ツエーゲン金沢→ 「初のJ3降格」となった金沢は出だしで大きく躓いた。開幕直前に行われた金沢ゴーゴーカレースタジアムのこけら落としの富山戦(H)は1対4で大敗。暗雲が立ち込めたがリーグ戦は開幕3連敗スタートとなった。1節はアウェイで沼津に0対3で大敗して2節はホームでFC今治に1対3で敗れて3節のFC大阪戦に至ってはホームで2対6の大敗を喫した。この4試合で計16失点。序盤戦から守備が崩壊した。
極めて苦しいスタートを切ったが4節の宮崎戦(A)で初勝利を手にすると流れは大きく変わった。17節を終えた時点では7勝5敗5分けで勝ち点「26」。7位に位置する。開幕3連敗スタートだったことを考えると「よく持ち直した。」と言える。首位の大宮との差は大きく広がったが2位以下は大混戦なので「2位のチャンスは十二分にある。」と言える。「1年でのJ2復帰」に向けて現状は悪くないポジションと言える。
17試合で30得点/27失点となる。開幕3試合で計12失点を喫したのでトータルの数字は非常に悪くなるが4節以降に限定すると14試合で27得点/15失点となる。開幕直後は攻撃面もあまり機能しなかったが8節の松本山雅戦(H)で大量6ゴールを奪うなど活発になった。14節からは4試合連続で複数ゴールを記録した。絶対的なストライカーを擁しているわけではないが「得点力はJ3屈指」と言える。破壊力はある。