何かとっつきにくい特別なことのように感じられるかもしれない。 だけど、何かを知りたい、理解したいと思い、そのことについて調べることや、調べてわかったことを元に自分で納得できるような解釈を見つけだすことは、人生において決して特別なことではないはずだ。 自分がわからないと思ったことに立ち向かい、わかるための様々な具体的な行動をすること。 そういうことが本来、リサーチという活動の根本的な動機としてあるのだろうと感じる。 ゴッホが「夜のカフェテラス」を描いたフランス・アルルの街。 この街には数多くのローマの遺跡が残る。アートと科学が分離していなかった古代ローマを感じる街のひとつ。 そんな風に自分の好奇心に従って、自分自身の頭やからだを動かしてみること。 人生において、そういう時間の割合をどのくらい、作ることができるかどうか。そんなことがこれからますます問われてくるんじゃないかという気がする。 リサーチの意味合いって今後、そんな風にいろんな人にとってより身近な存在へと変わってくる。 それはこれからのリベラルアーツの基本に据えられるのではないだろうか。

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ヴィクトリア朝の宝部屋/ピーター・コンラッド

技術とその応用が人間というものを大きく変えます。 マクルーハンが「すべてのメディアは身体の拡張である」と語ったのと同じ意味で、あらゆる技術は単に人間の生活スタイルを変えるだけでなく、人間の思考や物事の捉え方自体を革新してしまいます。 ようするに、常に僕らの思考や価値観はいま現在用いられている技術の影響なしにはありえない、そういうことになります。また、過去に同じように人々の思考を変えた技術の影響に僕らの思考は囚われたままということでもあると思います。 ほとほと困ってしまうのは、僕ら自身がそのことをすっかり忘れがちだというでしょう。 僕らは、あたかも自分たちが自由に考えているように信じているし、普遍的な仕方で考えていると勘違いしています。それゆえに思考や価値観に関してはきわめてイノベーションが起こしにくい。ほかの分野のイノベーションの結果として、思考や価値観の革新が起こることはあっても、直接的に思考や価値観に革新を起こそうとするプロジェクトはどれもアジリティを欠いた状態に陥りやすく、いっこうに成果を生み出せません。 技術が思考や価値観に与える影響に無頓着な僕らは、過去の時代を振り返る際に、ある技術の登場によって生じた人間の思考や価値観の変化そのものを無視して、いまの思考や価値観を過去にも投影してしまい、まったく素っ頓狂な理解を過去に対して当てはめてしまいがちです。 その愚かな過ちを正すためには、いついかなる時代にどんな技術のインストールによって、僕らの思考に変化が生…

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デザインの体幹 Vol1&2 のスライドをシェア

5月から「デザインの体幹」というトークセッションイベントをやってます。 前にこの記事で紹介した「デザインの深い森」というイベントの続編です。 ▲昨夜の「Vol2.物語編集力」のスライドの一部。物語編集力を実践で示すためにつくった15世紀東西の歴史年表 「デザインのための4つの領域を鍛える連続トーク講座」と銘打って、ファシリテーション/物語編集/リフレーミング/構想の4つのテーマを1回ずつ、僕と千葉工業大学の山崎先生にプラス、テーマに応じたゲストを迎えてトークを行うイベントです。 昨日は、Vol2.ということで「物語編集力」をテーマに話しましたが、結構、ディープでカオスで参加者の頭を悩ませるトークが繰り広げられました。 ゲストの方を含めて3人それぞれが三者三様の形でテーマを噛み砕いて話すので、これが「物語編集」だとか、物語編集とデザインの関係が決して一義的に語られることなどは一切なく、イベント設計者の企図どおり、とっても理解がむずかしく頭をひねられる会になってるのがよいなと思います。 今回は、その一部として僕のパートで話したスライドとVol1.の「ファシリテーション力」の際の資料もあわせてシェアします。

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創造のプロセスをオープンにした場合、僕たちの新しい経済文化活動はどう変わっていくのか?

昨夜、慶応義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント公開講座「ダイアログとデザインの未来Vol.7 アートの未来」に参加させていただきました。 ▲ 「タイプトレース道〜舞城王太郎之巻」ドミニク・チェンほか 2007(写真:divi.dual) これまでも公開講座として開催されてきた「ダイアログとデザインの未来」というシリーズの第7弾として、今回は「アートがもたらすイノベーションの可能性」というテーマで、クリエイティブ・コモンズ・ジャパン理事であり、株式会社ディヴィデュアルの共同設立者であるドミニク・チェンさんと、Takuro Someya Contemporary Artというコマーシャルギャラリーの代表をつとめている染谷卓郎さんのお2人のトークセッションを中心に一部会場も巻き込みセッションが行われていました。 僕は、最近のアートへの興味(その越境性と人を巻き込む力)と、僕自身がいま一番関心をもっている「これからの社会で個人や社会が自分たちを開いていった時に何が起こり、その際、何が自分たちの姿勢やスキルとして必要になるか」ということを関連づけて動かしていくことはできないかを考えているので、ぜひ参加してみようと思ったわけです。 まあ、動機としてはすこし前に奥入瀬でのアートキャンプに参加させていただいたことの延長線上にあるわけです。

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ルーシー・リー展/国立新美術館

昨日は六本木の国立新美術館で開催中のルーシー・リー展を見に行った。 先週観た「オブセッション - Obsession/勅使川原三郎、佐東利穂子」とは、ダンスと陶芸と分野はまったく異なるものの、同じような感動を覚え、同じような思考が働いた。 ルーシー・リーは、20世紀を代表する陶芸家の一人。 1902年にウィーンの裕福なユダヤ人家庭に生まれ、工芸美術学校で轆轤の魅力に取り付かれ、陶芸活動を開始している。数々の賞をとりながら新鋭陶芸家として注目されるようになる。 戦争の気配の迫る1938年、ロンドンに亡命。日本民藝運動とも関わりのあったバーナード・リーチなどとも交流を深めながら、1995年、自宅で93年の生涯を閉じるまでロンドンの工房で制作活動を続けている。 今回は、没後初の本格的な回顧展で、250点の作品が公開されている。

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アート・芸術でいいんじゃないの。

最近(といっても、そんなに最近のことでもないのですが)、デザインとアート・芸術をあえて分ける必要なんてないんじゃないのと思うようになりました。 よくデザインは他人の必要を満たすためのもので、アート・芸術はどちらかといえば作家自身の思想や哲学を反映したものという区別をしたりしますが、本当にそんな区別なんて必要なんじゃないでしょうか、と思うのです。 デザインだって、もっと徹底的にものや世界に対する自分の美意識にこだわっていいと思うのです。いや、むしろ、こだわらないといけないのではないかと感じます。

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