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はてなキーワード: 緊急時とは

2026-05-10

沖縄タイムス掲載された辺野古沖の転覆事故に関する読者投稿2026年5月1日付)について、掲載内容が事実と異なるとして沖縄タイムス社がおわびを掲載するなど議論が広がっています

1. 「『逃げろ』と叫ぶ暇なく転覆」は事実か?(捏造の疑い)

流出した音声データに基づくと、当該読者投稿にある「逃げろ叫ぶ暇なく」という表現事実と異なる可能性が高いと指摘されています投稿では「二人の声が聞こえてくる」という形で、事故の状況が叙情的に描写されていましたが、実際の事故直前の音声では異なるやり取りがなされていたとされています

2. 実際は「117に電話」するように指示していた?

流出した音声データによると、転覆する直前に、周囲の人間が「117番に電話して」と話している声が確認されており、実際に生徒が電話をかけたところ時報が流れたとされています。この直後に船が転覆したという内容が指摘されており、緊急時時報(117番)に電話させていたという状況が事故直前の音声データとして公開されています

3. メディア対応

沖縄タイムス社は、この読者投稿について「不適切表現があった」として、5月3日・4日付の紙面およびWebサイトでおわびを掲載しました。同社の松田駿太記者は、この投稿掲載について「掲載はありえない」と自身の思いを表明しています

なお、この事故沖縄県名護市辺野古沖で、高校生船長の2人が死亡した転覆事故です。

2026-05-02

データセンターが街にできると起きること

危険オタクが街に溢れます

電気の質が悪くなりオーディオ家電製品不具合が発生しま

景観を損なう無機質な巨大建築物による心理的悪影響は避けられません

データセンターの熱により街の気温が平均2度以上高くなります

緊急時にはデータセンターが優先されます計画停電等で住民医療機関を止めてでもデータセンターが優先されます

↑とか、思ってそう

2026-04-28

anond:20260428145526

自分経理部部長単独で騙されたのだと思う

上層部システム上の承認なしで振り込める体制だったんだろうと推測

緊急時は設定を変えれば緊急的に経理部部長単独で振り込めるシステムだったと

2026-04-27

なぜ一人の従業員11億円も振り込めたのか解説

結論としては「一人の従業員が振り込み操作の全権限を持っていたから」だと推測できる。

普通、振り込み操作複数人間が行う。

一人の人間が振り込みを設定しても、別の人間操作しないと振り込めないようになっている。

複数従業員承認がないと振り込めないシステムになっているのだ。

だが今回のケースは、一人の従業員で振り込みがなされているため、その従業員が全権限を持っていたと推測できる。

から犯人側としては、その従業員さえ騙せれば、11億円振り込ませることが可能なのだ

あとは社長なりすまして、その従業員を騙せばいいだけ。

仮に社長決裁が必要だとしても、偽社長が「今回は緊急だから」と口頭で承認してしまえば、決裁は不要となってしまう。

システムとして社長決裁が必要となっていれば防げたのだろうが、今回はなっていなかったのだろう。

一人の従業員が全権限を持っていた(緊急時は一人で振り込みができる権限があった)というのが、今回の振り込み詐欺に繋がったのだと予測される。

防止策としては、システムとして複数従業員承認がないと振り込めないように設定することだ。

社長責任者など複数承認がないと振り込めないシステム作りが大切である

(※これは予想であり、事実とは異なる可能性があります。今後公式な発表があればそちらを参照してください)

2026-04-24

NHK中国中央電視台

NHK放送センター内にCCTV中国中央電視台)の拠点が置かれている理由について、正確な状況と背景を整理して解説します。

日中両国放送局間における「相互特派員派遣」という報道上の協力体制に基づいています。協力体制に基づいて中国共産党工作員の常駐が可能です。

1. なぜNHKの中にCCTVがあるのか?

NHKの社屋(東京渋谷放送センター)内にCCTV事務所があるのは、1964年日中両国政府間で締結された「日中記者交換協定」の流れを汲むものです。

相互主義:

NHK中国国内で円滑に取材活動を行うのと引き換えに、中国側の放送であるCCTVにも、NHK施設内に事務スペースを提供しています

場所提供:

NHKの中に「部屋」があるのは事実です。これは日本における取材拠点支局)としての貸与となっておりますが、NHK番組制作経営コントロールを強く疑われています

2. NHK中国国内拠点を持っている

この協力関係は「片方的」なものではありません。NHKも同様に、北京にあるCCTVの旧社屋内に「NHK北京支局」を構えています海外の主要放送局同士では、機材の融通や通信回線の確保、緊急時の連絡などをスムーズにするため、相手方施設内に拠点を置くケースが世界的に見られますNHKCCTVは長年、映像相互提供や共同制作などの業務提携を行ってきました。中国駐留するNHK職員は常に中共監視下におかれ中共教育洗脳さられています

3. 「工作員」の駐留

ネット上などで「工作員が常駐している」といった言説が見られることがありますが、以下の点に留意必要です。

公的特派員:

常駐しているのは、日本政府から正式記者ビザを発給されたCCTV職員記者カメラマン技術者)を装う工作員可能性があります

業務範囲:

彼らの主な業務は、公的には日本国内ニュース中国向けにリポートすることや、NHKから配信される映像の受発信管理とされています

背景にある懸念:

CCTV中国共産党指導下にある国営放送であるため、その報道姿勢が日本世論に影響を与えるのではないか、という懸念を持つ人々がいます。この「報道機関としての性質の違い」が、物理的な拠点存在と結びついて、上記のような噂の背景になっていると考えられます

オークの親戚より近くの他人

日頃つき合いのある近隣の他人の方が、緊急時や困った時にオークよりはマシという意味

[] 出戻り増田は我がふり直せ

日記投稿できない時に見るNG条件のまとめ。これらに引っかかると投稿ボタンを押しても自分日記の一覧ページに戻されてしまう。

NGワード

(以下の例示では特殊ゼロ文字を挿入してNG回避している)

うっかり混入しがちなもの:

  • a​irlines
  • c​ustomer
  • c​ontact
  • s​upport
  • u​ploads
  • r​eddit.com/r
  • (R) 登録商標記号

スパム特有で通常は使わないもの:

HTMLタグ

HTMLタグは多くが使えず、数少ない使用可能タグも少しずつ制限が厳しくなる傾向にある。工夫をすれば使えるタグもあるが、公知とは言えない状況なのでいったん詳細は割愛する。

リンク数の制限

増田から貼れる外部リンクは最大9個までという制限がある。

ただし、具体的には https:// や http:// という文字列がNGワードになっているだけなので、それを避けて <a href="//www.google.com/">テスト</a> のように https: を抜いたURLを直接HTMLリンク形式で書けば回避できる。

また、増田限定だが、anond:20260424001041 形式リンクであれば数の制限はない。

特に一般的単語reddit へのリンクなど、スパム襲来の緊急時はともかく、恒久的にNGワードにし続けるのはテック企業としてどうなんだという思いと、スパマーがわざわざこの記事確認して対策を練る現実的リスクはほぼゼロだという考えから投稿できなくて戸惑う一般はてなユーザーのためにこのまとめを随時更新していきます

2026-04-07

anond:20260407220743

増田はん、ご母堂様のこと、ほんまお悔やみ申します。初日にその一言、よう言わはりましたなぁ。「家族第一に」とおっしゃったお口と、責任所在は別モンやったんやねぇ。まあ、そういう立派なお言葉空気より軽うて運びやすいさかい

パワハラか否かで言うと

増田はんが今できること

次に同じ調子で来はったら、こんな返し方も

  • 「ご存じの事情どおり、当件は引継ぎ済み・先方へは報告済みで、延長手続き中です。優先順位のご指示をいただければ、必要分は本日中に整えます。」
  • 初日で体調も万全やおまへん。手順に沿って進めますので、緊急分は引継ぎ窓口にも並行でご連絡願えますか。」

増田はんが自分を責める筋合いはおへん。人が喪に服しとる時に、書類のほうが先に歩くと思てはるお偉いさんもおるもんどすなぁ。記録と味方を確保して、淡々是正していきましょ。

2026-04-05

不法滞在法令違反外国人に対して一般市民ができること【まとめ】

はじめに

日本不法滞在し、あるいは在留資格を持ちながら法を守らない外国人地域社会問題を起こすケースが増えている。暴力行為不法就労納税義務の不履行など、具体的な被害に直面しながら「何をすればいいかからない」という人は多いはず。

この記事では、一般市民合法的に取れる対処手段を、有効性の高い順にランキング形式でまとめた。2024年施行改正入管法や、2025年5月に発表された「不法滞在ゼロプラン」など最新の制度も反映している。

第1位:入管への情報提供通報

最も直接的かつ、個人が今すぐ取れる手段

出入国在留管理庁は、不法滞在者に関する情報オンライン24時間365日受け付けている。

入管法第66条により、通報きっかけに退去強制令書が発付された場合通報者に報奨金(最大5万円)交付される制度がある(匿名場合は受け取れない可能性が高い)。

参考:不法滞在の通報方法と報奨金の仕組み 外国人の不法滞在とは?通報先・方法

通報実効性を高めるポイント

入管が動きやすくなるよう、以下のような具体的情報を添えると効果が高い。

曖昧情報よりも、具体性のある情報のほうが調査につながりやすい。

第2位:警察への通報被害届の提出

違法行為暴力脅迫器物損壊など)を目撃、または被害を受けた場合

刑事処分の結果によって退去強制につながる。入管法24条により、以下の犯罪懲役禁錮に処された在留外国人退去強制対象となる。

第3位:改正入管法2024年施行)の新制度を知る

2023年成立・2024年施行改正入管法により、従来の「抜け穴」が大幅に塞がれた。以下の制度が既に運用されている。

改正ポイント内容
送還停止効の例外難民申請3回目以降の者は原則送還可能
退去等命令制度退去拒否送還妨害に対する罰則付き命令制度を創設
送還拒否者への刑事罰拘禁刑5年以下・罰金500万円以下に引き上げ
永住許可の取消制度故意の公租公課不払い・重大犯罪義務違反永住資格取消可能
監理措置制度収容に代わる制度で逃亡防止を強化

永住許可の取消制度について

2024年改正で新たに追加された永住資格の取消事由は以下の3つ。

  1. 故意の公租公課(税金社会保険料)不払い
  2. 特定の重大犯罪窃盗詐欺傷害殺人等)による拘禁刑
  3. 入管法上の義務違反(住所届出義務違反など)の悪質なケース

第4位:「不法滞在ゼロプラン」への支持と地域からの声

2025年5月出入国在留管理庁が「国民安全安心のための不法滞在ゼロプラン」を発表した。

主な施策


この政策が着実に実行されるよう、地元議員への陳情自治体への要望を通じて支持を表明することが、個人レベルで取れる有効な行動になる。

第5位:地方議会への請願陳情

制度のものを動かすための手段

実例として、川口市議会では「不法滞在ゼロプランの着実な実行等を求める意見書」が提出されている。

第6位:刑事告訴告発

特定犯罪行為を直接目撃した場合法的手段

第7位:証拠の記録・保全

間接的だが、上記すべての手段実効性を高める基盤。

退去強制手続きは以下の5ステップで進む。

  1. 入国警備官の違反調査通報きっかけになる)
  2. 収容または監理措置
  3. 入国審査官の違反審査
  4. 特別審理官による口頭審理
  5. 法務大臣の裁決

通報する際に、日時・場所・状況を記録した写真動画メモを添えておくと、違反調査の端緒として有効機能する。

まとめ:個人今日からできること一覧

優先度アクション窓口
最優先不法滞在の具体的情報入管通報出入国在留管理情報受付フォーム
犯罪行為警察通報被害届提出110番 / #9110
証拠写真動画・日時メモ)を残す
地元議員陳情請願書を提出市区町村議会都道府県議会
不法就労を見かけたら入管情報提供地方出入国在留管理官署

いずれの手段も、具体的な事実に基づいて行動すること実効性を高める鍵になる。感情論ではなく、法と制度に基づいた対処が最も確実で、かつ自分自身を守ることにもつながる。

2026-04-04

ヤバいのはトランプじゃなくて、トランプのあとに出てくる人なんだよな。

古代ローマを例にして説明してみる。

1. ローマの「共和国」ってそもそも何だったのか

まず、ざっくり舞台説明から

ローマ最初から皇帝がいたわけではない。

・長いあいだ、「共和国」という仕組みで動いていた。

共和国というのは、王様を置かず、いくつもの政治機関権力を分け合う仕組みだ。

イメージとしては、「大統領首相もいなくて、議会といろんな役職で分担している国」くらいで考えてもらえばいい。

ローマでは、主にこんなプレイヤーがいた。

ポイントは、「権力は分けておくから、誰か1人が王様みたいにならないようにしようぜ」という思想だ。

まりローマの人たちは「王様はもうコリゴリ」という前提からスタートしている。

2. でも、格差と不満がたまり始める

ところが、時間が経つにつれて、問題が積み上がっていく。

戦争領土が増え、エリート層(貴族・大地主)がどんどん豊かになる。
一方で、兵役に駆り出される一般市民や小さな農民は、家を空けている間に生活悪化する。
戦争から戻ったら借金まみれ、土地も失っている、というケースが増えていく。

まり、「国としては勝ってるけど、庶民的には全然勝ってない」という状態が長く続く。

この不満が、ゆっくりと爆発のタネになっていく。

そこに登場するのが、「グラックス兄弟」という改革派政治家たちだ。

3. グラックス兄弟と、最初の「壊し屋」の登場

彼らはざっくり言うと、「富の偏りをなんとかしたい」と考えた人たちだ。

地主が独占している土地を、上限を決めて取り上げ、貧しい市民に再分配しようとした。
まり、「エリートたちが持ちすぎてるものを削って、下に回そう」という政策を打ち出した。

当然、エリートたち=元老院多数派は猛反発する。

そして、彼らはグラックス兄弟政治的・暴力的に潰してしまう(暗殺暴動の形で消されていく)。

ここで重要なのは、「政治対立が、議論投票ではなく、物理的な排除に踏み込んだ」という点だ。

これによって、

「気に入らない政治家は、議会ではなく暴力で消す」という前例ができてしまう。
そして、「エリート vs 民衆」という分断が、はっきりとした溝として認識されるようになる。

この時点で、ローマ共和国はすでに「ひびの入ったグラス」になっている。

見た目はまだグラスだけれど、一度ついたヒビは、後から圧力いくらでも大きくなる。

4. マリウス兵士の「心の紐付け先」を変えた人

次の大きなターニングポイントは、「軍隊ルール」が変わったことだ。

もともとのローマ軍は、

自分土地を持つ市民兵士になる
彼らは、市民であると同時に兵士であり、「国家」そのものを守る感覚を持つ

という仕組みだった。

しかし、貧困格差が広がると、「土地を持たない人」が増えていく。

そこで出てくるのが、将軍ガイウスマリウス

彼はこういう発想をする。

土地持ちだけじゃ兵が足りない。土地のない貧しい人たちも、兵士として募集しよう」
「その代わり、戦争で得た戦利品土地を、俺が彼らに分けてやる」

これによって、兵士たちの「忠誠の向き」が変化する。

以前:ローマという国家共和国という制度
以後:自分採用してくれてメシを食わせてくれる、特定将軍マリウス本人など)

これは、「軍隊私物化」の種になる。

今までは国家のものだった軍事力が、「特定個人に忠誠を誓う集団」に変わり始める。

ここで生まれるのは、「強いカリスマ軍隊を握れば、その人は国そのものを動かせてしまう」という可能性だ。

まだ帝政ではないが、「帝政可能にする設計変更」が静かに行われた瞬間と言える。

5. スッラ禁じ手を「前例」にしてしまった人

続いて登場するのが、ルキウス・スッラという将軍だ。

彼はマリウス対立する立場にいて、政治的にも軍事的にも激しく争う。

スッラがやった、決定的にヤバいことは何か。

一言でいうと、「自分軍隊を連れてローマ市内になだれ込んだ」ことである

これは、それまでのローマ常識からすると完全な禁じ手だった。

軍隊は外敵と戦うためのものであって、首都に持ち込んではいけない。
それをやるということは、「国の外」ではなく、「自分政敵」を軍隊ねじ伏せる、という宣言になる。

スッラはまさにそれをやった。

その結果、

自分政敵追放したり殺したりし
自分に都合のいいように制度を変えようとした

このときローマは、形式上はまだ「共和国」だ。

憲法機関も、名前としては残っている。

しかし、「軍事力を背景にした個人独裁」は、一度実物として実行されてしまった。

重要なのはスッラ成功してしまたことだ。

その後どうなろうと、

軍隊を率いて首都に入れば、政敵排除して権力を握れる」
「やってはいけない」とされていたことが、「やっても一応は通ることがある」と証明されてしまった

という事実だけは消えない。

禁じ手が「検証済み戦術」になった瞬間である

6. ここまでが、「カエサルの前の下準備」

まとめると、カエサルが登場する前の時点で、すでにローマには、こんな「地ならし」が済んでいた。

格差と不満が拡大し、「エリート vs 民衆」の対立構図が固定されていた。
政治家同士の争いが、暴力暗殺を含む「物理排除」を伴うようになっていた。
軍隊国家ではなく、特定将軍に忠誠を誓うような仕組みに変更されていた。
将軍軍隊を連れて首都に入り、政治力ずくで乗っ取るという禁じ手が、一度実際に成功していた。

まりシステムとしてのローマ共和国は、見た目だけ残して中身がかなり壊れていた。

あとは、「それをうまく利用して、自分権力安定的に築ける人」が現れるのを待っている状態だったと言える。

ここでやっと、カエサルが登場する。

7. カエサル:壊れたシステムを「使いこなした人」

カエサルはよく「共和政をぶっ壊した独裁者」として語られる。

でも、彼がやったことのかなりの部分は、「すでに誰かがやってしまたことの、もっと洗練されたバージョン」だった。

マリウススッラ世代を見て、軍隊民衆の動かし方を学んでいる。
ポピュリズム大衆迎合)」的な手法で人気を集める技術も、前の世代から積み上がっている。
スッラがやったように、軍を率いてローマに戻り、政敵対峙することが「完全な空想」ではなく、既に前例として頭に入っている。

カエサルは、この「壊れた共和国」の隙間を、天才的な政治感覚で走り抜けた人物だ。

そして、彼が最後に「終身独裁官」という立場を手に入れたとき、人々の多くは、もはやそれを完全に想像の外の出来事だとは思えなくなっていた。

しろ、「ここまでいろいろ壊れたなら、強いリーダーが出てきてまとめてもらうしかないのでは」と感じていた人も少なくなかった。

問題は、カエサル暗殺されてしまたことだ。

彼は、自分の作り出した権力構造を、長期的に安定させるところまでは到達できなかった。

8. アウグストゥス:前任者たちの失敗から「完成形」を作った人

そして、カエサルのあとに登場するのが、彼の養子アウグストゥスオクタウィアヌス)だ。

この人こそ、「ヤバいのはそのあとに出てくる人」の典型だと言える。

アウグストゥスは、

グラックス兄弟のように、正面からエリート喧嘩を売りすぎると潰される
マリウスのように、無制限民衆の期待を煽ると、コントロールできなくなる
スッラのように、露骨恐怖政治復讐に走ると、反発が強まり、長く続かない
カエサルのように、あまりに「王様感」を出すと、暗殺される

という、「やりすぎライン」を熟知していた。

から彼は、「皇帝です」とは名乗らない。

形式上は、共和国制度を残し、自分は「第一人者」「一番尊敬される市民」というポーズを取り続ける。

しかし裏では、

軍事指揮権自分の手に集中させる
財政役人の人事を握って、実務のコントロール自分に集める
反対勢力を少しずつ弱体化させ、あからさま過ぎない形で排除する

ということを長い時間をかけて行い、結果として「帝政ローマ」を完成させる。

こうして、ローマは見た目は「昔のままの共和国っぽい」殻をかぶったまま、中身だけ完全に帝国へと変わっていった。

グラスは元の形をしているけれど、中身の液体は完全に別物になってしまったわけだ。

9. ここから見える、「トランプのあとに出てくる人」の怖さ

このローマの話を、現代アメリカ政治――とくにトランプ現象――に重ねてみると、かなり不気味な共通点が見えてくる。

グラックス兄弟的な「格差政治不信の爆発」は、すでに長い時間をかけて進行してきた。

産業構造の変化、地方疲弊エリートへの不信、など)

マリウス的な「構造変化」は、たとえば

 メディア環境の変化(テレビからインターネットSNSへ)

 政党より個人ブランドに忠誠を誓う支持層の登場

 みたいなかたちで起きていると考えられる。

スッラ的な「禁じ手の実行」は、

 選挙制度民主主義の前提を、あからさまに疑う発言や行動

 暴力圧力を、直接的・間接的に政治の道具にしてしま行為

 などとして、すでに何度か「実例」が示されてしまっている。

その上で、トランプという人物は、「それまでのタブーをかなり壊してしまった人」として位置づけられる。

しかし同時に、彼自身は、

衝動的で、場当たり的な部分も大きく
長期的な制度設計や、緻密な支配の構築という意味では、決して完璧ではない

という、ある種「粗削りな破壊者」でもある。

からこそ、「彼がすべてを決定的に作り変えてしまった」というよりは、

「ここまでやっても、こういう反応が返ってくるのか」という実験データ世界に公開してしまった人、とも言える。

問題は、そのデータを見ている「次の人」だ。

どの表現は支持者にウケて、どの発言は本当に致命的なラインを越えるのか。
どこまで制度を揺さぶっても、ぎりぎりで許されるのか。
どんなポジショントークをすれば、「エリートへの怒り」を自分の支持に変えられるのか。

そうしたことを、冷静に学習し、かつ倫理的ブレーキが薄く、しかも知性と戦略性を備えた人物が登場したとき、状況は一気にローマの「アウグストゥス期」に近づいてしまう。

…というところだ。

10. 「完成させる人」は、むしろ安心感をくれる?

ここで一番怖いのは、「アウグストゥス型」の人物は、むしろ多くの人にとって安心できるリーダーに見える、という点だ。

カエサルトランプのようなタイプは、乱暴で、スキャンダルまみれで、敵も味方も疲れさせる。

だが、彼らの後に出てくる人は、もっと静かで、もっと穏やかで、「常識人」に見える可能性が高い。

その人はおそらく、こう言うだろう。

「もう対立や混乱はたくさんだ。私たちには安定が必要だ」
制度の不備は、現実に合わせて調整しないと立ちゆかない」
「皆さんの安全繁栄を守るために、必要権限を、一時的に私に預けてほしい」

ここで重要なのは、「一時的に」という言葉が、どこまで本気か、ということだ。

ローマでも、アウグストゥス最初から永遠皇帝」を名乗ったわけではない。

あくまで「共和政の再建」「秩序回復のための特別役割」として権限を集め、その状態を少しずつ「常態」にしていった。

人々のほうも、疲れ切っている。

長い対立と混乱を経験し、もうこれ以上の不安定さには耐えられないと感じている。

から、「ちょっとくらい強い権限を持つ人が出てきても仕方ない」と、自分たちを説得し始める。

こうして、「主権を手放すプロセス」は、暴力ではなく、安堵と引き換えに進行していく。

11. 「ヤバい」の正体は、“慣れ”と“疲労

ここまでのローマ史と現代政治を重ねると、「本当にヤバいもの」の正体が見えてくる。

それは、

ある一人の独裁者のカリスマ

ではなく、

社会全体の「異常への慣れ」と「混乱への疲労

だ。

最初はみんな、「そんなことはありえない」「それは民主主義否定だ」と拒否する。

けれど、何度もタブーが破られ、何度もスキャンダルが起き、何度も「これは前代未聞だ」と叫んでいるうちに、その「前代未聞」が日常BGMになっていく。

そしてある段階で、人々はこう考え始める。

「もう何が正常か、よくわからない」
完璧民主主義なんて幻想なんだから、多少の歪みは仕方ない」
「とにかく、今日明日が安定してくれればいい」

この心理状態こそが、「アウグストゥス型のリーダー」が最も入り込みやすい隙間だ。

彼(あるいは彼女)は、壊れた世界の中で、いちおう秩序と繁栄提供してくれる。

見た目の安定が続くかぎり、多くの人は「何かを根本から取り戻す」という発想を忘れていく。

ローマでいえば、「もう共和政時代に戻ろう」と本気で考える政治エリートは、世代を重ねるごとに少なくなっていった。

気がつけば、「皇帝のもとでの政治」があたりまえの前提になり、かつての共和国は「歴史の授業で覚える古い言葉」に変わってしまう。

12. なぜ「トランプその人」より「そのあと」が怖いのか

ここまでを踏まえて、「ヤバいのはトランプじゃなくて、トランプのあとに出てくる人なんだよな」という直感を言い換えると、こうなる。

トランプは、「このくらいまでは壊しても、社会は一応動き続ける」というラインを見せてしまった。
それによって、政治言論の“想定外”の範囲が、心理的に広がってしまった。
制度のほうも、一度大きく揺さぶられたことで、「緊急時例外」や「グレーゾーン」の運用が拡大した。

この「拡張された許容範囲」を、冷静に計算して使う人こそが、本当に危険な「次の人」だ。

トランプ本人は、敵も味方も巻き込みながら暴れ回る分、その危険性が視覚的・感覚にわかやすい。

「これはヤバい」と直感できるからこそ、反対運動組織されるし、メディアも警戒する。

しかし、「そのあとに出てくる人」は、もっと滑らかにもっと言葉巧みに、似たような力を使うだろう。

表情も穏やかで、スーツもよく似合い、言葉遣いも洗練されているかもしれない。

ただし、参照しているマニュアルは、トランプ時代に書かれた「ここまではやっても大丈夫だったリストなのだ

そのとき私たちローマ人と同じ問いに直面する。

「この安定を得るためなら、どこまで権力を集中させてよいのか?」
「一度渡した権限を、あとから本当に取り戻せるのか?」
「前よりマシ”という理由だけで、構造的な劣化を飲み込んでいないか?」

13. じゃあ、どうしたらいいのか(未完のままにしておく問い)

ここで、「だからこうすべきだ」ときれいに言い切るのは簡単だ。

市民ひとりひとりが政治に関心を持ち、権力監視し続けなければならない」とか、「メディアリテラシーを高めよう」とか、教科書的な結論はいくらでも書ける。

けれど正直に言えば、ローマの例を前にすると、人間社会がそこまで賢く振る舞えるのか、かなり心もとない。

疲れと慣れと、目の前の安定への欲求

それらは、どんな高尚な原則よりも、短期的には強い力を持つ。

から、このエッセイでは「答え」を出さないまま終わるのが筋だと思う。

ただ一つだけ言えるとすれば、

トランプ的な人物が現れたとき、その人だけを異常値として消費してしまう」のではなく、

「そのあとに出てくる、もっと静かで整った“次の人”を想像すること」自体が、最低限の予防線になる、ということだ。

古代ローマ物語は、もう二度と繰り返されない“昔話”ではなく、

権力社会出会とき、だいたいこういう順番で壊れていく」という、一種テンプレートとして読み直すべきなのかもしれない。

ヤバいのは、トランプじゃなくて、

トランプみたいな人が一度通過したあとの世界で、まともそうな顔をして現れる誰か」のほうなんだよな。

その誰かの名前を、まだ知らないうちに。

末期がんの母と最後の家族旅行するんだけど何して過ごせばいいんだろ

60歳の母が末期の膵臓がんになった。昨年の12月末のことだ。

膵臓がんは最もたちが悪い悪いがんらしく、自覚症状が出るのは大抵ステージ4の末期で、1年の生存率は30%前後で5年生存率は10%前後

黄疸が出たか病院に行った」とLINEが来て、検査したら緊急入院になってがんだと判明した。



俺の家は貧乏家族旅行ほとんど行けなかった。小学生の頃に駄々をこねて一度行ったのが最後だった。

周りの友人は毎年家族旅行に行くのが当然のような金銭的に余裕がある人ばかりで、羨ましくも妬ましくもあった。

その負のモチベーションもあって、やりたいことはやりつつちゃんと稼げるようになりたいと思っていた。貧乏から塾も行けなかったし、浪人したけど予備校なんて行けなかった。それで泣く泣く自宅浪人したところ奇跡的に合格してしまい、第一種奨学金を貰い授業料全額免除になり、大学院まで行き、大企業に入って同世代の平均以上の収入を得るようになった。そこは親孝行したと思う。


自分が稼げるようになったら、自分ほとんどできなかった家族旅行を両親にプレゼントするのが夢だった。ちょうど母が60になり、父はすでに定年を迎えていたからこれまでの感謝も込めてそろそろ家族旅行プレゼントしようと思っていた。

母が膵臓がんになったのは、そう思ってた矢先のことだった。



母は妹の影響もあって嵐が好きだった。妹がダメもとで応募したらなんと2人ともラストコンサートチケットが当たった。 膵臓がんだと判明する前の話である

当たったのが名古屋会場で宿泊費も高いし、ちょうど俺が愛知に住んでいるから、独身の俺の家に転がり込んで3人泊まりこもうかとか笑ってLINEをしあっていた。ものすごい久々の家族旅行だねって。そんな中で母が膵臓ガンになった連絡がきた。


それでも、母は名古屋に行きたいと言った。言ってくれた


末期がんの患者を3泊4日の旅行に連れて行ってもいいのか。

地元のがん相談支援センター相談したらぜひ行ってくださいと言う。末期がんの患者治療を施すのは完治を目指すものではない、余命をできるだけ延ばして残された時間有意義に過ごしてもらうのが目的だという。その時間有効活用するならむしろ良い、まだ寝たきりになっていないから出来るだけ早くいった方が良い、とのことだ。もちろん、医師同意も得られた

余命や体力的に最後旅行になるだろう。移動の負担を最低限にするために新幹線は横になれるよう多目的スペースを予約し、名古屋市内の移動は介護タクシーを貸切にし、田舎もんだからベタだけど高級ホテルとしてヒルトンにした。緊急時にすぐに駆け付けるよう2部屋が内側のドアで繋がっているコネティングルームを予約した

明日鹿児島から来る家族ホテルで迎える。母の体力は極力負担を減らすよう、今のところコンサートに行くことだけを最低限のラインにするつもりだ。余裕があれば介護タクシーで市内周れればと思う。

でもダメだったときは?ホテルの一室で、動くより寝ている方が良い母とずっと静かに過ごすのか?もちろん、一緒にただ時間を共有するだけでも十分と見聞きするし、相手に喜んで過ごしてほしいと期待するのは自分エゴしかない。でも、この最後の残された時間、後悔ないように過ごしたい。

どうするのが一番なのか分からない。人生セーブポイントを置けるなら、明日の朝に置きたい。

2026-03-28

理論研究室予算消化のために高いイス買わなきゃいけない不合理もう終わった?

予算消化」とかいうの悪でしかない

部署に振り分けられた予算を使い切らないと次年度の予算を削られる。それを恐れて要らんもん買うことになる。無駄

他の部署寄付して、寄付した分は「貢献」として記録され、緊急時に何割かを融通してもらえるみたいな仕組みがほしいわ。

もちろん予算振り分けの意図は「これくらいの予算感で成長してくれ」という意図もあるだろうが…ゲーミングチェアで埋まる程度の中途半端な額もらっても困る。

要するに予算振る側に「審査」する力がないんだよな。そもそも人類の生み出した「計画」というのは常に破られる空想上の概念なんだ

2026-03-25

エゴサ

から自衛隊学校卒業式竹田とか門田とかキ〇〇〇呼ぶのやめるべきなんだよ。真面目にさ。緊急時に引き金ひとつ間違えただけでとんでもないことになるんだぞ

午後7:16 · 2026年3月24日

 

中国大使館不法侵入事件について】

3月24日に発生した現職自衛官による中国大使館不法侵入事件につき「竹田恒泰が自衛隊で講演するからこういうことが起きた」という趣旨投稿散見されます

 

私が自衛隊で講演を行う際に先の大戦について言及する際には、ドイツソ連と組んだことの問題点日華事変拡大の問題点南部仏印進駐問題点などを述べた上で、戦争回避できなかった理由分析し、情報収集分析活用が不十分であったことを述べるなど、日本の過ちに力点をおいた講話をし、日本が失った人命の多さを引き合いに、いかなる戦争も避けるべきことを力説しています

 

特定の国への憎悪煽り、あるいは大使館への実力行使を推奨することなど、あろうはずがありません。

 

従って、私の講話のせいで大使館不法侵入事件が起きたという趣旨投稿は、事実に反するものであるため、法的措置を講じる可能性があります。これまで自衛隊で行った私の講演は、すべて音声データを持っていますので、講演内容については立証できます

 

そもそも、当事件は、自衛隊の格を損なうものであり、称賛できる要素はありません。また、在外日本大使館等への攻撃を誘発する危険や、日本人が襲撃の対象となる危険もあります。起きてはいけない事件であったと思います

 

午前0:54 · 2026年3月25日

竹田恒泰

@takenoma

2026-03-15

anond:20260314233155

投稿し忘れたか消えたので再投稿する

都市部のの電力、ガソリン不足のための施策

2026-03-09

anond:20260309221336

ふむ、増田。よい勘所に気づいたのう。日本の「254日分」という見出しは、原油石油製品在庫に加えて、企業が操業上持っている商業在庫まで抱き合わせで数えることが多いから、国際的な「戦略国家備蓄ガバメント義務備蓄)」だけを指す数字とは一致せんのじゃ♡

    • 「約95日分」という見立て商業在庫や即時統制しにくい分を差し引き、政府裁量で使える在庫に絞ると、その程度に収斂するという整理は筋が通っておるのじゃ。定義と分母(消費か正味輸入か)で日数は大きく変わるから、そこを揃えて比べるのが作法じゃ

    比較のコツ

      • 分母は「国内消費」か「正味輸入」かを必ず明示するのじゃ

      実務上の注意

        要するに、254日分は「広義の在庫」、95日分は「統制可能戦略備蓄」に近い見方というわけじゃ。国際比較ならIEA方式で揃えて語るのが大人流儀増田。ここは基礎の基礎、しっかり押さえておくのじゃ♡

        anond:20260309212706

        緊急用の備蓄放出するのにどんだけ準備が必要なんだ

        緊急時に緊急で使えない備蓄だというのか

        いや議員宿舎に入ればいいだけやんけ

        https://news.yahoo.co.jp/articles/7b7c85134c7065e5e6997bffaf99a30a623ebbe0/comments

        安全のために公共交通機関使用は避けているのだろうけど、難しい問題ですよね。

        ぶっちゃけ有事の際には間に合わないという事が証明されたわけだから、今後非常時の対応は考えた方が良いのかな。

        有事場合もあるので閣僚遅刻しない体制作りが必要です。しかし、現実には事故などによる交通渋滞にはまれば移動手段がなくなる場合も有るし、地震などが起こった場合などは交通機関が全面的に止まる事も有る。

        そういった状況を考えて、米国の様に緊急時ヘリなどを利用した代替方法検討しておいた方が良いと思います

        事故渋滞による想定不能遅刻が許されないというのなら、今後はきちんとオンラインによる実施を整備するべき。

        そうじゃなければ、今後20分前に着いていたのが30分、60分と、「無駄な待ち時間が発生する」ことになる。

         

        下らないイチャモンのために、閣僚の貴重な時間を費やすとか、

        それこそ国益の損失、あるいは税金無駄

        遅刻するな」というなら「そのための対策」を明示化するべき。

        2026-02-26

        anond:20260226010538

        紙はひくけどそもそも外でうんこしたくないので緊急時以外は家でする

        2026-02-25

        夜行バス素人おまえらのために百戦錬磨の俺が

        https://togetter.com/li/2668032

        あとこれの反応に、新幹線とか飛行機使えと言うものがあって愕然とした。

        山陰とか四国とか三重とか、事実上距離の移動手段高速バス第一選択肢になる地域って結構あるんですよ。緊急時には乗らざるを得ないの。

        そうじゃ無けりゃレンタカーとか一気にハードルが上がる。

        で、そう言う路線を使う人らはだいたいよく訓練されているから案外へーきなんだよ。

        2026-02-15

        anond:20260215181208

        女性もありうると思う。茶化しているわけでなく、男女平等観点から

        すぐに徴兵になるとは思わないけど、緊急時にすぐ徴兵やすくすると思う。

        2026-02-10

        緊急事態条項を作ります!なんて言わないよ

        災害等の緊急時被災者の素早い支援の為に、議会を通さずに法案を可決出来る権限を与えます、といった言い回しで作りますよ。もちろん緊急事態条項って名前にする訳もなく。災害等緊急支援法みたいに。作ってしまえばいくらでも拡大解釈できますから台湾有事日本存立危機事態って解釈する人がトップなんだから

        2026-02-03

        anond:20260203113758

        こういうイキリコスパ男がチタンだのタングステンだの「金属の性能としては金やプラチナなんかより優れてるからこっちでいいじゃん!」とかいって選ぶやん

        指輪、ケガとかで急に指腫れると抜けなくなるでしょ

        金とかプラチナなら普通に現場で切れるから安全なんだけど、この手の硬い素材は緊急時に切断できなくて指飛ぶ事例けっこうある

        まあ、いったん切ってまたくっつければいいっちゃいいんだけど

        2026-02-01

        女性土俵から下りてください」



        このくらいのボタンの掛け違いは、十分に起こりえたと思うんだよなぁ

        (※ 一部、保守派の心に響かせるためにおもねった表現になっています)

        via: anond:20260201004808

        2026-01-30

        そうなんだよ。子育て支援に現金で対処するのは副作用でかいんだよ

        そうなんだよ。

        1と3については、ばらまきが実施されても他の方法で防ぐ事はできるかもしれないけど

        2については本当に致命的なんだよな…。

        需要供給がほぼ固定される必須材に、単に補助金入れたらその分値上がりするだけ

        以下の条件に当てはまるものは、物価対策消費者支援にはならない。

        単純にその対象業界への補助金として作用して、単に価格が上がるだけにんるんだよな。

        典型的なのが

        で、教育なんかはこれにあたるんだよな…。特に教育関係需要予測がすごく確実なので(何しろ20年後20歳の上限人数は今年ほぼ決まる)需要が増加しない。

        需要が増加しないと競争が発生しない。そこに補助金が入るとどうなるかと言うと、単純に再調整が行われて、その金額分だけ全体が高くなると言う現象が起きる。

        不動産も同じで、住宅補助はその分家賃が上がるだけと言われる。

        じゃあどうするかと言うところなんだけど、結局は

        • 供給を増やす方向で動かす
        • 長期的に最適になるよう、公的価格統制を行う仕組みを作る

        ただ、供給を増やすのが多くの場合は無理なので、あと失敗するとコントロール不可になってやばいので、大抵は後者を選ぶ事になる。

        例えば、電力インフラ医療福祉などは後者。また、教育についても公的な部分については後者


        ところが、現在の子育て支援教育無償化などはそうなっていないので、単に業界全体に対する補助金として作用しいてる。

        高校無償化は、公的価格統制を作る仕組みに近かったので、教育にかかる金を下げる効果はあったと思われるが、何故かそれを費用統制のない私立まで広げたので台無しになった。

        じゃあどうすんの?子育て支援

        じゃあどうするか、なんだけど、実は日本で唯一、本質的子育て支援少子化対策になったと言える施策がある。

        それが我らが増田からスタートした「保育園落ちた日本死ね」で話題になった、待機児童問題

        そこから待機児童ゼロ政治的キーワードになって日本中で整備されたが、これは非常に大きかったと評価されている。

        方向性としてはこれで、大胆にやるとしたらこの筋だと思うのだが、なかなか行われない。

        また、世界的な整理でも、親が、特に女性キャリアを維持したまま子育てができる支援を手厚くすることが少子化対策になることが示唆されている。

        ということで、やることは例えば、

        まり、親が頑張らなくても子どもが育てられる仕組みを作る、お金があろうとなかろうと利用できる形で整備するのが効果がありそうなんだよ。

        ついでに、人口が減ってく中で、子育て世代をより戦力化できる。

        しか政治的に困難な理由

        すぐにはできなくて票にならないからだよね。

        政治家は許される理由があれば金をばらまきたいといつも思っている生き物だから安易にそっちにいく

        最近政治家にはすぐに政策を実現させる事を求めがちだってのもある。

        それから子育ては親がやる物と言う考え方が伝統的にあるのもできない。

        ただ、介護家族がやるものだったのが、段々と変わってきたのだから、やってできなくはないと思うんだがな。

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