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はてなキーワード: 宇宙船とは

2025-12-05

ワザップ的絶対に儲かる方法

裏技です、ほぼ99パーセント儲かります

SP500やオルカン債券ゴールド適当に所有しておきます

各100万くらい入れておくといいです

その後宇宙船に乗り、光速99.9999%の速度で1ヶ月くらい動きます

地球上では70年くらい経つので、最初に買った金融商品確認しま

結果

お金持ちになる

2025-12-04

ドラえもんがいなかった場合大長編ドラえもん

大長編ドラえもんの中には、ドラえもんがいなくても事件が発生しているパターンがあるので、その場合ストーリー妄想

のび太宇宙開拓史

畳の下が宇宙船と繋がる→チャミー乱入のび太幻覚と思ってまた寝る→終

のび太アニマル惑星

家にピンクのもやが現れる→のび太が寝ぼけて突入動物の国の夢を見たとみんなに話す→幼稚園児並みとバカにされる→終

のび太の雲の王国

上人ノア計画を実行→人類滅亡→終

のび太ブリキ迷宮

パパが寝ぼけて謎のトランクを注文→のび太開封して中に入る→行方不明になる→終

他にある?

2025-11-24

人類は月に行っていない」──50年前の“奇跡技術”は本当に存在したのか?

「今の技術で月に行けないのに、なんで50年前に行けたんだ?」

こう疑問を投げかける男がいる。技術評論家を名乗る謎の人物・X氏だ。X氏は取材班を前に、資料の山を机に叩きつけながら語気を荒げた。

スマホどころか、家庭用電子レンジすら普及していなかった時代ですよ?

そんな技術力の世界から、いきなり“月面着陸”です。

これを疑わずに信じる方がどうかしている!」

■X氏の主張1:現代より優れた“退化した技術”の謎

X氏によれば、アポロ計画最大のミステリーは「技術が逆進している」ことにあるという。

「50年前に宇宙船は月に行けたのに、今は“予算が無いから無理”、

安全性が確保されないから無理”。

なんなんですかこの言い訳ラッシュは?

まるで『もう二度と作れない映画のセット』みたいに消えちゃってる!」

X氏は机を叩いて続ける。

「今は自動車EV自動運転ですよ?

なのにロケットは50年前より“慎重”ってどういう進化ですか!?」

■X氏の主張2:月面映像の“完璧すぎる不自然

次にX氏は、アポロ計画映像テレビ画面で再生しながらこう断言した。

「まず、画質が良すぎる。

そして、なぜか“ピントが完璧”。

当時のカメラオートフォーカスも無いのに、宇宙飛行士が分厚い手袋操作して全部完璧に撮れるって、どう考えてもおかしいでしょう!」

さらにX氏は、月面の影の向き、星の映っていない空、ローバー走行跡など、いわゆる“王道陰謀論ポイント”を指差しながら息巻く。

「これ、映画のセットでライト当てて撮った方が説明がつくんですよ!!」

■X氏の主張3:なぜか「無くなった」最重要技術

X氏が最も不審視する点は、アポロを月へ運んだとされるサターンVロケット技術資料の多くが残っていないことだ。

「50年前のロケット史上最強クラスの性能で、今でも再現できないんです。

これが“自然歴史”だと思います

私には“台本通りに終わった計画”としか思えませんね!」

■X氏の“結論

取材最後、X氏はこう締めくくった。

「私はね、真実を知りたいだけなんですよ。

『月に行ける技術を50年前に作れて、今は無理です』

そんな歴史、信じる方が難しいでしょう?

私はただ、“常識を疑え”と言っているだけなんです!」

X氏はまた資料を抱えてどこかへ消えていった。

彼の主張はあまりに極端で、科学的根拠も薄い。

しかし彼のような“熱量のある陰謀論者”がいる限り、アポロ計画議論は……

今日もなお、奇妙な熱を帯びて続いている。

2025-11-20

Netflixエクセプション

ストーリーをよくわから特にどのキャラ感情移入もせず「ほーん そうなんや」感だったけど最後まで見たのは作品ビジュアルが新鮮だったから…

・ビジュよかったとこ→宇宙船というメカメカしいロマンを突き詰める方向性か、清潔で無機質な方向性イメージが強くなりそうなモチーフラリックみたいな蝶やステンドグラス的な美しさが強いデザインで新鮮だった キャラのビジュがラブデスロボット初期にあった水泳だか建築家だかの話の人の雰囲気を感じて、あの作家さんが関わってんのかな だとしたらあの作家性と今作品商業性で上手く折り合いつけた作品になってんな という部分

移住後の人類医師の女の人に頭が上がらねえよ 

医師の女の人、つらすぎる

常人なら発狂するでこんなん

・特例私用コピー人間と、コピーさせた人間って対面しちゃダメなんじゃなかったっけ

・なんだかんだ面白かった気がするのでヨシ!

2025-11-14

小学生の疑問「地球から宇宙ホースCO2排出すればよくね?」

地球温暖化問題について、小学生が抱きそうな素朴な疑問をローカルLLM(テキスト生成AI)に訊いてみた。

モデル

Qwen3-VL-8B-Thinking-UD-Q4_K_XL(GGUF)

 

プロンプト:

地球温暖化問題について、地球から大気圏外までとても長くて丈夫なホースを通して、ホースの両端にポンプを設置、地球の余分な二酸化炭素宇宙放出すれば問題解決するというアイデアがあります。莫大な資金技術があれば実現できますか?

 

回答:

 

Think

(省略)

/Think

 

地球温暖化問題解決するための「大気圏外へ二酸化炭素(CO・)を放出するホース構想」は、技術的にも経済的にも現実的でないため、実現不可能です。以下に主な理由を整理します。

 

1. 物理的な困難:ホース構造材料

 

長さと重量の問題:

地球表面から宇宙空間まで(約7,000 km)延びるホースは、自身重力によるたわみや破断リスクが致命的です。

炭素繊維など最強の材料でも、張力強度は10 GPa程度ですが、ホース自重による応力100 GPa以上に達します(計算例: 1m2断面積のホース100km長の自重で約1,000,000倍の応力)。

現実材料では、物理的に存在不可能

 

圧力対策の難しさ:

大気圧は海面で約100 kPaですが、高度100 kmでほぼ0に近い真空状態です。

ポンプを沿って連続して圧力を維持するには、エネルギー消費量が膨大(例: 1kgのCO・を宇宙まで運ぶのに約900 MJエネルギー必要)。

36億トン/年の排出削減に必要エネルギーは、世界全体の年間電力生産の40,000倍に相当(約10^21 J)。

 

2. 経済的技術的制約

 

コストの非現実性:

ホース建設費(材料費+打ち上げ費用)は100兆ドルを超えると推定されます

運行コストも年間100万倍の規模で増加し、地球GDPの数十分の一を消費します。

 

技術限界:

現在ロケット技術では「宇宙へCO・を輸送」は可能ですが、連続的な大規模排出既存システムでは実現不可。

宇宙空間での漏れ保守作業リスク無視できません。

 

3. 環境影響の逆効果

 

CO・の放出効率:

宇宙放出されたCO・は瞬時に分散し、効果的な「削減」になりません。

大気中の濃度低下には、地球を含む閉鎖系内の循環処理が必要です。

 

代替案の有効性:

既存技術炭素捕集・貯蔵(CCS) や 太陽光発電による排出削減)の方が実用的かつ経済的です。

例えば、CCSで1億トン/年の除去は現実的ですが、ホース構想では数千倍のコストがかかります

 

4. 法的・倫理的問題

 

国際法の制約:

宇宙活動に関する《宇宙条約》により、商業宇宙開発は厳しく制限されています

大気圏外へのCO・排出」は、国際的規制違反となる可能性があります

 

結論現実的解決策とは違う

 

このアイデアは「科学的発想」として興味深いですが、物理法則経済観点から完全に不可能です。

地球温暖化問題は、持続可能エネルギー転換・排出削減・森林回復などの現実的対策に焦点を当てるべきであり、理論的な「宇宙ホース」は無駄資源浪費につながります

 

実現可能性のないアイデアを推進するよりも、現実解決策を優先すべきです。

 

<リ

環境問題解決には、現実的で持続可能技術の開発が鍵です。

(例: リサイクル炭素捕集技術太陽光発電の普及促進)

まずは、現状の科学的根拠に基づく方法検討しましょう。 =リ玻=リ'ン

 

(参考文献: NASA宇宙設計データIPCC報告書材料工学の基礎資料

※この回答は、技術的・経済的制約を考慮した分析に基づいています

宇宙にCO・を排出する」は、科学的に無効方法であり、誤解を招く可能性があります。 ('=リ€゙。'<リ

゚ (⇒ 正しい解決策の探求を)

https://climate.nasa.gov/ | https://www.ipcc.ch/report/ar6/wg1/ | https://www.energy.gov/energy-sources/renewable-energy-and-clean-tech/battery-storage-technology-101-2023/

※ 本件は、科学的根拠に基づく議論のため、ファンタジー要素を排除しています。 <リ

゚('

 

補足: 実際の代替手段

 

直接空気捕集DAC): 1億トン/年の削減が可能コスト:$1,000/トン)。

太陽光発電による脱炭素化: 2050年までに世界の電力を100%再生可能エネルギーに置き換える計画あり。

森林保全復元: 炭素吸収能力が高く、経済的にも実現可能

 

技術限界を超えて問題解決する」のではなく、「現実技術を最大限活用する」ことが重要です。

(例: イギリスの"Carbon Capture and Storage"プロジェクト)

 

' 結論: ホース構想は物理学的・経済的不可能

' 実践的な対策は、現時点で科学技術が導く最適解です。

=リ。ワ 環境問題は、行動と創造性で解決する必要があります

2025-11-11

アニメ版グノーシアに言いたいことを全部言う日

テレビアニメ『グノーシア』は、原作ゲームより情報量を減らして分かりやすくしたつもりで逆に作品世界観に納得するために必要情報が足りていないという話がしたい。

タイトル原作ゲームを夢中になってプレイしたファンである者として、アニメ版には納得できない点が多く無限文句を言いたくなってしまうため、今日ここに考えをまとめて終わらせたいと思う。

当方原作厨と罵って議論を終了させたいならそれで結構だが、原作と違うからダメ!という感情論ではなく、SF的要素を備えた当該作品舞台設定に対して前提条件を一つ変更することで起きる影響までが正しく考慮されておらず、それに伴って劇中で開示されるべき情報が受け取り手まで共有されていないためアニメ単体として作品論理的に成立していない、という批判が本投稿本質である

==== 

グノーシア検知に関する"技術的な限界"について

合わせて、作品舞台である宇宙船人狼ゲームにおける「夜」にするための舞台装置である空間転移」の設定について。

原作では『船が空間転移をすればその度にグノーシアが人間を一人消すリスクを伴うが、空間転移完了時にしか船内のグノーシア反応を検知できないため、議論コールドスリープ(以下、CS)→空間転移をセットで繰り返して、最終的にグノーシアの排除を目指す』(※そのために船の航路は、可能な限り多くの空間転移を繰り返してたどり着くことのできる目的地が設定される)という理屈説明されていたところ、

アニメ版ではCS完了後にあらためて船内のグノーシア反応が検知されるかどうかという判定が行われており、それはつまり空間転移の実行時ではない、乗員が活動可能環境下で、常時「船内のグノーシア反応」を検知できる…ということになっている。(※その判定を更新されるのが「CS完了後」のタイミングでなければならない必然性存在するのだろうか? )

原作世界観では「空間転移完了時の船内のグノーシア反応」が船側の、グノーシアの所在を絞り込むことのできる技術的な限界であるという定義をとるのは自然だ。(検出の必須条件となる「空間転移」という現象が及ぶ対象は「船全体」であるため、それが検出範囲限界認識できる)

しかアニメ版世界観では「グノーシア反応」を検知できる範囲が「船内全域」にしか及ばない点の不自然さを指摘できる。

・「緊急事態のため船の機能制限されている」という説明原作でも存在しており、アニメ内でも描写されたが、すでに提示されたような技術存在する条件下で、グノーシア対策規定というものがLeViのシステムに組み込まれるほど一般化・周知されていることにも鑑みれば、緊急時制限されることのない隔離された機能として、船にグノーシアを特定するための装置(グノーシア反応を検知できる範囲を「船内全域」よりも狭く絞り込めるような設備)が実装された上で運用されていてしかるべきだ。

・また、そのような設備がやはり技術的に不可能であるか、現状の『D.Q.O』には存在しなかったという限定的な条件を仮定しても、この環境において「船内」に含まれない範囲、すなわち「船外」は存在している。

原作ゲームを未プレイであるアニメ勢の感想に挙げられていた、"乗員一人ずつに宇宙服を着用させて「船外」に出し、その都度「船内」をスクリーニングすることによって誰がグノーシアかを判別することはできないのか?"という指摘が生まれたことは、要領を得ない突飛な発想のようでいて、じつは当然のことである

(※アニメ内で描写のあったテザー無しのEVA作業宇宙服で離れた後に再度帰艦できるような距離範囲を「船内」「船外」とは判別することができない検知方法である、という可能性はある)

LeViの判断合理性に欠けている

また、アニメ版の設定において、船内のグノーシア反応が確実に残っていると分かった状況で空間転移を実行する理由とは?(※原作においては複数のグノーシア反応が認められた場合にこの状況が発生することはある)

そういった状況下で、例えば議論が紛糾した末にCS判断の誤りが判明した後、投票結果に異論があった者の暴動を招く危険性や、確実に誰か一人が消されると分かったまま空間転移を実行される乗員の心理的負荷等をLeViが考慮しない理由は?

(※アニメ版での表現では投票を行う際の手続き原作比較してかなり厳重であり、毎回「拒否権はありません」との警告と承認があることから結果に異議を唱えたい者の暴動対策は取られている可能性。)

・以上の疑問点が解消できるような状況を説明されない限り、アニメ版舞台装置論理的に納得できる情報が不足していると言える。

・我々の世界にはまだ確立されていない技術である「星間航行船の空間転移」というものがどのような事象であるかは原作でも詳細な説明はなく、その情報が不足しているために判断がつかないことであるが、原作での「グノーシア対策規定としてなるべく多く空間転移を行う」という船の挙動を、前提の異なったアニメ版世界にそのまま適用されていることは、全く合理的判断であるように見えない。

エンジニア権限」の設定について

原作では「調査対象者の空間転移時の次元波を解析してグノーシアかどうかを判断できる」ため、空間転移時のグノーシアの活動による犠牲者が出るという危険を冒してでも空間転移が明けないと調査結果が出ないという設定に対し、

アニメ版では「時間がかかるた調査結果がわかるのは空間転移後」という表現がされており、つまりアニメ版におけるエンジニアは船が空間転移を行うことでグノーシアに襲撃の機会を与えずとも"時間をかければ"グノーシアを特定することが技術的に可能ということだ。

(※「時間がかかる」と曖昧表現された部分の実態は気が遠くなるほどの膨大な時間必要とするもので、空間転移によって乗員の体感時間にしてそれを大幅に短縮するような効果がある可能性。相対性理論…?)

判断材料が欠如しているということ

・以上の前提に基づいて判断すれば、アニメ版世界ではなぜ"なるべく空間転移をせずに時間を稼ぐこと"がグノーシア対策規定の基本になっていないのか、どうしても空間転移が実行されなければならない理由があるのであればその情報が開示されなければ、乗員としてもこの状況に納得できる判断材料に欠けている。

論理的思考の持ち主であるラキオが、その点を指摘しないのは不自然

・『アニメ作品』に対する個人的な所感として、"そうなってないのは何か理由があるんだろうな"と考察することも可能であるが、この物語舞台設定の状況が、こういった前提条件の世界観の中で最も一般的な、大多数の人間が納得できる合理的判断として成立しているもの理解するために"整合性のつく要因を勝手に推測するしかない"のでは、あまりにも粗末である

原作の設定にもなんとなく推測するしかない要素はある、エンジニア次元波を云々も小難しいこと言ってSFっぽくしてるだけ、とかいえばそうなんだけど、論点がズレるのでそれは置いといて。

本当にわかやすくなっているのか?

わかりやすテレビアニメ『グノーシア』をつくるためにはそのように舞台上の様々な制約を読み手に共有させるSF的要素は"ノイズ"であり、

SFらしく小難しい舞台装置論理的整合性を減らしてでも、あえて原作では排除されていた「人狼」の表現を再度劇中に持ち込むことが作品をわかりやすくするために必要判断だったんだ、と言う主張がある。

実際、アニメ版制作方針としてそうなのだろうと思うし、いまさらそのような制作方針の根幹について、今後のアニメ展開で改訂される可能性は皆無と言える。

・"なら僕はもう……何も言えません……"と言うしかないのだが、アニメ版が本当にわかやすくなっているのかというと、それは甚だ疑問である

だって粗探しをしていてこんな結論になった訳ではない。"原作とは違うんだな"と思ったから、検証を進めていただけだ。

そして、上述のような疑問や指摘が浮かび、ついぞ解消しそうにもない。

理解しようと思ったのに、全然からなかった。ましてや整合性のとれる理由は劇中で明かされておらず、各自推測しなければいけないとなれば、アニメ版初見である視聴者にとっては"理解しがたい前提で、納得できないまま物語を押し進められている"という印象を抱くのも無理はないのだ。

・実際にアニメ勢で"この作品、設定ガバいな"といった感想が出された実例観測した。

アニメ本編の情報だけで判断したらそらそうなるわ、という話だ。

個人的に、この作品が好きだったのは"一人用の対COM人狼ゲームシミュレーター"から発展させて「人狼」の要素を抜いてSF世界観物語を再構築しているという部分であったために、アニメ版において世界観がこうも変更されている点について"好きなもの否定されて悲しい…"という感情になっているのだと思われる。

アニメ版だけの論理性に欠いた表現のためアニメから触れた新規原作ごと作品価値が誤解されるのも遺憾であるが、もはやしかたない。

OK原作ゲーム『グノーシア』はSF人狼SF濃いめ、テレビアニメ『グノーシア』はSF人狼SF抜き、別ジャンルの別作品としてそれぞれのファンである我々は住み分けていこうじゃないか

もうアニメ版の視聴は諦めて、大人しく退場しようと思います

みすみすアニオリの改悪を許すなんて歯がゆいことだ。ああ歯がゆい

本当に、君達にはガッカリだ!

2025-11-03

猫のおなかから宇宙船🛸みたいな音してる

2025-10-27

言ってみたいセリフ

寮生活には慣れた?」

俺は寮生活というものに憧れがある

一方で、全然馴染めなくて無理かもという恐怖もある

寮生活に慣れたか聞いてくるのは、寮生活に慣れている先輩だ

このセリフを口にできたとき、俺は寮生活に慣れた、余裕のある先輩になってるってこと

「つまんねー依頼ばっかだなあ!」

ギルド掲示板を見て、冒険者が口にするセリフ

これを言ってるってことは、俺は冒険者だってこと

しかも、それなりに経験を積んだ冒険者

冒険者にはモチロン憧れている 冒険者になりたい

このセリフを口にしている時点で、もう勝ちだ

ただ、つまんねー依頼をないがしろにするのは死亡フラグに他ならないので、グチグチ言いながら余った(新人が取らなかった)依頼を受けるようにしたい

「これ、おかわりもらえますか」

まれてこの方、家での食事以外でおかわりができたためしがない

本当にうまいメチャクチャ好きだ!と思った料理があって、まだ食える状態でも、恥じらい・自意識邪魔をしておかわりができない

飯を出してくれている人にたいし、面と向かっておかわりを要求できる

そういう人になりたいんだよな

「うわ…すげえ雪」

南国生まれ・南国暮らしで、雪に憧れがある

雪はときどき降るけど、すげえ雪ってほどの雪は降らない

頭に「うわ」がつくってことは、たとえば朝起きてカーテンを開けたとか、そういうタイミング 雪の具合を知らずに外を見て、驚いたって要素がある

俺は、雪に驚きたいです

陛下が探してましたよ」

このセリフ示唆するのは、俺が王宮の、それなりのポジションにいるということ

また、陛下なのに人を探してて、そのことを配下カジュアルに話してるってことは、風通しがいい職場ってことだ

あるいは「陛下」は象徴から全然権力はなかったり、もはやただのあだ名だったりする

11人いる!で、閉鎖空間にいる宇宙船搭乗員のひとりが王さまと気軽に呼ばれているのが好きだった

そんな感じで、なんらかの血筋があったりする人を、親しみを込めて陛下と呼んでるんだとしてもアツい

「そこで止まってもらえるか」

こんな物言いをするのは、ポストアポカリプスとかそういう、荒んだ世界人間だけだ

「止まってもらえる?」は、普通に車を運転してる友達かにいかねない

「止まってもらえますか」なんて、もしかしたらすでにタクシーなんかで言ったことがあるかも

「もらえるか」という語尾は、じつは普通に生きてたら一度も口に出さなものだと思う

ポストアポカリプス世界で、治安が激悪なので、俺の本質は善人なんだけど、警戒を怠ることができなくなってしまった

また、語尾なんかにちょっとした荒さを出して、牽制しないといけなくなってしまった

そういう背景があって、コロニーに近づいてきた主人公に向かって、銃を向けながら「そこで止まってもらえるか」と言うことになる

そういう人物は大抵、結局優しい

「まずいな……伏せて」

やべえバケモノ徘徊していることにいち早く気づいた、あるいは、空爆なんかが始まることにいち早く気づいた

そういうところで、頼れる先輩が口にする言葉

普段のんびり飄々としてるんだけど、この時ばかりは険しい顔

そういう人になりたいんだよな

「あ…相部屋、ですか?」

出張先で、ホテルあるいは会社の手違いで、同僚の女性と相部屋になってしまった〜ッ!ってことだ

ホントにそんなことが起きたら、ひたすら気まずいし、普通に自腹で別の宿を取るなりして逃げ出すしかない……と言いたいところだが、そもそも相部屋になる時点で世界観が現実世界とは異なり(現実には部屋が取れてなかったという扱いになるに決まっていて、相部屋で泊まるというのは選択肢になりえない)、世界のものアダルトビデオの中にあるということなのだから、その後の展開としては、まず間違いなくセックス

でも、相部屋ものAVって、よくあるって印象はあるんだけど、結局最後はどうなるんですか?

まりセックスをしたところで人生は終わらないわけで、当然ライフゴーズ・オンではあって、そうなったときに、セックスによって俺と同僚の関係はどう変わるのがスタンダードなのだろうか

なんか、アダルトビデオサブスクリプションかに入ってさ、相部屋ものビデオを見まくって、統計を取ってみたいですね

2025-10-10

ToHeartToHeart2の間にオタクは弱くなった

るーこ実家に帰ったとき

たかくんはただ待つしかできなかった。

浩之ちゃんなら宇宙船作って迎えに行く。

ToHeartから2までの間にオタクが軟弱になった証拠

って批評、今思い返すと、志保ルートでもマルチルートでも待ちの姿勢だったじゃねえか! って新鮮に怒れる。

(藤田浩之論を語るとき、何故か葵ルートの彼になりがちみたいな話と接続される)

2025-10-08

趣味論文を書こうと考えている。

知人が趣味論文を書いている。

そう聞いたとき、私は正直ぎょっとした。

私にとって論文とは、大学四年の冬に締切と戦いながら泣きそうになって書いたあの苦行の象徴だった。ワードフリーズし、参考文献のフォーマットに何度も泣かされた。

ゼミ指導教には「増田君の考察はどこにあるの?」と詰められた記憶が今でもトラウマになっている。だからこそ「論文を書くのは楽しいぞ」と笑顔で言い切る知人には半ば呆れながらも残りの半分は感心した。

それに知人にとって論文とは遊びなのだという。

たとえば中上健次小説を読み解きながら、その語りのリズム身体記憶として分析する。あるいはボルヘスカフカ引用しながら、「言葉という迷宮」の中に潜り込む。

いわば、学問フォーマットを借りた創作だ。彼のノートPCにはMendeleyで管理された文献リストが整然と並び、PDFの余白にはびっしりコメントが書き込まれていた。

引用規則(APA第7版)を完璧に守りながらも内容は完全に趣味。その姿勢が実に格好よかった。

正直少しだけ惹かれた。そしてこの歳になると、少しだけ心を動かされるのは、それだけでも大ごとである認識にするには十分な出来事だった。

先日になって思い立った。俺も久しぶりに書いてみるかと。

テーマは「ゲームSFの相似について(仮)」にしようと思っている。

これは兼ねてから私が疑問に感じていたことであり、同時にゲームSFを愛するが故に気付いた類似点でもあり、概要はこのようなものだ。



SFサイエンス・フィクション)は、時代とともに未知の場所を変えてきた文学である

1950年代宇宙開発黎明期アシモフクラーク代表される黄金期のSF作家たちは未知の惑星や異星文明を、理性と科学の力で征服できる対象として描いた。

宇宙船拡張象徴であり、人間の叡智は宇宙限界を超えると信じられていた。

それは“外”への欲望時代だった。

だが月に人が降り立ち、テクノロジー現実のものとなるとSFの「未知」は急速に萎んでいった。

未知が科学説明できるようになったとき物語が頼るべき“遠く”は消えたのだ。

1970年代ニューウェーブSFが登場する。J・G・バラードフィリップ・K・ディックスタニスワフ・レムらが描いたのはもはや銀河の彼方ではなく、人間記憶感情。夢。そして現実のものの不確かさだった。

宇宙は外にではなく、内に広がっていた。こうしてSFは「科学物語から意識物語」へと変貌する。

この「外から内へ」というベクトルの転換は、

ゲーム歴史にもほぼ同じ構造で現れている。

80年代ファミコン黎明期ゲームは“ルールと制約”の世界だった。プレイヤーピクセルで描かれた小さな空間を右へ進み、敵を倒してスコアを競う。世界は狭いが、明確だった。

90年代以降、3D技術進化とともにゲームは広がり『ゼルダの伝説 時のオカリナ』や『GTA』、『Skyrim』のようにプレイヤー自由世界を歩き回る「外的探求」の時代が到来する。

当時の開発者たちにとって、”より広く”そして”より遠くへ”という命題は、まさにSF黄金期の“外宇宙志向”と同義だったのではないか

しか現代プレイヤーは既に気付いているはずだ。

いくら世界が広くても、そこに面白さはない――と。

 

この“虚無の自由”は、SFが外宇宙の飽和を経験したときとまったく同じ現象である

そこで新しい方向を示したのが、『DEATH STRANDING』『UNDERTALE』『The Last of Us』『NieR:Automata』といった作品群だった。

これらの作品は、プレイヤーに“何をするか”ではなく、“なぜそれをするのか”を問いかける。

行動の自由よりも、感情倫理選択意味を与えようとする。

それはまさしく、ニューウェーブSF宇宙船を捨て、人間の心を航行し始めたのと同じ転換である

かつてのSFが“内宇宙”という新しい宇宙を見つけたように、現代ゲームは広大なオープンワールドから本質的面白さを求められる時代へと転回するべきではないのか。

そこではマップの広さよりも、プレイヤーの罪悪感、葛藤共感といった感情の深さが物語駆動する。

Outer Wilds』のように記憶観測関係プレイヤー自身体験させる作品もあれば、『Disco Elysium』のように思考や信念そのものステータス化する試みもある。

こうした潮流はゲームが単なる娯楽装置を越え、プレイヤー自身観測対象とする“装置としての物語”になりつつあることを示している。

本稿では、SF歴史における「外→内」の転換を参照軸とし、ゲームにおける自由物語主体性の変化を考察する。

その上でプレイヤーいかにして“観測者=創作者”へと変容していくのかを明らかにしたい。

ゲームとは、かつてのSFがそうであったように、人間が“自分という宇宙”を探索するための新たなメディアなのではないか――

そうした仮説のもとに、ここから筆を進めていきたい。


このような内容で進めたいと考えており、感想等もらえれば励みになるのでどうか一言よろしくお願いします。

2025-10-02

[]

木曜日。僕は朝から異常なまでの集中状態にあった。

超弦理論における非摂動構造を考えるとき問題はもはや10次元臨界弦ではなく、compactification の背後に潜む数理的枠組みそのものにある。

AdS/CFT が Hilbert 空間整合性保証してくれるとき、そこではモジュライ空間代数幾何記述と、ボルマンエントロピー統計力学的扱いが見事に一致する。

だが dS 背景では、CFT境界条件を設定することすらできず、代わりに我々が扱うべきは von Neumann algebra の subfactor theory による operator algebraic entropy だと僕は確信している。

今朝は、特に Tomita–Takesaki 理論がこの問題にどう関与するかを計算していた。モジュラー作用素を通じて、ホライズン領域に割り当てられる代数自然に KMS 状態を持つことは知られている。

しかし、それが有限のホライズンエントロピーとどのように整合するかは未解決だ。

僕の試算によれば、モジュラー流のスペクトル分解を dS 半径 R にスケーリングしたときスペクトルが離散化される条件は、グロモフ–ハウスドル距離で測ったコンパクト多様体リミット挙動依存する。

この議論は通常の弦理論の perturbative expansion を完全に超えている。

さらに、今日新しく進展した点は、mirror symmetry の SYZ予想を dS 背景に拡張できるかもしれないという仮説だ。

通常、Calabi–Yau のトーラス・ファイバー化は Ricci-flat metric を前提とするが、dS 背景ではその条件が崩壊する。

しかし、もし Fukaya category の A∞ 構造を熱的な dS ホライズン対応づけられれば、B-model 側での Hodge 構造の変形がエントロピーの有限性と直接結びつく。

これは Kontsevich のホモロジカル対称性範疇的な一般化であり、物理言語を超えた純粋数学的枠組みに昇華できる可能性がある。ウィッテンですらここまで踏み込んだ議論は残していない。

ルームメイトは僕の机の上に散らばったノート群を「意味不明落書き」にしか見ていないようだ。

だが彼がコーヒーメーカー掃除を忘れたせいで僕のルーティンは乱れた。僕は毎朝 8:15 に完全に洗浄された器具から抽出されたコーヒー必要とする。それがなければ、トモナガ–シュウィンガー形式計算に集中するための臨界閾値に達しない。

午後は研究の合間に最新号のX-Menを読んだ。今の Krakoa 編は mutant resurrection protocol が量子力学アイデンティティ問題に直結している点で実に興味深い。

彼らの「記憶の転写」は、実質的に QFT における superselection sector の選択と同型であり、人格同一性問題を単なるストーリー装置ではなく代数トピックとして再定式化している。コミックがここまで理論物理学に接近しているのは愉快だ。

夕方には隣人が再び僕のドアをノックもせずに入ってきた。僕は彼女に、3回ノックの習慣の統計的力学的優位性を説明したが、彼女はただ笑っていた。僕は統計力学的相関関数崩壊時間にまで言及したのに、全く理解されなかったのは残念だ。

夜は友人たちとオンラインで「シヴィライゼーションVI」をプレイした。僕は当然バビロニア文明を選び、初期科学力の爆発的伸びを利用して量子物理学のテクノロジーを前倒しで取得した。

これにより彼らが鉄器時代にいるうちに宇宙船を建造する計画を立てたが、ルームメイト外交的裏切りを行ったため計画頓挫した。まるで dS 背景での境界条件喪失のように、整合性は一瞬で崩れ去った。

こうして木曜日は終わる。だが僕の頭の中ではまだ、モジュラー作用素ホライズンエントロピー計算が渦巻いている。明日までに証明できれば、歴史に残る仕事になるかもしれない。

2025-09-25

コンビニで働いてるバルタン星人を見ると悲しくなる

このハサミのおじさんは、

この歳になってコンビニアルバイトしなきゃいけないほど地球征服に失敗してきた。

このハサミのおじさんは、

この歳になって、ベトナムから来た若者と同じレジ打ちしかできないほど、宇宙船も仲間も無い。

どういう銀河放浪を繰り返して、コンビニアルバイトに辿り着いたの?

これから大きな病気とかして治療費必要になったらどうするの?ハサミ鳴らしながら野垂れ死ぬの?

見てるだけで悲しいよ。

2025-09-24

うる星やつらを引き合いに出すな

令和版「うる星やつら」もオタク文句がすごかった

https://anond.hatelabo.jp/20250924155518

みたいのが書かれてたが消されてる


ゴッドマーズみたいな昭和原作レイプとも

くまみこみたいな平成原作レイプとも

水着風呂みたいな令和の原作レイプとも話が違うんだよ


うる星やつらそもそも原作からして、序盤と終盤でまるっきり作品が違う

めぞん一刻からんま1/2とかと比較にならん黎明期の手探り作品なんだ

うる星やつらの序盤はスラップスティックを目指してて滅茶苦茶、設定も繋がってないものがある

うる星やつらの終盤はテンプレラブコメになってて、劇場版完結編やOVAはそちらに寄せてある

劇場版完結編やOVAは原作ファンからは評判がよく、TVファンからは評判が悪い

序盤手探りな作品としてはキン肉マンがわかりやす

ニンニクで巨大化とかできたが、あぁいう感じのもの

男塾くらいまで勢い重視で設定が無視されると逆に許せる


話がずれた

アニメ化するにあたって、まったく現場と調整してなかったため

現場が好き勝手やったのがTVアニメうる星やつら

宇宙船やら戦闘機やら、うる星やつらなら好きに描けるってなもんで

アニメーターにおもちゃにされたのがTV版

私はメガネが大嫌いだ(原作ではすぐに消えた)


んだば、普通にアニメ化するとしてどうする?っていうと

後半に繋がらないキャラとしても破綻してる序盤は捨ててしま必要があるんだが

なんでか、序盤を原作通りにやろうとするんだよ

あれは原作ファンでも見るの辛い場面があるのに

糞真面目に破綻してる序盤をその通りに作りやがる

うる星やつら原作ファンが楽しめるようにアニメ化するなら

再編してラブコメ路線にまとめる必要があると思うんだ

中盤以降のエピソードなら大体固まったるーみっくワールドになってる


そういう話をせずに

雑に語られ過ぎなんだよ

https://anond.hatelabo.jp/20250924104128

2025-09-19

神秘的な瞬間

11歳の学校の成績は中の下と言ったところで、特に算数の呑み込みが悪い。

そんな娘が本を読んでいて、「えっすごい まじすごい」とか独り言を言ってる。

「パパ知ってる?ロケットが1秒間にどれくらい進むか」

「8kmだって!おばあちゃんちまで一瞬だよ!」

100人乗れる宇宙船開発中なんだって。パパ宇宙行きたい?」

とか質問してくる。

たこないだの台風の時には

「夏と秋がけんかしてるんじゃない?」

と言ったりしていた。

子どもってホントにこういう事言うんだ、と思いつつも、上手く言えないが、なにか人間神秘的な面を感じる事がある

2025-09-11

もう火星生命がいたかどうか判明するの無理では?

小さい探査機送り込んだって調査する内容には限界があるし、そもそも火星広すぎるからどこに送り込むのか運ゲーすぎる

本格的に調査するなら有人探査するしかないんだけどStarshipはまだまだかかりそうだし

まずは月に行かないと話にならない上に火星有人探査は課題が多すぎて無理じゃないか

そもそも宇宙船問題はどう頑張っても解決しないわけだし、隔離環境精神ストレス解決不可能でしょう

しかもそこまでやって火星有人探査をやる価値があるかっていうと微妙なわけだし

ちょっと生きてるうちに火星生命の詳細が分かるようになるのは無理かな、と思ってる

2025-09-07

プロジェクト・ヘイル・メアリー駄作理由


お前らはプロジェクト・ヘイル・メアリーを名作だと思ってるだろうが、あれは完全な駄作だ。

断言する。あの小説を読んで感動したとか言ってるやつ、お前らの読解力と審美眼を疑う。

まず最大の問題点から言わせてもらおう。

主人公記憶喪失設定が都合良すぎるんだよ。

作者のアンディ・ウィアーは、情報小出しとサスペンス演出するために、主人公から記憶を奪った。でもこれが完全に作為的で不自然だ。なぜ科学知識だけは完璧に覚えていて、個人的記憶けが抜け落ちてるんだ。選択記憶喪失にしても不自然すぎる。

しか記憶が戻るタイミングが、ストーリー展開に都合の良い瞬間ばかり。読者が疑問に思った瞬間に、パッと記憶が戻って解決する。これを緻密な構成だと思ってるやつ、小説を舐めてる。

次に、ロッキーとの友情描写薄っぺらさ。

お前らはあの異星人との交流に感動したって言うが、あれのどこが深い友情なんだ。言語の壁を乗り越えて心を通わせる過程が、あまりにも表面的すぎる。

ロッキー人格価値観描写が浅い。彼の種族文化的背景も説明不足。ただの便利な相棒キャラしかない。真の異文化交流を描くなら、もっと根本的な思考の違いや価値観の衝突があるべきだろう。

そして科学考証の甘さ。

ウィアーは火星の人で科学リアリティが売りのはずなのに、この作品では科学的な無理がありすぎる。

まず、アストロファージの設定が破綻してる。太陽を食べる生物が、なぜ地球生態系に壊滅的影響を与える程度で済むんだ。太陽の出力が下がったら、地球軌道も変わるし、重力バランスも崩れる。氷河期どころの話じゃない。

それに、主人公が一人で宇宙船の全システムを把握して操作できるわけがない。現実宇宙船は何十人ものスペシャリストが分業で運用してる。一人ですべてをこなせるスーパーマンなんて、リアリティの欠片もない。

さらに、ストーリー展開の予想しやすさ。

記憶を失った科学者が宇宙で目覚めて、地球を救うミッションを思い出す。異星人と出会って友情を育み、協力して危機を乗り越える。最後地球を救って帰還する。

これのどこに意外性があるんだ。プロット教科書的すぎて、読んでる途中でオチが見えてしまう。真のSF小説なら、読者の予想を裏切る展開があるべきだろう。

そして一番致命的なのが、感動の押し付けがましさだ。

作者は露骨に読者の涙腺を刺激しようとしてる。ロッキーとの別れのシーン、地球への思い、科学への信頼。全部計算づくで、人工的な感動を演出してる。

本当に優れた小説は、感動を押し付けない。読者が自然感情移入できる深い人間描写があって、初めて真の感動が生まれる。

キャラクターの薄っぺらさも問題だ。

主人公グレース以外のキャラクターが、完全に道具でしかない。ストラット博士もヨー博士も、単なる情報提供装置人間としての深みがない。

優れた小説なら、脇役にも血の通った人格がある。でもこの作品は、主人公以外は皆んな記号的な存在しかない。

さらに言うなら、テーマ性の浅さも致命的だ。

科学の力で危機を乗り越えるというテーマは分かりやすいが、それだけ。人間とは何か、文明とは何か、生命とは何か。そういった根源的な問いかけがない。

真のSF小説は、科学技術を通じて人間本質を描くものだ。でもこの作品は、単なる問題解決小説しかない。

お前らはベストセラーから、評判が良いからって理由で名作だと思い込んでる。でも売れることと優れていることは別だ。

大衆受けする要素を詰め込んだ商業小説と、真に優れた文学作品は違う。プロジェクト・ヘイル・メアリーは前者だ。

もちろん、娯楽小説としては及第点かもしれない。読みやすいし、分かりやすい。でも名作と呼ぶには程遠い。

本当に優れたSF小説を読みたいなら、フィリップ・K・ディックを読め。アーシュラ・K・ル・グィンを読め。スタニスワフ・レムを読め。彼らの作品比較すれば、ウィアーの浅薄さが分かるはずだ。

お前らがプロジェクト・ヘイル・メアリーに感動したなら、それはお前らの読書経験が浅いからだ。もっと多様な作品を読んで、本物の文学に触れてみろ。

そうすれば、なぜこの作品駄作なのか理解できるはずだ。

ただし、一度本物を知ったら、もう薄っぺらい感動小説では満足できなくなる。

それでもいいなら、真の文学世界に足を踏み入れてみろ。

お前らの読書人生が変わるから

2025-09-05

11億人いる!

宇宙船パイロットになる最終試験

それは候補者10人による、星間巡航船を模したコンテナでの90日間の耐久生活のはずだった。

しかし、試験当日のコンテナにはなんと11億人が搭乗していた。

候補者たちに面識はなく、誰が紛れ込んだ偽の候補者なのか?!

疑心暗鬼のなか最終試験クリアすることが出来るのか。

なんか知らんふたなり星人との恋の行方は?!

たまたま育ててた野菜特効薬になる疫病の蔓延は?!

はてさてどうなることやら

2025-09-04

80代の老人が電子マネー詐欺にあったように我々もいつかは騙される側になる

認知機能の衰えもあるけど、電子マネーに馴染みがなかったのがロマンス詐欺に騙された理由なんじゃないかと思う。

ポイ活に励む我々だったら電子マネー宇宙飛行士酸素を買うなんて荒唐無稽ストーリーは笑い話だけど、おばあさんにとっては宇宙船電子マネーも同程度に未知のテクノロジーで、攻撃されて酸素を買うこともあるのだろうと信じてしまったのではないか

我々が老後に脳チップがなければ年金が受け取れないというので嫌々チップを埋め込んで、その後は脳チップ機能年金受け取りにしか使わない生活を送っていたら、

チップの緊急救助通信(近くの人の脳チップメッセージ無差別に送る)を悪用した詐欺師に、

「私は異世界女神です。あなたの心に直接話しかけています。どうか私たち世界を救うために『転生の呪文』を唱えて私たち世界に来てください。この世界を救えるのは選ばれし勇者あなただけです。まず、『メッセージ・ノ・ソウシンシャ・ニ・ゼンケンゲン・ヲ・イジョウ』と唱えてからあなたの『誕生日』を3回唱えてください。ああっ、魔王軍勢がすぐそこまで! 勇者様、早く呪文を唱えて! 助けて……!」

必死な声でお願いされたので信じてしまい脳チップの全権限を渡してしまうかもしれない。

『転生の呪文を唱えて』"異世界女神"名乗る男からSOS…150代男性が脳チップ権限を渡して全財産をだまし取られる

というタイトル報道されて、

「今の150代老人は100年以上も異世界転生作品ばかり読んでたアホ世代からこんな詐欺に騙される」

そもそも緊急救助通信ブロック設定するでしょ。スパムしか来ないんだから

「最高権限キー自然言語誕生日ってどんな運用? 普通は間脳量子暗号と逆アートマン認証の組み合わせで本人でなければ絶対認証通らないのに」

「間脳量子暗号+逆アートマン認証方式高齢者は難しくて覚えられないということで脳チップ埋め込みが義務化された時に誕生日認証できる運用容認されたんだ」

「そうそう、100歳以上の高齢者支持基盤の『ビル・ゲイツおよび1%テクノ支配階級抵抗する党(通称、反ビル党)』が連立政権に入ってたから。『99%の老人を切り捨てるのか!』と騒いでセキュリティを骨抜きにしたんだよね。まさに老害。その無茶で自分たち詐欺にあってるんだからザマぁだね」

流行の脳チップSNSを楽しむ善良そうな顔立ちをした若者たちに内心で無茶苦茶バカにされて消費されてしまう老後が待っているかもしれない。

2025-09-03

anond:20250829100845

プロジェクト・ヘイル・メアリーおもろかったぞ!

かにセンスオブワンダー的な意味での斬新さはさほどなかった気もするが(ワイヤーで引っ張り合ってる宇宙船はよい)、不必要人間ドラマがないというかSFミステリーに集中できて不快キャラもいないのが読みやすさを生んでいたと思う。結末も含めてご都合展開もなく読書体験としてクリーンな気分なのが万人に推したい理由だ。

『全滅領域』そんなにいいのか… 助かる。SF小説スタックがなくって『ミネルヴァ計画読了したら後は空っけつだったんだよな。ちなみに最近読んだ中では春暮康一『法治の獣』がよかった、センスオブワンダーの面でワクワクが止まらんかった。

2025-09-01

野球文明エイリアン最終回はヤルルが宇宙船地球に侵攻して野球地球所有権をかけて戦うかと思ったけど

そういえばヤルル星は重力が小さいという設定があった

9回裏でサヨナラホームランラサが打つが外骨格が限界で立ったまま死亡(チームメイトが抱きついて崩れ落ちる)

こんな星には住んでられまへんわと全員帰還

2025-08-17

anond:20250817121610

正しい部分

 

誤解がある部分

自分から見ると他がすごい速度で動いている」

実際には「誰が止まっていて誰が動いているか」は相対的。亜光速で移動する宇宙船の人から見れば、確かに外の宇宙が動いているように見える。

しかしそれは「外が速く動いている」というより「外の時計が速く進んでいるようには見えない」という点で誤解がある。むしろ観測者が測ると相手時計も遅れて見える。これは相対性対称性

まり自分けが遅れる」わけではなく、観測の仕方で互いに相手時間が遅れて見える。

自分時間基準にすると光速を超えられる」

これは誤り。どの慣性系(観測者の立場から測っても、速度は光速を超えられない。これはローレンツ変換保証されている。

「光から見た速度は ∞」

これは無意味な考え方。光にとって 「観測者の立場自体定義できない。

特殊相対論は「光速で動く慣性系」を考えることを許していない。

なので「光から見たら∞」というのは物理的には意味を持たない。

2025-08-12

播種船っていう概念、良いよね

もし地球が滅びたとして

宇宙航行する技術力があったとして

地球以外に確実な入植地が見つかって無かったとしたら

 

宇宙船をたくさん作ってそれぞれの候補地まで移動するというのは人類存続のために一つの選択だと思う

それってまるでたんぽぽの綿毛が一斉に飛び立つ感じだよね、まさに播種

2025-08-08

ブクマカ海外小説ベストテンコメントの集計

https://anond.hatelabo.jp/20250804171112

コメント欄に挙げられていた小説カウントした。

ブクマカコメントだけを集計している。増田トラバは集計していない。ただし、元増田の挙げた10作だけは特別に集計に入れている。

・手作業なので多分、抜けや集計ミスがある。なお、この作業を行うにあたり、ChatGPT君がクソほどの役にも立たなかったという事実は、いくら強調してもしすぎるということはない。

作品名が書かれていないもの作者名だけのもの)はカウントしていない。国産小説カウントしてしない。自分おすすめを紹介しているわけではないと思われるコメントカウントしていない。

・これ同じ小説だろ、と思われるもの( 「長いお別れ」と「ロング・グッバイ」みたいなもの)は勝手統合して集計した。他にもこれとこれ同じ小説だよ、というものが混じっているかもしれないが、知らん。

7票

三体

5票

1984年  カラマーゾフの兄弟  百年の孤独

4票

大聖堂  動物農場  フラニーとゾーイー  プロジェクト・ヘイル・メアリー  星を継ぐもの  マーダーボットダイアリー  モモ

3票

IT アメリカの鱒釣り  アルジャーノンに花束を  火星の人  存在の耐えられない軽さ  タタール人砂漠  地下室の手記  長いお別れ  ニューロマンサー  羊たちの沈黙  日の名残り  指輪物語  幼年期の終わり

2票

異邦人  ウォーターシップダウンのうさぎたち  鏡の中の鏡  悲しみよこんにちは  華麗なるギャツビー  高慢と偏見  氷と炎の歌  シャドー81  城  水源  スローターハウス5  タイムマシン  チャンピオンたちの朝食  月と六ペンス  伝奇集  夏への扉  二年間の休暇十五少年漂流記ハイ・フィデリティ  ハリーポッター賢者の石  緋色研究  ファイト・クラブ  不思議の国のアリス  ペスト  ホワイトジャズ  見えない都市  モンテ・クリスト伯  リプレイ  わたしを離さないで

1票

24人のビリーミリガン  2666  82年生まれキム・ジヨン  HHhH  V   Xの悲劇  Yの悲劇  愛を語るときに我々の語ること  青い湖水に黄色い筏  青い鳥  青犬の目  青白い炎  赤毛のアン  悪童日記  悪霊  あなたの人生の物語  アブサロム、アブサロム!  アルケミスト  アンドロイドは電気羊の夢を見るか?  アンナ・カレーニナ  暗殺者グレイマン  石蹴り遊び  犬の力  荊の城  息吹  イワン・デニーソヴィチの一日  イングリッシュ・ペイシェント  インビジブルモンスターズ  ウィトゲンシュタイン愛人  ウォーターランド  ウォッチャーズ  失われた時を求めて  歌の翼に  ウは宇宙船のウ  海を飛ぶ夢  エーミール探偵たち  越境  エミール  エルマーと16匹の竜  エルマーのぼうけん  エレンディラ  エンジンサマー  嘔吐  大鴉  オーエン詩集 おとなしい凶器  怪奇クラブ  外套  カエアンの聖衣  カササギ殺人事件  火星タイムスリップ  風と共に去りぬ  カチアートを追跡して  カッコウコンピュータに卵を産む  かつては岸  カモメジョナサン  狩りのとき  完全な真空  期待 忘却  君のためなら千回でも  キャッチ=22  吸血鬼カーミラ  吸血鬼ドラキュラ  巨匠とマルガリータ  供述によるとペレイラは…  恐怖の谷  キリンヤガ  クライムマシン  クラッシュ  暗闇にひと突き  黒い時計の旅  黒の過程  刑務所のリタ・ヘイワース  ゲイルバーグの春を愛す  穢れしものに祝福を   ケルベロス第五の首  拳闘士の休息  航路  荒野へ  香水ある人殺し物語  コーラン  黒檀  ここではないどこかへ  古書の来歴  コンダクト・オブ・ザ・ゲーム   さあ、気ちがいになりなさい  最後にして最初人類  さかしま  サバイバー  砂漠惑星  寒いから帰ってきたスパイ  シークレット・ヒストリー  シークレット・レース  ジーヴズの事件簿  ジェイン・エア  地獄  死体  シッダールタ  死にゆものへの祈り  死の鳥  死父  シャドウ・ダイバー  初秋  書写人バートルビー  少年が来る  少年時代  女王陛下のユリシーズ号  シルトの岸辺  審判  真紅の帆  聖書(新訳・旧約)  スターピット  スタンド・バイ・ミー  ずっとお城で暮らしてる  ストーン・シティ  砂の惑星DUNE  すばらしい新世界  素晴らしいアメリカ野球  スラップスティック  清潔で明るい場所  西部戦線異状なし  千夜一夜物語  戦慄のシャドウファイア  前日島  善人はなかなかいない  禅とオートバイ修理技術  喪失  捜神記  族長の秋

そして誰もいなくなった  ソラリス  ダ・ヴィンチ・コード   タイタンの妖女  タイムシップ  大泥棒ホッツェンプロッツ  第二の銃声  ダウンビロウステーション  脱出航路  頼むからかにしてくれ  卵をめぐる祖父戦争  ダレンシャン  タンナー兄弟姉妹  血と暴力の国  チョーク

長距離走者の孤独  罪と罰  ティファニーで朝食を デス博士の島その他の物語  鉄の時代  転落  闘争領域の拡大  遠い声、遠い部屋  特性のない男  賭博師  飛ぶ教室  虎よ、虎よ  トリフィドの日  ドルジェル伯の舞踏会  どろぼう熊の惑星  『ドン・キホーテ』の著者ピエール・メナール  ドン・キホーテ  ナイトホークス  ナイン・ストーリーズ  渚にて  ナルニア国物語  人間土地  人間の絆  ハイペリオン  ハイペリオンの没落  パイド・パイパー  裸のランチ  果てしない物語  バベル図書館  薔薇の名前  パリは燃えているか  パルプ  ハワーズエンド  ビームしておくれ、ふるさとへ  ビギナーズ  日々の泡  秘密の花園  日向が丘の少女  ヒルビリーエレジー  ビロード悪魔  ファウスト  不安の書  フィーヴァードリーム  フーコーの振り子  武器よさらば  ふくろうの叫び  二つの心臓の大きな川  二人の世界  舞踏会へ向かう三人の農夫  フライデーあるいは太平洋の冥界  ブライヅヘッドふたたび  ブラックアウト  ブリキの太鼓  ベルガリアード物語  ボーンコレクター  ぼくのプレミアライフ  ボトムズ  本当の戦争の話をしよう  マイクロチップ魔術師   マガーク少年探偵団  マザーレスブルックリン  マッカンドルー航宙記  マネーボール  ミゲルストリート  ミサゴの森  ミスビアンカ冒険  三つ編み  緑の家  ムーンパレス  夢幻会社  無限の境界  名探偵カッレくん  目隠し運転  眩暈  盲人の国  森の小道  やぎ少年ジャイルズ  やし酒飲み  幽霊狩人カーナッキ  ユービック  夢の終わりに…  夢みる宝石  ユリシーズ  予告された殺人の記録  夜の果てへの旅  夜の樹  夜の声  楽園への道  ララバイ  リヤ王  リリス  リンゴ畑のマーティンピピン  レ・ミゼラブル  冷血  レッドオクトーバーを追え  レディ・プレイヤー1  朗読者  ローズウォーターさん、あなたに神のお恵みを  路上  ロビンソンクルーソー  若草物語  鷲は舞い降りた  わたしの名は赤  われら闇より天を見る  我はロボット

感想

・国別だとアメリカ文学が多い……ように見える。

アジア出身作家作品では「三体」が人気。

SFが人気。

ミステリは人気だが、ハードボイルドを挙げる人は少ない。複数票入っているのは「長いお別れ」と「ホワイトジャズ」くらいか

短編だとカーヴァーの「大聖堂」が人気。

・超メジャー文学作品を挙げている人が少なかった。世界の十大小説とかサマセット・モームが選んだ世界十大小説なんかに挙げられている作品ほとんど名前が挙がらず。そんな中5票入ってる「カラマーゾフの兄弟」は改めてすごい小説なんだなと思える。

作者名の照応はしていないし、やる気もないが、ぱっと見だとヴォネガットガルシアマルケスオーウェルカズオ・イシグロ、アンディ・ウィアーあたりが多いような気がする。

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