■ サガン鳥栖の歴代ベストイレブンを考える。2017年2月に「Jリーグ2017 大胆予想!2017年の新布陣&新戦力 J1&J2選手名鑑」という本が宝島社から発売された。定価は540円だったが2016年のJリーグMVPのMF中村憲(川崎F)の「個を生かすサッカーで圧倒し優勝したい。」というインタビューが掲載されるなど期待していた以上に面白い内容に仕上がっている。その中で一番興味深かったのは「担当記者が選出するクラブ別の歴代ベストイレブン」である。
鹿島や浦和などオリジナル10のクラブは今シーズンが25年目のシーズンになる。四半世紀が経過したのでどのクラブもたくさんの優秀な選手を輩出しているので「100人いれば100通りのベストイレブンが出来上がる。」と言える。クラブごとの歴代ベストイレブンを考える作業というのはなかなか面白いものがあるので、とりあえず、2017年にJ1に所属する18クラブの歴代ベストイレブンを考えていきたいと思う。
要望があれば「J2の22クラブの歴代ベストイレブン」も考えていきたいと思うが、
C大阪に続いてJ1で2番目に取り上げるのは鳥栖である。「J2のオリジナル10のクラブ」として2011年まではずっとJ2で活動してきたが、この年にJ2で2位になって初のJ1昇格を果たすとそれ以降はずっとJ1の座を守り通している。J2の初期の頃からは考えられないほどクラブは大きく発展しており、もはや、貧乏なクラブではない。