■ 世界的なスーパースターだったFWカレッカ柏レイソルは1994年のJFLで2位となってJリーグ昇格を果たした。C大阪が同期となる。当時の中心選手はFWカレッカ。ブラジル代表として60試合で29ゴール。1986年のメキシコW杯と1990年のイタリアW杯に出場している世界屈指のストライカーがチームをJリーグ昇格に導いた。FWカレッカは1993年~1996年まで柏でプレーしたが1995年にはJリーグで30試合で10ゴールを記録。Jリーグ史上でも屈指の大物である。
柏の歴代ベストイレブンを考えるときは、やはり、2011年にJ1を制覇したネルシーニョ監督時代の主力が中心となる。絶対に外せないのはMFレアンドロ・ドミンゲスとMF大谷の2人。MFレアンドロ・ドミンゲスは2011年のJリーグMVPに選出されているがドリブルで突破をすることもできて、決定的なスルーパスを出すこともできて、ミドルシュートも強烈で正確。2010年のJ2優勝にも大きく貢献したレジェンドである。
現チームでもボランチの中心として活躍するユース出身のMF大谷は2003年に柏に入団。以後、ずっと柏でプレーしている。J1とJ2の通算試合数は400試合に迫ろうとしている。ボール奪取力が高くてリーダーシップもある。プロ3年目の2005年以降はずっと20試合以上に出場しており、安定感が大きな武器になっている。ハリルJAPANになってから何度か予備登録メンバーに選出されているがフル代表経験はない。
担当記者が選んだ柏レイソルの歴代ベストイレブン GK 菅野孝憲
DF 渡辺毅
DF 洪明甫
DF 近藤直也
MF 明神智和
MF 大谷秀和
MF 酒井宏樹
MF レアンドロ・ドミンゲス
MF ジョルジ・ワグネル
FW 工藤壮人
FW カレッカ