松本山雅→ J3に降格して早くも3年目となる松本山雅はオフの補強に成功した。エースストライカーのFW小松蓮(→秋田)は流出したものの、MF菊井悠とDF常田の引き留めに成功。DF藤谷壮、MF滝、MF安永などもキープした上でFW浅川(奈良クラブ)、FW安藤翼(SC相模原)の獲得に成功した。さらに経験豊富なDF馬渡(浦和)、DF高橋祥(神戸)、MF高井(横浜FC)、MF山本康(磐田)の獲得にも成功。超・大型補強に成功した。
J3の中では屈指の戦力になったので開幕前の時点では「有力な昇格候補の1つ」と言われたが15節を終えた時点で5勝5敗5分けで勝ち点「20」。イーブンの成績になる。ここまで12位。期待を大きく裏切っている。霜田監督になって2年目。昨シーズンも9位と期待を大きく下回る成績だったので「いつ監督交代が行われても全くおかしくない状況になっている。」と言える。霜田監督のクビは相当に危うくなっている。
15試合で20得点/22失点となる。13節の大宮戦はアウェイで勝利。ここまで無敗だった大宮に初めて土を付けた。強さを見せる試合もあるがなかなか噛み合わない。大きな誤算と言えるのはMF菊井悠とともに攻撃の中心になるはずだったアタッカーのMF高井が開幕前に大怪我をして長期離脱したこと。「全治8か月」と診断されている。霜田監督のサッカーをよく知っている選手を開幕前に失ってしまった。