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朝鮮陶磁‐柳宗悦没後50年記念展/日本民藝館

さて、1つ前のエントリーでは先週の土曜日に行った横浜・そごう美術館での「尾久彰三コレクション 観じる民藝」展について紹介しましたが、そこで古民藝の魅力-特に朝鮮陶磁器の魅力-にすっかりやられてしまった感があったので、今日(日付は変わりましたが)は日本民藝館で行われている「朝鮮陶磁‐柳宗悦没後50年記念展」に行ってきました。 会期が明日の日曜日まで、ということで急いで。 日本民藝館に行ったのは、もう何度目か忘れましたが、今回の展覧会もまた良かった。 こういう品々をみると、心が洗われた気がするのは、なぜなんだろう?

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尾久彰三コレクション「観じる民藝」/横浜・そごう美術館

すでに1週間前のことになってしまいましたが、先週の土曜日に、横浜のそごう美術館で行われている、「尾久彰三コレクション 観じる民藝」展に行ってきました。 この展覧会は、すでに紹介した『観じる民藝』(書評)を通じて知ったもので、同書にも掲載されていた尾久さんのコレクションが一堂に展示されていました。

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観じる民藝/尾久彰三

素敵な本だ。 本というよりも、むしろ、モノという雰囲気がある。 著者が集めた素敵な古民藝300点余りがカラー写真で収められた一冊は、美しい玉手箱を手にしているようなのだ(本物の玉手箱を観たことなんてないけど)。 「感じる」ではなく、「観じる」とはよく言ったもので、観ることの心地良さを再認識させてくれる。 本書の著者は、長く日本民藝館の学芸員をされた方である。 柳宗悦に私淑して富山で日本民藝運動を推進していた叔父の影響もあり、10代の頃からモノ集めに開眼したという。 高校生になってからは、月に2回ほど、叔父の飛騨高山での古民藝品収集に同行して、モノを観る眼を養った。はじめは何がいいのかわからなかったものも、そのうち、自分で気になるモノを手に入れるようになった。 長じてから日本民藝館の学芸員になったのは自然なことだったのかもしれない。 そんな著者が昨年、日本民藝館の学芸員の職を辞した。 この本には、永年かけて著者が日本国内だけでなく、海外からも集めた1000点あまりの古民藝のコレクションから厳選された300点あまりが掲載されている。 珠玉のコレクションといっていい。 僕自身は、この本を読んで(観て、といったほうがいいのかもしれない)、これまで民藝に対してもっていたイメージを大きく変えられた。

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選択する眼、リリースする眼

めずらしくニュース記事の引用から、エントリーを書きはじめてみる。 スタンフォード大学が2009年8月に公表した、タスク処理に関する研究結果の話から。 この研究は、スタンフォード大学が2009年8月に公表した調査結果の説明になるかもしれない。同大学の研究者たちは、日常的に複数のタスクの処理に追われるている人々は、認識能力に悪影響を受けることを発見した。「Cognitive Control in Media Multitaskers」(メディアマルチタスカーの認知制御)と題された調査報告書によると、タスク切り替え能力のテストでは、メディア上で多数のタスクを処理している人々(ヘビーメディアマルチタスカー)の能力は、少数のタスクを処理しているユーザーのグループよりも劣るという結果となった。 人間の脳はデュアルタスクが限界――仏研究者が発表 - ITmedia News 普段、マルチタスク的な状況に置かれている人ほど、タスク切替能力が低い。 この結果は、僕の感覚としてしっくり来る結果だ。 タスク切替能力を、認識的な集中を維持する力と、それをオフする力として捉えてみるとよい。 人が生きていくなかで基本的に常にすでに周りの環境は動いているのだから、人間がマルチタスク的に並行してそれらを相手にするのは自然である。 その逆に不自然で、訓練による獲得が必要になるのは、周囲が変化するなかでシングルタスク的に集中を維持するほうだろう。しかも、それを何かのきっかけで自発的にオフする選択が可能なよ…

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小鹿田焼の壺と嶋田窯の甕

これまでも持っている民藝の器や木工品などを掲載してきたが、今日はこれ。 小鹿田焼の壺(左)と嶋田窯の甕(右)。 いままでは食器ばかりで大物にはあまり興味をもたなかったのだけれど、2月に先に小鹿田焼の壺を買って以来、民藝の大物の品の魅力にはまっている。 大きさはどれくらいかというと、ブーツと比べるとこれくらい。 ブーツの高さが10インチだから25センチくらい。それよりすこし高さがあるのが小鹿田焼の壺。嶋田窯の甕は蓋込みで24センチで、容量は2升。

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2009-11-23:嶋田窯の黒い器

すこし前に紹介した「2009-11-08:宮内窯の白い器」に続いて、今日は嶋田窯の黒い器を紹介してみようか、と。 この嶋田窯。実は宮内窯とおなじく島根県石見の窯元です。それが宮内窯の白釉に対して、こちらの嶋田窯は黒釉というコントラストがなんとなくおもしろいですよね。 島根県ではこの石見地方のほか、出雲地方が陶業の盛んなところだそうです。 うちにある嶋田窯の器はこの丼と丸鉢の2つ。 赤化粧をした上に並釉薬を掛けると、このように発色するんだそうです。

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