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2024.02.02 20240201 木
 6時20分起床。少し早く起きるだけなのに、灯りを点けないと1階に下りる階段が暗くてよく見えないほどだ。

 今日の東証市場は下がっているが、決算発表で運輸、電力など一部の保有株が値を飛ばしているので、それらをよい値で5ユニット売る。保有株式はどんどん減っていく。今後の収益機会を逸しているとも言えるが、損益リスクを着実に減らしていると考えることもできる。

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(関係ないケド、73歳になった近時の天龍源一郎。いい貌をしている。)

 2024年1月分の株式投資の概況について整理しておく。
 日経平均はこの1か月で8.43%の大きな上昇を示し、月末締めベースとしては統計を取り始めた2022年12月以降の最高額、20数年前のバブル期並みの高さとなっている。
 一方、当方の資産は、株式投資に充てている総額のおよそ4割が株式保有の形になっていて(残りの6割は余裕資金として証券会社の預かり金となっている)、総額対比で3.24%の増となった。全体の4割の投資額の部分の伸び率ということでみれば、3.24×10÷4で8%程度となることから、日経平均とほぼ同程度だったと言えよう。
 また1月は、取引ユニット(高い株式なら100株などの最低単位、安い株式なら数百株まとめて数十万円程度)ベースで買いが3だったのに対して売りが27と、大きな売り越しとなった。想定以上に相場が上がっているわけだから、自ずとそうなる。ひと月の利益確定額(買った株式を売ったときの差額)も一定程度得られることができ、この数か月間を均せば現役時代の手取り相当額程度を安定的に確保することができている。
 市況がこれほど過熱していれば、今後の展開としては下げ方向に向かう確率の方が高いと思われ、そうなったときにはいつでも値ごろ感が出たものを買いに走ることができる十分な余裕資金を手元に置いている。仮にもっと相場が上がったならば、現在も保有している株式を適切にリリースして利益を出していけばよい。こちとらどうせ素人なわけだから、誰よりも多く利潤を上げようなどとはけっして思わないし、そのように行動することが大切だ。

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(自宅でかき揚げ天ぷらそば)

 昼食は自宅にて。生蕎麦があるというので、では今日は「かけ」にして、立ち食いそばで供されるような衣たっぷりのかき揚げを添えてほしいとリクエストする。つれあいはこちらの思いがよくわかっていて、箸で持つと重たいようなぽってりしたかき揚げをつくってくれた。薄味のそばつゆに生卵、ワカメ、ネギ。作り手側の腹具合が重視され、2.5人分の蕎麦を1弱対1.5強ほどに盛り付けているようで、当方の食する量はかなり多いのだが、おいしいのでぺろりと食べてしまった。

 午後は、5週間ぶりに母の面会のためC病院へと赴く。会うたびに着実に老化が進んでいることがわかり、リモートの画面越しに話していても、耳は聴こえるけれども眼がほとんど見えず、あらぬ方向を向いている。普段はベッドで横になっているためか、わずか15分間の面会でも疲れる様子が伝わってくる。具体的な会話もあまりできなくなっている。
 看護師によれば、ふつうの給食が食べられなくなり、チューブ入りの栄養補助食のようなものを口から摂取していて、まだ点滴などは使っていないという。また、レクリエーション時には車椅子で参加するが、疲れるので早めにベッドに戻っているということだった。
 点滴に頼らざるを得なくなる日もそう遠いことではないように思われ、そうなれば来るべき時が来るのは早いのかもしれない。

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(okinawa-image)

 この日の読書は、「新装版 竜馬がゆく(2)」から始めて120ページ。今日読んだところでは、なぜ剣客修行一辺倒の竜馬が尊王運動の志士となっていったのかの一端が記されている。

 飲んだあとの夜は、本を「短篇ベストコレクション 現代の小説2012」に持ち替えて、就寝まで60ページ。
 中島京子の「妻が椎茸だったころ」は、定年退職の2日後に妻が急逝し、その妻が生前申し込んでいた料理教室に出向くことになった男の話。表題に、奇妙に惹かれる。
 ねじめ正一の「ケーキ屋のおばさん」は、恋心を抱いているお姉さんから、主人公の中学生の母が自殺未遂を起こした過去を聞かされる。揺れ動く少年の心が中学生の言葉で語られるのだが、その結末の描き方がよくわからない。

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