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2024-12-14

今思えば小学生の頃の記憶初恋かもしれない。

小学校の頃の思い出なんて、大人になるとだんだん曖昧になっていくものだ。けれど、なぜか鮮明に心に残るシーンがいくつかある。僕の場合、それは放課後教室記憶だ。

僕は小学校5年生だった。その日はいものように授業が終わり、友達サッカーをするために校庭に急いでいた。けれど、途中で何かを忘れた気がして教室に引き返した。振り返ってみると、その「何か」って別に大した用事じゃなかった。けど、その日が僕の人生の転機になったと思う。教室に戻ると、一人の女の子が机に座っていた。

彼女名前は由佳(仮名)。クラスでは目立つ方ではなく、むしろ静かで控えめなタイプだった。髪の毛はいつもおさげにしていて、制服もきっちりと着こなしている、真面目そのもの雰囲気を持った子だった。正直、それまでの僕は彼女特別感情を抱いたことはなかった。けど、その日は違った。

教室の窓際に座って、何かを一生懸命ノートに書いている由佳を見た瞬間、僕はなぜか胸がドキッとした。「どうしたんだろう、あいつこんな時間まで何してるんだ?」と不思議に思いながらも、声をかけずにはいられなかった。

「おい、何してんだよこんな時間に?」

僕の声に驚いたのか、彼女は少しビクッとしてから振り向いた。その時の表情は今でも覚えている。ちょっと恥ずかしそうな笑顔だった。

「うん…宿題がまだ終わってなくて。」

普通の答えだ。でも、その声がどこかしら柔らかくて、僕は急に落ち着かなくなった。普段なら適当に「頑張れよ」って言って出ていくはずなのに、その日はなぜかそうしなかった。気づいたら、僕も彼女の隣に座っていた。

「手伝おうか?」なんて軽く言ったけど、内心はドキドキしてた。彼女が「いいよ、大丈夫」と言いながら、ペンを動かし続ける姿を見ていると、何とも言えない安心感と興奮が混ざったような気分になった。これが何なのか、その時の僕にはまだわからなかった。

それから数日、放課後になると僕は自然教室に足が向くようになった。由佳がそこにいるかどうか確認したくて仕方がなかったんだ。彼女が何をしているのか、どうして居残りしているのかはどうでもよかった。ただ、彼女と話す理由が欲しかった。

「また宿題かよ。お前、家でやればいいじゃん。」

「家だと弟がうるさくて集中できないの。」

そんな他愛もない会話が、僕にとっては宝物のように感じた。僕たちはだんだんと仲良くなり、彼女が笑うたびに僕の胸は高鳴った。けれど、当時の僕にはそれが「好き」という感情だとは気づかなかった。ただ、彼女と一緒にいると楽しくて、もっと話したいと思う自分がいた。

ある日、彼女がふと窓の外を見ながらこう言った。

夕焼け、きれいだね。」

その時、彼女の横顔が夕陽に照らされて、まるで映画のワンシーンみたいだった。僕はその光景に目を奪われた。そして、初めて心の中でこう思ったんだ。「あ、俺、この子が好きかも。」って。

でも、小学生の僕にはそれをどう伝えていいかからなかったし、伝える勇気もなかった。結局、何も言えないまま彼女とはただの「放課後友達」の関係で終わった。中学に上がると自然に疎遠になり、彼女がどうしているのかも知らない。

けど、今でも夕焼けを見ると、あの放課後教室彼女の横顔が頭に浮かぶ。あれが僕の初恋だったんだと、大人になった今でははっきりとわかる。

思い出って不思議だ。鮮明な記憶とともに、その時感じた気持ちまでよみがえらせてくれる。由佳との放課後時間は、僕にとって一生忘れられない宝物だ。そして、恋をするってこんなにシンプルで、こんなに切ないものなんだと教えてくれた瞬間でもあった。

2024-12-06

追記した)専業主婦適性があることが判明した

ざっくばらんに書きすぎて誤解が生まれてる箇所があるようなので弁明と所感の補記。長くなった。

あとちらほら男性認定されてるから一応明記しておくと私は30代前半女。文章の書き方がおっさん臭いとは言われたことはある。

まず食費にお米は含んでない。ご実家から貰うらしい。調味料は元々あるけどちょこちょこ買い足したので微妙

まとめ買いやらお勤め品やら駆使してお弁当は8品前後食卓には一汁三菜並ぶように意識してるけどまあ2人なので何日か同じものが続くこともあるし、生野菜不足してる感はさすがにある。水菜高すぎ。

ものすごく切り詰めている訳ではなく、かと言ってノールックシャウエッセンをカゴに入れるような買い方はしてないよというバランスの取り方に及第点はほしいなという程の意味

日中の過ごし方については、色々述べたけどつまるところはご指摘の通りゴロゴロしてるだけ。家最高。あと掃除について言及があったけど、彼に「なんか家中がピカピカしてる…」と言わしめたので一応やってるということでいいと思う。ただ基本的には彼の家のため触られたくない所は自分でやってるようなので私がやってるのは蛇足な部分かも。

飼われてる発言の発端は、私から「飼い猫のようにしおらしく毎日あなたの帰りを待ってるよ」みたいなことを言い出したのに対し「猫?雌ライオンでしょ」という返しつきで彼が乗っかってきて、その後もふいに始まった不思議なこの共同生活表現するときに「飼ってる・飼われてる」が使われるようになっただけでお互いに他意はないはず。

弁当箱は自分で洗ってるし食後の皿洗いもやってくれる、いつもありがとうという文脈外食に連れてってくれたこともあるので、今のところ2人の間にだけ伝わる愛のある冗談だと私は受け取ってる。

これはモラ夫のケがあるってことなのかな、それは避けたいけどどうしたら。

***

彼の一存で私をどうにでも出来てしまう現状が不健全なのは自覚してる。私がいなくなったところで彼はまた一人暮らし仕様生活水準に戻るだけで、私が彼を失うのに比べて彼が究極的に困ることはない。だからこそずっと愛されるように(="飼い"続ける価値がある)女性としての魅力を保つ努力をしたいと思っている。

本文含め私のスタンスフェミ的な観点から問題視する向きもあるかもしれないけど、要は単純に好きな人からずっと好きと思われるためにお互いに努力したいよねってだけ。私も向こうには尽くすに値する素敵な男性でい続けてほしい。ちょっと言葉乱暴だったのは申し訳ない。

経済的に立ち行かなくなった時、恋心が褪せた時、彼に依存しすぎて戻れなくなった時、要は現状の満足を構成する要素が欠けた時への備えについてのご指摘はまさに正視できないでいる点なのだけど、今は休ませてほしい。仕事をしたくない訳ではなく通勤電車人間関係の維持に疲れたのです。とにかく家から出たくない…。

結論としては、好きな人とお互いを捧げ合って毎日一緒にいることで得られる安心感の素晴らしさを知ったということが言いたかった。

色々言及頂いて、現状や自分自身に対する客観的認識を補えて有り難い気持ちになった。

人の世話を焼くことで自己肯定感確認してるのではというのは確かにその通りかもと思った。子どもがいればそっちの特性はより活かせるかもしれないけど、ママ友とかPTAかに参加することで、また延々人間関係という大縄跳びをやり続けないといけないと考えるとうんざりする。

あとは久しぶりに彼以外の人間生の声を受け取った気がして、文章越しとは言え新鮮だった。ありがとうございます。以上。

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仕事辞めてから彼氏の家に転がり込んでみたところ、セルフネグレクト寄りだったはずの自分がきちんと主婦業できそうなことが分かった。

朝食を調えて駅まで送り日中家事をして、夕方には夜ご飯の用意などしてから駅まで迎えに行く生活をして早数ヶ月経った。


駅まで送った帰宅後に何をしてるかと言えば家事ネットサーフィンたまに勉強献立検討食事にこだわりがある彼に対し私が時間を割けるので、天ぷら大会やら魚を丸ごと買ってきてお刺身にするやら少し凝ったものを用意できるのが楽しい。彼も満足してくれているようなので、無償で与えられた住環境に対してせめて報いれるものがあるとするならばこちらも嬉しい。

食(材)費は 30,000円/月ほどでほぼ自炊で2人分の朝昼晩を賄えている。悪くない数字ではないか

話は逸れるけど、人に食べさせる料理を毎食毎日作ることの一人暮らしとの大きな違いがこの共同生活の中で一番労力がかかってる部分かもしれない。

食べる人の好き嫌いやこだわりや気分、日ごと食事ごとに対してのジャンル食材バランスボリューム食べ合わせ、彩り、衛生環境、ご家庭で食べるに見合った値段で、使い切れる量の買い出し、……

一人でいれば毎食冷凍うどんでいいやとほとんど作業と割り切ってる食事が誰かに差し出すとなると途端に検討要素と作業工程が倍増する。

これを絶え間なく、その他日常生活運用必要プラスアルファを加味して何年もつつがなくこなすと考えると、世間揶揄されるほど専業主婦は暇ではないなと実感してる。これに子育てが加わったら私には無理だな。

ただ社会人期間と比べてあまりにも人と会わなさすぎ(コミュニケーションがなさすぎ)るので人嫌いの自分もさすがにおやとなり、巷でよく聞く「寂しくて不倫」の機序はこういう心理自覚から始まるのかもなとは想像がついた。

最近は彼の帰りが遅い上にちょっと大きめの言い争いがあったためぎくしゃくしてるのも相まって「他の人と会いたいなー」という気持ちもなくはないけど、人と関わっても結局面倒くさくなる自分の質も数十年人間やってみてよくわかったので、あえて外界に出ようという気は起こらない。

こと自分に関しては基本的に出不精だから日中ほとんど活動しない。この数ヶ月スーパーと家の往復だけ。たまに喫茶店に寄り道したり近所を散歩するくらい。

初期の頃はお昼寝タイムもあったけどここ最近はずっと起きてる。これで上述のように過ごしてると意外にも早く過ぎて夕方には翌日のお弁当と夕飯の準備を始める。すこぶる健康に過ご(させてもらって)る。

不安ごとがあるとするならば、今は完全に無収入で彼の生活フリーライドしてるのでそれが少し申し訳ない。怖くて聞けないし向こうも言ってこないけど、光熱費とかすごいことになっているのではないか

勤労意欲は沸かないけど目の前の人のためになにかしたい気持ちはある。まあそうなると今のグレードを維持した家事炊事は無理だろうが。

あとは自分家事しなくて済んで時間が浮いたことにより付け上がった彼が仕事と嘘ついて外で女作ってきたらどうしようとか表情筋動かしていなさすぎるからか顔がデカくなってきた気がするとかか。

彼は「一人暮らしのやり方忘れた」と言い出し始め私のことを「飼ってる」などと笑うが、私も自分が食べ切れない料理感想付き(ここ大事)で食べてくれて、必要以上に他人と関わらず、人権の欠片も感じられない地獄のようなあの通勤電車にも乗らないで済むこの生活を続けたいので割と冗談抜きでこのまま飼われたい。

仕事に打ち込むにあたって悪くない環境提供できてると思うのでこのまま家事炊事送迎機能付きセックスができる長生ペットとして養ってくれないかな。




だらだら所感を述べたけどそれより何より一番の驚きは、こんな機会ないだろうし共同生活してみるか他人毎日一緒なんて絶対飽きちゃうだろうけどな、という諦め込みの試みだったはすが(数ヶ月経った現時点で)楽しいと思っている自分がいること。

朝起きたら好きな人が隣で寝てて、朝も昼も夜も好きな人のために食事を用意して、夕食後の他愛もない時間を過ごして、また夜も隣で寝てくれる日の繰り返しに言い様のない安心感を覚えている。

他人と過ごすことに向いてないと自分自分理解たか家族からも離れて一人暮らししていたはずで、結婚生活なんてとても出来ないだろうと諦めていたのに、この感覚はなんなのだろう。

2024-12-04

anond:20241204225314

腐臭ってなんやねん失礼なやつやな

ワイは孤高の独身アラフォー引きこもりおじさんや

PCの前にしかおらんのやから清潔で爽やかな匂いに決まっとるやろ

具体的な作品挙げるとこういうマウントキッズが湧いてくるのはありがちやけどだからといって怯んで口をつぐんでしまうのは、愚か者レベルに合わせる愚行やとおもうからよくないで

元増田も果敢にどんな反応も跳ね返す勢いで自分の好きを具体的に発表していったらええねん

そうやってオープンにしていくことでしか本当の理解ってのは得られんもんよ

ちなみに真面目に返すのも無意味やけど一応返しとくと、消費者に徹しとるのになんでワナビーと言われなあかんねん

何者かになろうという欲求がある人間のことやろ

ワイは何者にもなろうとしとらんわ、だから職歴がないんやろな

それはともかく元増田への言及としての要旨は「ワイもアニメがつまらんくなったけどそれは今のアニメがつまらんわけでも自分がつまらなくなったわけでもなく趣味が変わった(ゲーム偏重になった)からやでワイの場合はな」というだけの他愛ないウザ絡みや

2024-11-25

奥さんからLINEがウザすぎる

奥さん専業主婦で、一日中家にいる事が多いんだが、いちいちLINEしてくてウザい。

他愛もない内容ならまだしも、大概は俺に対する文句というか、いちいち指示をしてくる。

太ってるから痩せろだの、部屋が汚いだの、俺の生活上の文句を俺が仕事してる最中に送ってくる。

俺が悪いと言えばそれまでなんだが、仕事中にそういう内容の物を送られてくると、いちいちテンションが下がってしまい、仕事にも支障を来たす。

仕事に集中しなきゃいけないのに、いちいちネガティブな内容を送られてくると、それに精神が引き摺られて滅入ってしまう。

仕事で客先に謝りに行かなきゃいけないだとか、社内で面倒な調整をしなきゃいけないときなんかは、いっそ死んでしまいたい気分になる事も週に一回くらいある。

本当に俺が悪いだけなんだけど、せめて仕事が終わる17時まで待ってもらえない物だろうか。

正直今日も家に帰りたくない気分。

2024-11-20

なんなんだこの感覚

これは不思議感覚なのだが、いま同性の相手で、

相手から映画見に行こう、ごはん食べ行こう、好きな漫画音楽おすすめしあったりライブいこう、カラオケいこう、夜から朝まで通話したり、なんか異性やったら付き合ってるのかこれみたいになってる

同性というだけで付き合う付き合わないとか、

性的干渉が生まれ心配がないというのはありがたい、

お互いそう思ってる気がする

自分相手に手を出したいとか全然思わないし

つか、他に友人はいるけど、誰に対してもこんなこと思ったことないんだよね ただ普段他愛のない意味のない会話は他の友人たちとの方がよほどしてるし気を許している

生業としてることに相手から応援してるというようなファンレターをもらったのが知り合うきっかけなので、

自分が作るガワを好かれているのは理解してるからなのか、なんか嫌われたくないと思ってしまって本音はいつまでも曝け出せないのかもしれない

でも一部の友人もそこからはじまってるけどこんなじゃない

この気持ちを友人に相談したら、中学生恋愛みたいといわれた

付き合いたいとか そんなの一切ないけれど

こんなことを考えていること自体気持ち悪いだろうな

これ以上仲良くなりたいような、なりたくないようか不思議感覚

最終的には嫌われると思うから

嫌われたくないから会いたくないのに誘われると嬉しいから二つ返事でオッケーしてしま

そんで会って話すとやはり楽しいから

つい時間を忘れてしまって帰りたくないなと思っている

なんなんだこの感覚

2024-11-19

今だけ増田書き美の日記

今日はね、朝からなんだか頭がすっきりしてて、いいスタートだったよ!昨日の楽しかった余韻が残ってたのかも。

会社に着いたら、さっそく後輩くんが「おはようございます!」って元気に挨拶してくれて、朝から癒された〜。彼、ほんと素直でいい子だなぁ。

午前中はいつも通りデスクワークしてたんだけど、ちょっとしたミスを見つけて、なんとかフォローできたの。先輩として、こういう瞬間ちょっとホッとするよね。後輩くんも「ありがとうございます!」って言ってくれて、やっぱり頼りにされるのって嬉しいなって思ったよ。

お昼は、同じチームの先輩たちも一緒にランチに行ったんだけど、今日和食のお店!煮魚定食が最高に美味しかった〜。みんなで他愛ない話しながら食べると、やっぱりお昼の時間って大事だよね。後輩くんも「こんな落ち着くお店あるんですね!」って喜んでて、なんだか自分が案内したわけじゃないのに嬉しくなっちゃった

午後はちょっと忙しくてバタバタしたけど、なんとか乗り切った!後輩くんも一生懸命頑張ってて、「あ、この子ほんとに伸びそうだなぁ」ってしみじみ思っちゃった。私も負けてられないなーって、なんだかいい刺激をもらったよ。

帰り道、ふと昨日の兵庫県知事選のことを思い出して、ちょっとだけ調べてみたの。「前と同じ人が選ばれたらしい」くらいしかからなかったけど、こうやって少しでも興味を持つの大事なのかもって思った。小さな一歩だけどね!

家に帰ってからは、ドラマを見ながらのんびりご飯作り。今日チーズたっぷりオムレツ作ったんだけど、これがまた美味しくて幸せ♡ 食べながら、明日はどんな一日になるかな〜って考えてたら、なんだかワクワクしてきたよ。

明日もいい一日になりますように!おやすみなさい♡

おわり♡

2024-11-13

おじさんってだけで叩かれる世の中つらい

SNS自撮り写真上げたんだよ。顔は隠して「これから○○でご飯です!」みたいな他愛ないやつ。

そしたら「おじさん」って理由だけでめちゃくちゃ暴言飛んでくるのな。

キモいおじさんだったらまだわかるけど、おじさんでいること自体がもうアカンらしい。

SNS自撮り写真をあげるおじさんがキモい」というのはわからないでもないけど

べつに誰でもSNS自撮りを載せたっていいし、その理由いいねコメント欲しいってのもキモくはないと思うんだよ。

いや、人によっては「いい年したおっさんの癖にキモい」と感じるかもしれないけどそれって個人の感想であって

それを理由おっさん暴言投げるのは違うし仮に世間共通認識だったとしても同様だよな。

40代、50代になっただけでキモい暴言投げつけられるなんて厳しい世界になったよ。

2024-11-09

anond:20241109144352

夕食の片付けを終え、私はふと口を開いてしまった。

「ねえ、最近私たちって、ちゃんと話してない気がするんだけど…

夫は少し驚いた顔をして、すぐにスマホに目を戻した。「話してるじゃないか毎日おはようおやすみも言ってるだろ?」

そうじゃない。そうじゃないんだ。心の中で叫びながらも、言葉にする勇気が出なかった。「ううん、そういうことじゃなくて…。ちゃんと二人で話をしてないっていうか…」

しばらくの沈黙のあと、夫は小さく息を吐き出し、ソファに体を沈めた。「…仕事で疲れてるんだし、今さら何を話すんだ?」

その言葉に、胸がぎゅっと締め付けられた。かつて夜遅くまで他愛のない話で笑い合った日々が思い出され、その記憶が今では遠いものに思えて仕方なかった。こんなにも近くにいるのに、私たちはどこか遠く離れてしまったような気がした。

「…ごめん、変なこと言って」

そう言うと、私はその場を離れ、リビングのドアを静かに閉めた。

数日後、私は慌てた様子の夫から電話を受けた。朝の通勤時間、彼からの連絡は珍しかった。

「頼む、駅まで来てくれないか?」

驚いて理由を尋ねると、彼は言いにくそうに低い声で話し始めた。「…朝、電車ちょっとトイレが間に合わなくて…」

その時の彼の声は、いつもの冷静で余裕のあるものではなく、どこか小さくて弱々しかった。思わず笑いそうになりながらも、彼のプライドを傷つけないよう努めて真剣に話を聞いた。そして私は急いで駅へ向かった。

駅の待合室で、しょんぼりと肩を落として座っている彼を見つけ、私は思わず笑みがこぼれた。心配だったけれど、なんだか愛おしくも感じた。そっと彼の隣に腰掛け言葉なく手を握ると、彼も少しだけほっとした表情を見せてくれた。

「…大丈夫よ。誰だって、こういうこと、あるんだから

彼は小さくうなずき、弱々しく笑った。その瞬間、なぜか私たちの間に少しだけ、以前のような親密さが戻ったような気がした。

それから私たちは少しずつまた、夜に話をするようになった。長い会話ではないけれど、互いの存在を確かめ合うような、そんな会話。あの時、彼が失敗を見せてくれたからこそ、私はまた彼に手を差し伸べることができたのかもしれない。

2024-11-07

バイトで見てきた子供たち

都内小学生の塾バイトしてた。結構前の話。全員が全員そうじゃない。一個人体感で思ったこと。

前提としてはクラスが分かれている塾であり、テスト結果でクラス移動をする。

下の方のクラスの子供たちはい意味子供らしい。「新作カップラーメンうまい」など「休みの日にオンライン対戦しよう」など、勉強の話はほぼしない。授業前にカードゲームしていたりする。恐らく存分に遊んだのか土まみれの子も多い。

基本的に元気な子が多く賑やかであり、先生に可愛らしいいたずらをするくらいの小学生らしさがあった。授業はつまらなそ~にする子は多く、勉強に興味がない。しかし、どこかのタイミングでハマって授業に積極的になって楽しかった。(「たかしって奴、なんで池の周り歩いたり走ったりしてるんすか!まずそこが問題です!」的な話から盛り上がる)

月のクレーターという名を思い出せなかった子に対してクラス大喜利が始まった時は涙が出るくらい笑った。トンチキ回答も子供らしく面白い。それに、教えると純粋に「へ~」と言ってくれる。鉛筆で遊ぶ子や隣の子手紙を回す子、寝る子やプリントを折ってる子など自由奔放だが小学生しかった。

親が迎えにくる子は少ないが、迎えがあると「今日晩御飯何?」「あれ録画した?」と親に駆け寄っていく子ばかりだった。迎えが無い子は帰りが一緒の子同士で賑やかにやっていたし、みんな帰るのが待ち遠しい様子だった。帰りの準備で競い合っていたりと子供らしさが良かった。親は「いつもご迷惑を…」と腰の低い人が多かった。

テスト中に鉛筆を拾ってあげると「あざっす!」と元気よく言ってくれる。

上の方のクラスの子供たちは本当に小学生かと疑うほど賢い。政治の話はするし、「ニュース見た?」や「先生はどう思いますか?」といい意味子供らしくない。みんな先生にはですます調であり、でなくとも丁寧な言葉使いだった。

授業は基本静かだが、質問から仲良く議論し始めることが多く、授業できる楽しさがあった。昨今の政治について、政治議論外交評価が始まった時は感心して聞き入ってしまった。こういう子が国を支えたり、トップに立つのかなぁと思っていた。

言うことはちゃんと聞く。返事も大きな声でしてくれる。テスト前もみんなピシッと座っている。授業もみんな怖いくら先生を見ている。

親は迎えに来ることが多く、子がいないところで「あの子、楽しそうにしていますか?」と様子を聞いてくる。下のクラスと一緒で晩御飯の話や他愛もない日常会話をしながら親子で帰っていく。下のクラスもそうだが、子供の鞄を持ってあげる人が多かった。仕事帰りっぽい父親が迎えに来ることが多かった。

親御さんは子のことをわざわざ教えてくれる。「理科が好きで、家では図鑑をよく読んでいて~…」と家でどうなっているのか教えてくれる。子供との会話に役立つのですごくありがたかった。

テスト中に鉛筆を拾ってあげると「ありがとうございます」と丁寧に言ってくれる。

中流クラスは居心地が悪すぎる。一言地獄

子供たちは点数でマウントを取り合い、下からクラスが上がってきた子を馬鹿にし、上から落ちてきた子も馬鹿にする。しかもコソコソと笑いものにしている。これが1つや2つではなく、ほとんどの中流クラスで起きていた。先生の誤字に揚げ足を取り、教えたことに対して嵌めようとする質問をしてくる。見事ハマってしまった時は親の仇をとったのか如く笑いものにしてくる。ぶん殴るぞと何度も思った。そしてイライラしているのか物音を立てるやつが多すぎる。貧乏ゆすりをする子が多い。上と下のクラスの子に比べて空気が重い。だいたいクラスの中にボスがいて、そいつが仕切っている。周りは冷めた目でそれを見ているか、お膳立てしていやつか。

親はほぼ迎えに来る。そしてよく聞く第一声が「(テストや授業)どうだった」。そして親がずっと質問をしている。子は適当に返事をしている。他愛のない日常会話をする人はほとんどいない。子供が親の顔を見ない。そして子の前で「先生、うちの子大丈夫ですか?」「授業態度どうですか?」と塾での様子を聞いてくる。「この子勉強しなくて」と子の前で、子に責任押し付けるやつばかりだった。子供のいないところで「寄り添った方がいいですよ」と伝えても「寄り添ってるんですけど(なのでこれ以上ありません)」と言われた。

また例えば、うるさかった子の親にその旨を伝えると「普段はうるさくないんですけど(だから何もしない)」とちょっと的外れな返答が多かった。父親の影を見ない、または母親の影を見ない。迎えのない子は一人で帰ることが多い。子の鞄を持ってあげる親は上下クラスに対して少ない。

テスト中に鉛筆を拾ってあげると「ありがとうございます」と言わない。「うっす…」「どうも…」と暗い。首が少し動くだけで何も言わない子もいた。

2024-11-05

anond:20241105080412

関係あるよ。毎日配偶者他愛もない会話をして共感する。それの繰り返しが ”幸せ” ってことなんだよ

大人になる決意表明

※好き勝手につらつらと書いています

 

最近、父から連絡がきた。ラインへの着信が複数回携帯電話への着信が複数回

意図的にその連絡を無視していると翌日の朝にも同じような着信が、それも無視していると夕方にまた着信が。

これは鳴りやまないし連絡を返さないと後から面倒になるパターンのやつか…と渋々電話すると酒に酔ったやけに上機嫌な父の声が聞こえる。

元気にしているのか、仕事は順調か、今俺はこういうことをして過ごしているなど他愛のない会話をする、そんなんじゃ人生やっていけないぞバカ説教もされる。

暫くすると死にたいのに死ねない、どうしようもない、どうすればいい、と泣きながら話し出す。

私はそれに対してそう言われてもなあ…お父さんが元気な方がうれしいけど、と伝える。

 

覚えている限り、私が小学生くらいのときから父はこんな感じの人だった。

私が幼稚園生のときも父は定期的に酒に酔って癇癪を起していた記憶があるが、死にたいとかどうとかの話をしていたかまでは覚えていない。

私はその年の時分なんでか酔った父に襖を投げられ顔面クリーンヒットし、鼻血がとめどなく溢れて鼻の穴だけでは排出量が追いつかず口からも血が出てきたことにより、

人体では鼻と口が繋がっているという当時としては衝撃の事実を知ったので父がとりあえず酒気帯び暴力マンであったことだけはよく覚えている。

 

父は定期的に酒に酔い暴言暴力を奮い、死にたい死にたいと泣く人だった(酒さえ飲まなかったら昭和の頑固おやじとか関白亭主とかで表現できるような人ではある)。

そんな父と暮らす生活文字通りたまったものではなかった。

 

とはいえ父としてもこの状態を良いものとは全く考えておらず、父なりに改善のための努力をしていた。

断酒会に通って似たような境遇の人とコミュニケーションをとったり、

暴力を多少配慮のある暴力としていったり(投げる物が茶碗とか灰皿から箸に変わったり、暴力体勢に入ると羽交い絞めにして止めても止まってくれなかったが、それが多少話を聞いてくれるようになったりなど…)、

お酒を飲んでしまったら、暴力的になるより先に自分を潰すために酒をあおるように飲むようになったり、

まりうまくいっていないようだったがそもそもとしてお酒を飲まないように回数を減らそうとしたり。

傍目で見てまあ昔よりは多少マシになったのかなあと疑問に問いかけられるレベルには努力をしていた。

とはいえこんな家にいつまでも居ては人生潰されると思い大学から地元を出て、社会人になった今でも都会の方で私は暮らしている。

 

私が家を出た後、父は定年も数年後に控えた歳で仕事自主退職し、収入不安定になった。

そのときは今までの多少の努力を水泡に帰すような荒れっぷりになったが、祖父母遺産が懐に入ったことで家計が安定し、老後の不安が解消したのか次第とアルコールへの依存がかなり減っていった。

憑き物が落ちたかのように父の生活はより穏やかなものとなっていった。

母はこんな家庭をずっと精神的に支えてきてくれていたのだが(鬱っぽくなったときも多々あったが)、ようやくこのタイミングで父との夫婦らしい生活を取り戻すことができた。

定期的にくる母からラインでは今日はお父さんと一緒に散歩をしたなど、ほのぼのとした一日の出来事が綴られてあり、その連絡に安堵をして意気揚々と返信をしていた。

しかし、数年前に母が癌で他界した。

父と母の穏やかな生活が始まってちょっととき出来事だった。

それ以後父はまた定期的に酒を飲むようになり、冒頭の連絡をよこすようになった。

 

母が他界してから私は父に多少の恨みをもつようになった。というのも、私は父に父親に対してするような相談を全くできていないのである

父親に対して相談したい悩みならたくさんあったにもかかわらず。

父が私に対してそれなりの愛情と、うまく対応できるかどうかは別として何かあったときに尻ぬぐいしてやるくらいの器量を持ち合わせているのは知っている。

でも私がまず一番父に求めているのはどっしり構えた親の姿であって、ありがたいもの愛情や脆い器量がほしいのではなかったのだ。

からの連絡がくる度にそれがないことが毎回分かってしまって、泣いてしまう日が増えた。

 

今朝がた母の夢を見た。癌で治療中の母のもとに私がお見舞いに行っているのを第三者視点でみる夢だった。

○○ちゃん(私のこと)がね、今日どこに行ってたのか看護師さんとお話してたんだよ、

お母さんね○○ちゃんが何をしてたのか知ってるんだよ、

幼稚園生のようにたどたどしく話す母に対し、

ベッドの小脇にある丸椅子に座りながらどこか嬉しそうにそっか~そうだったんだね、すごいね、とひたすら相槌をうつ私の姿が病院の一室にあった。

音程歌詞も良くわからないような歌なんかも一緒に歌ったりもしてた。

とても緩やかに時間が流れているような夢だった。

 

実際は病院でこんなに緩やかな時間を過ごしたことはあまりなかったように感じる。

詳しくは伏せるが、母は放射線治療のために入院した後、一週間過ぎたくらいでコミュニケーションがほぼとれなくなり、その三週間後には他界した。

 

母が他界してから母の夢を見たのはこれで二回目だった。

一回目見た夢の中の母はもっと私の知っている母親しかった。

私は母の闘病中に籍を入れたのだが結婚式をしなかったことに対して本当はしているところを見たかったのよと言われたのを覚えている。

 

なんで今回はこんな夢を見たのだろうと思案してみたのだが、私は母が私に大人になりなさいと伝えているのだと解釈した。

夢なんてスピリチュアル領域を出ないものだし、確実にどうというものでもないのだが、逆に言えばどうとらえるもその人の好き勝手にすれば良いのだ。

 

はいつまでも親でいてくれるわけではない。

無いものを数えては何で私にはこれが無いんだろうと嘆いてもしょうがない。

自分がどんな状態でもその人のほしい言葉をかけてあげること。

幼児退行した母と親のようにふるまう娘の私との会話で、暗にそんなことを示し、教えてくれたのではないかと感じた。

 

そんな都合のいい解釈をした今、少し肩の荷が下りている。

冷たく聞こえるようだが、父に私の望む親としての役を担ってもらうことに期待をしないと決めた方が心持が幾分か楽になったのだ。

そして今度は私が、そんな大人である親側の役を担う番であると決意ができた。

 

色々父に対して恨みつらみを綴ったが、父も父で大変な環境で生きてきたのではと思う。

 

父のいとこのおじさんが、父は他のいとこがちょっとしたこと大人から褒められると、よく癇癪をおこしてその子喧嘩するような人だったと言っていた。

父方の祖母他人のことを小馬鹿にするきらいがある人だった、私の初任給の額が自分年金よりも低いと知ると嬉しそうにしている人だった。

父方の祖父仕事が忙しく、夜中まで帰ってこない日も多々あったらしかった。あまりから祖父の話を聞いたことがない。

父の職場では(そもそも昭和時代だとどこも似たようなものかもしれないが)年功序列が厳しく、飲み会もかなり激しいものだったと聞いた。

父は若い頃酒は一滴も飲めないほど弱かったにもかかわらず、無理してお酒を飲んで帰ってきてゲーゲー吐いていたと母から聞いた。

 

実際のところはどうかわからないが、もう少し色んなところで色んな大人相手のことを思いやって態度で示せれば、

私の父も何かに依存して心の安穏を保とうと必死にならなくても良かったのかもしれない。

でも無いものをねだってもやはりしょうがないのである

 

父がこれから穏やかに過ごせるかどうかは父の努力次第である、私は助けを求められればそれ相応に対応する心づもりもある。

だがその結果に関してどうこうと思いあぐねることはもうしない。それは父の人生の結果であって私が囚われるべき人生の一部ではない、もうそういう歳になれた。

今までと変わらない様子でいるのであれば、私はお父さんが元気でいてくれた方が嬉しいんだよと伝えるだけだし、

もし頼りになる父になってくれるのであれば、そのときどきの相談事をすればいい、

もっと歳をとって老人のようになったら、夢での母との会話のように穏やかに何度も相槌をうつ。それだけでいいんだと思う。

 

ただ私は相手のことを考えた相手のほしい言葉をかけてあげられる大人になることをひたすら目指そうと思う。

それは父にも、パートナーにも、友人、職場の人、親戚、将来できるかもしれない子供に対しても、誰に対しても平等姿勢で。

これまた勝手ではあるがこの目標最後の母との約束として忘れないよう、覚書として残す。

 

2024-10-28

セックスレスを乗り越えたい

30代夫婦。子持ち。自分は妻の側。

夫婦仲は極めて良好である(と思う)

表題だけだと自分が断られ続けているような印象だが

そうではなく、自分が断ってしまっている側である

断っているんだけど、セックスレスを解消したいという、矛盾した願望を抱えている

しなくなったきっかけは明確で、子どもができたか

マイペース人間同士なので、子育てと別でそれぞれの自分時間を確保できるよう、日々の生活をやりくりした結果、犠牲になったのは夫婦二人の時間だった

平日、こどもが寝たあとはそれぞれ仕事したり勉強したり、自分趣味時間を使う。

休日家族で過ごしたり、ワンオペしあってお互い友達と会ったりする

この生活になんの不満もなく、むしろ夫にはとても感謝してる

しかし、この感じだと二人だけの時間はほぼ皆無になってしまうのである

二人だけの生活ときは、日中おでかけして夜のんびりごはんを食べてお酒を飲んで他愛ない話をしているうちに、なんとなくお互い気が緩んで……みたいな感じで、自分気持ちを徐々にシフトしていけたので、行為に対して積極的気持ちになれた

が、いまは上のような時間が無いので、寝る前に急激な気持ちの切り替えが必要になる。

それが自分全然うまくやれないのだと思う。

夫は気持ちの切り替えがめちゃくちゃうまいのかわからないが、そんなでも寝る前にお誘いしてくれるんだが、こっちとしてはそういう気持ちに全くなれていないので、「うーーーーんーーーーー???」ってなってしまう。

次の日も早く起きなきゃだからゆっくり仲良ししているわけにもいかないし

(補足すると夫は昔からいわゆるムード作り的なことは不得手である

夫のこと大事に思ってるし、気持ちに応えたいとは思うんだけど、子がいなかった頃の時間の使い方はできないし、そもそもこの「セックスの前のムード作り(しかも開始1時間前とかでないもっと長期的なやつ)がないとその気になれない」という気持ち理解してもらうにはどういう言葉選びをすればいいのか、むしろ自分側に改善事項はないのか?ということを考え続けて、堂々巡りしている

2024-10-20

月がデケえな

例のあのネタ、ガセってのもガセかもしれないらしいな

反証可能性ってやつかな

嘘だとしても綺麗な言葉だとか言う人いたけど、あんまり表現として上手いとも思わないよ

同じ嘘ならナン ノブ マイ ビジネス(夜に影を探すようなもの)の方が好きかな

月が綺麗といえばヨツバ編の記憶を失った月って綺麗だったよね

みたいな連想ゲームいたことばっか考えてる。

頭の中で壁打ちばっかりしてると時々寂しい。意外性を取り入れるためにSNS検索ボックスに未整理な言葉の欠片を入れて、他人が組み合げた言葉を眺めたりもするけど。なんかこれやってると頭の何らかの機能が著しく低下していくような感じがする。

タランティーノ映画みたいな他愛ない会話だけしてたい。

いや、もっと体育の時間卓球みたいな会話でいい。

更に贅沢を言えば萌えキャラ相手にやってたい。

ツッコミかいらない。互いのズレをわざわざ確かめ合う漫才みたいな会話とかいらない。

フツーじゃない部分にいちいち足を止める時間が鬱陶しい。

でも互いがただ相槌を打てばいいって訳じゃない。

こういう人間キャバクラとかVtuberハマんのかな。

キャバクラ人間過ぎるし、Vtuberタイマンになれねえけど。そもそも金を払うにしろ払わないにしろサービスとしてそれをやった所でやっぱり本物には遠く及ばない。

強いて言えばダウナー系お姉さんに毎日カスの嘘を流し込まれる話が最も近いかもしれない。

やっぱそういう相手ライトノベルの中にしかいねえかな。ラノベ萌え女が現実に現れるのとおれがラノベ世界に転生するの、どっちが確率高いんだろうな。どっちにしたって、実在しても交流を持てるかどうかまでは分からないし。

やっぱ理想相手自分の頭の中にしかいねえのかもしれん。

2024-10-08

anond:20241002190451

夫が付き合いたての頃こういう感じだった。

自分から話題提供ほとんどなくていつも私ばっかり喋ってるなと思ったから、なんで?って聞いたら、「話すほどのことがない」って言われて。

明確なオチのない話は聞いても面白くないでしょ?ってスタンス

かといって、私のしょうもない話をつまらないと思っているわけではないし、むしろたくさん話してくれてありがたいらしい。

から、こっちは好きな人今日どんなふうに過ごしたのかとかの他愛もない話が聞きたいんであって、恋人間の会話に大爆笑オチなんか求めてない。日記オチをつけないのと一緒で、今日あったことをただ話してくれるだけでも楽しいし、嬉しい。今日食べたものは?おいしかったのか?何時に起きた?誰と話した?いくらでも話せることあるでしょ?と詰めまくったら、だんだん色々話してくれるようになって、今ではずいぶんおしゃべりになった。

自分が話すことのハードルが高すぎる人もいるんだな〜

受け手はそこまで求めてないことがほとんどだと思うんだけどね。

2024-10-03

なんか増田が荒れててヤダなーって思うとき

あえて能天気な明るい楽しい増田ログを流すという、ささやか抵抗を続けている。

あのマンガすきー

とか

卵焼きおいしいー

みたいな他愛もないやつ。

そんな感じで書いた増田ひとつについたトラバがすごい批判的で「は?別に美味しくないし。能天気なこと書いててバカじゃね」みたいなこと言われてて泣いた。

うんまあ、つらいことがあったんだね!って忘れたまま幾星霜

なんか突然そのトラバになぜかブクマがついて伸びていた…。

なんなんだよくそ!!!

日付くらい見てからブクマしろ!!

お前らみんなばーかばーか!!うんこ

ちな卵焼きにはマヨネーズを入れる派です。

2024-09-18

FGO2部5章アトランティスでやるせない気分になった

タイトル通り、FGO2部5章前半やってやるせない気分になったという愚痴です。

誰かを説得しようと思って書いてないということは予めご了承ください。

人によってはすごく楽しめたとか、また評価の分かれる章であることは把握しています

もし自分は楽しんだという方は、気分を損なわないためにこの先は読まないことをおすすめします。

□□□

アトランティス、なんだかなあが多い章だった。

ギリシャ神話FGOのパーツに過ぎない要素として扱って差し支えない、そういう姿勢が気にならないなら面白いのかもしれない。

しかし汎人類史側のサーヴァントしかギリシャ神話英雄が元の世界の神々について「人間臭すぎて不自然」みたいなこと言い出すのはマジでなんだかな。

お前がギリシャ神話否定したら存在ごと消えへんのか。

敵側参戦したキャラ人格崩壊が激しい割に「敵役必要だったから」以上の意味を感じない。

反転トリスタンは好きだけど…ケイローンオデュッセウス名前が同じだけで原作とは関係ないキャラになっている感じだけど、どの程度フォローされるのこれ。

極めつけはポセイドンドレイクにキレ続けるだけの壊れた機械というだけの存在にされるのって尊厳破壊すぎひんか。

いやまあ、1部中盤とかも歴史破壊酷かったけど、あの頃は他愛ない話の範囲だったからまだ許容できた。でもきのこ節全開な世界観の核心で原作レイプはちょっと

4章ユガ神話的な要素を活かしつつキャラ物語としても綺麗にまとまっていたと思う。気にしすぎなのかもしれないが落差がすごすぎてついていけない。

ストーリー展開的にもなんだかなあ。

開幕早々敵の圧倒的な技術力を見せつけられるけど、だったら冒頭のノーチラス改造云々の説明いらんやろ。いらん話に手数を使いすぎ。

それだけ絶体絶命を煽っておきながら、派閥構造が分からない、相手の正体も本当には分からない段階で得体の知れないナノマシンを体に取り込むサーヴァント達の行動にかなり疑問。

治療能力向上もナノマシンストームボーダーの開発もナノマシンナノマシンが万能すぎる割に具体性には何をしているのか分からない。

決定的な技術革新、逆転の切り札の核心が敵側の技術しかないのかなり怖くない?

ついでに、合間に軽く「借り物ではない船」みたいな台詞挟んでるけど、他人創作物からの借用上等なFGOで言っていい台詞じゃねえだろ。

総じて、「神々に対する人類の挑戦」というテーマはなんとなく感じられるけど、説得力を持たせるには元ネタの読み込みが足りない、あるいは本作自体の設定の作り込みが足りてない感じがした。

とは言え良い部分もあるので、評価は複雑。

三下悪役的な扱いをされていたイアソーンが主役級の活躍をして如何なく個性を発揮していたのは良かった。

オリオン周りも悪くなかったけど、好みというにはちょっと演出がくどかったかな。ただこれは個人の嗜好。

2024-09-14

グッドウィル社はなぜ潰されたか 1/3

兵庫県知事炎上してるのは港湾利権に手を付けたからだ、という棘が話題になっているが、それ自体他愛もない陰謀論だ。

更に「大企業グッドウィルが潰れたのも港湾利権の闇」とかい陰謀論の重ね掛けにもなっている。

 

このグッドウィルが潰れた理由と経緯はちゃん認識されて居ないしWikipediaなどにもちゃんとまとめられていない。どこかで書きたかったので説明するよ。

 

表面的には東和リース社への二重派遣トドメとなって派遣免許を取り消されたと世間認識されている。

でも結論から言うと戦後労働行政の2本の柱であった建築港湾への違法派遣を行っていたのが大問題だったのだ。

 

でも事件の背景とGW社(グッドウィル)の成り立ちと労働行政の来歴を説明しないと意味が判らないはずなので、どうしても長くなるが説明する。

 

>「売上8000億円のグッドウィルが一発廃業港湾利権地面師が可愛く思えるレベルでやばかった

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/2433890

 

戦後労働行政での特別扱い2業種

戦後労働行政建築土木)と港湾特別な扱いになっていて特に手厚く労働者が保護されている。これはこの二つが前近代的雇用形態になっているという事と、ヤクザ問題だ。

終戦後~90年代まで、行政は縦割りのセクショナリズムが強く、職分を超えて協調的に仕事をするという事が少なかった。だがヤクザが絡むと別で、ヤクザ対策国策と言っていい。

ヤクザなんか追い出せばいい、そう思うかもしれないが、それは今だからそう見えるのであって、昔はヤクザとカタギの線引きが難しい職業というのが沢山あった。線引きをしたのは警察で、今は警察の長年の活動であるからヤクザとカタギの職業がきっちり分かれているのが当然に見えるのである

そして建築港湾そもそもその職分からヤクザが生まれたりしていた業界なので特に不可分だった。

 

建築土木

建築土木請負構造になっていて、仕事元請け熊谷組大成建設のようなゼネコン、その下に○○組のような中小建築会社設備会社があって、職工はその中小土建に直接雇用される。つまり作業をするゼネコン社員は居ない。現場にいるゼネコン社員監督設計である事務所で躯体完成後の図面を書く)。

因みに〇〇組などの会社社員は自社の事を「組」と言ったりする。

これからも判る通りに、ヤクザと出発点は同じだった。片方は裏社会、片方は資本主義に順応して分化してきたものだ。

そして戦後の時点では元請けゼネコン以外の土建ヤクザ未分化の所が多かった。

 

これらの中小土建職人社員という訳ではなかった。仕事を請け負った土建会社親方仕事を投げる。親方の下には親方に喰わせてもらっている弟子職人が居るので彼等が仕事をする。

また土工所謂ドカタ)など単純労働系の職分だと日雇い人夫を使う(人夫差別用語らしく変換候補に出ない)。朝6時頃に手配師トラックハイエースが来る場所というのがあり、そこで待っている人間ピックアップして各現場に送る。山谷が有名だが東京だと高田馬場新大久保間の今は西戸山タワーホームズがある場所も有名で、早朝の山手線から見えた。

仕事が終わる時間に迎えに来て賃金を払って終わり。雇用期間は当日だけ、その日払い。

この手配師親方だったり親方に雇われてる人間だったりするのだが、この親方は一人頭いくらで請け負って、そこからピンハネして日雇いに渡す訳だ。

 

そしてこの手配師しろその上の土建しろヤクザの舎弟というのが多かった。

そうなると日雇い労働者としては普通会社福利厚生というのが受けられない。特に怪我をしたり障碍者になったりした場合ヤバいことになる。

 

沖仲仕港湾労働者)

沖仲仕(おきなかせ)は差別用語らしく、変換候補に出ない。

コンテナ船一般化するまで、内航(国内航路)にしろ、外航にしろ船で貨物を持ってきたら沖仲仕の世話になった。主に手作業、時にクレーン台車を用いて貨物の荷卸しをする荷役人夫が沖仲仕である

昔の貨物線は船底から船倉で、そこからクレーンを用いて手作業で岸壁に貨物を下ろし、それを次に載せる船や貨物列車に載せる為の集積所に運搬する。船に載せるのも同じだ。

ただ、付けられる岸壁には限りがあるし、岸壁使用料港湾長(都府県)に支払わなきゃならない。この金額結構高い。

そこで艀(はしけ)を使う荷役が一般化した。艀はただの四角く平たい台船で、動力船に引っ張られて移動する。沖仲仕が船から艀に貨物を下ろし、一杯になったら次の艀を付け、とやって列車みたいに幾つも繋げて次に載せる船に付け、貨物を載せ替える。因みにF1カーなどのサイドポンツーンのポンツーンとは艀の事だ。

この場合、艀が資本であり、艀を持っている人間親方となって沖仲仕使役するという形になる。

 

で、この沖仲仕だがやはりヤクザと不分明であった。特に戦前から戦後すぐまでは土建と同じようにドヤ街近くでピックして人を集め艀や岸壁に分配していた。

この沖仲仕親方から巨大暴力団になったのが山口組だ。これ以外にも港湾近くにはヤクザの組や右翼団体が多く、その事務所は陸の上だけでなく係留されたボートハウスにある事も多かった。

港湾近くには「〇〇水上警察署」という警察署があるが、これはその名の通り、こんな訳で事件トラブルが頻発する港湾の水の上を管轄する警察である現場が艀や船の上なのでパトカーはおまけで、主な移動手段パトボードであった。

この事情海外でも同じで、ギャングというのは沖仲仕の班を指していたが、そこから犯罪者集団化したものが現れたので、犯罪/虞犯集団の事を指すようになった。

 

沖仲仕土建と似た構造利害関係にありヤクザとの関係も似ている。

そこで労働行政の重点項目になった。目的日雇いが多い労働者の保護特に労災時の保護と、ヤクザからの切り離しである

その為に日雇い原則禁止となった。しかし船会社倉庫会社が艀の親方仕事発注し、その親方人夫を連れてきていてそれが日雇いという体なのであまり効果はない。

 

だが沖仲仕のこの構造は一気に無くなって殆ど解消してしまったのだった。それが

 

コンテナ

コンテナ化へのシフトで、人力での積み下ろしかコンテナ輸送に切り替わってしまった。荷主が倉庫コンテナに入れて埠頭輸送し、岸壁ではそのコンテナをガントリークレーンコンテナ船に積む。

すると必要な人手はクレーンオペと場内の車両誘導整理、フォークリフトでのコンテナ移動がメインとなった。これらは日雇い人夫に出来る仕事ではない。故に手配師必要が無い。

という事で、沖仲仕保護の為の労働行政特別扱い根拠というのはかなり解消してしまったのだ。

だが、行政としては別にそれによって困ったことが発生しているでもないのに前例主義を止めるつもりはない。

 

構造がほぼ解消されても規制は現用、範囲港湾管理域外に及ぶ

からこの労働保護使用者から見たら規制はまだ生きていて現用である。これが大事ポイントだ。

また解消されたとは言っても、港湾倉庫コンテナ移し替え(海コンから鉄道コンテナなど)のような仕事はまだあり、そこでは沖仲仕時代と同じ作業が行われている。

更に、今では一般的な港湾労働者が居るのは、港湾長が管理する埠頭近辺だけだが、元の規制趣旨から言って規制対象域はもっと範囲に及び、明白な区切りはない。これも大事ポイントだ。コンテナ化で港湾管理域だけに労働が集約されたにすぎないからだ。

 

 

part2→https://anond.hatelabo.jp/20240914181619

2024-09-13

上司と仲が良い社員に限ってすぐに辞めていく

人間関係が円滑で上司にも渾名で呼ばれるほど気に入られてるような社員に限って何故かすぐに辞めていく。

その後に新しく入ってくる別の若い社員上司他愛もない世間話仕事中や休憩中も盛り上がってて職場に馴染んでると思ったらあっさり退職して驚く。

逆に自分根暗で寡黙なので上司にあまり好かれてない感じだけど、上司と仲良くしてる社員がすぐに辞めていくものから最終的に上司ほとんど会話しない人ばかり職場に残る状態

会社を辞める理由の多くは職場人間関係が原因っていうのを聞いたことがあるけど、こういう逆転現象って珍しそう。

見知らぬお婆ちゃんからお菓子を貰った

ちょっと遠くに出かける用事があって、東京へ向かう電車の中。

人はそこそこ、空席がちらほらと見える程度。そこに3人のおばちゃんがやってきて、自分右側に2席空いていたのでそこに2人座った。

条件反射で席を立った自分が「座りますか?」と尋ねて自分の席を振り返ると、空いていなかったはずの左側の席が空いていた。

元々自分左側に座っていたお婆ちゃんが(そこに誰かが座っていたことすらその時に気づいたのだが)パッと1つズレて自分に席を空けてくれたのだった。

「あ…ありがとうございます

咄嗟のことで滑らかに感謝言葉が出ず、少し噛みながらさっきの席の1つ左に座り直した。

そこで自分に席を空けてくれたお婆ちゃんが口を開いたのだった。

あなたね、良いことをしたから。きっとこの後良いことがあるわよ」

その瞬間に、見知らぬ、一生関わりのない「他人から、お喋り相手の「友達」に僕らは変わった。

終点に着くまでのほんの数駅、時間で言えばたった5分かそこらの会話だったが色々なことを話した。

これから大阪彼女のところに遊びに行くこと。

今は大学院生お金がなく、彼女に会うのも久々だということ。

若いうちにいっぱいお金を持ってるとお金価値がわからなくなっちゃうから最初お金が手に入らないようになってるのよ」とそのお婆ちゃんは教えてくれた。

お婆ちゃんの従兄弟自分と同じ大学に通っていたらしい。しか医者を目指して卒業してから医大に入り直して、かと思ったらまた大学院で元の大学に戻ったのだとか。

ほんとにちょっとしたことの、他愛無い会話の時間

終点に着きそうになって、立ちあがろうとした僕にお婆ちゃんは「これ、あげる」と一言、手に持った黒いバッグから梅干しお菓子をくれた。

「『良いこと』って、これなんですね」

そう言って受け取って、「またいつか」と握手をして僕らは別れた。

電車を降りる間際、気になって何度か席に座ったままのお婆ちゃん視線を送った。

けれど彼女は一度もこちらを振り返らず、ただのんびりと正面を向いて座っていた。

これが歳をとるということなのだろうか?

なんて思いながらも、誰に向けるわけでもない一礼をして僕は電車を降りた。

ついさっき、本当に30分ぐらい前の出来事だ。

2024-09-12

会話とは楽しむものだ、相手に楽しんでもらい自分も楽しむのだ

情報付属品

 

みたいな人が弊社ではままいることに気づいた

コミュニケーションうまくやるにはどうしたらいいのかな〜とか、どうやったら楽しい会話になるのかな〜とか、相手好意を育てていくにはどうすりゃいいかなみたいなこと考えてて、今日パッと思った

自分がしていたのは交互のインタビューに過ぎないのでは?とすら思う

 

いや〜コミュニケーション難しい〜〜

特に長期的に関係を維持して他愛ない会話でお互いが楽しむというのがむつかし〜〜〜

ユーモアってなんだ〜〜〜?

友達相手にも冗談とか全然言ってないぞ〜〜

というか、自分そもそもローテンションなんだが、コミュ強はテンション高めな人多くね〜〜??

 

はぁ、一つずつがんばろ…

自己肯定感も育てるために、自分を愛せるように頑張ってるよ…

2024-09-08

きりみんさんに届けば良いな

きりみんさん、なんとなく、ますだは見てるっぽいので書いてみる。

本人に直接DM送っても良いのだけど、それはそれでビビるだろうし、距離感むずい。

なんとなく、きりみんさんのことはタイムラインで何年か見ていて

最近の行動や遺書を書くまでに追い詰められてる姿も見ていた(ネット上で)。

僕は、きりみんさんと10年近く前?まぁ忘れたけどコロナ以前は勉強会などで たまたま会ったり見かけたりする感じで

なんとなくお互い見知った感じ、かもしれない。

話した回数は数えるほどだけど、「この人はとても優しい感じが滲み出ていて、仲良くなりたいタイプだな」というのが印象的だった

そんな中、いまとても辛そうにしているのは分かるし

なんと声をかけていいか…という感じで。

僕は ここ数週間ぐらい頭の中で考えたり、文章を書こうとしたり、きりみんさんの投稿を行ったり来たりしていた。

ただ、死に向かうほど追い込まれた人にかけるいい言葉全然まとまらなくて、時間けが過ぎた。

そんな中、一旦は思い留まってくれて本当に良かった。

完全に僕のワガママではあるけど、

要らぬおせっかい言葉すらかけられなくなっていたかと思うと、ホントに生きてくれていて良かった

僕は、きりみんさんとまた会いたいし、他愛もない会話もしたいし

絵でも競プロでも技術的な何かでも良いけど楽しんでいるのが見たい。

でも、安直に「楽しんでるのが見たい」なんてこっちの都合を押し付けてるようで、なかなか伝えにくいなぁ、なんて思っていた。

伝えられるとすれば「僕はきりみんさんに生きていてほしいなと思う」ということぐらい。

そういう人が少なくとも一人は居るよ、ということぐらいは伝えられるなと思っていた。

僕も、少し年上ではあるけど、きりみんさんと同じ世代

技術に興味がなくなったり、いろいろな人が出世したり、活躍していたり、自分比較してしまって辛くなる、みたいな気持ち、分かるところはある。

でも割とみんなそういう壁に当たってるようで、きりみんさんだけじゃないよ、みたいなところは思う。

ドルエイクライシスとか、そういうのなのかもしれない。

あとブログに書いてあった、最近SNSが終わってきてる感じとかは同感。だし、昔のように集まれ場所がほしいのはめっちゃ分かる。ぼくもそう。

自分場合はだけど

なるべく周りも比較しないようにしつつ、自分でそういう居場所をつくれないかなとか考えたりする

はいっても全然思ってるだけレベル

僕は今はたまたま働き続けているけど、いつ仕事をやめてニートになるか分からないし、過去一年間ぐらいそういう時期もあった。

たまたま働き続けている、というぐらい。

から自分けが特別弱いんだ、みたいに自分を追い込まないでほしいな、とか思う。

だんだん書いててお節介になってきた。

その勢いで、だいぶ身勝手なことを書くと

生活保護でもフリーターでも何でも良いか

親元は離れたほうが精神的には良さそうに思います

楽しいことを、ただただやって暮らして欲しい。

でもそれをきりみんさん自身は許せないところがあるのかなとか思っちゃうのだけど、僕は全然そんな日々でも良いのになぁとか思っちゃう

そんな感じで、いつか

何食わぬ顔でまた懇親会とかで会えるとめちゃくちゃ僕は嬉しいなと思います

2024-08-31

精子提供をしている

当方、30代半ばの既婚男性

 

精子提供を始めた経緯

妻は年上だが、性的淡泊不妊がある。

私は淡泊ではないが普通に性欲はあり、妻は自分相手をできないこと、子供を授かれないことに対し、私に申し訳ない気持ちがあったらしい。

私は子供を授かる経験が今後できないから。

最初、妻は私に風俗店を勧めたが、感染リスクが怖いため私から断った。妻にも何かしら移しかねない。

たまたま精子提供というものがあることを知った。

男性側に不妊の原因がある夫婦選択シングルマザーのために精子提供するもの

これなら自分の子もつくれて、タイミング法(危険日に性行為をして精子提供をする)なら性欲も満たせる。

妻の了承のもと、試してみることにした。

 

方法

どこかは書かないが、精子提供機関というかサービスがある。

登録する男性性病検査と精液検査の結果を運営元に送る必要がある。

性病検査の結果は○か否かだが、精液検査ランクが付けられる。

幸い、自分は良かった。

 

登録し、プロフィールを書く。

学歴職業健康状態家族健康状態遺伝性の疾患があるかどうか、趣味運動能力など。

学歴は悪くはなく(私大トップのどちらかとだけ)、幸い、健康状態も良かった。

顔は分からないけど、結婚しているし(離婚歴もあるのだが)、彼女が出来た経験もあるから、酷くはないのだろう。

鍛えているから体格も悪くはない。

 

実際

まず最初相手女性から「興味があります」程度のメッセージが来るのだが、それが月1件か2件程度。

大抵は「まずはお会いしてみませんか」という内容である

近場の方としか会わない(というか会えない)ので、最初はどこかでお茶をする。

選択シングル女性もいれば、男性不妊がある夫婦の方もいる。

聞かれるのは、

・なぜ精子提供をしようと思ったのか

学歴証明検査結果(性病、精液検査)の確認

・どれくらいの方に提供したのか

・持病があるかどうか

などだが、大体、他愛なく雑談する。

初回面談でいきなり「精子提供してください」という話には普通ならならない。大抵、2,3回ほど会う。

子供がもし授かれば私も会いたいかなども聞かれる。

親権は必ず話題に出るが、私は「親権求めないし、求めないでほしい」と伝える。

法律的には生まれ子供には相続権が発生するかもしれないが、私はいつも姓は伝えず下の名前だけ伝え、それ以外の個人情報は渡していない。

その前提を守ってくれる方としか会っていない。

 

幸い、正式オファーされたことがある。

正式オファーされると、シリンジ法、タイミング法のいずれかで提供する。

前者はケースなどの容器に精子を入れる方法後者は実際に性行為をする。

後者が多い。

リンジ方だと女性はスポイトで精子を膣内に入れるので手間がかかるが、タイミング法なら直接新鮮な精子を送ることができる。

ただ、性行為は大抵あっさりしているというか、前戯基本的にしないし、場合によっては直前にオナニーをして、射精の瞬間だけ挿入することもある。

そこは相手女性要望に合わせることが多い。

普通に行為をしてほしいという女性もいるし、旦那が見ている前でしてほしいという女性も実際いた。

 

女性から男性報酬を渡すこともあるらしいが、私はもらわなかった。

しろ子供が生まれ女性にお祝いのお金をあげたことがある。

 

交通費女性側が気にして用意してくれるが、たかがしれているので、大抵は自分で払っている。

 

子供ができたとき

精子提供で初めて子供ができたのは2年前。

相手女性から妊娠したと連絡が来て、生まれた後は実際に会いに行ったこともある。

本当に可愛かった。

今まで精子提供をして実際に生まれ子供は5人いるが(提供した者の妊娠しなかった女性結構いた)、

LINEでよく写真を送ってくれる。

女性から会いに来てほしいと言われた場合だけ行くのだが、子供の服や日常必要ものを持っていく。

 

 

今まで精子提供をしたのは20名ほど。

精子検査問題ないものの、意外と妊娠しないことも分かった。

まれ子供は上に書いたとおり5人。

 

正直、性欲の発散にはならない。

そもそも普通の性行為ではないし、シリンジ法だとただオナニーをするだけだし、

そもそも相手女性の「子供がほしい」という期待に応えるものから気を遣うし、むしろ自分の性欲」って何なんだろうと感じるに至っている。

 

ただ、自分の子供が生まれたという経験を経ると、普段の子供には会えないけれど、性欲というのがどこかへ飛んでしまう。

性欲はあるのは感じるが、昔と何か違うというか。

 

変な人間になってしまったな、俺。

2024-08-30

仕事帰りに友人と会った

中学時代友達ガンプラ譲る約束してたから帰りがけに家に寄って20分くらい談笑した

最近ガンプラすげーよなーとか

ズゴック予約した?とか

プラもハマってるんだよねーとか


塗料は準備済みだから組んで塗るの楽しみだわー!とか




他愛のない話でも、直接心許せる友人と交わすだけで結構気分が晴れるんだね

また時間あるとき飯でも食おうぜ

アラサー人生一人暮らし三ヶ月目の現状

やあ、アラサー人生一人暮らし一ヶ月の日記でけっこうブクマいただいた増田だよ。

anond:20240630145003

二ヶ月前は色々なアドバイスや温かいコメントありがとうございました。

とくに同じような境遇の人からコメントをいただけたのが嬉しかったです。

その方は元気に一人暮らしをしているだろうか? していたらイイな。

私は残念ながら精神を病んで、メンクリ通い&休日は頻繁に実家避難する生活になってしまいました。

なにがあった?

端的に言えば、一人暮らし自分気質に合わなかった、それだけ。

家事はそれなりにちゃんと回せているので汚部屋になっているとかではないし、独身男性としては健康的な生活ができている方だと思うし、仕事ちゃんと行けてるので、おそらく傍から見たら何がそんな辛いのか分からないような状態だと思う。

なのに、精神的なモノ──内側から来る不安苦痛が際限なく湧いてきてメンタルダメになった。

医者から不安障害の傾向があると言われて、薬を出され、カウンセリングに通ったり、認知行動療法をやったりしている。

……もう少し理由について具体的に言語化してみよう。

一人暮らしが合わない、嫌い、辛い」っていうのはあるんだけど、個別的問題については別に耐えられないようなモノではないんだ。

内容自体はたぶん、一人暮らしなら仕方のないことや、一人暮らしビギナーなら多くの人が直面するような、その程度のモノだと思う。

言ったら、甘ったれた悩みでしかない。

ただ、そこから「今の合わない生活をいつまで続ければ良いんだ?」、「結婚もできず両親も亡くなって天涯孤独になったらこの寂しい暮らし死ぬまで続くのか?」、「日々の暮らしちゃんとできているようだけど、実はなにか致命的な見落としがあって数カ月後にそれが噴出するんじゃないか?」みたいな長期スパン問題を考え出すと、四六時中頭の中で不安が渦巻き出して、今の暮らし全てが辛く感じるようになってくる感じがする。

さらに、ずっと不安苦痛が積み重なっていくと、そこから派生して、今の暮らしで目に映る自分の部屋や周囲の街にまで嫌悪感情が張り付いて、「ここにいること」そのものが嫌で嫌でたまらなくなっていく感じ。

もともとけっこう気質に偏ったところのある人間なので、まあ完全に内的な要因なんだよね。

から、外的な要因から改善を図ってもあまり効果がないのも辛い。

例えば、苦痛の一つに「孤独感」があるんだけど、それに対処するために、旧友に声をかけて縁を繋いだり、婚活イベントに申し込んだりはしたんだ。

でも、やってる時は気分が良くなるし、確実に現状改善の方向には進んでいるハズなのに、だけど結局、活動が終わって家に帰れば不安が蘇って来てしまう。

そんな感じで、内側から半ば無根拠無限に湧いてくる負の感情に耐えられず、医者にゴーすることになった。

何が辛いか

個別的問題については耐えられないようなモノではないといったが、せっかくなので自分にとって一人暮らしで合わなかった点を書いて行こうと思う。

基本的には二ヶ月前に書いた辛かった点と同じだけど、三カ月も暮らすと何が嫌かの解像度が増すね。

孤独が辛い

なんか何をやっていても虚しくなる。

家で、誰も自分のために何かしてくれないし、自分誰かのために何かしてあげることもない。

他愛ない雑談で「こんなことしたんだ」と報告することも、されることもない。

それが凄く生活を味気ないモノに感じさせる。

お金不安が辛い

医療費がかかったり、実家避難時の交通費がかかったり、逆に実家でタダ飯を食わせてもらったり、平常な一人暮らしなら発生しない+-があるのでアレだが)二ヶ月間、家計簿を付けてみた。

その結果として、やたらめったらドケチ生活を送る必要があるほど余裕がないわけではないことが分かった。

というか、わりと余裕はある。

なのに、金銭的な不安が収まらない。

特に食費。

理性と計算では「もっと良いモノ食っても大丈夫だよ」、「嗜好品とか買っても良いんだよ」と答えが出ているのに、感覚がそれを否定してくる。

……家賃なんかは出費としてはもっとも大きい項目だけど、精神的にダメージにはならないんだよな、日付や金額が決まっているから。

食費や日用品代みたいな、日々少しずつ財布の中身が削れていく感じがダメで凄いストレスになる。

生きていくのに金がかかるのなんて当たり前のことなのにね。

こういう感覚共感してくれる人はいるだろうか?

基準がないこと、全て自分で決めないといけないことが辛い

例えば、掃除をどのくらいの頻度でやれば良いのかみたいな話。

単純な綺麗・汚いの話で言えば、俺は特別、潔癖でも、大雑把でもないと思う。

ただ、どの程度までやれば問題いか基準が分からず、こんなもので良いのかな? 不衛生じゃないかな? 逆に神経質になり過ぎではないかな? と常に不安が付きまとう。

もっと実家家事をやっていれば、その時の感覚適用するだけで良かったので、親に甘えていたツケが回ってきたんだろうなぁ。

その他、何につけても全部自分物事を決めないといけないことが辛い。

昔、なにかの本で「発達障害傾向のある人間は一つ一つの決断に非常に精神エネルギーを使う」みたいな内容を読んだことがあったが、まんまそんな感じ。

生活区切りがないのが辛い

実家にいたら「朝起きる」という行為に「朝起きて自分の部屋を出てリビング家族おはようと言う」というようなプロセスがあってそれで目が覚めたけど、今は1K住まいなので、部屋の移動もほぼなければ、誰かにおはようということもない。

実家で飯を食べるなら時間が決まっていたけど、一人だとそういう強制的時間を縛られることもない。

後者に関しては、それが自由ハッピーという人の方が多いのだろうけど、でも私は行動でも時間でも外的に区切りを与えてもらえないとなんか落ち着かないタイプだったりするので、家での生活がのっぺり続いていくのがけっこう苦痛だったりする。

……この中で一番辛いのは、圧倒的に孤独感。

これも短期スパンで見ると、「あ~、寂しいな~」レベルの話でしかないんだけどね。

少ないながら時々会って遊ぶ友人もいるし、LINEで連絡すれば応えてくれる家族もいるので、孤独から逃れる術は今はどうとでもなる。

ただ、何十年か先の未来自分天涯孤独になる想像がふと湧いてくると、耐えがたいほどに辛い気持ちになる。

私は兄弟も同世代以下の親戚もいないし、友人とだっていつかは疎遠になってしまうかもしれない。

結婚はしたいが、彼女いない歴=年齢の上、一人暮らし程度でこんなに精神ボロボロになるメンタルポンコツ野郎なんで、できる自信もあまりない。

から天涯孤独はわりと現実的未来としてあり得るイメージだ。

そのイメージが頭にこびり付き出すと不安不安でたまらなくなる。

今はそれが一番辛い。

今後

不幸中の幸い、メンタルの方は、生活が立ち行かないとか、仕事にも行けないとかになるほどの重症ではないので、とりあえず薬やカウンセリングで騙し騙ししてこのまま一人暮らしを続けるつもり。

これもまた幸いなことに家族メンタル系の病気理解がある方なので、マジで生活できないほど重症になったらいつでも実家暮らしに逃げ帰って来て良いとは言われているけど、まだそこまでではないので。

ただ、一人暮らしの当初の目的が、親が死んで天涯孤独になっても生きて行けるようにor結婚した時に奥さん迷惑をかけないように、自力でも生活できる能力を身につけることだったので、(メンタル問題はともかく家事とかのスキル面で)十分な能力が身に着いたら、実家に帰りたいなぁとは思っている。

とりあえずの目標オールシーズン家事経験するため、一年を乗り越えること。

本当はもっと一人暮らし続けなきゃ自立もへったくれもないとは思ってるんだけど、ひとまずゴールテープを用意しないとやってられないので、まず一年を乗り越えて、そこから先のことはまたその時に考えるつもり。

でも、この家や街にはもう負の感情が染みつきすぎているので、どんなに長くても二年後の賃貸更新までには今住んでいるところからは出て行くだろうな。

その時、まだ一人暮らしを続けることを選んだとしても、他の街に移り住むことだけは決めている。

結婚したいなら、一人暮らしを続けていた方が当然優位なんだろうなぁとは思ってるけど、ただ、本気で結婚したいならまずメンタル健康を人並みに治さないと話しにならないと思うし、これも未来自分精神状況次第だなぁ。

2024-08-29

同級生宗教2世だった

田舎者なので休日イオンで1人ボーッとしてたら突然名前を呼ばれた。

振り向いたら高校同級生だった。特別仲良かったわけじゃないけど、そこそこ話したことがある子だったので嬉しかった。

うわー久しぶり!えっ奥さん?いつ結婚したの?まじか〜おめでとう!うちのクラス結婚した人まだあんまりいないんじゃない?自分結婚できる気しないな、と他愛無い話をしていたら突然急に「体の痛いところはない?」と言い出してきた。ねぇよ健康が売りの二十代だぞ。ないよーと適当に話を変えようとしたらなんでもいいの!どこかだるいとかきついところとかない?と食い下がってくる(この辺りで壁に追い詰められる)。仕方ないので怠いかも、とこぼしたらそのまま壁に向かって立ってて!と言われ、謎の祈祷?してきた。奥さんと2人で。

田舎イオン休日)なので人が多い。当然目立つ。ずっと壁しか見てなかったけどめちゃくちゃ見られてたのがわかった。早く終わんねえかなぁと思ってたら「これが神秘の力だよ!ぜひ読んでみてね!」と冊子を押し付けて去っていってしまった。体に変化は全くなかった。

というのを同じく高校時代からの友人に話したらあっさり「あい宗教2世だよ。同中の奴は全員知ってる」と教えてもらった。無視したり虐めたりすると宗教の人が来る、と有名だったらしい。私みたいな他の中学からきたやつは知らなかったので普通に話してた。今は祖父母とお母さん、それに兄弟姉妹とそれぞれの伴侶と大所帯で暮らしているそうだ。

学生時代「じいちゃん父ちゃんも姉ちゃん旦那仕事に行かずに酒飲むかギャンブルしかしない。ばあちゃんと母ちゃんと姉ちゃんが遅くまでパートして成り立ってる。俺は絶対ああはならない。絶対家を出てあいつらの知らないところで幸せな家庭を作る」と言っていたのをよく覚えている。上からだけれどもなんだかぎゅーっとなってしまった。

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