ハンス・コパー展 20世紀陶芸の革新/汐留ミュージアム
18日の日曜日、汐留ミュージアムで開催されている「ハンス・コパー展 20世紀陶芸の革新」を見てきました。
ルーシー・リー、バーナード・リーチとともに、20世紀のイギリス陶芸界を代表する作家として知られるハンス・コパーの日本での最初の大規模な回顧展です。
ユダヤ人として生まれたコパーは、1946年にイギリスに亡命し、同じくユダヤ系の家庭に生まれ、ウィーンから亡命してきたルーシー・リーの工房で、オートクチュール用のボタンづくりの助手として働きはじめます。今回の展覧会では、当時のリーとの共同製作のコーヒーセットなども展示されていますが、コパーの陶芸家としての人生はまさに、このリーとの出会いからはじまりました。