| Home |
2022.01.04
20220103 月
7時起床。夜から朝にかけての降雪はないが、気温が下がったようで、路面の残雪はガリガリに凍っている。箱根駅伝の復路放送を観ながら一日が始まる。
午前中はそのままずるずると何もせずに時間が経ってしまった感じだ。これではイカンのだがなぁ。ま、正月だしいいんじゃないのかという、気の緩みもあってのことだ。
昼食は、3日ぶりの外食。正月は家で大人しくしていたからね。昼メシを店で食べるのはひとつの趣味であって、日々の暮らしのなかでの楽しみにもなっているので、今後もしばらくは食べ歩きの日々を送りたい。
2022年の外食1食目は、ごはんもの、しかも中華でいきたい。ということで、1年1か月ぶりに桜田南の「三宝亭桜田店」へ。ここなら麺類か炒飯がいいのだろうが、レバニラ定食が食べたい。ところが、かつてあったそのメニューは見当たらず、代わりに若鶏の唐揚げ定食825円をいってみた。
中華料理店では、鶏の唐揚げは胸肉を使うところが多く、ここもそう。したがって、モモ肉のようなジューシーさがないのは惜しいところ。ただ、さすが米どころの新潟資本の店だけあって、炊き立ての白ごはんがふっくらとしていてすごくおいしい。今回は正月で通常料金だったが、平日ならランチタイムは715円で食べられるようだ。

(「三宝亭桜田店」の若鶏の唐揚げ定食)
母の施設から電話。昨晩から深夜にかけて2度、体の自由が利かないと訴えて、ベッド脇に座り込んでいたという。ベッドから落ちた様子などもなく、脈拍・血圧・血中酸素濃度などは正常、眼が見えないと言っているが自分でウォシュレットを操作しているので見えないわけではないらしい。様子を見て何かあればまた連絡するということだった。
どういうことなのかははっきりしないが、健康には自信を持っていた母も少しは現実に気づき愕然としているところがあるのではないかと思う。
首筋が寒いので大至急スカーフを持ってきてほしいと言っているというが、持って行っているものが何本かあるのでそれを使ってくれと職員に伝える。手元にあることを母はもう覚えていないだけのことだ。寒ければタオルなどを代用すれば済むのだが、母は通院するときに使うスカーフが欲しいと思って言っているのだろうと想像する。幸いその後は連絡がない。
14時近くの全チームゴールインまで、箱根駅伝を観る。青学大が新記録で圧勝。中央大は6位に入り、10年ぶりのシード権獲得となったのがちょっと嬉しい。亜細亜、東京農業、日本、拓殖、立教、大東文化、関東学院などは出られなかったのだな。

(中大が総合6位に入り、10年ぶりのシード権を獲得した)
彼女を連れて帰形している次男らと会って会食を終えたつれあいが戻ってきた。次男の休職理由はメニエル病で、本人曰くその前しばらくの間、目一杯の仕事が続いたためで、2月から復帰する予定とのこと。
そして、そんなわが息子とはちがって、同行の女性はしっかりした人だという印象を受けたようだった。倅と同じようなチャラい女性では困るので、その点については喜ばしい。
やはり問題の多くは自分の倅がカギを握る形になる。次に彼がどのような行動に出るのか予想できないが、まあ、こちらからは前にも後ろにも動く気はないので、お手並み拝見という姿勢のままでかまわないだろう。他力に期待するのではなく、自分の道は自分で切り拓き、困難を解決していけばいい。そういうクセを自分につけてもらいたいものだ。
遅い午後から、映画「静かなる男(The Quiet Man)」を観る。1952年に公開されたアメリカ映画で、監督ジョン・フォード、主演ジョン・ウェインのコンビによる名作人情喜劇だ。
アメリカを離れて自分のルーツであるアイルランドに移り住む主人公ショーン・ソーントンには、アイルランド移民の子であるジョン・フォード自身の郷愁がこめられている。撮影はアイルランド西部、ゴールウェイ県とメイヨー県の境にあり、コリブ湖やアッシュフォード城も近くにあるコングという村で行われている。コングには司馬ら一行も訪れている。

(「静かなる男」のジョン・ウェインとモーリン・オハラ)
アイルランド系アメリカ人の青年ショーン(ジョン・ウェイン)は、生まれ故郷であり幼少期をすごしたアイルランドの小村イニスフリーを訪ね、居を構える。最初は奇妙がられていたものの、誠実で逞しく気のいい青年は、たちまち街の人々の人気者となる。
ショーンはやがて隣のダナハー家の勝気な村娘メアリー・ケイト(モーリン・オハラ)と恋仲になる。しかし粗暴でひねくれ者の兄レッド・ウィルはショーンを気に入らず、二人が結婚した後も持参金を持たせなかった。それはアイルランドの風習では恥に値することだったが、アメリカ育ちのショーンには理解できない。
メアリー・ケイトに背中を押され、とにかくも説得を試みようとするショーンをレッド・ウィルは挑発し、決闘をもちかける。しかしショーンは拒絶する。ショーンはかつてアメリカでプロボクサーをしていた頃、試合で相手を殴り殺してしまったことがあり、二度と金のために暴力は振るわないと誓っていたのだ。
しかしそれは、やはりアイルランドの気質からは外れたものであり、愛しながらも夫の臆病さを恥じたメアリー・ケイトは、とうとう新居を出ていってしまう。
これ以上彼女に恥をかかせるなという友人らの忠告に、いよいよ覚悟を決めたショーンは、メアリー・ケイトを力ずくで連れ戻し、レッド・ウィルと決闘する。街中の人々が取り囲み、やんやと騒ぎたてる中で、男2人の激しい殴り合いが続く……。
その晩、拳で理解しあった2人は、肩を組んでメアリー・ケイトの待つ新居へ戻り、黒ビールで乾杯するのであった。
22時半、早めの消灯。
「街道をゆく31 愛蘭土紀行Ⅱ」を70ページ。
午前中はそのままずるずると何もせずに時間が経ってしまった感じだ。これではイカンのだがなぁ。ま、正月だしいいんじゃないのかという、気の緩みもあってのことだ。
昼食は、3日ぶりの外食。正月は家で大人しくしていたからね。昼メシを店で食べるのはひとつの趣味であって、日々の暮らしのなかでの楽しみにもなっているので、今後もしばらくは食べ歩きの日々を送りたい。
2022年の外食1食目は、ごはんもの、しかも中華でいきたい。ということで、1年1か月ぶりに桜田南の「三宝亭桜田店」へ。ここなら麺類か炒飯がいいのだろうが、レバニラ定食が食べたい。ところが、かつてあったそのメニューは見当たらず、代わりに若鶏の唐揚げ定食825円をいってみた。
中華料理店では、鶏の唐揚げは胸肉を使うところが多く、ここもそう。したがって、モモ肉のようなジューシーさがないのは惜しいところ。ただ、さすが米どころの新潟資本の店だけあって、炊き立ての白ごはんがふっくらとしていてすごくおいしい。今回は正月で通常料金だったが、平日ならランチタイムは715円で食べられるようだ。

(「三宝亭桜田店」の若鶏の唐揚げ定食)
母の施設から電話。昨晩から深夜にかけて2度、体の自由が利かないと訴えて、ベッド脇に座り込んでいたという。ベッドから落ちた様子などもなく、脈拍・血圧・血中酸素濃度などは正常、眼が見えないと言っているが自分でウォシュレットを操作しているので見えないわけではないらしい。様子を見て何かあればまた連絡するということだった。
どういうことなのかははっきりしないが、健康には自信を持っていた母も少しは現実に気づき愕然としているところがあるのではないかと思う。
首筋が寒いので大至急スカーフを持ってきてほしいと言っているというが、持って行っているものが何本かあるのでそれを使ってくれと職員に伝える。手元にあることを母はもう覚えていないだけのことだ。寒ければタオルなどを代用すれば済むのだが、母は通院するときに使うスカーフが欲しいと思って言っているのだろうと想像する。幸いその後は連絡がない。
14時近くの全チームゴールインまで、箱根駅伝を観る。青学大が新記録で圧勝。中央大は6位に入り、10年ぶりのシード権獲得となったのがちょっと嬉しい。亜細亜、東京農業、日本、拓殖、立教、大東文化、関東学院などは出られなかったのだな。

(中大が総合6位に入り、10年ぶりのシード権を獲得した)
彼女を連れて帰形している次男らと会って会食を終えたつれあいが戻ってきた。次男の休職理由はメニエル病で、本人曰くその前しばらくの間、目一杯の仕事が続いたためで、2月から復帰する予定とのこと。
そして、そんなわが息子とはちがって、同行の女性はしっかりした人だという印象を受けたようだった。倅と同じようなチャラい女性では困るので、その点については喜ばしい。
やはり問題の多くは自分の倅がカギを握る形になる。次に彼がどのような行動に出るのか予想できないが、まあ、こちらからは前にも後ろにも動く気はないので、お手並み拝見という姿勢のままでかまわないだろう。他力に期待するのではなく、自分の道は自分で切り拓き、困難を解決していけばいい。そういうクセを自分につけてもらいたいものだ。
遅い午後から、映画「静かなる男(The Quiet Man)」を観る。1952年に公開されたアメリカ映画で、監督ジョン・フォード、主演ジョン・ウェインのコンビによる名作人情喜劇だ。
アメリカを離れて自分のルーツであるアイルランドに移り住む主人公ショーン・ソーントンには、アイルランド移民の子であるジョン・フォード自身の郷愁がこめられている。撮影はアイルランド西部、ゴールウェイ県とメイヨー県の境にあり、コリブ湖やアッシュフォード城も近くにあるコングという村で行われている。コングには司馬ら一行も訪れている。

(「静かなる男」のジョン・ウェインとモーリン・オハラ)
アイルランド系アメリカ人の青年ショーン(ジョン・ウェイン)は、生まれ故郷であり幼少期をすごしたアイルランドの小村イニスフリーを訪ね、居を構える。最初は奇妙がられていたものの、誠実で逞しく気のいい青年は、たちまち街の人々の人気者となる。
ショーンはやがて隣のダナハー家の勝気な村娘メアリー・ケイト(モーリン・オハラ)と恋仲になる。しかし粗暴でひねくれ者の兄レッド・ウィルはショーンを気に入らず、二人が結婚した後も持参金を持たせなかった。それはアイルランドの風習では恥に値することだったが、アメリカ育ちのショーンには理解できない。
メアリー・ケイトに背中を押され、とにかくも説得を試みようとするショーンをレッド・ウィルは挑発し、決闘をもちかける。しかしショーンは拒絶する。ショーンはかつてアメリカでプロボクサーをしていた頃、試合で相手を殴り殺してしまったことがあり、二度と金のために暴力は振るわないと誓っていたのだ。
しかしそれは、やはりアイルランドの気質からは外れたものであり、愛しながらも夫の臆病さを恥じたメアリー・ケイトは、とうとう新居を出ていってしまう。
これ以上彼女に恥をかかせるなという友人らの忠告に、いよいよ覚悟を決めたショーンは、メアリー・ケイトを力ずくで連れ戻し、レッド・ウィルと決闘する。街中の人々が取り囲み、やんやと騒ぎたてる中で、男2人の激しい殴り合いが続く……。
その晩、拳で理解しあった2人は、肩を組んでメアリー・ケイトの待つ新居へ戻り、黒ビールで乾杯するのであった。
22時半、早めの消灯。
「街道をゆく31 愛蘭土紀行Ⅱ」を70ページ。
- 関連記事
-
-
20220104 火 2022/01/05
-
20220103 月 2022/01/04
-
20220102 日 2022/01/03
-
| Home |