■ 大宮のJ3優勝はほぼ決まりか?注目は2位争い。J3は20節が終了したが首位の大宮が勝ち点「46」。首位を独走している。2位の沼津との差は「12」。大きく広がっている。直近の20節は沼津 vs 大宮。首位と2位の直接対決はホームの沼津が3対1で勝利したのでその差は少し縮まったがまだ「12差」ある。これを逆転するのは難しい。注目は2位争いになるが2位の沼津から6位のSC相模原まで「4差」、2位の沼津から11位の北九州まで「5差」。大混戦になっている。
たくさんのクラブに2位のチャンスが残っている。かつてないほどの熾烈な争いになっているのでどのクラブも夏の移籍市場で戦力をアップさせて自動昇格に近づきたいがJ3の夏の移籍市場で主役になっているのは金沢になる。降格1年目の金沢は開幕3連敗。最悪のスタートとなったが4節以降は快調に勝ち点を積み上げており、20節を終えた時点で9勝5敗6分けで勝ち点「33」。2位の沼津との差は「1」のみ。
「J3の中で、今、最も状態が良いクラブの1つ」に挙げられるが夏の移籍市場でもアグレッシブな動きを見せている。7月12日(金)の夜の時点でDF平(東京V)、MF西谷和(徳島→無所属)、MF熊谷アンドリュー(千葉)という実力者を3人獲得。大幅な戦力UPに成功した。DF平は34歳、MF熊谷アンドリューは31歳、MF西谷和は30歳。「3人ともベテラン」と言えるが実績は申し分ない。非常に大きな補強と言える。