SC相模原→ 元・日本代表で2002年の日韓W杯で活躍した戸田監督を招聘して2年目のシーズンとなるSC相模原は17節を終えた時点で6勝4敗7分けで勝ち点「25」。昨シーズンは9勝15敗14分けで勝ち点「41」。下から3番目となる18位だったことを考えると「この時点で9位」というのは立派な成績である。「大飛躍のシーズンになっている。」と言えたが6月19日(水)に戸田監督の解任を発表。サッカー界に衝撃が走った。
戸田監督がSC相模原の監督に就任したときに「3年契約を結んだ。」と報道されている。これが事実であるならば3年契約の2年目。契約期間はあと1年半も残っている。「前年に18位だったクラブを率いて9位」というのは十分すぎるほどの結果になる。「このタイミングでの解任は驚き」と言うしかない。フロントの判断については否定的な意見が少なくないが当面は高橋健二コーチがチームを指揮することになった。
「解任の理由」ははっきりしない。解任のリリースの時、SC相模原の平野孝スポーツダイレクターは「今シーズンの目標であるJ2昇格に向けクラブとして今後も継続的に挑戦し続けるため、第17節を終えたこれまでの道程と現時点でのチームの状況に鑑みて総合的に判断しこの結論に至りました。」と公式サイトの中で説明しているが納得はしにくい。フロントに対して批判の声が少なくないのは当然と言える。