■ 「オリジナル10」の名門クラブJリーグの「オリジナル10」のクラブの1つである広島はJリーグ創設2年目の1994年の1stステージを制覇するなど当初から強豪チームの1つとして結果を残してきた。多くの日本代表プレーヤーを輩出してきたが、やはり、森保監督時代が絶頂期と言える。2012年・2013年・2015年に日本一に輝くなど素晴らしい成績を残した。ミシャ式のサッカーを発展させて安定感のあるチームを作った森保監督の評価は高い。
今シーズンも優勝候補に挙げられていたが開幕からまさかの低迷。残留争いに巻き込まれている。J1は早くも残り9試合となったが3度目の降格の危機を迎えている。開幕前の評価は高かったので仮に広島がJ2に降格するようだと「びっくり降格枠」となる。ヤン・ヨンソン監督になってから4バックを採用。内容的には改善されてきたが思うように勝ち点を積み上げることはできていない。苦しいシーズンになっている。
広島の歴代ベストイレブンを考えたときオートマチックチョイスと言えるのはDF駒野、DF槙野、DF森崎和、MF青山敏、FW佐藤寿の5人である。ペトロヴィッチ監督ならびに森保監督時代に主力として活躍した選手が中心となる。DF駒野は2000年~2007年まで広島でプレーした。精度の高い右足のキックを武器に大きな存在感を発揮した。Jリーグの歴代ベストイレブン候補に挙げられるほどの名プレーヤーである。
担当記者が選んだサンフレッチェ広島の歴代ベストイレブン GK 下田崇
DF 塩谷司
DF ポポヴィッチ
DF 上村健一
MF 青山敏弘
MF 森崎和幸
MF 盧廷潤
FW ハシェック
MF 駒野友一
FW 久保竜彦
FW 佐藤寿人